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序
神様…。
しおりを挟む言葉ほど無意味なものはない。
慰めも励ましも無意味だ。あんなもの、残酷なだけ。
でも、今日だけは、すがってみようか。
言の葉を発してみようか。
「神様、お願いします」
そうせずにはいられない。なりふり構わず、すがりたいのだから。
「お願いします。お願いします。助けてくださいっ」
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