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もう君を絶対に離さない.86
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「・・・ありがとう・・・」
「えっ・・・」
「僕が恥をかかないように気遣ってくれて・・・」
100%そういうわけではないのだが、あえて否定する必要もないだろう・・・。
野崎はさっきまでつながっていた場所に今度は抱き合ったまま後ろから挿入した。
野崎の手は自然と瑠璃子の胸に移動した。
「あっ、あっ、ああっ、あんっ・・・、ああっ・・・」
律動に合わせて瑠璃子が発する甘い声がすぐそばで野崎の耳を刺激する。
それに加えて柔らかくて豊かな胸の感触を指先に感じると、またしても加速度的に快感が増してくる。
二度目だというのに、またしてもあまり持たないかもしれない。
き、気持ちよすぎ・・・。
野崎は絹の様に滑らかな瑠璃子の肌のどこにふれても、もはや快感を感じない場所などなかった。
どうやったらこんな気持ちいい肌になるのか、一度瑠璃子の親に聞いてみたいくらいだ。
きっと紗栄子は自分の手柄だを鼻高々になるだろうけど。
「・・・あっ、僕、もう・・・、っ・・・」
体と体の触れ合いが、挿入と変わらないくらいに気持ちよくて、野崎は案の定、予定より随分早く昇りつめてしまった。
体内で野崎の精が放たれる感覚はこれ以上ないくらいの幸福感を瑠璃子に与えた。
自分の身体で感じ、野崎が達した証だから。
「野崎君・・・、好き・・・」
「僕も・・・、好きだ・・・」
二人は向かい合って抱き合うと、あきれるくらいにキスをした。
いつの間に眠りに落ちたのか・・・、お互いの手足を絡ませたまま野崎は先に目を覚ました。
スヤスヤと隣で寝息を立てている瑠璃子が本当にそこにいることが、いまだに信じられない。
ワガママで自己中心的だと思っていた瑠璃子のこんな可愛い姿を見られる日が来るなんて、普段創作活動ばかりしている野崎にもとても思いつかなかった。
そう言えば、瑠璃子はどうして養成所などにいたのだろう。
まだ詳しい話をしていないのに、すっかり求めあうことに夢中になってしまった。
「・・・おはよう」
目覚めた瑠璃子が野崎のことを抱き寄せた。
「おはよう・・・」
野崎は嬉しくて、でもやっぱりまだ信じられなくて。
なんだこの幸せすぎるシチュエーションは・・・。
これは、自分がこれからどんな感動的な作品を書いたとしても越えられないなと、野崎はつい笑ってしまった。
「どうしたの?」
不思議そうに尋ねる瑠璃子に、「何でもない」と言って野崎はキスをした。
「えっ・・・」
「僕が恥をかかないように気遣ってくれて・・・」
100%そういうわけではないのだが、あえて否定する必要もないだろう・・・。
野崎はさっきまでつながっていた場所に今度は抱き合ったまま後ろから挿入した。
野崎の手は自然と瑠璃子の胸に移動した。
「あっ、あっ、ああっ、あんっ・・・、ああっ・・・」
律動に合わせて瑠璃子が発する甘い声がすぐそばで野崎の耳を刺激する。
それに加えて柔らかくて豊かな胸の感触を指先に感じると、またしても加速度的に快感が増してくる。
二度目だというのに、またしてもあまり持たないかもしれない。
き、気持ちよすぎ・・・。
野崎は絹の様に滑らかな瑠璃子の肌のどこにふれても、もはや快感を感じない場所などなかった。
どうやったらこんな気持ちいい肌になるのか、一度瑠璃子の親に聞いてみたいくらいだ。
きっと紗栄子は自分の手柄だを鼻高々になるだろうけど。
「・・・あっ、僕、もう・・・、っ・・・」
体と体の触れ合いが、挿入と変わらないくらいに気持ちよくて、野崎は案の定、予定より随分早く昇りつめてしまった。
体内で野崎の精が放たれる感覚はこれ以上ないくらいの幸福感を瑠璃子に与えた。
自分の身体で感じ、野崎が達した証だから。
「野崎君・・・、好き・・・」
「僕も・・・、好きだ・・・」
二人は向かい合って抱き合うと、あきれるくらいにキスをした。
いつの間に眠りに落ちたのか・・・、お互いの手足を絡ませたまま野崎は先に目を覚ました。
スヤスヤと隣で寝息を立てている瑠璃子が本当にそこにいることが、いまだに信じられない。
ワガママで自己中心的だと思っていた瑠璃子のこんな可愛い姿を見られる日が来るなんて、普段創作活動ばかりしている野崎にもとても思いつかなかった。
そう言えば、瑠璃子はどうして養成所などにいたのだろう。
まだ詳しい話をしていないのに、すっかり求めあうことに夢中になってしまった。
「・・・おはよう」
目覚めた瑠璃子が野崎のことを抱き寄せた。
「おはよう・・・」
野崎は嬉しくて、でもやっぱりまだ信じられなくて。
なんだこの幸せすぎるシチュエーションは・・・。
これは、自分がこれからどんな感動的な作品を書いたとしても越えられないなと、野崎はつい笑ってしまった。
「どうしたの?」
不思議そうに尋ねる瑠璃子に、「何でもない」と言って野崎はキスをした。
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