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誰かイケメン達を止めてくれませんか!!.38
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みゆうはベッドに体を預けた。
気づけば裸のままだった。
だんだん貞操観念が緩くなってる気がする。
今日のところは何とか最後まで行くのは防ぐことができた。
でも、こんなこと何度も繰り返されたら、きっと流されてしまう。
その前に、どうしても伊吹と結ばれなければ。
ああ、こんなの本当は嫌だ。
第一、伊吹に失礼すぎる。
こんな自分を好きでいてくれる伊吹には感謝してる。
本当によく呆れないでいてくれると思う。
いい人なんだと思う。
だけど、それと好きになるってことは別のことだ。
好きになるなんて、知らないうちになってるもので、無理になろうとしてもなれる訳じゃない。
本当に、過去の自分を呪いたい。
とにかく、まず明日伊吹に自分の決意を伝えよう。
みゆうは光に愛撫されてベタベタになった体を洗うため、お風呂へ向かった。
次の日、二人はおばあちゃんの家に行った。
昨日と同じソファに座ってみゆうは話はじめた。
「きっと、光くんが言ったと思うけど、昨日はかなりヤバかったんだ」
「そうみたいだね。光くんかなり興奮してたよ。魔力のせいなのかな、彼らはやっぱり本気なんだね」
「うん。でも、私、決心した。イケメン達は全員追い返す。そして、伊吹、今日、しよう」
「えっ!」
みゆうの突然すぎる告白に、伊吹は言葉が出てこない。
「どうしたの?何かあったの」
「ううん。ただ、ちゃんと現実的に考えてみただけ。どう考えたって、これ以上彼らと会っても、私が虚しくなるだけだって分かったの。今頃気付くなんて、相当浮かれてたんだと思うけど、済んだことは仕方ない。もう、これ以上伊吹に迷惑かけたくないし。だから、本気で決めました。伊吹のほうはそれでいい?」
あまりに突然だが、いずれそうなるつもりで覚悟はしていた。
「わかった。そうしよう」
「ありがとう、伊吹。正直なこと言うと、昨日の光くんの攻めがかなり過激で、もう次は本当にヤバそうなの。しかも、昨日は優くんを追い返して、それで終わりのはずだったのに、追加で光くんが来たの。ってことは、誰かを追い返したら、最強の光くんが毎回来る可能性が高いのよ。そしたらもう後がないっていうか、もう万事休すっていうか。そう、切羽詰まってるの」
「わ、わかった。緊急事態なんだね」
「うん、だから、伊吹はもっと、本当の恋愛みたくしたいんだろうと思うけど、ゴメンね。身体だけの関係みたいになっちゃうけど。許してくれる?」
「そりゃあ、好きになってもらえたら最高だけど、それを待ってたら、絶対アイツらに先を越されちゃうもん。僕の方こそ、リードとか出来なくて申し訳ないけど、それでよければ。僕はみゆうのことが好きだから」
そう言って顔を赤くする伊吹を見て、みゆうまで赤くなってしまう。
そんなに好きでいてくれるなんて。
私って幸せだな。
二人は例の一番広いベッドルームに向かった。
気づけば裸のままだった。
だんだん貞操観念が緩くなってる気がする。
今日のところは何とか最後まで行くのは防ぐことができた。
でも、こんなこと何度も繰り返されたら、きっと流されてしまう。
その前に、どうしても伊吹と結ばれなければ。
ああ、こんなの本当は嫌だ。
第一、伊吹に失礼すぎる。
こんな自分を好きでいてくれる伊吹には感謝してる。
本当によく呆れないでいてくれると思う。
いい人なんだと思う。
だけど、それと好きになるってことは別のことだ。
好きになるなんて、知らないうちになってるもので、無理になろうとしてもなれる訳じゃない。
本当に、過去の自分を呪いたい。
とにかく、まず明日伊吹に自分の決意を伝えよう。
みゆうは光に愛撫されてベタベタになった体を洗うため、お風呂へ向かった。
次の日、二人はおばあちゃんの家に行った。
昨日と同じソファに座ってみゆうは話はじめた。
「きっと、光くんが言ったと思うけど、昨日はかなりヤバかったんだ」
「そうみたいだね。光くんかなり興奮してたよ。魔力のせいなのかな、彼らはやっぱり本気なんだね」
「うん。でも、私、決心した。イケメン達は全員追い返す。そして、伊吹、今日、しよう」
「えっ!」
みゆうの突然すぎる告白に、伊吹は言葉が出てこない。
「どうしたの?何かあったの」
「ううん。ただ、ちゃんと現実的に考えてみただけ。どう考えたって、これ以上彼らと会っても、私が虚しくなるだけだって分かったの。今頃気付くなんて、相当浮かれてたんだと思うけど、済んだことは仕方ない。もう、これ以上伊吹に迷惑かけたくないし。だから、本気で決めました。伊吹のほうはそれでいい?」
あまりに突然だが、いずれそうなるつもりで覚悟はしていた。
「わかった。そうしよう」
「ありがとう、伊吹。正直なこと言うと、昨日の光くんの攻めがかなり過激で、もう次は本当にヤバそうなの。しかも、昨日は優くんを追い返して、それで終わりのはずだったのに、追加で光くんが来たの。ってことは、誰かを追い返したら、最強の光くんが毎回来る可能性が高いのよ。そしたらもう後がないっていうか、もう万事休すっていうか。そう、切羽詰まってるの」
「わ、わかった。緊急事態なんだね」
「うん、だから、伊吹はもっと、本当の恋愛みたくしたいんだろうと思うけど、ゴメンね。身体だけの関係みたいになっちゃうけど。許してくれる?」
「そりゃあ、好きになってもらえたら最高だけど、それを待ってたら、絶対アイツらに先を越されちゃうもん。僕の方こそ、リードとか出来なくて申し訳ないけど、それでよければ。僕はみゆうのことが好きだから」
そう言って顔を赤くする伊吹を見て、みゆうまで赤くなってしまう。
そんなに好きでいてくれるなんて。
私って幸せだな。
二人は例の一番広いベッドルームに向かった。
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