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なりゆきで、君の体を調教中.04
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真は、今大学4年で7月には教員採用試験の一次試験を控えているため、忙しい日々を過ごしてはいるのだが、幸い成績は優秀なため、皆が苦労する試験やレポートなどは、さほど苦にならない。
むしろ、自分ではどうすることもできない優菜のことのほうが、心配でしょうがないのだ。
だから、優菜が連絡をよこせば、週に2回でも3回でも飛んで行ってしまうありさまだった。
そんな日々を送りながらも、優菜の苦手は克服されることは無い。
なぜ人に触れることは大丈夫なのに、触れられるのがダメなのかが理解できないが、彼女が嫌がることを無理にすることもできず、真は時々自分のタガが外れそうになるのを必死でこらえた。
いつも一緒の布団に入り、お互いの匂いに触発されると、優菜は自然に真のパジャマのズボンと下着を下ろし、彼の男性の部分に触れる。
真は、優菜に触れられないという縛りのため、脳内の妄想が限界まで高められているせいか、いつも情けない程に早く限界を迎えてしまう。
優菜がしなやかな指を這わせると、真は声を上げる。
「あ、はぁ、あ、ああっ…。ゆ、優菜ちゃん、だ、だめだって…。」
「先生、かわいい。」「バカ、可愛いとか言わない。」
そんな事を言っても、身体は正直だ。
「あ、も、もう…、ゆ、優菜ちゃん、君は、どこでこんなこと、覚えたんだ?」
「ん~、何だか寂しすぎて眠れなくて、一緒に寝てる人にくっついてたら、その人のがおっきくなってて、どうしたんだろうって触ってたら、すっごく気持ちよさそうな声で「もっと」って言われて…。それが初めてかな?それで、その人に気持ちよくなる色んなこと教えてもらったの。」
「そ、その人は随分年上の人?」
「う~ん、メイド喫茶に来てたサラリーマンの人だけど、まだ若かったよ。24歳とか言ってたかな。」
そんな男を気持ちよくさせていたことに腹を立てながらも、今はその手技のおかげで自分は何度も絶頂を迎えているのだ。
真は、非常に複雑な気分になる。
来て欲しいと連絡が入ったある日、部屋に入ると優菜は何故かソファにもたれかかって赤い顔をしている。
どうも風邪をひいてしまったようだ。
しかもかなり熱が高い。真は病院に連れて行こうとするが、優菜は必死に抵抗する。体温計で測ってみると40度近い熱だ。
真は慌ててタクシーを呼ぶと、夜間外来の病院へ優菜を連れて行った。
一緒に診察室に入る訳にはいかず、廊下の椅子に腰かけて待っていると、「だめ、嫌です!」という優菜の声が聞こえてくる。
「大丈夫ですよ、心臓の音を聞くだけですから。」そうお医者さんに言われ、優菜はやっと静かになった。
そう思った瞬間、「あ、ああっ、あん、あああん。」という艶めかしい声が診察室から聞こえてきた。
真はノックをすることもせず、診察室のドアを開け中に入ると、そこには聴診器を当てられている優菜と、唖然とした表情の医師が固まったままいた。
真は「この子、皮膚が敏感で、ついこういう声が出ちゃうんですよ。困ったもんですね。ハハッ。」そう言うと、優菜のはだけられた胸をもとに戻した。
「それで、やっぱり風邪なんでしょうか?インフルエンザではないですよね。」
「え、ええ。今、インフルエンザの検査はしましたが、陽性の反応は出ませんでしたので。ただの風邪だと思います。まあ、お家で安静にしていてください。お薬を出しますので、待合室でお待ちください。」
優菜は真におぶわれ、待合室に行き薬を受け取ると再びタクシーで家まで帰った。
その日はそのまま布団に寝かせ、真はソファでタオルケットにくるまって一夜を過ごした。
次の朝、優菜の熱はすっかり下がっていた。
「優菜ちゃん、僕、昨日の君の様子を見て思ったんだけど、君の肌ってもしかしてすごく敏感?」
「さあ?自分じゃこれが普通なんだけど、とにかくちょっと触られるだけで、変な声が出ちゃうの。」
真は優菜は触られるのが嫌いなのではなく、ただ異常に皮膚が敏感なんだということに初めて気づいた。
そして、それを優菜に説明すると、人と比べることが出来ないだけに判断が難しいため、どうもしっくりこないようだ。
そこで真は試しに自分の指で自分の手の平をこすってみせる、そして次に同じように優菜の手の平をこする。
「ひあっ!!」優菜は飛び上がらんばかりに反応した。
「ほら、やっぱり。同じことをしても、優菜ちゃんの皮膚は異常に敏感に感じてしまうんだよ。」
そう言って、真は少し想像してしまう。それだけ敏感なら、もしもエッチなんかしたら、一体どうなってしまうんだろうと…。
いやいや、俺は何を考えてるんだ。優菜は感じすぎることで悩んでるというのに。
「そ、そうなのかな~。でも、それってどうしたらいいんだろう。」
「う~ん、やっぱり、最初はすっごく弱い刺激で段々刺激を強くして慣れていくしかないんじゃないかな。」
「…。」
「どんな事だってそうじゃん。もし、最終的にフルマラソンを走りたいって思っても、いきなり走れるわけじゃないでしょ。最初は5キロから始めて、10キロ15キロと段々距離を伸ばして、最終的に42.195キロを走るっていうのが物事の順序ってもんでしょ。それと一緒だよ。」
「そ、そうかな。やっぱり、まだよく分かんない。」
「でも、何もしないと、そのままでしょ。試しにさ、僕が来るたびに、少しだけ君に触れる練習をしようよ。そういえば、自分で触るのはどうなの?」
「自分だと、加減してるから大丈夫。」
「そうか。やっぱり、人に触れられるのに慣れてないんだね。それで、僕が触れるのは大丈夫そう?」
「分かんないけど、たぶん他の人よりは大丈夫だと思う。先生優しいし…。」
「そうか、じゃあ、早速今日から始めよう。まずは、そうだな、足の指からいってみようか。」
「は、はい。」
優菜は早くも体を強張らせている。真は細心の注意を払い、優菜の足の指に軽く触れた。
「はうっ!」
「少し、我慢して。」
訓練には我慢がつきものだ。ここは心を鬼にしてやらなければならない。
「あ、あ、ああん、はあん、んんっ…、くっ、あっ、だ、だめっ…。」
はたから聞いていたら、明らかにエッチな事をしているとしか思えない声が優菜の口から漏れ出ている。
「よ~し、よく我慢した。少しずつ頑張ろうな。」
そうは言ったものの、真は何だか自分が変態になった様な気分になる。
「はい…。」
優菜は激しい愛撫を受けた後の様に瞳を潤ませ、肩で息をしている。
正直、目の毒だ。真は自分の下半身が早くも反応してしまいそうになるのを必死にこらえた。
むしろ、自分ではどうすることもできない優菜のことのほうが、心配でしょうがないのだ。
だから、優菜が連絡をよこせば、週に2回でも3回でも飛んで行ってしまうありさまだった。
そんな日々を送りながらも、優菜の苦手は克服されることは無い。
なぜ人に触れることは大丈夫なのに、触れられるのがダメなのかが理解できないが、彼女が嫌がることを無理にすることもできず、真は時々自分のタガが外れそうになるのを必死でこらえた。
いつも一緒の布団に入り、お互いの匂いに触発されると、優菜は自然に真のパジャマのズボンと下着を下ろし、彼の男性の部分に触れる。
真は、優菜に触れられないという縛りのため、脳内の妄想が限界まで高められているせいか、いつも情けない程に早く限界を迎えてしまう。
優菜がしなやかな指を這わせると、真は声を上げる。
「あ、はぁ、あ、ああっ…。ゆ、優菜ちゃん、だ、だめだって…。」
「先生、かわいい。」「バカ、可愛いとか言わない。」
そんな事を言っても、身体は正直だ。
「あ、も、もう…、ゆ、優菜ちゃん、君は、どこでこんなこと、覚えたんだ?」
「ん~、何だか寂しすぎて眠れなくて、一緒に寝てる人にくっついてたら、その人のがおっきくなってて、どうしたんだろうって触ってたら、すっごく気持ちよさそうな声で「もっと」って言われて…。それが初めてかな?それで、その人に気持ちよくなる色んなこと教えてもらったの。」
「そ、その人は随分年上の人?」
「う~ん、メイド喫茶に来てたサラリーマンの人だけど、まだ若かったよ。24歳とか言ってたかな。」
そんな男を気持ちよくさせていたことに腹を立てながらも、今はその手技のおかげで自分は何度も絶頂を迎えているのだ。
真は、非常に複雑な気分になる。
来て欲しいと連絡が入ったある日、部屋に入ると優菜は何故かソファにもたれかかって赤い顔をしている。
どうも風邪をひいてしまったようだ。
しかもかなり熱が高い。真は病院に連れて行こうとするが、優菜は必死に抵抗する。体温計で測ってみると40度近い熱だ。
真は慌ててタクシーを呼ぶと、夜間外来の病院へ優菜を連れて行った。
一緒に診察室に入る訳にはいかず、廊下の椅子に腰かけて待っていると、「だめ、嫌です!」という優菜の声が聞こえてくる。
「大丈夫ですよ、心臓の音を聞くだけですから。」そうお医者さんに言われ、優菜はやっと静かになった。
そう思った瞬間、「あ、ああっ、あん、あああん。」という艶めかしい声が診察室から聞こえてきた。
真はノックをすることもせず、診察室のドアを開け中に入ると、そこには聴診器を当てられている優菜と、唖然とした表情の医師が固まったままいた。
真は「この子、皮膚が敏感で、ついこういう声が出ちゃうんですよ。困ったもんですね。ハハッ。」そう言うと、優菜のはだけられた胸をもとに戻した。
「それで、やっぱり風邪なんでしょうか?インフルエンザではないですよね。」
「え、ええ。今、インフルエンザの検査はしましたが、陽性の反応は出ませんでしたので。ただの風邪だと思います。まあ、お家で安静にしていてください。お薬を出しますので、待合室でお待ちください。」
優菜は真におぶわれ、待合室に行き薬を受け取ると再びタクシーで家まで帰った。
その日はそのまま布団に寝かせ、真はソファでタオルケットにくるまって一夜を過ごした。
次の朝、優菜の熱はすっかり下がっていた。
「優菜ちゃん、僕、昨日の君の様子を見て思ったんだけど、君の肌ってもしかしてすごく敏感?」
「さあ?自分じゃこれが普通なんだけど、とにかくちょっと触られるだけで、変な声が出ちゃうの。」
真は優菜は触られるのが嫌いなのではなく、ただ異常に皮膚が敏感なんだということに初めて気づいた。
そして、それを優菜に説明すると、人と比べることが出来ないだけに判断が難しいため、どうもしっくりこないようだ。
そこで真は試しに自分の指で自分の手の平をこすってみせる、そして次に同じように優菜の手の平をこする。
「ひあっ!!」優菜は飛び上がらんばかりに反応した。
「ほら、やっぱり。同じことをしても、優菜ちゃんの皮膚は異常に敏感に感じてしまうんだよ。」
そう言って、真は少し想像してしまう。それだけ敏感なら、もしもエッチなんかしたら、一体どうなってしまうんだろうと…。
いやいや、俺は何を考えてるんだ。優菜は感じすぎることで悩んでるというのに。
「そ、そうなのかな~。でも、それってどうしたらいいんだろう。」
「う~ん、やっぱり、最初はすっごく弱い刺激で段々刺激を強くして慣れていくしかないんじゃないかな。」
「…。」
「どんな事だってそうじゃん。もし、最終的にフルマラソンを走りたいって思っても、いきなり走れるわけじゃないでしょ。最初は5キロから始めて、10キロ15キロと段々距離を伸ばして、最終的に42.195キロを走るっていうのが物事の順序ってもんでしょ。それと一緒だよ。」
「そ、そうかな。やっぱり、まだよく分かんない。」
「でも、何もしないと、そのままでしょ。試しにさ、僕が来るたびに、少しだけ君に触れる練習をしようよ。そういえば、自分で触るのはどうなの?」
「自分だと、加減してるから大丈夫。」
「そうか。やっぱり、人に触れられるのに慣れてないんだね。それで、僕が触れるのは大丈夫そう?」
「分かんないけど、たぶん他の人よりは大丈夫だと思う。先生優しいし…。」
「そうか、じゃあ、早速今日から始めよう。まずは、そうだな、足の指からいってみようか。」
「は、はい。」
優菜は早くも体を強張らせている。真は細心の注意を払い、優菜の足の指に軽く触れた。
「はうっ!」
「少し、我慢して。」
訓練には我慢がつきものだ。ここは心を鬼にしてやらなければならない。
「あ、あ、ああん、はあん、んんっ…、くっ、あっ、だ、だめっ…。」
はたから聞いていたら、明らかにエッチな事をしているとしか思えない声が優菜の口から漏れ出ている。
「よ~し、よく我慢した。少しずつ頑張ろうな。」
そうは言ったものの、真は何だか自分が変態になった様な気分になる。
「はい…。」
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