ただの魔法使いです

端木 子恭

文字の大きさ
12 / 175
雪に閉ざされて

敵か、味方

しおりを挟む
「意識は」
「ある」

 大人が3人入ってぎゅうぎゅうな上に、小人が10人走り回っている。
 雪洞の中、倒れた兵士を覗き見る。呻いていた。
 杖と棍棒を取り替えて、グラントは術をかけ始める。

「どういう状況?」

 幻が内向きに発動している時は、グラントしか見られない。
 ウーシーはオークの相手をしながら兵士と友人を交互に見た。

「わたしたちを倒して屋敷に戻ったことにしてる」

 この兵士の記憶を元に幻が再生されている。
 使用人が使う部屋には捕まった者が20人弱。寒そうだ。薪が足りていない。

 兵士たちの方は屋敷の至る所を自由に使っている。
 一個中隊がそのまま逃走を図ったらしい。
 三割ほどは傷病者だ。こちらも燃料が足りておらず、寒そう。

 キッチンも風呂場もあらゆるところが汚れ放題だった。
 フットマンではないが、不愉快。

 隊長らしい大柄の男がいる。
 訓練を受けた軍人は四割程度しかいない。半分以上はただの平民だ。
 
「逃げられると嫌だからこのままこの兵士には幻を見せ続ける。
 明日の朝、都に連れて帰ろう」
「そうか。じゃあ、祈りが必要な時は声かけて」

 ウーシーはそう言うとオークを何人か抱えて目を瞑る。
 あたりが暗くなったなら寝てしまうに限るのだ。
 どんなに大好きな友人にも、気遣いなど一切しない。それがウーシー。

 グラントは半眼になって杖に寄りかかる。
 幻術は得意だけれど、対象の近くにいなければ解けてしまう。
 かけ続けたまま休むこともできない。ほら、並の程度の魔法使いだから。
 グラントは自分にそう言って唇を歪める。



 この冬はコーマックの言葉がやけに耳に痛い。





 次の日、峠に出没している泥棒の一人だと言って門番に引き渡した。
 手続きがあるというので牢獄の近くにある番所に行った。
 夕方近くになってそこを出ると、普段は訪れることのない伯爵家が点在する地区だと思い至った。

 街並みは華美でもなく、荒れてもおらず、ちょうどいい。
 こういう所が好きだな、と思った。
 街路はまっすぐまとまっている。石の印象がちょっと無骨で、実直な感じが良かった。

 ウーシーとちょっと街並みを見ながら歩いていると、よく知った声が聞こえてきた。

「いけませんよ、勝手に出ては」



 アリア。



「ウーシー。アリアの声が聞こえる」

 歩を止めて、友達の腕を掴む。

「アリア?」

 ウーシーはきょろきょろと壁の上を見上げた。

「おばあさまのお屋敷がどこかなんて、分からないですから。
 ……とんでもない! シュトラール地区なんて近寄ったら、命はありませんよ、シェリー」

 グラントが目を大きく開いた。

「シェリー! アリア! グラントです。 この近くにいますか!」

 ウーシーはこの魔法使いのそんなところを初めて見た。
 そんな必死に、そんな大きな声が出せるのだ。この人にも。

「グラント!」

 近くの家の壁から、どんぐりの葉の帽子を被った精霊が顔を出す。
 ここだよ、とばかりに片手を大きく振っていた。

「シェリー、グラントです。通していただきましょう!」

 木の車輪が回る音がする。

 屋敷の通用門が開いて、従僕が顔を出し、入れていいのか自分では判断できないと引っ込んだ。



 やつれた魔法使いと貧しい院の修道士じゃダメかもしれない。



 門の前でグラントは困っていた。アリアが猛抗議してくれている。
 しかし従僕の判断は責められなかった。グラントが逆の立場なら、同じことをする。

「アリア」

 グラントは門にくっついて精霊を呼んだ。

「シェリーは無事なの? ケガや病気はしていない? 何が……」

 御用聞きの格子窓からシェリーが見えて、グラントは言葉を止める。

 派手ではないものの上等な貴族のドレスを着て、車椅子を使用人に押してもらっていた。
 髪もきちんと切り揃えて飾りがついている。
 荒れがちな手には触り心地の良さそうなグローブをはめていた。

「シェリー」

 身分に相応しい待遇を受けている。

 ほっとしたグラントは、しかしすぐに目を逸らしてしまった。
 きちんとした人間に保護を受けている。自分はもう関わらないほうがいい。

 シェリーの方はやっと見せたような笑顔になった。
 信頼できる人の声を聞けて、今ようやく安堵したような顔だ。

「グラント!」

 大きな声に使用人たちが驚く。
 彼女から誰なのか聞いて、彼女付きの従僕が館へ走って行った。

「シェリー、あなたが無事なら良かったです。
 きちんとした人に接遇されておいでなら、わたしの出番はありませんよ。
 ……おばあさまへのお手紙は、こちらへ戻ってすぐに、確かに渡しました。
 きっと助けになってくださいます」

 帰ろうとするグラントのそばをすり抜けて、通用門に取り付いた、ウーシー。

「シェリー! 俺はグラントの親友のウーシーです!
 俺も友達になりたい! いいですか?」
「黙ろうか、ウーシー」

 元気に挨拶したウーシーを門からひっぺがして、グラントはもう逃げようとしていた。
 彼女の周りの使用人たちが呆れている。

「彼女に恥をかかすことになるから。帰ろう」
「なんで? 友達は友達だ。身分なんて関係ない。
 しかも俺は修道士。誰に会ったって分不相応なんてことはない」

 ウーシーは、奇人のくせして、時々真理を口にする。

「シェリー、すみません。わたしはもう帰りますので」
「……帰らないで」

 シェリーが歩き出しそうな勢いで言った。
 さようなら、と送り出された気分でいたグラントは動きを止める。

「グラント、助けて」
「はい?」
「はい!」

 元気に返事をしたウーシーの口を塞いだ。この友人を野放しにしておくとややこしい。


 少しして、通用門が開いた。従僕に導かれて中庭に通される。石の庭だった。
 冬は葉が落ちて木の幹だけになっている。それでもきれいに清掃された空間は、見ていて気分が良かった。

 広場のベンチに、誰かいる。

 車椅子に乗ったシェリーはその後ろに隠されていた。
 ウーシーと違って艶のある茶色い髪の青年の背中に。

「だれ?」
「知らない」

 塀の中には館が三つあった。
 奥に見える大きな屋敷がマスターのものだ。手前に二つ。子ども達の館と思われた。
 つまり彼は貴族の子息。
 きちんと訓練された軍人なのだろう。
 グラントより背の高い彼は、背中を伸ばしていた。
 徽章はコーマックやジェロディとは違う騎士団だ。伯爵家の子息が中心の部隊。
 今は仕事帰りらしく、短めの剣を帯びている。


 こういう人なら、彼女の友達として相応しい。

 
 グラントは疲れた目を上げてその彼を見た。

「中へお招きいただき、感謝いたします、卿」

 目の前まで行って挨拶する。

「レイ・ユーリーだ」

 彼は短く自己紹介した。

「ここに来る以前のシェリーを助けたと聞いてる、グラント。
 人に探させようとしていたところだった」
「助けていただいたのはわたしです。
 シェリーの屋敷が流れ者の拠点になっていると噂に聞き、僭越ながら彼女の身を案じておりました。
 無事を確かめられただけでも感謝すべきところ、このように近くで会わせていただいて幸甚に存じます」

 堅物そうな顔つきに、グラントの肩が一気に重くなる。
 気を取りなおすように、杖で地面を小さく叩いた。

「彼女の事情は把握していらっしゃるんですね、卿。
 おばあさまの協力は得られておりますか」

 立ち入ったことと分かっていたが、聞いてみる。

「祖母という人の家で交渉を進めている。
 シェリーは現在、身分がない。
 侯爵家からは、然るべき地位と王宮の庇護を求めているが」

 レイはちゃんと教えるつもりらしかった。

「シェリーの父上が否と言っている。今の状況は底だ。
 王のところまではまだ話が上がっていないだろう。
 夫人の生家ではシェリーが生まれた時の証拠を持っている。
 あとは父上か、祖父である王が認めるだけ。
 話し合いは今のところ向こうに押し込まれている」

 シェリーの父君とは、この国でいちばん玉座に近い人。

 人気はあまりない。
 政治的には無害な人なのだけれども、無関心という印象がついていた。

 子どもにも無関心なのだろうか。
 正式な娘であるのに。

「シェリーの屋敷が襲われたのは偶然のようだ。
 だが現在王宮のそばにいるというのが問題になっている。
 父君にとってはこのまま都にいてもらうのも都合が悪い。
 かといって屋敷を取り戻すのにも消極的だ」

「彼女の存在を知る人間が公にはいないですからね。
 今後冠が関わってくるとなると、今が心配事を消す絶好の機会です。
 この冬を越せるのかなとはちょっと考えましたが」

 独り言のようにグラントが言う。レイも同意した。

「そうだ。私が敵なら今のうちに刺客を雇う。
 私はシェリーを本当の意味で保護するつもりでいる。
 外向きに、王の孫がもう一人いて不遇な目に遭っていると知らせなければ」

 そう言いながら、レイは強めの視線でグラントを観察している。
 何を確かめようとしているのかと戸惑った。

「……」

 この人はグラントを敵か味方かはかりかねている。
 面倒な視線に耐えかねて、指で耳の後ろに触れた。

「卿は善意のみでシェリーを救うとおっしゃられている?」

 黒い瞳が目の前の青年をじっと見る。
 
 軍人らしい正義感。青年らしい向上心。
 彼からはそんな雰囲気が感じられた。

 きらきらしてるなあ。

 推してわかるのはそんなことくらい。
 悪い人間ではないようだ。 
 

 高いところの会話を見ていたウーシーが、ふと視線を転じてシェリーを見る。
 こそこそとそちらに近づいたのを、二人は気づかなかった。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。

身代わりで呪いの公爵に嫁ぎましたが、聖女の力で浄化したら離縁どころか国一番の溺愛妻になりました〜実家が泣きついてももう遅い〜

しょくぱん
恋愛
「お前のような無能は、死神の生贄にでもなっていろ」 魔力なしの無能と蔑まれ、家族に虐げられてきた伯爵令嬢レティシア。 彼女に命じられたのは、近づく者すべてを病ませるという『呪いの公爵』アレクシスへの身代わり結婚だった。 鉄格子の馬車で運ばれ、たどり着いたのは瘴気に満ちた死の城。 恐ろしい怪物のような男に殺される――。 そう覚悟していたレティシアだったが、目の前の光景に絶望よりも先に別の感情が湧き上がる。 (な、何これ……汚すぎるわ! 雑巾とブラシはどこ!?) 実は、彼女が「無能」と言われていたのは、その力が『洗浄』と『浄化』に特化した特殊な聖女の魔力だったから。 レティシアが掃除をすれば、呪いの瘴気は消え去り、枯れた大地には花が咲き、不気味だった公爵城はまたたく間にピカピカの聖域に塗り替えられていく。 さらには、呪いで苦しんでいたアレクシスの素顔は、見惚れるほどの美青年で――。 「レティシア、君は一体何者なんだ……? 体が、こんなに軽いのは初めてだ」 冷酷だったはずの公爵様から、まさかの執着と溺愛。 さらには、呪いが解けたことで領地は国一番の豊かさを取り戻していく。 一方で、レティシアを捨てた実家は、彼女の『浄化』を失ったことで災厄に見舞われ、今さら「戻ってきてくれ」と泣きついてくるが……。 「私は今、お城の掃除と旦那様のお世話で忙しいんです。お引き取りくださいませ」 これは、掃除を愛する薄幸令嬢が、その愛と魔力で死神公爵を救い、最高に幸せな居場所を手に入れるまでのお話。

家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~

北条新九郎
ファンタジー
 三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。  父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。  ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。  彼の職業は………………ただの門番である。  そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。  お気に入り・感想、宜しくお願いします。

【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~

ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。 王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。 15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。 国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。 これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。  

神様の忘れ物

mizuno sei
ファンタジー
 仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。  わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。

【運命鑑定】で拾った訳あり美少女たち、SSS級に覚醒させたら俺への好感度がカンスト!? ~追放軍師、最強パーティ(全員嫁候補)と甘々ライフ~

月城 友麻
ファンタジー
『お前みたいな無能、最初から要らなかった』 恋人に裏切られ、仲間に陥れられ、家族に見捨てられた。 戦闘力ゼロの鑑定士レオンは、ある日全てを失った――――。 だが、絶望の底で覚醒したのは――未来が視える神スキル【運命鑑定】 導かれるまま向かった路地裏で出会ったのは、世界に見捨てられた四人の少女たち。 「……あんたも、どうせ私を利用するんでしょ」 「誰も本当の私なんて見てくれない」 「私の力は……人を傷つけるだけ」 「ボクは、誰かの『商品』なんかじゃない」 傷だらけで、誰にも才能を認められず、絶望していた彼女たち。 しかしレオンの【運命鑑定】は見抜いていた。 ――彼女たちの潜在能力は、全員SSS級。 「君たちを、大陸最強にプロデュースする」 「「「「……はぁ!?」」」」 落ちこぼれ軍師と、訳あり美少女たちの逆転劇が始まる。 俺を捨てた奴らが土下座してきても――もう遅い。 ◆爽快ざまぁ×美少女育成×成り上がりファンタジー、ここに開幕!

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

『王都の神童』と呼ばれた俺、職業選定でまさかの【遊び人】三連発で追放される。……が、実は「全職業のスキル」を合算して重ねがけできる唯一のバグ

よっしぃ
ファンタジー
王都で「神童」の名をほしいままにしていた少年、ディラン・アークライト(17歳)。   剣を握れば騎士団長を唸らせ、魔法を学べば賢者を凌駕する。誰もが彼を「次代の勇者」と信じて疑わなかった。  しかし、運命の職業選定で彼が得たのは――【遊び人】。   それも、三つの職業スロットすべてが【遊び人】で埋まるという、前代未聞の怪現象だった。 「期待外れだ」 「国の恥晒しめ」   掌を返した周囲によって、ディランは着の身着のままで街を追放される。  だが、かつて神童と呼ばれた彼の「分析力」は死んでいなかった。 『……Lv1なのに、ステータスが異常に高い? それに経験値が分散せず、すべて加算されている……?』  彼だけが気づいた真実。  それは【遊び人】という名に偽装された、この世界の管理者権限(Free-Hander)であり、全職業のスキルを制限なく使用・強化できるバグ技(デバッグモード)への入り口だったのだ。  これは、理不尽に捨てられた元・神童が、その頭脳とバグ能力で世界を「攻略」し、同じく不遇な扱いを受けていた美少女騎士(中身は脳筋)と共に、誰よりも自由に成り上がる物語。 【著者プロフィール】アルファポリスより『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』を出版、オリコンライトノベル部門18位を記録。本作は2月に2巻刊行予定。

処理中です...