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社長の奴隷.07
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ただ、最初は男性がもう一人増えるということに対して、拒絶反応たあったけれど、今はそれが全くなくなったということだけは確かだ。
なくなったというだけでなく、オイシイとさえ思い始めているのだけど・・・。
自分か怖い・・・。
こんなおかしな環境にどんどん慣れていってしまう自分が・・・。
こんなんで普通の生活に戻れるのだろうか・・・。
「じゃあ、今度は藤巻君が信楽君のをやってもらう番なんだけど・・・。あ、そうか・・・、藤巻君も経験がないんだったね」
寛成は今度は美緒に男性器の扱い方を指導する。
「信楽君、下脱いで、そのソファに横になってくれる」
「はい」
少しぐらいは躊躇するだろうと思っていた信楽君は、予想に反し、またしても顔色一つ変えることなくスッポンポンになると、ソファに横になった。
むき出しになった男性器を、しかも今日会ったばかりの男性のそれを、処女の美緒はまともに見ることさえ初めてで・・・。
今からそれを絶頂に導くなどということは、気が遠くなる様な行為で・・・。
だけど、それが自分に与えられた仕事で・・・。
美緒は軽いパニックに陥って、今すぐここから逃げ出したい衝動に駆られる。
「どう?できそう」
寛成は丁寧に説明をした後、美緒に尋ねた。
「は、はい・・・」
そう答えるしか、美緒に生きる道はない。
本当は無理ですと言ってしまいたい。
だけど、それはできないのだ。
美緒の顔からダラダラと変な汗が噴き出す。
「藤巻君、大丈夫?何だか顔色が悪いけど」
さすがに異常を感じたのか、寛成が美緒に声を掛けた。
「だ、大丈夫です!」
美緒はソファに近づくと、手のひらにローションを垂らし、それを手の中で温めた。
やるしかない・・・。
やるしかないんだ!
美緒は自分を叱咤する。
温まったローションをまだ何の反応も示していない信楽君のそれに垂らし、そっと手を添えた。
若い女の子に大事な部分を握られたというのに、それでも信楽という男は何の反応も示さない。
童貞って言ってたけど、本当に本当なのかな?
童貞がこんな状況で、こんなに堂々としてられるものなのかな?
美緒は、自分が初めてこの仕事をしたときのことを思い出していた。
相手が寛成ということも手伝って、それはもう恥ずかしくて仕方がなくて、下着を脱ぐまでも大騒ぎだった。
もちろん直に触れられたときは、尋常じゃない反応を見せてしまい、今思い出しても恥ずかしくなる程の取り乱しっぷりだった。
それに比べて、この信楽君の反応はあまりに薄い。
ふにゃりと手ごたえの無いその物体を、美緒は寛成に教えられたとおりのやり方で扱き始めた。
は、初めて触ってしまった・・・。
男の人のモノに・・・。
あまりに過酷なこの状況で、救いだったのは、信楽君がイケメンで・・・、色白・・・、しかも体毛も薄いということだった。
体にはほとんどムダ毛が無く、あそこの毛もごく薄くしか生えていない。
なくなったというだけでなく、オイシイとさえ思い始めているのだけど・・・。
自分か怖い・・・。
こんなおかしな環境にどんどん慣れていってしまう自分が・・・。
こんなんで普通の生活に戻れるのだろうか・・・。
「じゃあ、今度は藤巻君が信楽君のをやってもらう番なんだけど・・・。あ、そうか・・・、藤巻君も経験がないんだったね」
寛成は今度は美緒に男性器の扱い方を指導する。
「信楽君、下脱いで、そのソファに横になってくれる」
「はい」
少しぐらいは躊躇するだろうと思っていた信楽君は、予想に反し、またしても顔色一つ変えることなくスッポンポンになると、ソファに横になった。
むき出しになった男性器を、しかも今日会ったばかりの男性のそれを、処女の美緒はまともに見ることさえ初めてで・・・。
今からそれを絶頂に導くなどということは、気が遠くなる様な行為で・・・。
だけど、それが自分に与えられた仕事で・・・。
美緒は軽いパニックに陥って、今すぐここから逃げ出したい衝動に駆られる。
「どう?できそう」
寛成は丁寧に説明をした後、美緒に尋ねた。
「は、はい・・・」
そう答えるしか、美緒に生きる道はない。
本当は無理ですと言ってしまいたい。
だけど、それはできないのだ。
美緒の顔からダラダラと変な汗が噴き出す。
「藤巻君、大丈夫?何だか顔色が悪いけど」
さすがに異常を感じたのか、寛成が美緒に声を掛けた。
「だ、大丈夫です!」
美緒はソファに近づくと、手のひらにローションを垂らし、それを手の中で温めた。
やるしかない・・・。
やるしかないんだ!
美緒は自分を叱咤する。
温まったローションをまだ何の反応も示していない信楽君のそれに垂らし、そっと手を添えた。
若い女の子に大事な部分を握られたというのに、それでも信楽という男は何の反応も示さない。
童貞って言ってたけど、本当に本当なのかな?
童貞がこんな状況で、こんなに堂々としてられるものなのかな?
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相手が寛成ということも手伝って、それはもう恥ずかしくて仕方がなくて、下着を脱ぐまでも大騒ぎだった。
もちろん直に触れられたときは、尋常じゃない反応を見せてしまい、今思い出しても恥ずかしくなる程の取り乱しっぷりだった。
それに比べて、この信楽君の反応はあまりに薄い。
ふにゃりと手ごたえの無いその物体を、美緒は寛成に教えられたとおりのやり方で扱き始めた。
は、初めて触ってしまった・・・。
男の人のモノに・・・。
あまりに過酷なこの状況で、救いだったのは、信楽君がイケメンで・・・、色白・・・、しかも体毛も薄いということだった。
体にはほとんどムダ毛が無く、あそこの毛もごく薄くしか生えていない。
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