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1人の部屋2
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人は皆平等である。
どこかで聞いたような言葉が飛び交う街中。
多様性の時代、人権の尊重・働き方改革そんな綺麗事ばかり並べてどうする。
今俺のように暑い中外で営業をしている、しかも昼休みの時間に、そんな俺に働き方改革なんて言われても困る。
俺をこき使う考えの古い上司に言ってくれ。なんて考える時間がある程に、駅の前でチラシを配っている。
まあまあなルックスの人に捕まり、ただひたすら謎の団体の勧誘を受けている。断り続けているのになかなか引いてくれない。
昼休みのせいで、これから会議がとか今営業中でしてなどのフレーズが封印されてしまっている。
今できることは、昼休みが終わるまで待つか走って逃げるかしかない。暑くて死にそうだ。
猛暑日が続く中スーツに身を包み、いかにも会社員みたいな服装をしているせいで風が吹いても、雲で太陽が隠れても全然涼しくならない。
それに通行人の冷ややかな目が痛い。早く解放してくれよ.........
「すいませーん、そこのチャラめなお兄さん、先輩になんか用っすか?」
突然横から見知らぬ金髪のどちらかと言えばプラチナゴールド位の髪色の奴が。
いや、まて、
お前の方がチャラいだろ。思わずツッコミたくなったが、何とか踏みとどまった。
「今貴重な昼休憩で、今からご飯食べに行くところなんだよね、だからさ俺の先輩返してくんない?さ、行こう先輩!今、俺ラーメンの気分っす」
ラーメン!?この後も歩き回るんだし軽いものが食べたかったのにラーメン!?
それに流しかけたがさっき『俺の』って言わなかったか?、セフレも恋人も今はいないんだが.......
そんな事は置いといてコイツどこに向かって歩いてやがる。割り込んできたやつが勝手に話を進めて、そしてラーメンを食べに行く感じになったはずだが、さっきからどこに向かっているのか暗い路地裏を歩かされている。
「おい、止まれ。どこまで行く気だ、聞いてんの
か?」
声をかけたが、反応なし。
こいつ聞こえてんのか?
「おいっ!止まれ......って、痛ったー」
急に止まるものだから勢い余ってぶつかってしまった。
「悪い、ぶつかっ「すいませんでした!、本当にごめんなさい。ちょっと強引すぎましたよね、路地裏まで連れ込んじゃったし」
待て、待て。いやどうした、さっきまでのチャラさは、一体どこに置いてきた?
ぶつかった衝撃で、全部弾け飛んだのか。
展開が早すぎて追いつけていない脳が悲鳴を上げてい
る。
「何かめっちゃ困ってたし、今時間的にお昼時だったし、よく分かんない勧誘受けてるし...もしかして大事な話だった?!連れてきちゃダメだったやつ?!」
しかもずっと喋ってる。
両肩を掴んで揺らしながら質問を投げつけないでくれ。ただでさえ状況がのみ込めてないのに。
「大丈夫だから、取り敢えずその手を離せ。で、一回
黙れ」
しばらくの沈黙の後、先に口を開いたのはチャラ男だ
「僕、何も考えずに行動する癖があって、考えるよりも先に体がうごいちゃうんです」
「まあいいや、てゆうかお前『僕』なんだな。
俺は戻るぞ、助けてくれてありがとな」
助けて貰ったのはありがたいが何せ時間がない。
営業取らないとうるさい上司に何を言われるか分からないからな
「えっ俺素が出て、まって!!もう行っちゃうんですか?!この後のあんな事やこんな事は?!」
「そんな予定ねえよ。またどこかで会ったときは、そんときは期待していいぞ。じゃあな」
金髪チャラ男君名前聞くの忘れたけどまあいいか
うわぁっ時間ヤバ
また、上司からの小言&残業確定だよ
どこかで聞いたような言葉が飛び交う街中。
多様性の時代、人権の尊重・働き方改革そんな綺麗事ばかり並べてどうする。
今俺のように暑い中外で営業をしている、しかも昼休みの時間に、そんな俺に働き方改革なんて言われても困る。
俺をこき使う考えの古い上司に言ってくれ。なんて考える時間がある程に、駅の前でチラシを配っている。
まあまあなルックスの人に捕まり、ただひたすら謎の団体の勧誘を受けている。断り続けているのになかなか引いてくれない。
昼休みのせいで、これから会議がとか今営業中でしてなどのフレーズが封印されてしまっている。
今できることは、昼休みが終わるまで待つか走って逃げるかしかない。暑くて死にそうだ。
猛暑日が続く中スーツに身を包み、いかにも会社員みたいな服装をしているせいで風が吹いても、雲で太陽が隠れても全然涼しくならない。
それに通行人の冷ややかな目が痛い。早く解放してくれよ.........
「すいませーん、そこのチャラめなお兄さん、先輩になんか用っすか?」
突然横から見知らぬ金髪のどちらかと言えばプラチナゴールド位の髪色の奴が。
いや、まて、
お前の方がチャラいだろ。思わずツッコミたくなったが、何とか踏みとどまった。
「今貴重な昼休憩で、今からご飯食べに行くところなんだよね、だからさ俺の先輩返してくんない?さ、行こう先輩!今、俺ラーメンの気分っす」
ラーメン!?この後も歩き回るんだし軽いものが食べたかったのにラーメン!?
それに流しかけたがさっき『俺の』って言わなかったか?、セフレも恋人も今はいないんだが.......
そんな事は置いといてコイツどこに向かって歩いてやがる。割り込んできたやつが勝手に話を進めて、そしてラーメンを食べに行く感じになったはずだが、さっきからどこに向かっているのか暗い路地裏を歩かされている。
「おい、止まれ。どこまで行く気だ、聞いてんの
か?」
声をかけたが、反応なし。
こいつ聞こえてんのか?
「おいっ!止まれ......って、痛ったー」
急に止まるものだから勢い余ってぶつかってしまった。
「悪い、ぶつかっ「すいませんでした!、本当にごめんなさい。ちょっと強引すぎましたよね、路地裏まで連れ込んじゃったし」
待て、待て。いやどうした、さっきまでのチャラさは、一体どこに置いてきた?
ぶつかった衝撃で、全部弾け飛んだのか。
展開が早すぎて追いつけていない脳が悲鳴を上げてい
る。
「何かめっちゃ困ってたし、今時間的にお昼時だったし、よく分かんない勧誘受けてるし...もしかして大事な話だった?!連れてきちゃダメだったやつ?!」
しかもずっと喋ってる。
両肩を掴んで揺らしながら質問を投げつけないでくれ。ただでさえ状況がのみ込めてないのに。
「大丈夫だから、取り敢えずその手を離せ。で、一回
黙れ」
しばらくの沈黙の後、先に口を開いたのはチャラ男だ
「僕、何も考えずに行動する癖があって、考えるよりも先に体がうごいちゃうんです」
「まあいいや、てゆうかお前『僕』なんだな。
俺は戻るぞ、助けてくれてありがとな」
助けて貰ったのはありがたいが何せ時間がない。
営業取らないとうるさい上司に何を言われるか分からないからな
「えっ俺素が出て、まって!!もう行っちゃうんですか?!この後のあんな事やこんな事は?!」
「そんな予定ねえよ。またどこかで会ったときは、そんときは期待していいぞ。じゃあな」
金髪チャラ男君名前聞くの忘れたけどまあいいか
うわぁっ時間ヤバ
また、上司からの小言&残業確定だよ
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