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77.愛をおそれないで
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「……本当は君を巻き込みたくなかった」
アリオスがぽつりと言葉を漏らす。俺はそれに目を丸くした。
俺、役立たずにも程があるけど一応当事者寄りの立ち位置だと思うんだが。
「いや、それは俺の台詞ですよ。騙そうとした俺が言えることじゃないですけど……」
「私は平気だ。リード伯爵夫妻に一切思い入れは無い。だが君は傷つくだろう」
「それは……そうなるでしょうけど」
実は今の時点で既に傷ついてはいる。いや、失望だろうか。
そして実際二人に再会したらその感情はもっと大きくなるのだろう。
俺の両親がセシリアを監禁し財産を奪おうとしていなかったとしても、アリオスに渡した手紙の内容だけで見限るには十分だ。
父の独断で母は何も知らない可能性はある。
けれど俺には婚約解消を撤回したと口にしながら、きっちりアイリーンとの関係を断った事実を知ったばかりだ。
そしてその事実を伝えず俺に恩を売りつけた。
当初は嫌がった偽者花嫁になったのだって彼女が婚約の件を引き合いに出して断り辛くなったからだ。
『向こうには既に婚約解消と伝えていたから、話が違うと怒るオーガス伯爵に何度もお詫びしてそれを撤回して貰ったのよ』
全部貴方がどうしてもというから。
私は間違ったことをしていないけれど、それでも愛する息子の我儘を叶えたいと頭を下げたの。
母親が泣いてそう口にする度に申し訳なさに胸が支配され、盲目的に言いなりになった。
でも全部嘘だった。泣いていたのも嘘でこっそり内心で舌を出していたのかもしれない。
「下劣な手紙を寄越した父親は当然軽蔑しています。母親が嘘吐きだってことも今はもう知っています。だからきっと大丈夫ですよ」
俺が薄っぺらく笑いながら言うとアリオスは少し考え込む素振りをした。
それから自分の足元を見て、少しして低い天井を見る。言葉に迷っているのだろうか。そう考えていると口を開いた。
「私の両親は、私が幼い頃二人とも亡くなっている。あまり覚えていないが優しい人たちだった気はする」
「……はい」
そのことは知っている。だが随分と唐突な話だ。いや先程まで俺の両親について話していたからそうでもないのか。
「両親が亡くなった後、父の親友だったとある男爵が私の後見人として暫くアンブローズ公爵邸に住んでいた。彼は妻子が居たから私とは家族ぐるみの付き合いになった」
「それは……知らなかったです」
「彼の一人娘が私に毒を盛って、その一家は消えたからな」
そう言うと彼は不器用に口端を吊り上げた。
多分屋敷に来た初日に見ていたら台詞の内容と合わせて恐怖していたと思う。
今は違う。きっとアリオスは悲しいから笑おうとしたのだ。まだ悲しいことを受け入れたくなくて。
「私は男爵一家を家族だと思っていた。もう家族を失いたくないと思った。だから彼が自分の娘を婚約者にして欲しいと頼んできた時も受け入れた」
「……だけど、その娘は婚約に反対だったんですね」
俺の言葉にアリオスは頷く。俺は顔も知らない男爵令嬢に腹を立てた。
だとしたら父親に抗議すればいい。それでも駄目ならアイリーンのように家を出れば良いのだ。
そこまで考えて自分の無神経さに眩暈がした。そんな簡単な物じゃない。
俺だって両親に逆らえず目の前の彼を騙そうとしたじゃないか。
だがそれでも、アリオスに毒を飲ませたという事実だけで俺はその令嬢を許せなかった。
「婚約をして、恋人の様に二人でいるようになって、ある日彼女は私が飲む紅茶に毒を入れた。零れた紅茶に自分の血が混ざって……ああ」
「アリオス!」
前のめりに傾いだ彼の体を慌てて抱き留める。鼻が彼の肩に当たって痛かった。
触れたアリオスの体は熱く、そして汗の匂いがした。
「あれから、ずっと、怖いんだ……何十年経っても、怖いままでいるのが怖い」
「大丈夫です、きっと大丈夫……」
そう根拠の無い言葉を繰り返しながら俺は彼の背を撫でた。まるで小さい子供を抱きしめているようだ。
俺よりも十歳近く年上の大人なのに。でもきっとアリオスの中には本当に子供がいるんだ。
家族になりたかった相手に毒を飲まされて裏切られ血を吐いて苦しむ子供が。
家族に裏切られるのは辛い。当り前のことだ。涙が出てきた。
「あの娘は苦しむ私を見下ろして、言った。あんたなんかに愛されるなんて嫌だって」
「何て酷いことを……俺がその場に居たら絶対叱ってやりますよ」
「違うんだ、彼女の父親が騙していたんだ。私が彼女を愛していて、どうしても妻にしたがっているから仕方が無いと嘘を言って……だから、ずっと後悔している」
何て最悪な嘘だ。その男爵は自分が悪者になりたくなかったのだろうか。
卑怯にも程があるし、そんな嘘を吐かなければいけない時点でその婚約は不幸な結果にしかならないだろう。
「私は名門公爵家の嫡男で、私に愛されるということは無理やり奪われることだと彼女は言っていた、私の愛は暴力だと」
「違います!それは違う!」
「だからあの時、君を愛するつもりは無いと、口にしなければいけない気がした。今ならわかる」
君に、ずっと傍に居て欲しかったからだ。
苦し気に言うアリオスを俺は抱きしめてキスをした。
「セレスト……?」
呆然とするその顔を両手で掴んで正面から見つめた。人形のように整い過ぎた顔。
けれど水色の瞳は感情が波打って溢れそうになっている。触れれば汗ばんでいて熱い。男の体だ。
だけど。
「……俺は、貴方を愛してるかはまだわからない、でも貴男の愛を拒んだりはしない、暴力だなんて思わない」
奪いたいなら奪えばいい、幾らでも与えてやる。
この傷つけられ愛してると言えなくなった大きな子供に。
「だから俺を愛してるなら、そう言えばいい」
そう言って深く接吻ける。
涙が止まらなかった。これはただの同情で傷の舐め合いなのだろうか。
でもこんなこと家族にも友達にも絶対しない。でも俺は彼になら出来るのだ。そのことに今気づいた。
アリオスがぽつりと言葉を漏らす。俺はそれに目を丸くした。
俺、役立たずにも程があるけど一応当事者寄りの立ち位置だと思うんだが。
「いや、それは俺の台詞ですよ。騙そうとした俺が言えることじゃないですけど……」
「私は平気だ。リード伯爵夫妻に一切思い入れは無い。だが君は傷つくだろう」
「それは……そうなるでしょうけど」
実は今の時点で既に傷ついてはいる。いや、失望だろうか。
そして実際二人に再会したらその感情はもっと大きくなるのだろう。
俺の両親がセシリアを監禁し財産を奪おうとしていなかったとしても、アリオスに渡した手紙の内容だけで見限るには十分だ。
父の独断で母は何も知らない可能性はある。
けれど俺には婚約解消を撤回したと口にしながら、きっちりアイリーンとの関係を断った事実を知ったばかりだ。
そしてその事実を伝えず俺に恩を売りつけた。
当初は嫌がった偽者花嫁になったのだって彼女が婚約の件を引き合いに出して断り辛くなったからだ。
『向こうには既に婚約解消と伝えていたから、話が違うと怒るオーガス伯爵に何度もお詫びしてそれを撤回して貰ったのよ』
全部貴方がどうしてもというから。
私は間違ったことをしていないけれど、それでも愛する息子の我儘を叶えたいと頭を下げたの。
母親が泣いてそう口にする度に申し訳なさに胸が支配され、盲目的に言いなりになった。
でも全部嘘だった。泣いていたのも嘘でこっそり内心で舌を出していたのかもしれない。
「下劣な手紙を寄越した父親は当然軽蔑しています。母親が嘘吐きだってことも今はもう知っています。だからきっと大丈夫ですよ」
俺が薄っぺらく笑いながら言うとアリオスは少し考え込む素振りをした。
それから自分の足元を見て、少しして低い天井を見る。言葉に迷っているのだろうか。そう考えていると口を開いた。
「私の両親は、私が幼い頃二人とも亡くなっている。あまり覚えていないが優しい人たちだった気はする」
「……はい」
そのことは知っている。だが随分と唐突な話だ。いや先程まで俺の両親について話していたからそうでもないのか。
「両親が亡くなった後、父の親友だったとある男爵が私の後見人として暫くアンブローズ公爵邸に住んでいた。彼は妻子が居たから私とは家族ぐるみの付き合いになった」
「それは……知らなかったです」
「彼の一人娘が私に毒を盛って、その一家は消えたからな」
そう言うと彼は不器用に口端を吊り上げた。
多分屋敷に来た初日に見ていたら台詞の内容と合わせて恐怖していたと思う。
今は違う。きっとアリオスは悲しいから笑おうとしたのだ。まだ悲しいことを受け入れたくなくて。
「私は男爵一家を家族だと思っていた。もう家族を失いたくないと思った。だから彼が自分の娘を婚約者にして欲しいと頼んできた時も受け入れた」
「……だけど、その娘は婚約に反対だったんですね」
俺の言葉にアリオスは頷く。俺は顔も知らない男爵令嬢に腹を立てた。
だとしたら父親に抗議すればいい。それでも駄目ならアイリーンのように家を出れば良いのだ。
そこまで考えて自分の無神経さに眩暈がした。そんな簡単な物じゃない。
俺だって両親に逆らえず目の前の彼を騙そうとしたじゃないか。
だがそれでも、アリオスに毒を飲ませたという事実だけで俺はその令嬢を許せなかった。
「婚約をして、恋人の様に二人でいるようになって、ある日彼女は私が飲む紅茶に毒を入れた。零れた紅茶に自分の血が混ざって……ああ」
「アリオス!」
前のめりに傾いだ彼の体を慌てて抱き留める。鼻が彼の肩に当たって痛かった。
触れたアリオスの体は熱く、そして汗の匂いがした。
「あれから、ずっと、怖いんだ……何十年経っても、怖いままでいるのが怖い」
「大丈夫です、きっと大丈夫……」
そう根拠の無い言葉を繰り返しながら俺は彼の背を撫でた。まるで小さい子供を抱きしめているようだ。
俺よりも十歳近く年上の大人なのに。でもきっとアリオスの中には本当に子供がいるんだ。
家族になりたかった相手に毒を飲まされて裏切られ血を吐いて苦しむ子供が。
家族に裏切られるのは辛い。当り前のことだ。涙が出てきた。
「あの娘は苦しむ私を見下ろして、言った。あんたなんかに愛されるなんて嫌だって」
「何て酷いことを……俺がその場に居たら絶対叱ってやりますよ」
「違うんだ、彼女の父親が騙していたんだ。私が彼女を愛していて、どうしても妻にしたがっているから仕方が無いと嘘を言って……だから、ずっと後悔している」
何て最悪な嘘だ。その男爵は自分が悪者になりたくなかったのだろうか。
卑怯にも程があるし、そんな嘘を吐かなければいけない時点でその婚約は不幸な結果にしかならないだろう。
「私は名門公爵家の嫡男で、私に愛されるということは無理やり奪われることだと彼女は言っていた、私の愛は暴力だと」
「違います!それは違う!」
「だからあの時、君を愛するつもりは無いと、口にしなければいけない気がした。今ならわかる」
君に、ずっと傍に居て欲しかったからだ。
苦し気に言うアリオスを俺は抱きしめてキスをした。
「セレスト……?」
呆然とするその顔を両手で掴んで正面から見つめた。人形のように整い過ぎた顔。
けれど水色の瞳は感情が波打って溢れそうになっている。触れれば汗ばんでいて熱い。男の体だ。
だけど。
「……俺は、貴方を愛してるかはまだわからない、でも貴男の愛を拒んだりはしない、暴力だなんて思わない」
奪いたいなら奪えばいい、幾らでも与えてやる。
この傷つけられ愛してると言えなくなった大きな子供に。
「だから俺を愛してるなら、そう言えばいい」
そう言って深く接吻ける。
涙が止まらなかった。これはただの同情で傷の舐め合いなのだろうか。
でもこんなこと家族にも友達にも絶対しない。でも俺は彼になら出来るのだ。そのことに今気づいた。
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