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社長の奴隷.45
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「ば、バカ野郎!何してるんだよ!!」
美住はなぜだか分からないが真剣に怒っている。
「だって、お前、俺のこと好きなんじゃ・・・」
「だからって、お前が俺のこと好きじゃないのに、こんなの嫌だよ。俺のことバカにするなよ」
美住は少し涙目になっている。
そして立ち上がるとそのまま帰ろうとした。
「待てよ!」
信楽が美住の腕をつかんでも、力いっぱい振り払われた。
「帰る・・・」
「待てって」
信楽は美住を後ろから思い切り抱きしめた。
「な、何してっ・・・!」
「帰らないでくれ・・・」
「はあ、訳わかんねえ・・・」
「俺だって、訳わかんねえけど、何かお前、可愛い・・・」
「か、可愛くない!やっぱ、帰る!」
「ごめんごめん、今のなし!だけど、もう少しいて欲しい・・・」
しおらしくなった信楽の声に、美住が逆らえるはずがなかった。
そのまま引きずられる様にリビングのソファに引き戻される。
何となく気まずい雰囲気が流れる。
信楽が美住の手を握った。
「な、何するんだよ!」
美住は目を丸くして大声をあげた。
「な、なんで怒るんだよ!」
美住は自分のことが好きなはずなのに、なんでいちいち怒るのか信楽には理解できない。
「だから、俺はお前のこと好きだけど、今すぐどうこうとか考えてないから。大体三年も待ったんだぞ、俺の真剣な気持ちを踏みにじるな」
そう言われても、信楽も何故か分からないが、さっきからゾワゾワとしたおかしな感覚に襲われて、美住に触れたくて仕方がないのだ。
「俺、どうしちゃったのかな・・・。美住に告白されたときは何も感じなかったのに、なんか、お前の真剣な気持ち聞いてたら、だんだんお前が可愛く思えて仕方なくなって、こう、胸がキュンってするんだよ」
「マジで?マジで言ってんのそれ?」
「マジだけど」
「嘘だろ~」
美住は顔を真っ赤にして両手で覆った。
「お前、俺のこと好きじゃん」
「嘘?」
「だって、胸がキュンってするんだろ?」
「そうだけど・・・」
「うわぁ~、嬉しいけど・・・なんか信じらんね~」
美住はついに号泣しはじめた。
「お、おい、美住~」
いつものお調子者から、こんな健気な姿を見せられ、信楽の胸はまたしてもキュンキュンしてしまう。
信楽は思わず美住を抱きしめていた。
「美住・・・可愛い・・・」
「可愛くない!」
「そういうとこが可愛い・・・」
「可愛いって言うな!」
そう反発されると意地悪をしたくなるのが人の常だ。
美住はなぜだか分からないが真剣に怒っている。
「だって、お前、俺のこと好きなんじゃ・・・」
「だからって、お前が俺のこと好きじゃないのに、こんなの嫌だよ。俺のことバカにするなよ」
美住は少し涙目になっている。
そして立ち上がるとそのまま帰ろうとした。
「待てよ!」
信楽が美住の腕をつかんでも、力いっぱい振り払われた。
「帰る・・・」
「待てって」
信楽は美住を後ろから思い切り抱きしめた。
「な、何してっ・・・!」
「帰らないでくれ・・・」
「はあ、訳わかんねえ・・・」
「俺だって、訳わかんねえけど、何かお前、可愛い・・・」
「か、可愛くない!やっぱ、帰る!」
「ごめんごめん、今のなし!だけど、もう少しいて欲しい・・・」
しおらしくなった信楽の声に、美住が逆らえるはずがなかった。
そのまま引きずられる様にリビングのソファに引き戻される。
何となく気まずい雰囲気が流れる。
信楽が美住の手を握った。
「な、何するんだよ!」
美住は目を丸くして大声をあげた。
「な、なんで怒るんだよ!」
美住は自分のことが好きなはずなのに、なんでいちいち怒るのか信楽には理解できない。
「だから、俺はお前のこと好きだけど、今すぐどうこうとか考えてないから。大体三年も待ったんだぞ、俺の真剣な気持ちを踏みにじるな」
そう言われても、信楽も何故か分からないが、さっきからゾワゾワとしたおかしな感覚に襲われて、美住に触れたくて仕方がないのだ。
「俺、どうしちゃったのかな・・・。美住に告白されたときは何も感じなかったのに、なんか、お前の真剣な気持ち聞いてたら、だんだんお前が可愛く思えて仕方なくなって、こう、胸がキュンってするんだよ」
「マジで?マジで言ってんのそれ?」
「マジだけど」
「嘘だろ~」
美住は顔を真っ赤にして両手で覆った。
「お前、俺のこと好きじゃん」
「嘘?」
「だって、胸がキュンってするんだろ?」
「そうだけど・・・」
「うわぁ~、嬉しいけど・・・なんか信じらんね~」
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「お、おい、美住~」
いつものお調子者から、こんな健気な姿を見せられ、信楽の胸はまたしてもキュンキュンしてしまう。
信楽は思わず美住を抱きしめていた。
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