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もう君を絶対に離さない.85
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「あ、あの・・・、このまましていい?」
どういう意味か野崎の言っていることが瑠璃子には分からない。
「前、したとき、笠原さん上だったから・・・、そういうのが好きなのかと・・・」
瑠璃子はあの時自分がさらした痴態を思い出し、またしても顔から火が出る思いだ。
「あ、あれは忘れてください・・・。普通でいいです・・・」
「わかった・・・」
お互いの脳裏にあの日の映像が鮮明によみがえってしまう。
「ごめん、変なこと聞いて・・・、でも、君が気持ちがいいようにしてあげたいんだ・・・」
「・・・ありがとう」
律儀すぎるのはやや問題だが、それも含めて野崎の優しさなのだろう。
ところどころムードにかけるけれど、野崎と一緒になれる喜びが全てを忘れさせる。
野崎ははち切れそうな自身の先端を瑠璃子の中に押し入れた。
「あっ・・・」
瑠璃子の心は歓喜に包まれた。
グッと最奥まで野崎が入って来る。
それだけで、また涙が溢れた。
「痛い?大丈夫・・・」
「大丈夫・・・、嬉しいだけ・・・」
「ぼ、僕もだよ・・・、好きだ、大好きだよ・・・笠原さん」
野崎は優しくキスをすると、ゆっくりと腰を動かし始めた。
「ああっ、あっ・・・、あっ、ああっ・・・」
体内に野崎を感じ、瑠璃子の気持ちはこれ以上ないくらいの幸せに包まれた。
「野崎君が中にいる・・・、嬉しい・・・」
「僕も嬉しい・・・、まだ信じられない・・・」
「私は野崎君のものだよ・・・」
「ダメだって・・・、そんなこと言ったら・・・」
もう、本当に限界なんだから・・・、すぐにイッちゃうよ~。
「んっ・・・くっ・・・」
野崎はほどなく瑠璃子の中で達した。
「ごめん、早くて・・・」
ううん、と瑠璃子は首を横に振った。
「しあわせ・・・」
「僕も・・・」
二人は裸のまま抱き合った。
軽いキスを何度もして、髪を撫で、体を愛撫した。
「あの・・・」
野崎は、すっかり元気を取り戻した自分自身のことを打ち明けるべきか躊躇する。
あんなにあっさりとイッてしまったくせに、もう一度なんて・・・。
自分の欲望を満たしたいだけなのがバレバレだ。
愛を交わし合うときはお互いが気持ちよくなければと、クソ真面目な野崎はつい考えてしまう。
しかし狭いベッドの中で体を密着させている状態で、野崎の変化に瑠璃子が気づかないはずがない。
「・・・もう一回欲しいっていったら軽蔑する・・・?」
瑠璃子の中でも、以前犯した自分の恥ずかしい過去が消えていないため、ついそんな風に尋ねたくなってしまう。
どういう意味か野崎の言っていることが瑠璃子には分からない。
「前、したとき、笠原さん上だったから・・・、そういうのが好きなのかと・・・」
瑠璃子はあの時自分がさらした痴態を思い出し、またしても顔から火が出る思いだ。
「あ、あれは忘れてください・・・。普通でいいです・・・」
「わかった・・・」
お互いの脳裏にあの日の映像が鮮明によみがえってしまう。
「ごめん、変なこと聞いて・・・、でも、君が気持ちがいいようにしてあげたいんだ・・・」
「・・・ありがとう」
律儀すぎるのはやや問題だが、それも含めて野崎の優しさなのだろう。
ところどころムードにかけるけれど、野崎と一緒になれる喜びが全てを忘れさせる。
野崎ははち切れそうな自身の先端を瑠璃子の中に押し入れた。
「あっ・・・」
瑠璃子の心は歓喜に包まれた。
グッと最奥まで野崎が入って来る。
それだけで、また涙が溢れた。
「痛い?大丈夫・・・」
「大丈夫・・・、嬉しいだけ・・・」
「ぼ、僕もだよ・・・、好きだ、大好きだよ・・・笠原さん」
野崎は優しくキスをすると、ゆっくりと腰を動かし始めた。
「ああっ、あっ・・・、あっ、ああっ・・・」
体内に野崎を感じ、瑠璃子の気持ちはこれ以上ないくらいの幸せに包まれた。
「野崎君が中にいる・・・、嬉しい・・・」
「僕も嬉しい・・・、まだ信じられない・・・」
「私は野崎君のものだよ・・・」
「ダメだって・・・、そんなこと言ったら・・・」
もう、本当に限界なんだから・・・、すぐにイッちゃうよ~。
「んっ・・・くっ・・・」
野崎はほどなく瑠璃子の中で達した。
「ごめん、早くて・・・」
ううん、と瑠璃子は首を横に振った。
「しあわせ・・・」
「僕も・・・」
二人は裸のまま抱き合った。
軽いキスを何度もして、髪を撫で、体を愛撫した。
「あの・・・」
野崎は、すっかり元気を取り戻した自分自身のことを打ち明けるべきか躊躇する。
あんなにあっさりとイッてしまったくせに、もう一度なんて・・・。
自分の欲望を満たしたいだけなのがバレバレだ。
愛を交わし合うときはお互いが気持ちよくなければと、クソ真面目な野崎はつい考えてしまう。
しかし狭いベッドの中で体を密着させている状態で、野崎の変化に瑠璃子が気づかないはずがない。
「・・・もう一回欲しいっていったら軽蔑する・・・?」
瑠璃子の中でも、以前犯した自分の恥ずかしい過去が消えていないため、ついそんな風に尋ねたくなってしまう。
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