囚われの亡者

月夜

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Bloody hood A

四日目

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輪廻がさって、僕はとりあえず眠りにつくことにしました。
疲れを癒すためにも眠りというのは必要なものですし。
だから寝ることにしました。
それにしても欲望だなんて、本当に僕は醜くなってしまうなぁなんて思います。
けれど、醜い僕の方が、僕は自分を愛せる気がして。
泥臭い感情で先輩を汚すのもまた美しい気がして。
なんだか今日はいつもより良い気分で眠れそうです。
さて、さっきあんなことを言いまして、たしかに良い感じの眠りでした。
ぐっすり寝ましたし変な夢も見ずに疲れも十分取れました。
けれど目覚めは最悪です。
「あら颯太、起きちゃったの?」
何故か僕に馬乗りになっているマリィに起こされたのですから。
とりあえず僕に変な事をしないでほしい。
もし僕がごく普通の高校生男子であればこの状況に興奮したり喜んだりしたのでしょう。
でも僕の場合ドン引きです。
ただひたすらにドン引きです。
いや、マジで。
殺意すら浮かんでくるこの状況。
どうすれば僕は正解なんでしょうか。
突き飛ばして良いのでしょうか。
言葉で諭せば良いのでしょうか?
どうしましょう。
このままじゃ目の前の女をボコってしまいそうです。
殺意の波動打っちゃいそうです。
今までの僕なら先輩理論で耐えられましたが欲望のままに生きると決めた僕には不可能です。
我慢できません。
欲望のままにやってしまいそうです。
ちなみにこの場合のやるは当然殺す方ですね。
とりあえず...
「僕の上からさっさと退いてくれませんか?欲望丸出しの発情雌猿が」
おっと、本音がついつい漏れてしまいました。
でも良いでしょう。
嫌ってもらって構いませんし。
むしろ嫌って欲しいです。
でも本当、心の底から笑いながら言えた気がします。
相当溜まってたみたいですね、不満やら色々。
てか多分この瞬間に溜まった物だろうけど。
彼女は目をぱちくりさせながら、え?と繰り返していました。
混乱してないで早く退いてくれないかなぁなんて思います。
邪魔です。
どけ。
「聞こえませんでしたか?とっととそこを退いていただけませんでしょうか。邪魔で邪魔で仕方がないのです。ついでに着替えもしたいので視界から消えて頂けませんか?」
にっこりと微笑みながら言えば、
「颯太の着替え...?是非とも見たいわ...」
などと言っているので、あぁ多分こいつ本気で頭いかれてるんだなぁと思いながら、
「すみません、僕愛する人以外に自身の肌を見られたくないので出てって貰いますね」
容赦なく部屋から追い出した。
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