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軍装束を身に着けた諸将が、出陣のため続々と集まって来た。一度対屋に戻った葛城、磯城も鎧を身に着け急ぎ姿を現す。
葛城の鎧は、大王から譲られたもので、その大王も先の大王から譲られた。代々の東宮が身に着けるともいうべき伝統の装束。磯城はそれを見て、なんと神々しいと感嘆の思いを抱いた。
「ようお似合いでございます。さすが大将の神々しさを感じます」
率直に褒める磯城に、葛城は幾分照れる。葛城にはこういう可愛げもある。そして己より磯城の方がよほど神々しいと思う。軍神、いや軍を守る女神か? と真面目に思う。磯城が知ったら困惑するだろう。軍神はともかく、女神とは、女じゃないぞ怒られるだろう。むろん葛城もそれは分かるので、本人には言わない。
「叔父上の出で立ちこそようお似合いです」
「母上が、今朝方届けてくだされたのです。亡き父上が私のためにとあつらえてくださったものです」
「そうでしたか、どうりて素晴らしい鎧と思いました。私の鎧も元は、亡きおじい様のもの、大将、副将に先の大王様のご加護あるは必定、気持ちが奮い立ちます」
磯城も葛城が言う通りだと思う。そして、軍議の時から、葛城に大将としての風格が増していることに尊敬の念を抱く。
「そうでございますな、父上に、先の大王様に良き知らせを出来るよう気を引き締めてまいりましょう」
磯城には従兄弟になる嵯峨氏の若君達が先導する中、磯城は大将である葛城の後ろに付き従いながら進軍する。周りは大王直属の近衛部隊。後ろは嵯峨氏の伯父たちが率いる嵯峨氏の中心部隊。大将と副将をがっちり守る隊列といえた。
磯城は、この隊列に万が一にも危険があるとは思えないが、先は急がねばと、気は急いた。
途中馬に水を飲ませるため、休息がもたれた。むろん人間にも水はいる。
そこに斥候が戻ってくると、敵もやはり飛鳥の原に向かっていると分かった。
敵が早く着き、奥に逃げ込むのか、こちらが早く着き迎え撃つのか、時間の勝負になる。
休息もそこそこに、先を急ぐことになる。
「東宮様、大丈夫でございますか? 傷は痛みませんか?」
「大丈夫です。心配はいりません」
心配げに問う磯城へ、葛城は毅然と答える。磯城は、今こういう心配は、このお方には無礼になると反省する。
今葛城は、次期大王の座を掛けた戦いの渦中にいる。傷がどうのこうのいう場合ではない。そう思い、磯城は以後、戦いが終わるまでは傷には触れないと誓う。
それから一刻ほど進むと、先導する嵯峨氏の若君達に飛鳥の原が見えたようで、歓声の声が上がる。敵の姿は見えない。我々の方が早かった。
磯城は、勝った! と思った。葛城を見ると同じ思いのようで、磯城を見つめしっかりと頷く。二人は勝利を確信した。
磯城達討伐軍は、飛鳥の原に陣を構えるため続々と中腹へ入っていく。そこへ敵方の姿が見えたとの報告が入る。まさに僅差、あと少し遅れれば取り逃がしたかもしれない。磯城は神に感謝する。そして、亡き父、先の大王の加護にも感謝する。
日嗣の御子は、神の子孫。やはり神のご意思はこちらにある。二人はそれぞれに、体の内から力が沸き立つのを感じる。
「皆の者、逆賊が姿を現したぞ! 心して迎え撃つのじゃ! よいか、奥に逃がすな! 一人残らず討ち果たすのじゃ! 」
大将葛城の力強い檄に「おおーっ」雄叫びと共に戦いが始まる。
磯城は、葛城の側で戦況を見守る。同時に三宮の姿を探した。敵方の大将は三宮だ。必ず討ちとらねば、この討伐軍の意味がなくなる。逆に言えば、三宮さえ討てばこの討伐軍の目的は達せられるともいえる。
この時代、大将は華々しい出で立ちをよしとした。自軍を鼓舞するため。敵には威圧感を与えるため。当然目立つため見方からはむろん、敵からも見つけやすい。ために大将を近衛部隊で囲み守っている。大将の討ち死には負けを意味するからだ。
敵はかなり混乱している。この状況で、三宮の周りをどれだけ守っていられるか? しかし、中々見つからない。まさか既に奥に? 奥に逃げられたら厄介だな……。
磯城は、己の中の焦りの気持ちを打ち払いながら、目を凝らす。すると、ある兵の塊に目が留まる。十人ほどの中に三宮がいると直観的に思う。大将の装束ではないが、あれは三宮と磯城は確信する。
「弓を!」そう言って前に進み、近衛兵から弓を受け取り、矢を射る構えを取る。
磯城の無防備な構えに、周りの兵たちは驚き磯城を取り囲んだ。逆に狙い撃ちされる恐れがあるためだ。
「叔父上、危のうございます!」葛城も驚き磯城の方に駆け寄ろうとする。
「どくのじゃ! あれは三宮だ! 間違いない! 三宮は私が討つ!」
磯城の気迫に、取り囲んでいた兵たちは、囲みを解く。葛城の足も止まった。
磯城は、皆が固唾を呑んで見守る中ゆっくりと大きく構え矢を放った。矢は力強く飛んでいく。
「さんっ、三宮様~」驚愕の声が、磯城の放った矢が当たった先で上がった。
やはり、磯城の確信は正しかった。磯城の放った矢は、正確に三宮を射止めたようだ。三宮討伐軍の勝利の瞬間だった。
「皆の者!逆賊三宮を討ちとったぞ~天のご意思は我々のものだ~」
大将葛城の勝利宣言でに、討伐軍は喜びに包まれる。各々近くの者と、抱き合ったり、握手して喜びを分かち合う。
磯城も葛城と、手を握り合った。二人とも無言だった。
そこへ、嵯峨氏の当主、若君達が駆け寄ってきた。皆満面の笑顔だ。
「さすが八宮様、鮮やかなお手並みまこと見事でございました」
皆が、口々に磯城を褒めたたえるのを、葛城も笑顔で頷くが、無言のままだ。余りの感動に言葉が出てこないのだ。
漸く一番伝えたい言葉が出る。「叔父上……素晴らしゅうございました」
磯城は無言で低頭し、葛城の言葉を受けた。磯城には、誰の称賛よりも葛城のその言葉が一番心に沁みた。やり遂げたとの達成感に包まれた。
葛城の鎧は、大王から譲られたもので、その大王も先の大王から譲られた。代々の東宮が身に着けるともいうべき伝統の装束。磯城はそれを見て、なんと神々しいと感嘆の思いを抱いた。
「ようお似合いでございます。さすが大将の神々しさを感じます」
率直に褒める磯城に、葛城は幾分照れる。葛城にはこういう可愛げもある。そして己より磯城の方がよほど神々しいと思う。軍神、いや軍を守る女神か? と真面目に思う。磯城が知ったら困惑するだろう。軍神はともかく、女神とは、女じゃないぞ怒られるだろう。むろん葛城もそれは分かるので、本人には言わない。
「叔父上の出で立ちこそようお似合いです」
「母上が、今朝方届けてくだされたのです。亡き父上が私のためにとあつらえてくださったものです」
「そうでしたか、どうりて素晴らしい鎧と思いました。私の鎧も元は、亡きおじい様のもの、大将、副将に先の大王様のご加護あるは必定、気持ちが奮い立ちます」
磯城も葛城が言う通りだと思う。そして、軍議の時から、葛城に大将としての風格が増していることに尊敬の念を抱く。
「そうでございますな、父上に、先の大王様に良き知らせを出来るよう気を引き締めてまいりましょう」
磯城には従兄弟になる嵯峨氏の若君達が先導する中、磯城は大将である葛城の後ろに付き従いながら進軍する。周りは大王直属の近衛部隊。後ろは嵯峨氏の伯父たちが率いる嵯峨氏の中心部隊。大将と副将をがっちり守る隊列といえた。
磯城は、この隊列に万が一にも危険があるとは思えないが、先は急がねばと、気は急いた。
途中馬に水を飲ませるため、休息がもたれた。むろん人間にも水はいる。
そこに斥候が戻ってくると、敵もやはり飛鳥の原に向かっていると分かった。
敵が早く着き、奥に逃げ込むのか、こちらが早く着き迎え撃つのか、時間の勝負になる。
休息もそこそこに、先を急ぐことになる。
「東宮様、大丈夫でございますか? 傷は痛みませんか?」
「大丈夫です。心配はいりません」
心配げに問う磯城へ、葛城は毅然と答える。磯城は、今こういう心配は、このお方には無礼になると反省する。
今葛城は、次期大王の座を掛けた戦いの渦中にいる。傷がどうのこうのいう場合ではない。そう思い、磯城は以後、戦いが終わるまでは傷には触れないと誓う。
それから一刻ほど進むと、先導する嵯峨氏の若君達に飛鳥の原が見えたようで、歓声の声が上がる。敵の姿は見えない。我々の方が早かった。
磯城は、勝った! と思った。葛城を見ると同じ思いのようで、磯城を見つめしっかりと頷く。二人は勝利を確信した。
磯城達討伐軍は、飛鳥の原に陣を構えるため続々と中腹へ入っていく。そこへ敵方の姿が見えたとの報告が入る。まさに僅差、あと少し遅れれば取り逃がしたかもしれない。磯城は神に感謝する。そして、亡き父、先の大王の加護にも感謝する。
日嗣の御子は、神の子孫。やはり神のご意思はこちらにある。二人はそれぞれに、体の内から力が沸き立つのを感じる。
「皆の者、逆賊が姿を現したぞ! 心して迎え撃つのじゃ! よいか、奥に逃がすな! 一人残らず討ち果たすのじゃ! 」
大将葛城の力強い檄に「おおーっ」雄叫びと共に戦いが始まる。
磯城は、葛城の側で戦況を見守る。同時に三宮の姿を探した。敵方の大将は三宮だ。必ず討ちとらねば、この討伐軍の意味がなくなる。逆に言えば、三宮さえ討てばこの討伐軍の目的は達せられるともいえる。
この時代、大将は華々しい出で立ちをよしとした。自軍を鼓舞するため。敵には威圧感を与えるため。当然目立つため見方からはむろん、敵からも見つけやすい。ために大将を近衛部隊で囲み守っている。大将の討ち死には負けを意味するからだ。
敵はかなり混乱している。この状況で、三宮の周りをどれだけ守っていられるか? しかし、中々見つからない。まさか既に奥に? 奥に逃げられたら厄介だな……。
磯城は、己の中の焦りの気持ちを打ち払いながら、目を凝らす。すると、ある兵の塊に目が留まる。十人ほどの中に三宮がいると直観的に思う。大将の装束ではないが、あれは三宮と磯城は確信する。
「弓を!」そう言って前に進み、近衛兵から弓を受け取り、矢を射る構えを取る。
磯城の無防備な構えに、周りの兵たちは驚き磯城を取り囲んだ。逆に狙い撃ちされる恐れがあるためだ。
「叔父上、危のうございます!」葛城も驚き磯城の方に駆け寄ろうとする。
「どくのじゃ! あれは三宮だ! 間違いない! 三宮は私が討つ!」
磯城の気迫に、取り囲んでいた兵たちは、囲みを解く。葛城の足も止まった。
磯城は、皆が固唾を呑んで見守る中ゆっくりと大きく構え矢を放った。矢は力強く飛んでいく。
「さんっ、三宮様~」驚愕の声が、磯城の放った矢が当たった先で上がった。
やはり、磯城の確信は正しかった。磯城の放った矢は、正確に三宮を射止めたようだ。三宮討伐軍の勝利の瞬間だった。
「皆の者!逆賊三宮を討ちとったぞ~天のご意思は我々のものだ~」
大将葛城の勝利宣言でに、討伐軍は喜びに包まれる。各々近くの者と、抱き合ったり、握手して喜びを分かち合う。
磯城も葛城と、手を握り合った。二人とも無言だった。
そこへ、嵯峨氏の当主、若君達が駆け寄ってきた。皆満面の笑顔だ。
「さすが八宮様、鮮やかなお手並みまこと見事でございました」
皆が、口々に磯城を褒めたたえるのを、葛城も笑顔で頷くが、無言のままだ。余りの感動に言葉が出てこないのだ。
漸く一番伝えたい言葉が出る。「叔父上……素晴らしゅうございました」
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