兄と妹のイケナイ関係

星野しずく

文字の大きさ
9 / 39

兄と妹のイケナイ関係.09

しおりを挟む
 将貴の鼓動も直に伝わってくる。

 みのりは将貴の全てを手にしたようで、幸せだった。それ以外何も考えられなかった。

 彼の汗ばんだ背中に手をまわすと、ぎゅっと抱きしめた。将貴の全てが愛おしかった。

「みのり…、お前の中…、ちょー良かった。」

「ば、ばかっ、将兄っ!」

 そう言いながらも、見つめ合うとみのりの方から口づけた。

「身体の相性バッチリだな。」

「まだ、そんなエッチなことばっかり言って。」

 みのりは将兄をたしなめる。

「お前もそう思っただろ?違う?」

「しっ、知らないっ。初めてだし、そんなこと分んない。」

「そっか~。初めてか~。みのりの初めては俺か~。」

 しみじみと噛みしめるように言われると、改めて恥かしさが込み上げてくる。

 みのりのそんな気持ちなどお構いなく、将貴は言葉を続ける。

「汗かいちゃたから、シャワー浴びようか。」

「そっ、そうだね。」

 汗と体液でべとべとになった体は、互いの匂いが混ざり合って、再び興奮を誘う。

 みのりは、将兄の香りを落としてしまうのはもったいなく感じたが、このままでは服も着れないので、仕方なくバスルームへと向かう。

「一緒に入りたいな~。」

 みのりの気持ちを見透かしたように甘えた口調で将兄に言われ、

「えっ、えぇっと…。」

 口ごもるみのりに、

「もう、めんどくさい!」

 そう言って、またしてもみのりはお姫様抱っこされてバスルームへ連れて行かれる。  

 将兄はみのりの身体にお湯をかけながら、もう片方の手で体中を撫で回す。

「あっ、やだっ…。」

 みのりは、身体をよじって逃げようとするが、将兄の力強い腕を腰に回され、逃げられそうにない。

 まだ火照りの残る身体は、少しの刺激でも再燃してしまう。

 そうでなくても、将兄の身体が視界に入ってしまう状況は、みのりにとって刺激が強すぎる。

「みのりの身体、すべすべで、柔らかくって、きもちいい。」

 将兄はそう言いながら、今度はボディソープをあわ立てると、みのりのからだに塗りつけ、さらにまんべんなく体中を撫で回す。

「だっ、だめっ、声が出ちゃう…。」

「いいじゃん。もっと感じて。」

 両手を使い、尖った乳首をさらに尖らせるようにつまみ上げながら、将兄は言う。

「おっ、おかしく、なっちゃう…。」

「乱れたみのり、たまんない。」

 飽きるほど乳房を揉みしだいた後、おしりをもみ上げ、先ほどの情交で愛液にまみれた下半身にその手は移動する。

 泡をたっぷりと手に取ると、感じやすいその部分を泡によってより優しく撫で上げる。

 泡の柔らかさで指は滑るようになめらかに行き来する。

「みのり、ここ、硬くなってるよ。」

「あぁっ、もうっ、感じすぎてっ…。あぁんっ…。」

 みのりはたまらず嬌声を上げる。

「あんまり、大きな声を出すとお隣に聞こえちゃうよ。バスルームは響くからね。」

(ひどいっ、将兄のせいなんだから!)

 そう心の中で思ってみても、その手によってもたらされる快感から逃れることなど考えていない自分にも気づいていた。

「よし、これできれいになったな。」

 そう言うと、温かいお湯で、泡を洗い流す。

「今度は、私が洗ってあげる。」

「あっ、なにするっ、いっ、いいってば。」

 みのりの意外な行動に将貴は主導権を奪われあせる。

 みのりは、強引にシャワーヘッドを掴むと、将兄のたくましい身体にお湯をかける。

 そして、将貴の真似をして、片手で将貴の身体を撫でてみる。

「み、みのりっ、そんなにやらしく触るなよ。」

 将兄は艶っぽい声で喘ぐ。

「やっ、やらしくなんかしてないもんっ。将兄がしたのと同じようにしてるだけなんだから。」

 そう言いながらも、自分も興奮しているのが将兄に伝わってしまいそうなくらいドキドキしていた。

 ボディソープをたっぷり手に取り(何しろ、将兄の身体はみのりより随分大きいのだから)、将兄の身体に塗りつけていく。

(男の人の身体はどうしたら気持ちがいいのだろう。)

 そんなことを考えても、全てが初めてのみのりに分るはずが無い。

(ただ、将兄の体に触れられるのが嬉しい。)

 みのりは、将兄を真似て、両手を使って上半身から泡を広げながら、すみずみまで撫でるように洗い上げる。硬くなっている将兄の乳首に触れた時、彼の顔を見上げると、少し眉間にしわが寄っているのがたまらない程色っぽく、みのりのつたない手つきでも感じてくれているのが幸せだった。

 いよいよ下半身に手を移動させようとすると、もうすでに彼の下半身は腹に付くほど反り返っている。

「きゃっ、将兄っ…。」

「お前が…、…こんなにしたんだ。責任…、とってよ。」

 将兄に言われ、みのりは恐る恐る、将兄自身に触れてみる。

「あっ、熱いっ。」

(こんなに熱くて、大きなものが私の中に入っていたなんて…。)

 みのりは改めてまじまじとそれを見つめ、ゆっくりと両手を動かし始める。

「はぁっ、くっ…。」

 泡が潤滑油の役割を果たし、彼を握った指の動きをなめらかなものにする。

 先端のひっかかりも泡のおかげでスムーズになるため、こういったことが初めてのみのりに、驚くほど巧みな手技を施されることになった将貴は、意表を突かれる形で、今にも達しそうになっている。

 みのりが自分の握っている将兄自身が大きさと固さを増すのを手の平に感じた直後、先端から白い液体が飛び出し、将兄は身震いをして、息を荒げた。

「あぁっ…、ハァッ…、んんっ…、ハァッ…、ハァッ…。」

 その後も、しばらく彼の身体はビクビクッと痙攣を繰り返した。

「みっ、みのりにっ、いかされ…、た…。」

 せっかくシャワーを浴びたのに、また汗だくになってしまった将兄を、みのりはクスッと笑いながら見つめると、

「お互い様だも~ん。」

 みのりは開き直ったように言うと、将兄にシャワーをかける。

「くっそ~、生意気なヤツだな~。そういう子はお仕置きだ。」

 将貴はみのりの片足をぐいっと持ち上げると、まだ滾ったままの彼自身で彼女を貫いた。

「あぁっ、将兄っ、だっ、だめっ。」

「んんっ?こんなに濡れてるのに?」

 そう言うや否や、激しく腰を動かし、彼の激情をぶつけてくる。

「だって、まだ、痛いっ。あぁ~っ!」

 蜜と汗、しずくが混ざり合い、くちゅくちゅといやらしい音をバスルームに響かせる。

「あっ、あぁっ、あぁ~っ。」

「やめるの?」

 答えを待たず、将兄はみのりを軽々抱き上げると、そのまま挿入を繰り返す。

 抱き上げられ、口づけられ、更に、交わる部分は深くなり、みのりの膣内を激しく刺激する。

 痛みを感じるより、その挿入の激しさに、彼女の下半身は麻痺したようになる。

 激しい情動に我を忘れた将貴は、避妊具をしていなかったことをようやく思い出し、危ないところで自身を抜き去ると白濁した精液を吐き出した。

「はぁっ、んんあっ、はぁ、はぁっ…。」

 抱き上げていたみのりを下ろすと、もう一度二人でシャワーを浴び、濃密な時間を過ごしたバスルームを後にした。

(朝からこんな調子で、どうなっちゃうんだろう。) 

 うれしさと、ちゃんとしないとという気持ちが混ざって、どっちか選ぶなんてできない。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

還暦の性 若い彼との恋愛模様

MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。 そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。 その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。 全7話

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

母の下着 タンスと洗濯籠の秘密

MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。 颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。 物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。 しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。 センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。 これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。 どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。

お父さんのお嫁さんに私はなる

色部耀
恋愛
お父さんのお嫁さんになるという約束……。私は今夜それを叶える――。

自習室の机の下で。

カゲ
恋愛
とある自習室の机の下での話。

処理中です...