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TSレベル【1】
20.遭遇
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20.遭遇
体育の授業が始まった。
場所は体育館。
この学校の体育は教師が特に指示することもない、かなり放任主義で行われる。
生徒たちは体育館のスペースを半分ずつに分けて数分の会議の末に、男子はバレーボール、女子はバスケットボールに決まり、それぞれの競技で試合を開始する。
男子がバレーで、女子がバスケ?
イメージ的になんとなく逆なのではと思うかも知れない。
だが、この反転世界での男子は元女の子。女子は元男の子なのだ。いくら性別に馴染んできたとはいえ、それまで十年以上を培ってきた男女特有の好みまでは、早々変わらないらしい。こういう男女の好みが割れるような時には、潜在的に元だった部分が優先されるのだそうだ。
(……まあ、それもいつまで保てるかというところ)
俺と伊織はバレーボールの同じチームになったわけだが、身体的な特徴だけで言えば、男装女子&性別が反転した元無転換者の二名が男子(※元女子)に紛れ込んでいるわけだ。それだけでチームのステータスに影響が表れてしまう。
『天は二物を与えず』という言葉があるように、インドア系天才少女である伊織にとって、こういうのは苦手らしかった。
いや、運動オンチとは意味合いが少々異なる。運動力がどうとか以前に、伊織にはチームワークというものがてんでなっていないのだ。
周囲の味方がどこにいるのか、自分のポジションなどを一切把握しない。しようとしない。
ひたすらコートの上をひっかきまわして味方と衝突したり、味方のトスを横取りする有様である。
はっきり言って味方に敵が混じっているみたいであり、サッカーでいうなら何度オウンゴールしたか分からなかった。
そもそも伊織にとって味方として認識しているというよりも、周囲の人間、反転者をただの〝障害物〟としてしか認識していないのかもしれない。
……などと観察してる場合じゃなかった。伊織に限らず、俺は俺で超絶不調なのである。
急に女の身体にされての激しい運動。男の身体とは明らかに筋力が衰えているらしく、放ったアタックは容易く防がれてしまう。相手の攻撃をブロックしようにも、身長の変化を把握しきれず、距離とタイミングを掴むことが出来ない。
そしてなにより、更衣室で怨霊でも封じ込めるが如く、伊織がサラシを締めてくれたもので、激しく動くたびに胸が苦しくて仕方がなかった。
そんなわけで、俺と伊織のチームは大差をつけりての敗北となった。
一方、女子(※元男子)のバスケットボールでは、紅葉が目覚ましい活躍をしていた。
無駄の無いドリブルでコートを駆け抜け、ボールを奪おうとする相手を華麗にかわす。
そして紅葉が力強いダンクシュートを決めると、男子生徒(※元女子生徒)の歓声が上がった。
結果、紅葉のチームは俺たちとは対照的に大量得点を挙げたのだった。
◆◇◆
そんなこんなで体育の授業は終わった。
いつも以上にクタクタになってしまった俺は、早いとこ着替えてしまおうと無転換者用の更衣室へ戻るために廊下を歩いていた。
そんなとき――
「――木枯荒野さんですよね?」
バケツでも被っているみたいな重低音の声が聞こえてきた。
異様な気配を感じ取りながらも、俺は恐る恐る振り返る。
すると……そこに立っていたのは、見るからに怪しげな黒ずくめの人物だった。
頭部をすっぽり覆っている、ヘルメットと呼ぶには異様な……どちらかというならフェンシングで顔を保護するマスクを連想させる、目鼻口といったパーツを持たない無貌の黒い仮面。その面になる表面には、♂と♀のマークを悪魔合体させたみたいな不気味な紋様が記されていた。
その人物の身長はだいたい俺と同じくらい。
RPGなんかの暗黒系魔術士を連想させる黒い外套姿。下にはピッチリとした漆黒のタイツによる妖艶なボディラインが見え隠れしている身体的特徴から、人物が女性であること以外の情報は読み取れない。
無転換者な思考と常識を持ち合わせて今に至る俺としては、こんな中二病フルスロットルな輩と遭遇したとあらば、事案発生ってことで即通報してしまうのが正しい対応である。
しかし……この大転変以後の反転世界において、その怪しさ極まる黒ずくめな風貌と異形なマークについて、俺には一つの心当たりがあった。
「突然のお声掛け失礼いたしました。私、【五転盟】に所属していますエージェントなのですが」
――――【五転盟】
通称〝カテゴリー〟とも呼ばれてもいるソレは、大転変が原因で引き起こされている反転者界隈での揉め事を解決するべく結成された組織だ。
その活動範囲と影響力は幅広く、主に『反転者』を取り締まることにかけては絶大な権限をもっている〝らしい〟。
……らしいという曖昧な表現がなぜかというと、自分は無転換者歴が長かったということもあり、反転者界隈での出来事なんかはネット上の掲示板やブログ記事程度の認識でしか知らないからである。
――五転盟が反転世界での歴史の表舞台に登場したのは、大転変から一年後と記されている。
当時知らぬ者はいないとされた某有名『美少女を育成していくソーシャルゲーム』が、たった一夜にして女の子からイケメン男子に差し替えられるというおぞましい事件が起きた。
反転してからまだ一年目ということもあり、元の性別が色濃く残っていた課金兵と称される反転者の女子(※元男子)たちは、突然の裏切りともとれる暴挙に対し、湧き上がる憎悪に身を任せるようにして、各地で物理的な炎上を起こさんばかりに破壊の限りを尽くしていた。
国はいまだ反転した世界の混乱に対応できておらず、右往左往としている間にも、この火種は積もりに積もったやり場の無い〝反転〟という現象への不平不満を抱く者たちを吸収していくように広がっていき、大規模で危険な破壊集団へと変貌していった。
溜まり続けていた大転変への憎しみと怒りが決壊していくかのように、もはやこの破壊の嵐は、この反転世界を焦土に変えるまで収まることはないかに思われた。
――そんな時だった。
『五転盟』と名乗る一部の反転者たちの集団が介入すると、暴動はわずか一日半あまりで鎮圧されてしまったのだ。
その時の五転盟の人数はほんの百にも満たないほど。それでありながら、何十倍、それ以上という暴力を、さらなるそれを超える力による武力鎮圧を行ない、達成してしまったのだ。
その後。五転盟は反転者たちの前で〝反転者が反転世界で反転者であるべきルール〟を一方的に確立してしまう。
それは後々、大転変以前とは違う、反転世界の反転者たちによる反転者を従える(縛り付ける)全く新たな法となってしまうのだった。
捕まった者たちは施設と呼ばれる場所に収容され、五転盟がプログラム化したルールによる再教育を施されてしまうと、彼(※現彼女)らが日の下に出てこられた時には、すっかり身も心も女に〝反転堕ち〟させられていたらしい。
今では嬉々として、イケメンと化したかつての嫁たちを、虚ろな眼で愛でているのだそうだ。
その反転者のルールや再教育がどんな内容なのか、施設でどのような目に遭ったのかについては無転換者人生を歩んできた自分には不明なままである……。
だけど、そんな惨劇が反転者たちの間で広まっていくのに時間はいらなかった。
それまで頑なに、かつてと同じ服装や生活を維持してきた反転者たちは、魔女狩りめいた余計な火の粉を浴びるまいと、自ら進んで現状に適した服装や生活をするようになる者たちが後を絶たなかった。
それは……百歩、いや二百歩譲って大転変以後の混乱を解決させる最終手段であったのかもしれない。
しかし、結果としてその事件と五転盟という存在は、反転者の過剰適応を加速させてしまったのだ。
それから今日にいたるまでの間。反転世界のパワーバランスを支配していると言っても過言ではない五転盟ではあるが、それらルールや教育の対象になるのはあくまで〝反転者〟。無転換者にはこのような制約は一切無く、対岸の火事でしかなかった。
……だけど。今の木枯荒野というこの俺は、伊織によって言い訳無用なレベルで〝反転者の女〟にされてしまっているのだ。
いったい、どうして……そんな、このタイミングで……縁もゆかりも無かったはずの、五転盟なんて輩にからまれなきゃならないんだ?
「……そ、それで五転盟さんが無転換者(だった)の俺に何の用でしょうか?」
「いえいえ、大した御用向きではありませんよ。実はつい先程、気になるタレコミが五転盟の方に寄せられましてね」
「タレコミ?」
仕事行儀でスラスラと喋る黒仮面。そのエコー掛かった声を聞きながら、嫌な予感に冷や汗が頬を伝う。
「ええ、木枯荒野さん。先程の体育の件についてなのですが、どうやら貴方が〝女の反転者〟なのではないかという疑いを耳したのですよ、はい」
体育の授業が始まった。
場所は体育館。
この学校の体育は教師が特に指示することもない、かなり放任主義で行われる。
生徒たちは体育館のスペースを半分ずつに分けて数分の会議の末に、男子はバレーボール、女子はバスケットボールに決まり、それぞれの競技で試合を開始する。
男子がバレーで、女子がバスケ?
イメージ的になんとなく逆なのではと思うかも知れない。
だが、この反転世界での男子は元女の子。女子は元男の子なのだ。いくら性別に馴染んできたとはいえ、それまで十年以上を培ってきた男女特有の好みまでは、早々変わらないらしい。こういう男女の好みが割れるような時には、潜在的に元だった部分が優先されるのだそうだ。
(……まあ、それもいつまで保てるかというところ)
俺と伊織はバレーボールの同じチームになったわけだが、身体的な特徴だけで言えば、男装女子&性別が反転した元無転換者の二名が男子(※元女子)に紛れ込んでいるわけだ。それだけでチームのステータスに影響が表れてしまう。
『天は二物を与えず』という言葉があるように、インドア系天才少女である伊織にとって、こういうのは苦手らしかった。
いや、運動オンチとは意味合いが少々異なる。運動力がどうとか以前に、伊織にはチームワークというものがてんでなっていないのだ。
周囲の味方がどこにいるのか、自分のポジションなどを一切把握しない。しようとしない。
ひたすらコートの上をひっかきまわして味方と衝突したり、味方のトスを横取りする有様である。
はっきり言って味方に敵が混じっているみたいであり、サッカーでいうなら何度オウンゴールしたか分からなかった。
そもそも伊織にとって味方として認識しているというよりも、周囲の人間、反転者をただの〝障害物〟としてしか認識していないのかもしれない。
……などと観察してる場合じゃなかった。伊織に限らず、俺は俺で超絶不調なのである。
急に女の身体にされての激しい運動。男の身体とは明らかに筋力が衰えているらしく、放ったアタックは容易く防がれてしまう。相手の攻撃をブロックしようにも、身長の変化を把握しきれず、距離とタイミングを掴むことが出来ない。
そしてなにより、更衣室で怨霊でも封じ込めるが如く、伊織がサラシを締めてくれたもので、激しく動くたびに胸が苦しくて仕方がなかった。
そんなわけで、俺と伊織のチームは大差をつけりての敗北となった。
一方、女子(※元男子)のバスケットボールでは、紅葉が目覚ましい活躍をしていた。
無駄の無いドリブルでコートを駆け抜け、ボールを奪おうとする相手を華麗にかわす。
そして紅葉が力強いダンクシュートを決めると、男子生徒(※元女子生徒)の歓声が上がった。
結果、紅葉のチームは俺たちとは対照的に大量得点を挙げたのだった。
◆◇◆
そんなこんなで体育の授業は終わった。
いつも以上にクタクタになってしまった俺は、早いとこ着替えてしまおうと無転換者用の更衣室へ戻るために廊下を歩いていた。
そんなとき――
「――木枯荒野さんですよね?」
バケツでも被っているみたいな重低音の声が聞こえてきた。
異様な気配を感じ取りながらも、俺は恐る恐る振り返る。
すると……そこに立っていたのは、見るからに怪しげな黒ずくめの人物だった。
頭部をすっぽり覆っている、ヘルメットと呼ぶには異様な……どちらかというならフェンシングで顔を保護するマスクを連想させる、目鼻口といったパーツを持たない無貌の黒い仮面。その面になる表面には、♂と♀のマークを悪魔合体させたみたいな不気味な紋様が記されていた。
その人物の身長はだいたい俺と同じくらい。
RPGなんかの暗黒系魔術士を連想させる黒い外套姿。下にはピッチリとした漆黒のタイツによる妖艶なボディラインが見え隠れしている身体的特徴から、人物が女性であること以外の情報は読み取れない。
無転換者な思考と常識を持ち合わせて今に至る俺としては、こんな中二病フルスロットルな輩と遭遇したとあらば、事案発生ってことで即通報してしまうのが正しい対応である。
しかし……この大転変以後の反転世界において、その怪しさ極まる黒ずくめな風貌と異形なマークについて、俺には一つの心当たりがあった。
「突然のお声掛け失礼いたしました。私、【五転盟】に所属していますエージェントなのですが」
――――【五転盟】
通称〝カテゴリー〟とも呼ばれてもいるソレは、大転変が原因で引き起こされている反転者界隈での揉め事を解決するべく結成された組織だ。
その活動範囲と影響力は幅広く、主に『反転者』を取り締まることにかけては絶大な権限をもっている〝らしい〟。
……らしいという曖昧な表現がなぜかというと、自分は無転換者歴が長かったということもあり、反転者界隈での出来事なんかはネット上の掲示板やブログ記事程度の認識でしか知らないからである。
――五転盟が反転世界での歴史の表舞台に登場したのは、大転変から一年後と記されている。
当時知らぬ者はいないとされた某有名『美少女を育成していくソーシャルゲーム』が、たった一夜にして女の子からイケメン男子に差し替えられるというおぞましい事件が起きた。
反転してからまだ一年目ということもあり、元の性別が色濃く残っていた課金兵と称される反転者の女子(※元男子)たちは、突然の裏切りともとれる暴挙に対し、湧き上がる憎悪に身を任せるようにして、各地で物理的な炎上を起こさんばかりに破壊の限りを尽くしていた。
国はいまだ反転した世界の混乱に対応できておらず、右往左往としている間にも、この火種は積もりに積もったやり場の無い〝反転〟という現象への不平不満を抱く者たちを吸収していくように広がっていき、大規模で危険な破壊集団へと変貌していった。
溜まり続けていた大転変への憎しみと怒りが決壊していくかのように、もはやこの破壊の嵐は、この反転世界を焦土に変えるまで収まることはないかに思われた。
――そんな時だった。
『五転盟』と名乗る一部の反転者たちの集団が介入すると、暴動はわずか一日半あまりで鎮圧されてしまったのだ。
その時の五転盟の人数はほんの百にも満たないほど。それでありながら、何十倍、それ以上という暴力を、さらなるそれを超える力による武力鎮圧を行ない、達成してしまったのだ。
その後。五転盟は反転者たちの前で〝反転者が反転世界で反転者であるべきルール〟を一方的に確立してしまう。
それは後々、大転変以前とは違う、反転世界の反転者たちによる反転者を従える(縛り付ける)全く新たな法となってしまうのだった。
捕まった者たちは施設と呼ばれる場所に収容され、五転盟がプログラム化したルールによる再教育を施されてしまうと、彼(※現彼女)らが日の下に出てこられた時には、すっかり身も心も女に〝反転堕ち〟させられていたらしい。
今では嬉々として、イケメンと化したかつての嫁たちを、虚ろな眼で愛でているのだそうだ。
その反転者のルールや再教育がどんな内容なのか、施設でどのような目に遭ったのかについては無転換者人生を歩んできた自分には不明なままである……。
だけど、そんな惨劇が反転者たちの間で広まっていくのに時間はいらなかった。
それまで頑なに、かつてと同じ服装や生活を維持してきた反転者たちは、魔女狩りめいた余計な火の粉を浴びるまいと、自ら進んで現状に適した服装や生活をするようになる者たちが後を絶たなかった。
それは……百歩、いや二百歩譲って大転変以後の混乱を解決させる最終手段であったのかもしれない。
しかし、結果としてその事件と五転盟という存在は、反転者の過剰適応を加速させてしまったのだ。
それから今日にいたるまでの間。反転世界のパワーバランスを支配していると言っても過言ではない五転盟ではあるが、それらルールや教育の対象になるのはあくまで〝反転者〟。無転換者にはこのような制約は一切無く、対岸の火事でしかなかった。
……だけど。今の木枯荒野というこの俺は、伊織によって言い訳無用なレベルで〝反転者の女〟にされてしまっているのだ。
いったい、どうして……そんな、このタイミングで……縁もゆかりも無かったはずの、五転盟なんて輩にからまれなきゃならないんだ?
「……そ、それで五転盟さんが無転換者(だった)の俺に何の用でしょうか?」
「いえいえ、大した御用向きではありませんよ。実はつい先程、気になるタレコミが五転盟の方に寄せられましてね」
「タレコミ?」
仕事行儀でスラスラと喋る黒仮面。そのエコー掛かった声を聞きながら、嫌な予感に冷や汗が頬を伝う。
「ええ、木枯荒野さん。先程の体育の件についてなのですが、どうやら貴方が〝女の反転者〟なのではないかという疑いを耳したのですよ、はい」
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