形身人形

鈴音

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1章

9話

「あれは...我がまだ普通の狐だったの頃の話だ。」

狐が語ろうとしたが凄く長くなりそうなのでぶった斬ることにしよう。

『なるほどな...。良く分かった。つまり君はストーカーなんだな?』

「!?ま、待て。話を聞かぬか。」

そう言って狐は焦るが私は長い話は嫌いだ。

『三行でまとめろ。』

「十年ほど前、娘が我を助けた。しかもその後笑顔を向けてくれたのだ。他の者は我に見向きもしなかったのに。
そこにシビれる憧れるゥ!!となった訳だ。」

やれやれだぜ。

『まあ、悪いヤツではなさそうだし。今日は帰っていいぞ。雪が怖がっている。』

本当のことを告げてやると狐は酷く落ち込みながら帰っていった。なんか置き土産として着物の中にどんぐり置いてきおったあの畜生。どんぐりは虫が湧くんだぞ!!


...まあ、これで雪の不安はなくなったわけだし。おーるおっけーという奴だな。

それにしても国近起きないな。あんなに煩くしたのに。よくグースカ寝れるものだな。尊敬するわ。

...今更だが国近はなぜ私の事を貰ってくれたのだろうか。

本物のような大きい人形。こんな不気味なものをもらってくれるようなお人好しは早々居ないぞ。

『なあ、国近。最近私の事が村で噂になっているらしいぞ。あの美しさは人を喰ったせいだとな。』

失礼な輩もいたものだな。私は人なんか喰わん。しかも噂によるとあれらしいじゃないか。
なんか私、人食べたあとに「トレッビアンッ!」とか言うらしいじゃないか。

言わねーよ。例えば人喰ったとしてもトレッビアンッ!は言わねーわ。

なんだ、話がずれたな。とりあえず今日は疲れた。能力使いすぎたな。

『おやすみ国近。また明日。』
感想 1

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みんなの感想(1件)

2017.03.11 ユーザー名の登録がありません

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2017.03.12 鈴音

コメントありがとうございます!!とても嬉しいです!これからも更新頑張ります!いろんなキャラを後々出すつもりですので楽しみにしていてくださいね(*^^*)
『ありがとう、柳瀬さん。可愛いと言われたのは初めてだな。...少し照れる。』

解除

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