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武神女帝編
ep432 極彩鳥の武神女帝:マーシャルクイーン
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一応の目的は話をすることだったけど、ここまで来たら細かいことは抜きにしよう。どのみちクジャクさんが天鐘に味方しているのならば、ここで倒さないと洗居さん救出に繋がらない。
将軍艦隊を従えるウォリアールにおいても『マーシャルクイーン』なんて呼ばれてるらしいけど、目の前に倒すべき障害となるならば打ち倒すのみだ。
「覚悟しておくんなよ、クジャクさん! 本気のアタシだって伊達じゃないからね!」
この人の能力はいまだ謎に包まれている。本来ならありえないスピードで自身や物体を瞬間移動させる技巧があることだけは分かる。
ならば先手必勝。やられる前にやる作戦。
生体コイルの稼働率を跳ね上げ、デバイスロッドを握りながら全速力でクジャクさん目がけて突進を――
カチンッ
「猪突猛進、意気揚々なる突撃も結構。されど、私には届かぬな」
「えっ……!? は、背後に……!?」
――仕掛けたはずなのに、何故かクジャクさんの声が背後から聞こえてくる。
まさか、もうあの謎の能力を発動させたの? 一体、いつどのタイミングで?
などという疑問を抱いている暇もない。こっちもすぐさま体をひるがえし、デバイスロッドで守りに入る。
ガチィィイン!
「ッ!? それって、さっきのステッキ!? 変形してる!?」
「隼殿が本気で挑んでくる以上、こちらも本気を出さねば無作法であろう? これぞ、スクリード家の技術を結集させたある種の法具……『掃天笏』と呼ばれる可変武装だ」
なんとか防ぐことはできたものの、驚くべきは攻撃してきた武器の形状だ。
クジャクさんが普段から手に持っているステッキと同じらしいが、まるで槍のように伸びている。両端にも刃と円盤が取り付けられ、全体的なフォルムは時計の針のようだ。同時にどこか神々しささえ感じる。
まさか掃天笏とかいう法具まで用意してるなんてね。クジャクさんも本気ってことか。
「そんな瞬間移動があるなら、いっそ接近戦パワー勝負――って!? は、速い!?」
「言ったであろう? 私はウォリアールにおいて武神とも称される腕の持ち主。戦いの年季が違うということだ!」
距離を離されては不利と判断するも、クジャクさんは接近戦でも相当強い。
アタシのように超人的なパワーはないけど、それを技量でカバーしてくるタイプか。ラルカさんやフェリアさんと同じだけど、その技量は完全に上を行ってる。
――まさか、アタシの叔母さんがこんなにとんでもなく強いだなんて、誰が予測できただろうか?
「ほれ、この程度で防戦一方となっては、私を打ち倒すことなど叶わぬぞ?」
カチンッ ――ヒュンッ!
「くっ!? また瞬間移動!?」
クジャクさんは完全にアタシの力量も見切り、状況に応じて戦い方を分けてくる。
こちらの守りが固くなれば、瞬間移動で背後をとる。背後をとれば、掃天笏による槍術で隙を狙って攻撃。
テンプレじみた戦い方だけど、そのテンプレを完全になぞるように攻めてくるから隙がない。シンプルイズベストの究極系とも言うべきか。
これは実力差を感じずにはいられない。こうなってくると、多少は卑怯な手でも講じる必要がある。
「流石に空中まではクジャクさんでも追いつけないでしょ!」
「成程、確かにその通りだ。私は隼殿のように、空を飛ぶ術は持ち合わせておらぬのでな」
「そんでもって……電撃魔術玉ぁぁああ!!」
ここはさっきと違って屋外だ。デバイスロッドで宙を舞うスペースは十分にある。
クジャクさんの手が届かない距離まで浮遊し、そこから電撃魔術玉。実にチキンな戦法だけど、今はこうするぐらいしか対抗策がない。
仮に瞬間移動で避けられたとしても、ここから連撃に打って出れば反撃の機会はくる。
「どりゃぁぁぁあ!!」
「若く浅はかながらも、私に挑むその心意気やよし。……避けるばかりも無礼であろうな」
カチンッ ――ギュオンッ!
「え!? ま、また何を!? 今度は電撃魔術玉が!?」
期待を胸に電撃魔術玉を放つも、クジャクさんはさらにとんでもない手を打ってくる。
クジャクさんは回避などせず、真正面から電撃魔術玉へと挑んでいった。いや、それどころの話じゃない。
――あろうことか、電撃魔術玉そのものをアタシへ跳ね返してきたのだ。
「うぐぅ!? い、一体本当に、何をやったってのさ……!?」
「私の持つこの技巧を破らぬ限り、隼殿に勝利はない。……己が望みを果たしたくば、見事超えてみせよ!」
幸い、避ける分には問題なかった。電撃魔術玉といった自身が作った電気エネルギーならば、アタシには手に取るように流れが見える。
とはいえ、内心では冷や汗ものだ。アタシの必殺技を跳ね返してくるなんて、それこそ固厳首相でもできなかった。おまけにその瞬間でさえも目視できない。
あえて過去にできそうだった人間を指すならば、ベクトル反転能力を持った大凍亜連合総帥の氷山地とか――
「『瞬間さえも見えない』……? 『ベクトルの反転』……? それに、さっきからカチカチ聞こえる音と掃天笏の形状……? ま、まさか!?」
――そうやって考察が頭に浮かぶ中で、アタシは一つの仮説に辿り着く。
あまりに漠然とした要因も含まれている。全ての要因が揃っていても、実現性さえ難しい。
だけど、この仮説が正しければ全てに納得できる。
「……ンク! ンク! ――プハァ! いや、本当にクジャクさんを舐めてかかってなんかいられないね。ちょいとチャージタイムでも挟まないと、こっちも息切れしちゃいそうだ」
「ほうほう。まだ隼殿は全力を出し切っていないと申すか? 酒で一息入れる機会ぐらい、私も見逃してやろう」
後はアタシが立てた仮説が正しいかの証明だ。燃料補給の意味も含め、まずは懐から取り出したボトルを口に付ける。
クジャクさんも特に邪魔はせず、余裕そうにこちらを見ている。この人、さっきからアタシの出方を伺うのが優先なんだよね。そこも予想通りで安心した。
――後はこの作戦で、クジャクさんのカラクリを見切れるかどうかだ。
「なんだったら、クジャクさんも一杯いかが? ほれ。……あっ、ごめん。外しちゃった」
場の言動にあえて流されるような態度をとり、アタシは別のボトルをクジャクさんへと投げ渡す。
ただし、その方角は完全に明後日の方角だ。これ自体がクジャクさんのカラクリを確認するための布石。
ボトルを投げたと同時にコンタクトレンズの機能を使い、あらゆる物体の動きを計測しにかかる。
カチンッ ――パシン
「これこれ、危ないではないか。そのようなコントロールでは、せっかくのボトルが台無しであろう? 私も酒は好きなのでな」
そんなキャッチ不可能と思われたボトルでさえ、クジャクさんは難なく左手に取っている。アタシに忠告する余裕のおまけつきだ。
確かに危ないことはしたと思うよ。でも、クジャクさんなら絶対にキャッチできると思ってた。
――計測結果を見れば、アタシの仮説の証明にもなる。
「……約二秒」
「むう?」
「約二秒だね。位置や速度の関係からしてさ」
人間どころか物体である以上、動くからには時間を要する。仮にクジャクさんが瞬間移動できたとしても、体の動きまではそうもいかない。
だけど、今のクジャクさんは自らの位置をボトルの位置まで移したどころか、余裕そうにボトルを手に取ってこちらを見つめてくる。
そのわずか前に見えたのは、掃天笏に取り付けられた円盤を地面に擦らせるクジャクさんの姿。今はもう地面からも離し、姿勢そのものが変わっている。
カラクリの原理を完全に見切れたわけじゃない。でも、ボトルやクジャクさんの位置関係から割り出した計算結果から、そう考える他ない。
恐ろしい能力だけど、おそらくクジャクさんは――
「あんたは瞬間移動してるんじゃない。……『時間を止めてる』んだ。体感時間にして、約二秒間……!」
将軍艦隊を従えるウォリアールにおいても『マーシャルクイーン』なんて呼ばれてるらしいけど、目の前に倒すべき障害となるならば打ち倒すのみだ。
「覚悟しておくんなよ、クジャクさん! 本気のアタシだって伊達じゃないからね!」
この人の能力はいまだ謎に包まれている。本来ならありえないスピードで自身や物体を瞬間移動させる技巧があることだけは分かる。
ならば先手必勝。やられる前にやる作戦。
生体コイルの稼働率を跳ね上げ、デバイスロッドを握りながら全速力でクジャクさん目がけて突進を――
カチンッ
「猪突猛進、意気揚々なる突撃も結構。されど、私には届かぬな」
「えっ……!? は、背後に……!?」
――仕掛けたはずなのに、何故かクジャクさんの声が背後から聞こえてくる。
まさか、もうあの謎の能力を発動させたの? 一体、いつどのタイミングで?
などという疑問を抱いている暇もない。こっちもすぐさま体をひるがえし、デバイスロッドで守りに入る。
ガチィィイン!
「ッ!? それって、さっきのステッキ!? 変形してる!?」
「隼殿が本気で挑んでくる以上、こちらも本気を出さねば無作法であろう? これぞ、スクリード家の技術を結集させたある種の法具……『掃天笏』と呼ばれる可変武装だ」
なんとか防ぐことはできたものの、驚くべきは攻撃してきた武器の形状だ。
クジャクさんが普段から手に持っているステッキと同じらしいが、まるで槍のように伸びている。両端にも刃と円盤が取り付けられ、全体的なフォルムは時計の針のようだ。同時にどこか神々しささえ感じる。
まさか掃天笏とかいう法具まで用意してるなんてね。クジャクさんも本気ってことか。
「そんな瞬間移動があるなら、いっそ接近戦パワー勝負――って!? は、速い!?」
「言ったであろう? 私はウォリアールにおいて武神とも称される腕の持ち主。戦いの年季が違うということだ!」
距離を離されては不利と判断するも、クジャクさんは接近戦でも相当強い。
アタシのように超人的なパワーはないけど、それを技量でカバーしてくるタイプか。ラルカさんやフェリアさんと同じだけど、その技量は完全に上を行ってる。
――まさか、アタシの叔母さんがこんなにとんでもなく強いだなんて、誰が予測できただろうか?
「ほれ、この程度で防戦一方となっては、私を打ち倒すことなど叶わぬぞ?」
カチンッ ――ヒュンッ!
「くっ!? また瞬間移動!?」
クジャクさんは完全にアタシの力量も見切り、状況に応じて戦い方を分けてくる。
こちらの守りが固くなれば、瞬間移動で背後をとる。背後をとれば、掃天笏による槍術で隙を狙って攻撃。
テンプレじみた戦い方だけど、そのテンプレを完全になぞるように攻めてくるから隙がない。シンプルイズベストの究極系とも言うべきか。
これは実力差を感じずにはいられない。こうなってくると、多少は卑怯な手でも講じる必要がある。
「流石に空中まではクジャクさんでも追いつけないでしょ!」
「成程、確かにその通りだ。私は隼殿のように、空を飛ぶ術は持ち合わせておらぬのでな」
「そんでもって……電撃魔術玉ぁぁああ!!」
ここはさっきと違って屋外だ。デバイスロッドで宙を舞うスペースは十分にある。
クジャクさんの手が届かない距離まで浮遊し、そこから電撃魔術玉。実にチキンな戦法だけど、今はこうするぐらいしか対抗策がない。
仮に瞬間移動で避けられたとしても、ここから連撃に打って出れば反撃の機会はくる。
「どりゃぁぁぁあ!!」
「若く浅はかながらも、私に挑むその心意気やよし。……避けるばかりも無礼であろうな」
カチンッ ――ギュオンッ!
「え!? ま、また何を!? 今度は電撃魔術玉が!?」
期待を胸に電撃魔術玉を放つも、クジャクさんはさらにとんでもない手を打ってくる。
クジャクさんは回避などせず、真正面から電撃魔術玉へと挑んでいった。いや、それどころの話じゃない。
――あろうことか、電撃魔術玉そのものをアタシへ跳ね返してきたのだ。
「うぐぅ!? い、一体本当に、何をやったってのさ……!?」
「私の持つこの技巧を破らぬ限り、隼殿に勝利はない。……己が望みを果たしたくば、見事超えてみせよ!」
幸い、避ける分には問題なかった。電撃魔術玉といった自身が作った電気エネルギーならば、アタシには手に取るように流れが見える。
とはいえ、内心では冷や汗ものだ。アタシの必殺技を跳ね返してくるなんて、それこそ固厳首相でもできなかった。おまけにその瞬間でさえも目視できない。
あえて過去にできそうだった人間を指すならば、ベクトル反転能力を持った大凍亜連合総帥の氷山地とか――
「『瞬間さえも見えない』……? 『ベクトルの反転』……? それに、さっきからカチカチ聞こえる音と掃天笏の形状……? ま、まさか!?」
――そうやって考察が頭に浮かぶ中で、アタシは一つの仮説に辿り着く。
あまりに漠然とした要因も含まれている。全ての要因が揃っていても、実現性さえ難しい。
だけど、この仮説が正しければ全てに納得できる。
「……ンク! ンク! ――プハァ! いや、本当にクジャクさんを舐めてかかってなんかいられないね。ちょいとチャージタイムでも挟まないと、こっちも息切れしちゃいそうだ」
「ほうほう。まだ隼殿は全力を出し切っていないと申すか? 酒で一息入れる機会ぐらい、私も見逃してやろう」
後はアタシが立てた仮説が正しいかの証明だ。燃料補給の意味も含め、まずは懐から取り出したボトルを口に付ける。
クジャクさんも特に邪魔はせず、余裕そうにこちらを見ている。この人、さっきからアタシの出方を伺うのが優先なんだよね。そこも予想通りで安心した。
――後はこの作戦で、クジャクさんのカラクリを見切れるかどうかだ。
「なんだったら、クジャクさんも一杯いかが? ほれ。……あっ、ごめん。外しちゃった」
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ただし、その方角は完全に明後日の方角だ。これ自体がクジャクさんのカラクリを確認するための布石。
ボトルを投げたと同時にコンタクトレンズの機能を使い、あらゆる物体の動きを計測しにかかる。
カチンッ ――パシン
「これこれ、危ないではないか。そのようなコントロールでは、せっかくのボトルが台無しであろう? 私も酒は好きなのでな」
そんなキャッチ不可能と思われたボトルでさえ、クジャクさんは難なく左手に取っている。アタシに忠告する余裕のおまけつきだ。
確かに危ないことはしたと思うよ。でも、クジャクさんなら絶対にキャッチできると思ってた。
――計測結果を見れば、アタシの仮説の証明にもなる。
「……約二秒」
「むう?」
「約二秒だね。位置や速度の関係からしてさ」
人間どころか物体である以上、動くからには時間を要する。仮にクジャクさんが瞬間移動できたとしても、体の動きまではそうもいかない。
だけど、今のクジャクさんは自らの位置をボトルの位置まで移したどころか、余裕そうにボトルを手に取ってこちらを見つめてくる。
そのわずか前に見えたのは、掃天笏に取り付けられた円盤を地面に擦らせるクジャクさんの姿。今はもう地面からも離し、姿勢そのものが変わっている。
カラクリの原理を完全に見切れたわけじゃない。でも、ボトルやクジャクさんの位置関係から割り出した計算結果から、そう考える他ない。
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