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Bloody hood A
魔力による回復
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凪の魔力だって限りがある。
人より遥かに多いと言っても人間は魔力のみで構成することが不可能だから。
もし颯太が体を貸してくれるのなら。
憑依させてくれるのなら、一瞬で生き返させて見せるけれど、きっと拒絶されるのだろう。
言わなくてもわかっている。
だって颯太は自分の手で目覚めさせることを望むだろうし。
僕の手で救って仕舞えば、結局凪が好きなのは僕で固定になるじゃないかってなるから。
だから絶対に許可できない。
それは滑稽とも思えたし、可哀相とも思えた。
このまま利用されるかもしれない可能性を孕ませながら進むことが。
それならばいっそのことぐちゃぐちゃにしてでも強くしてやった方が効率がいい。
幸か不幸か、颯太は僕を嫌っている。
だから僕はそれを利用して戦闘に持ち込むことにした。
まぁ本音を言えば、僕が戦いたかったというのもあるけど。
僕だって颯太に不満くらいあるのだ。
そんな感じで戦いの火蓋は落とされた。
鎖が巻きつくのがうざったい。
無理矢理引きちぎろうとすれば棘が肌に食い込んで切り傷ができる。
その度に回復魔法を使用していちいち回復しなければならない。
魔力勝負となれば、優勢なのはどう考えてもアテネだろう。
生憎僕にはアテネを超えるほどの魔力を有していないから。
あったら今頃先輩を復活させている。
当然だろう。
槍を呼び出し突き刺すために投げる。
何十本も同時に呼び出して同時に突き刺す。
アテネの体から血は出ない。
代わりに色がなく薄く発光するだけの何かが溢れてくる。
きっとあれが魔力。
集めてしまえばきっと。
そこまでわかっても集めない、集められない。
アテネで構成された先輩なんて受け入れられない!
そんなの許せない。
「僕を受け入れてしまえば楽に慣れるのに」
そんな甘言言われたところで揺らぐ心じゃない。
僕はそんな言葉に惑わされない。
そんなことしたら傷つくのは自分だって知っているから。
ならばそんな悪手取るだけ無駄じゃないか。
そんなことしたくないから僕は足掻いているというのに。
どうしてそんなことをしなければいけないんだよ。
子供のような駄々を捏ねてしまう自分が嫌いだけど、これだけは止められない。
だってさ、先輩は僕のなんだよ?
これ以上アテネに僕の存在を奪われたくない。
僕をもっともっともっともっと愛して欲しい。
愛してくれなきゃ耐えられない。
苦しくて死んでしまいそうになる。
息が出来なくなってしまう。
先輩に愛されている間が確かに愛されていると感じることができるから。
人より遥かに多いと言っても人間は魔力のみで構成することが不可能だから。
もし颯太が体を貸してくれるのなら。
憑依させてくれるのなら、一瞬で生き返させて見せるけれど、きっと拒絶されるのだろう。
言わなくてもわかっている。
だって颯太は自分の手で目覚めさせることを望むだろうし。
僕の手で救って仕舞えば、結局凪が好きなのは僕で固定になるじゃないかってなるから。
だから絶対に許可できない。
それは滑稽とも思えたし、可哀相とも思えた。
このまま利用されるかもしれない可能性を孕ませながら進むことが。
それならばいっそのことぐちゃぐちゃにしてでも強くしてやった方が効率がいい。
幸か不幸か、颯太は僕を嫌っている。
だから僕はそれを利用して戦闘に持ち込むことにした。
まぁ本音を言えば、僕が戦いたかったというのもあるけど。
僕だって颯太に不満くらいあるのだ。
そんな感じで戦いの火蓋は落とされた。
鎖が巻きつくのがうざったい。
無理矢理引きちぎろうとすれば棘が肌に食い込んで切り傷ができる。
その度に回復魔法を使用していちいち回復しなければならない。
魔力勝負となれば、優勢なのはどう考えてもアテネだろう。
生憎僕にはアテネを超えるほどの魔力を有していないから。
あったら今頃先輩を復活させている。
当然だろう。
槍を呼び出し突き刺すために投げる。
何十本も同時に呼び出して同時に突き刺す。
アテネの体から血は出ない。
代わりに色がなく薄く発光するだけの何かが溢れてくる。
きっとあれが魔力。
集めてしまえばきっと。
そこまでわかっても集めない、集められない。
アテネで構成された先輩なんて受け入れられない!
そんなの許せない。
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そんな甘言言われたところで揺らぐ心じゃない。
僕はそんな言葉に惑わされない。
そんなことしたら傷つくのは自分だって知っているから。
ならばそんな悪手取るだけ無駄じゃないか。
そんなことしたくないから僕は足掻いているというのに。
どうしてそんなことをしなければいけないんだよ。
子供のような駄々を捏ねてしまう自分が嫌いだけど、これだけは止められない。
だってさ、先輩は僕のなんだよ?
これ以上アテネに僕の存在を奪われたくない。
僕をもっともっともっともっと愛して欲しい。
愛してくれなきゃ耐えられない。
苦しくて死んでしまいそうになる。
息が出来なくなってしまう。
先輩に愛されている間が確かに愛されていると感じることができるから。
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