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もう一つの故郷編
ep401 五艦将には先代がいた!
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「えっ!? あの二人、元五艦将なの!?」
「そうは言っても問題行動が目立ったため、数年前に解任されてますがね。その後釜として就任したのが、それぞれ二代目となる自分とミスター牙島です」
ラルカさんの話を聞いて驚きびっくり。あの二人が元五艦将ならば、あそこまで強くてもおかしくはない。
GT細胞なら牙島も持ってるし、ナノマシンに関してもフロスト博士が開発している。今は解任されてるみたいだけど、五艦将だった当時に強化されたサイボーグってことか。
「ミスターフレイムやミスター牙島のような全身改造ではなく、一般社会に溶け込みながら任務を遂行することを目的とした方々です。ですがそのせいで横暴に能力を使う場面があり、結果として五艦将及び将軍艦隊を解任されました」
「その人達が今は星皇カンパニーの要人である天鐘の護衛ってわけか」
「下手に野放しにもできないので、首輪をつけるという意味もあったそうです。ただ、ミスター天鐘の下についた後も今度は私兵のような形になってしまい、ボスも扱いに困っているそうです」
「うへー……。フロスト博士も大変なんだねぇ。確かにあの天鐘って男、どうにも嫌な臭いがプンプンするのよね。天鐘と一緒になって、権力に溺れてるって言うのかな」
話の続きをラルカさんから聞いてみても、当の元五艦将コンビにあまりいい印象は持てない。
護衛対象である天鐘にしてもそうだけど、どこか分かりやすい小悪党って感じだ。どうりで王族の血を継ぐアタシに取り入ろうとするわけだ。
「正直、アタシってああいう人達がダメなのよね。まだ王族云々の話も考察段階なのに、勝手に話を進めないでほしいもんだよ。できることなら、ラルカさんからも注意してもらえない? 現右舷将となれば、元五艦将にも物申せないかな?」
この話についてはアタシも早々に関与しないよう切り上げたい。鷹広のおっちゃんの時を思い出していい気がしない。
あの時と同じようなことは御免被るし、ここはラルカさんにガツンと言ってもらいたい。
ちょいと他人任せだけど、この人にはそれだけの地位がある。アタシみたいに『一応王族の血縁者』よりも、実際に現職で地位のある人の方が効果あるよね。
「……ミス空鳥が望むのならば、元右舷将と元左舷将については自分が暗殺しましょうか? あなたの言葉ならば、自分も命令として実行に移せます」
「ラ、ラルカさん……?」
アタシが何気なくお願いすると、ラルカさんは肯定的な言葉を返してはくれる。ただし、内容が物騒すぎる。
思わずラルカさんなりのジョークかと思ったけど、どうにもそんな気がしない。だって目がマジだもん。
手元で整備していた拳銃の銃口も軽く壁へと向け、どこか『本当に殺します』ってコメントしてるようにも見える。
――その姿から感じられるのは、かつてアタシが何度も対峙した時に見せた冷たい殺し屋の殺気だ。
「クジャク様の妹君であるツバメ様。その忘れ形見であるミス空鳥の言葉となれば、十分な権威があります。自分も将軍艦隊の現右舷将として、その言葉に従う務めが生じます」
「あ、あのさ、そういう物騒なのは勘弁だからね? そもそも、そんな簡単に暗殺なんてできる相手なの?」
「自分の実力をお忘れですか? これまでミス空鳥でさえ、自分を完全に打ち負かしたことはありません。あの二人ならば総合的に見ても、あなたより厄介ではないでしょう」
「か、仮にそうだったとしても、実際にやっちゃダメだからね? 流石のラルカさんでも、色々と立場が危うくなっちゃうよ?」
「……そうでしょうね。まあ、これは自分なりの殺し屋ジョークというものです。軽く流してください」
「ほ、本当かな~……?」
そのまま話を続けてしまうせいで、アタシも思わずガチ目なストップをかけてしまう。
拳銃を構えながら相手の力量を推し測るように語られると冗談に聞こえない。
そもそも『殺し屋ジョーク』って何ですか? もっと穏便なジョークを所望します。
これまでショーちゃんを誘拐されたり、パンドラの箱争奪戦をしたりで何度も苦汁を舐めさせられはしたけど、なんだかんだでアタシはこの人に助けられた場面も多い。
タケゾーを牙島の毒から救ってくれたし、アタシが瀕死の時も回復薬を用意してくれた。そんな思い出もあるから、アタシもちょっと仲良くしたい気持ちもあるにはある。
――だけど、ラルカさんはやっぱり生粋のウォリアール人と言うべきか。
アタシみたいな偶発的ヒーローではなく、身に纏う空気からも感じられるのは磨き抜かれた戦いに生きる人間の気迫。
どうにもそこに壁を感じてしまい、仲良しこよしとはいきそうにない。
「……少々、お喋りが過ぎたようですね。自分は先に帰りますが、ミス空鳥はもう少しこちらでごゆっくりした方がいいでしょう」
「あれ? もう帰っちゃうの? ここってラルカさんの故郷なんだし、もうちょっとゆっくりしていかない?」
「自分には任務がありますので、あまりゆっくりもできません。それでは先に失礼します」
後、ラルカさんってアタシみたいなタイプの人間が苦手っぽい。なんだかうまく言い逃れするようにラルカさんは椅子から立ち上がり、孤児院を後にしてしまった、
こっちもついつい話を持ち出しちゃうけど、相手が苦手なことを押し付けるのもよくないよね。ちょいと反省。
やっぱ、住む世界が違いすぎるんだろうね。ラルカさんは真面目ではあれど、アタシが知る常識とはベクトルが正反対ってところか。
洗居さんと同じようにはいかないね。これについてはちょいと残念。
「あら? ラルカさんはもう帰られたのですか?」
「えーっと、ここの院長先生だっけ? なんだか茶菓子を用意してもらったのに、ラルカさんが帰っちゃって申し訳ないと言うか……」
ラルカさんが帰って少し経つと、孤児院の院長先生がお茶とお菓子を持って来てくれた。
姿を見ないなと思ったら、わざわざおもてなしの準備までしてくれてたのね。異国でこういう気遣いをしてもらえると心が温かくなってくる。
とはいえ、せっかく二人分用意してくれたのに肝心のラルカさんは帰った後。ここはもうちょっとラルカさんが長居できるようにこちらも気遣いするべきだったか。
「それにしても、ラルカさんはあなたとかなり話をしていたみたいですね。お友達か何かですか?」
「お友達……の正反対な気もするんだけどね。てか、ラルカさんが『かなり話をしてた』ってどゆこと? アタシ、そんなに長々と話してないよ?」
「あの子からしてみれば十分長いですよ。この孤児院にいた頃から一言二言で終わらせてましたし、孤児院に訪れたのも久しぶりな上、誰かを招き入れたのなんか初めてですから」
「……ラルカさん、普段はどんだけ素っ気ないのよ?」
ラルカさんの分のお茶菓子も無駄にしたくないので、アタシと院長先生で机を挟みながら口にして少しお喋りも交える。
いなくなったラルカさんの話題も出てくるけど、なんだからしいと言えばらしい。でもアタシと少し話をしたのがレアケースって、流石にもう少し人付き合いをよくした方がいいんじゃないかな?
まあ、業務的な対応は相応にできてはいるし、生きていく分には問題なさそうだけど。
「ラルカさんがまともに口を開いた相手なんて、この孤児院の創始者ぐらいしかいなかったのですよ。あのお方が幼かったラルカさんを連れて来て、心を開いてくれたのもずいぶん昔の話ですね」
「へー、ラルカさんでも心を開く孤児院の創始者さんか。どんな人だったの?」
「そちらに当時の写真が飾られています。ただ、すぐにこの国を去られてしまったものでして」
そんなラルカさんでも、幼い頃には素直な一面があったようだ。そんな話を聞いちゃったら、アタシもその『心を開いた創始者』ってのに興味が沸いちゃう。
院長先生が指さす先には校長室っぽく当人の写真が飾ってあり、アタシも目を向けて――
「えっ!? こ、この人って!?」
「あら? どなたかご存じなのですか?」
「あ、ああ、いえ……。何でもないです……」
――映りこんできた写真を見て、アタシは創始者の正体をすぐさま判断できた。
まさかこんなところでまで関わってるなんて、運命ってのも随分奇特なもんだ。
思わず否定しちゃったけど、アタシ以上に創始者のことを知ってる人となるとクジャクさんぐらいか。
――『ツバメ・スクリード』
当時の名前で額縁に飾られた写真には、確かに母さんの姿が写っていた。
「そうは言っても問題行動が目立ったため、数年前に解任されてますがね。その後釜として就任したのが、それぞれ二代目となる自分とミスター牙島です」
ラルカさんの話を聞いて驚きびっくり。あの二人が元五艦将ならば、あそこまで強くてもおかしくはない。
GT細胞なら牙島も持ってるし、ナノマシンに関してもフロスト博士が開発している。今は解任されてるみたいだけど、五艦将だった当時に強化されたサイボーグってことか。
「ミスターフレイムやミスター牙島のような全身改造ではなく、一般社会に溶け込みながら任務を遂行することを目的とした方々です。ですがそのせいで横暴に能力を使う場面があり、結果として五艦将及び将軍艦隊を解任されました」
「その人達が今は星皇カンパニーの要人である天鐘の護衛ってわけか」
「下手に野放しにもできないので、首輪をつけるという意味もあったそうです。ただ、ミスター天鐘の下についた後も今度は私兵のような形になってしまい、ボスも扱いに困っているそうです」
「うへー……。フロスト博士も大変なんだねぇ。確かにあの天鐘って男、どうにも嫌な臭いがプンプンするのよね。天鐘と一緒になって、権力に溺れてるって言うのかな」
話の続きをラルカさんから聞いてみても、当の元五艦将コンビにあまりいい印象は持てない。
護衛対象である天鐘にしてもそうだけど、どこか分かりやすい小悪党って感じだ。どうりで王族の血を継ぐアタシに取り入ろうとするわけだ。
「正直、アタシってああいう人達がダメなのよね。まだ王族云々の話も考察段階なのに、勝手に話を進めないでほしいもんだよ。できることなら、ラルカさんからも注意してもらえない? 現右舷将となれば、元五艦将にも物申せないかな?」
この話についてはアタシも早々に関与しないよう切り上げたい。鷹広のおっちゃんの時を思い出していい気がしない。
あの時と同じようなことは御免被るし、ここはラルカさんにガツンと言ってもらいたい。
ちょいと他人任せだけど、この人にはそれだけの地位がある。アタシみたいに『一応王族の血縁者』よりも、実際に現職で地位のある人の方が効果あるよね。
「……ミス空鳥が望むのならば、元右舷将と元左舷将については自分が暗殺しましょうか? あなたの言葉ならば、自分も命令として実行に移せます」
「ラ、ラルカさん……?」
アタシが何気なくお願いすると、ラルカさんは肯定的な言葉を返してはくれる。ただし、内容が物騒すぎる。
思わずラルカさんなりのジョークかと思ったけど、どうにもそんな気がしない。だって目がマジだもん。
手元で整備していた拳銃の銃口も軽く壁へと向け、どこか『本当に殺します』ってコメントしてるようにも見える。
――その姿から感じられるのは、かつてアタシが何度も対峙した時に見せた冷たい殺し屋の殺気だ。
「クジャク様の妹君であるツバメ様。その忘れ形見であるミス空鳥の言葉となれば、十分な権威があります。自分も将軍艦隊の現右舷将として、その言葉に従う務めが生じます」
「あ、あのさ、そういう物騒なのは勘弁だからね? そもそも、そんな簡単に暗殺なんてできる相手なの?」
「自分の実力をお忘れですか? これまでミス空鳥でさえ、自分を完全に打ち負かしたことはありません。あの二人ならば総合的に見ても、あなたより厄介ではないでしょう」
「か、仮にそうだったとしても、実際にやっちゃダメだからね? 流石のラルカさんでも、色々と立場が危うくなっちゃうよ?」
「……そうでしょうね。まあ、これは自分なりの殺し屋ジョークというものです。軽く流してください」
「ほ、本当かな~……?」
そのまま話を続けてしまうせいで、アタシも思わずガチ目なストップをかけてしまう。
拳銃を構えながら相手の力量を推し測るように語られると冗談に聞こえない。
そもそも『殺し屋ジョーク』って何ですか? もっと穏便なジョークを所望します。
これまでショーちゃんを誘拐されたり、パンドラの箱争奪戦をしたりで何度も苦汁を舐めさせられはしたけど、なんだかんだでアタシはこの人に助けられた場面も多い。
タケゾーを牙島の毒から救ってくれたし、アタシが瀕死の時も回復薬を用意してくれた。そんな思い出もあるから、アタシもちょっと仲良くしたい気持ちもあるにはある。
――だけど、ラルカさんはやっぱり生粋のウォリアール人と言うべきか。
アタシみたいな偶発的ヒーローではなく、身に纏う空気からも感じられるのは磨き抜かれた戦いに生きる人間の気迫。
どうにもそこに壁を感じてしまい、仲良しこよしとはいきそうにない。
「……少々、お喋りが過ぎたようですね。自分は先に帰りますが、ミス空鳥はもう少しこちらでごゆっくりした方がいいでしょう」
「あれ? もう帰っちゃうの? ここってラルカさんの故郷なんだし、もうちょっとゆっくりしていかない?」
「自分には任務がありますので、あまりゆっくりもできません。それでは先に失礼します」
後、ラルカさんってアタシみたいなタイプの人間が苦手っぽい。なんだかうまく言い逃れするようにラルカさんは椅子から立ち上がり、孤児院を後にしてしまった、
こっちもついつい話を持ち出しちゃうけど、相手が苦手なことを押し付けるのもよくないよね。ちょいと反省。
やっぱ、住む世界が違いすぎるんだろうね。ラルカさんは真面目ではあれど、アタシが知る常識とはベクトルが正反対ってところか。
洗居さんと同じようにはいかないね。これについてはちょいと残念。
「あら? ラルカさんはもう帰られたのですか?」
「えーっと、ここの院長先生だっけ? なんだか茶菓子を用意してもらったのに、ラルカさんが帰っちゃって申し訳ないと言うか……」
ラルカさんが帰って少し経つと、孤児院の院長先生がお茶とお菓子を持って来てくれた。
姿を見ないなと思ったら、わざわざおもてなしの準備までしてくれてたのね。異国でこういう気遣いをしてもらえると心が温かくなってくる。
とはいえ、せっかく二人分用意してくれたのに肝心のラルカさんは帰った後。ここはもうちょっとラルカさんが長居できるようにこちらも気遣いするべきだったか。
「それにしても、ラルカさんはあなたとかなり話をしていたみたいですね。お友達か何かですか?」
「お友達……の正反対な気もするんだけどね。てか、ラルカさんが『かなり話をしてた』ってどゆこと? アタシ、そんなに長々と話してないよ?」
「あの子からしてみれば十分長いですよ。この孤児院にいた頃から一言二言で終わらせてましたし、孤児院に訪れたのも久しぶりな上、誰かを招き入れたのなんか初めてですから」
「……ラルカさん、普段はどんだけ素っ気ないのよ?」
ラルカさんの分のお茶菓子も無駄にしたくないので、アタシと院長先生で机を挟みながら口にして少しお喋りも交える。
いなくなったラルカさんの話題も出てくるけど、なんだからしいと言えばらしい。でもアタシと少し話をしたのがレアケースって、流石にもう少し人付き合いをよくした方がいいんじゃないかな?
まあ、業務的な対応は相応にできてはいるし、生きていく分には問題なさそうだけど。
「ラルカさんがまともに口を開いた相手なんて、この孤児院の創始者ぐらいしかいなかったのですよ。あのお方が幼かったラルカさんを連れて来て、心を開いてくれたのもずいぶん昔の話ですね」
「へー、ラルカさんでも心を開く孤児院の創始者さんか。どんな人だったの?」
「そちらに当時の写真が飾られています。ただ、すぐにこの国を去られてしまったものでして」
そんなラルカさんでも、幼い頃には素直な一面があったようだ。そんな話を聞いちゃったら、アタシもその『心を開いた創始者』ってのに興味が沸いちゃう。
院長先生が指さす先には校長室っぽく当人の写真が飾ってあり、アタシも目を向けて――
「えっ!? こ、この人って!?」
「あら? どなたかご存じなのですか?」
「あ、ああ、いえ……。何でもないです……」
――映りこんできた写真を見て、アタシは創始者の正体をすぐさま判断できた。
まさかこんなところでまで関わってるなんて、運命ってのも随分奇特なもんだ。
思わず否定しちゃったけど、アタシ以上に創始者のことを知ってる人となるとクジャクさんぐらいか。
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