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四章 雪闇ブラッド
二人とともに
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そう理久が言う。
理久の能力は確かに死に直結する能力だから。
だから恐れられやすいのだろう。
「凪も僕の事見捨てるの?嫌いになるの?嫌いにならないで欲しいよ。他の奴らにはいくら嫌われたって良いからさ」
そう言って、僕の服を強く掴む。
必死に縋るように。
だから僕は、良いよ。
僕ならいくら壊してさ。
なんなら好きにしたって良いよ。
そう言ってあげればきっと理久は笑顔になってくれるかなと思った。
だって僕は壊れないから。
死なないもの。
死なないから。
だから理久とずっと一緒にはいられる。
でも美空は。
美空も僕と一緒にいたいって思ってる。
どうすれば良いんだろう。
理久の呪いも一緒に解けば三人で一緒にいられるかな。
でも僕の呪いですら解決出来ていないのに。
他人に害を与える事が出来る理久の呪いなんて解決出来るのだろうか。
「理久。理久が望むなら一緒に生きるよ。僕は永遠に生きられるからね。ずっとずーっと一緒にいられる。けどさ、僕、理久の呪いも一緒に解きたいなって思ってるんだ」
口に出した。
だって僕は君の主人だ。
君と契約したんだ。
一緒に生きる事だって必要だし、一緒に死ぬのも必要な気がするんだ。
だから、君と生きて死ぬために。
君の呪いも解きたいんだ。
使い魔だもの。
理久は。
僕が自分の意志で召換して。
契約して。
だから君の全てを受け入れるべきだと思うんだ。
それが君を召喚した僕の役目だ。
そう思うんだ。
「僕ね、理久にも幸せになって欲しい。理久を傷つけた奴らを許せないなって思うし。笑顔でいてほしい。そう思うんだ。だから理久を苦しめる呪いも解いてしまいたいって思うんだよ」
そう理久に言う。
これが今の僕が出せる結論だ。
きっと、どちらかに絞ればもっと楽なんだろうな。
理久だけにして、理久と一緒にずっと生きる。
二人で永遠に生きて。
遠くへ旅をしたり、あてもなく彷徨ってみたり。
二人で何かするのも良いだろう。
時間なんて幾らでもあるのだから。
偉業達成したって良いかもしれない。
逆に美空と一緒に生きて。
一緒に呪いの解き方を模索しながら美空を支えるのも良いかもしれない。
美空ならきっと良い王様になるだろうから。
美空が女の人と結婚するところも見る必要もあるだろうけれど。
美空が幸せになれるならそれでも良いから。
どっちも楽しそうだ。
でも僕はどちらかなんて選べない。
どっちか選んでしまったら、片方が寂しい思いをするだろうし。
それなら理久を優先すれば良いんじゃないかって思うけれど。
僕は美空とずっと一緒にいたから。
今更離れるなんて事もできなくて。
だから僕は二人と一緒に幸せになりたいと思った。
共に生きたいと思ったんだ。
理久は潤んだ瞳をこちらに向けた。
理久の能力は確かに死に直結する能力だから。
だから恐れられやすいのだろう。
「凪も僕の事見捨てるの?嫌いになるの?嫌いにならないで欲しいよ。他の奴らにはいくら嫌われたって良いからさ」
そう言って、僕の服を強く掴む。
必死に縋るように。
だから僕は、良いよ。
僕ならいくら壊してさ。
なんなら好きにしたって良いよ。
そう言ってあげればきっと理久は笑顔になってくれるかなと思った。
だって僕は壊れないから。
死なないもの。
死なないから。
だから理久とずっと一緒にはいられる。
でも美空は。
美空も僕と一緒にいたいって思ってる。
どうすれば良いんだろう。
理久の呪いも一緒に解けば三人で一緒にいられるかな。
でも僕の呪いですら解決出来ていないのに。
他人に害を与える事が出来る理久の呪いなんて解決出来るのだろうか。
「理久。理久が望むなら一緒に生きるよ。僕は永遠に生きられるからね。ずっとずーっと一緒にいられる。けどさ、僕、理久の呪いも一緒に解きたいなって思ってるんだ」
口に出した。
だって僕は君の主人だ。
君と契約したんだ。
一緒に生きる事だって必要だし、一緒に死ぬのも必要な気がするんだ。
だから、君と生きて死ぬために。
君の呪いも解きたいんだ。
使い魔だもの。
理久は。
僕が自分の意志で召換して。
契約して。
だから君の全てを受け入れるべきだと思うんだ。
それが君を召喚した僕の役目だ。
そう思うんだ。
「僕ね、理久にも幸せになって欲しい。理久を傷つけた奴らを許せないなって思うし。笑顔でいてほしい。そう思うんだ。だから理久を苦しめる呪いも解いてしまいたいって思うんだよ」
そう理久に言う。
これが今の僕が出せる結論だ。
きっと、どちらかに絞ればもっと楽なんだろうな。
理久だけにして、理久と一緒にずっと生きる。
二人で永遠に生きて。
遠くへ旅をしたり、あてもなく彷徨ってみたり。
二人で何かするのも良いだろう。
時間なんて幾らでもあるのだから。
偉業達成したって良いかもしれない。
逆に美空と一緒に生きて。
一緒に呪いの解き方を模索しながら美空を支えるのも良いかもしれない。
美空ならきっと良い王様になるだろうから。
美空が女の人と結婚するところも見る必要もあるだろうけれど。
美空が幸せになれるならそれでも良いから。
どっちも楽しそうだ。
でも僕はどちらかなんて選べない。
どっちか選んでしまったら、片方が寂しい思いをするだろうし。
それなら理久を優先すれば良いんじゃないかって思うけれど。
僕は美空とずっと一緒にいたから。
今更離れるなんて事もできなくて。
だから僕は二人と一緒に幸せになりたいと思った。
共に生きたいと思ったんだ。
理久は潤んだ瞳をこちらに向けた。
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