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逃走経路、なし 3
天羽の家は、綾部と同じマンションのペントハウスで。絢佳を抱えたまま器用にエレベーターで上がって玄関に立つと、自分の肩に顔を埋めて羞恥に耐えている様子の絢佳を見下ろした。くつくつと喉を鳴らすように笑うと、それが顔に響きとして伝わるのか、微かに肩を揺らす。
「おい」
すぐ側にある耳に口を寄せて呼べば恨めしげな視線が向けられた。
思わず緩む口をその耳殻に寄せて、命じる。
「手がふさがっているんだ。ポケットから鍵、とって」
「じゃあ下ろして下さいよ」
へえ、と、天羽が目を細めればびくりと体を固くする。まだ、逆らう気が残っているのか、と。
「ここまで来てわざわざ靴履かせて下せって?」
「…分かりました」
渋々、手を伸ばそうとした絢佳に鍵が入っているポケットを示す。抱き上げられた状態でもバランスは悪くなるが届くはずで。
パンツのポケットに手を入れるのを躊躇ってから、目を逸らしながら思い切ったように手を動かす絢佳の仕草と表情を観察しながら天羽はさらに、目を逸らしたことで天羽の前に晒された首筋をちろ、と舐めた。
「ひゃぇ?」
情けない声を出して身を竦めた瞬間に手を引っ込める絢佳を表情を変えずに見る。
「早くしろ。それとも誰かに見られたくてのんびりしてるのか?」
このフロアには、他の住人がいないことを知らない絢佳を意地悪く急かせば、先ほどより思い切ったようにポケットを探り、鍵を取り出す。一瞬、不思議そうな顔をしたものの首を傾げるにとどまったのを見て、天羽はふん、とつまらないのと面白いの半々、と言った顔になる。
「?」
不思議そうな顔をする絢佳を促して鍵を開けさせ、二重ロックの番号をさらりと教えれば、目食らった顔でまじまじと見られる。
「何、教えてるんですか」
「教えないと開けられないだろうが」
「は?」
ぽかんと顔を顰めた後で、何を勝手に納得したのか絢佳がさらに眉間にしわを寄せる。
「女の人連れてくる度に、番号変えてるんですか?まあわたし、数字覚えるの苦手ですからどうでもいいですけど」
「は?めんどくせぇ。一度で覚えろよ」
「なんで覚える必要が」
「お前が入る度に教えるのなんて面倒だろう」
「なんで、またわたし、来る前提の話を?」
まだ何か言おうとするのが面倒で、絢佳を抱え上げ直して強引に天羽自身がセキュリティを解除して玄関を開け、無言で家の中に入るとそのままリビングまで進み、適当な場所にあやかの荷物を置いてから部屋の中で存在感のあるソファに絢佳をおろした。
「あのさ」
それで開放されるかと一瞬ほっとした顔をした絢佳は、ぎりぎり触れない距離で絢佳を囲うように両腕をソファにつく天羽に面食らって逃げ場を探して目を彷徨わせる。
「自分のテリトリーに女入れるなんて、面倒なことするわけないだろう?鍵触らせたことも、番号教えたこともない」
「は?」
いや、この状況はじゃあ、なんなんだ、と言いたげな絢佳の顔はこの状況で色気もなく、あからさまに顔をしかめる。
「まあ、よく言われますけど、初対面で女に入らないような扱いをされるのは…」
「は?これだけ女扱いしてるだろ?」
顔を寄せれば、さすがに危機感を体に刷り込まれているのか逃げようとするけれど、逃げる余地は、ほぼ皆無。
言葉もなくしてうろたえる絢佳を見下ろして、天羽は人の悪い笑みを浮かべる。ソファに下ろされたまま固まっている絢佳の両足の間に片膝をつき、距離を縮めた。
身を固くしてソファに張り付き、少しでも距離を取ろうと悪足掻きするのを見れば、嗜虐心が刺激される。
「絢佳」
耳許で名前を呼ばれ、絢佳はびくりと、自分でも恥ずかしいくらいに体が震えるのがわかった。
慣れていないのだから、やめてほしい。揶揄うにもほどがある。ただ、揶揄いにしても、身の危険は伴っている気がして仕方ない。ただ、1人で飲んでいただけなのに。なんでこんなことに、と。
「合コン、結果的に邪魔しちゃったから、仕返しですか?」
「は?あれは、綾部が借りを作っちゃった女の子から言われて断れなかっただけ。だから綾部も渡りに船だったろうし。第一、邪魔なんかしてないだろう?」
全くの無関係。
聞き流そうと、聞こえなかったことにしようとした別テーブルの悪意ある聞こえよがしな声を、遮った凛とした声と、今目の前で挙動不審になるのが同一人物とは。
面白がるように、話の続きを待っていた雰囲気。自分のいたテーブルでも、顔を顰めながらも好奇心に塗れた目をしていた女たち。
フラットな感情で向き合い、こうも自分から逃げようとする絢佳に湧いてくる征服欲は、自分に靡かない相手を組したいという感情なのか。
「なあ、そんなに警戒して。それで誘っているつもり?それとも、彼氏とか、好きな男でも気にしてるの?」
「は?」
言っている意味を取りかねる間に、近かった天羽の顔が絢佳の首筋に埋もれる。
「な、ちょ」
押し戻そうとする両手をまとめて天羽は片方の手だけで絢佳の両手首を拘束し、気にも留めない。
絢佳にしてみれば、この状況はもちろん、今の言葉の意味もわからない。
誘うわけもないし。というか、ここまで強引に連れてきておいて。彼氏とか好きな人でもいれば、気にするのが当たり前で、なぜそんな、気にすることをバカにするような言い方をするのか。考え方が、違いすぎる。
その間にも、随分と早い段階で絢佳の足の間についていた天羽の膝が押し付けられ、あいている片手が服の裾から入り込んでくる。
身をよじりながら抵抗を試みるけれど、手慣れすぎていて経験値が違いすぎるのか。逃げ方がわからない。
驚きや色々なもので喉が締めつけられて出なかった声が、ようやく出た。
「や、ほんと、やめて下さいっ。無駄毛とか、処理してないしっ!」
「は?」
さすがに、想定外の斜め上をいく拒絶理由に、天羽の動きが止まった。
しばらくまじまじと絢佳を見下ろした後、肩を震わせて絢佳の肩口に額を押しつけ、さすがに絢佳にもこの男が笑っているのがわかる。
「お前、この状況でそんな理由?」
「いや、あの。してれば良いとかじゃないんですけど。ああ、もう」
もうやだ、と言いながら逃げようとするけれど、逃すわけもない。
なんだこいつ、面白すぎる。
「気にしないから、安心しろ」
「だから、じゃあいいわけじゃ」
「ちょっと黙れ?」
「いや、わたしが黙るとかの前に、ほんと、やめて下さいって。それにほんと、わたしは気にしますっ」
一度声が出れば口は動くのか、逃れようと悪あがき。
「なんで気にすんのに処理してないんだよ」
「見る人なんて、いないからですっ」
「つまり、男はなし、ね」
「いや、そこは放っておいて下さい。だから、もう、やめて…ぇ」
入り込んだ手が胸をふわりと下着の上から触れれば、もう、絢佳はどこかに隠れたくて仕方ない。
「気にしない気にしない」
「ほんと、あの。見られたくないんですっ。こ、濃い、からっ」
言いたくないことを言わされるような形になれば、耐えきれないように、また天羽は笑い出した。それでも逃げられないって、どういうことだと諦めずに隙を窺いながら、もう、恥ずかしいことを白状してしまったのでいっそとついつい言わずとも良いことを続けてしまう。
「どうせ見る人もいないし、面倒だし、見えない服を着ていればいいだけだから、放っているんですっ。だから、わたしのことは放っておいて下さいってば」
「だからの意味がわからない」
楽しげに笑いながら、天羽は容赦なく絢佳をソファに押し倒し、のし掛かる。
「オレ、この部屋に女を入れる気になったのも初めてだし、こんなとこで余裕なくこんなことするつもりは最初はなかったんだけど。お前、コレ、さっき、無視したろ。それとも本気で気づかなかった?」
そう、太ももにあたる硬さに気づいて絢佳は一瞬、驚いた顔をしてから目を逸らす。
「ああ、気づいてなかったのか。こういうことから、遠ざかりすぎだな。そのくらい、男の影がないなら、このままオレのものになれよ」
「おい」
すぐ側にある耳に口を寄せて呼べば恨めしげな視線が向けられた。
思わず緩む口をその耳殻に寄せて、命じる。
「手がふさがっているんだ。ポケットから鍵、とって」
「じゃあ下ろして下さいよ」
へえ、と、天羽が目を細めればびくりと体を固くする。まだ、逆らう気が残っているのか、と。
「ここまで来てわざわざ靴履かせて下せって?」
「…分かりました」
渋々、手を伸ばそうとした絢佳に鍵が入っているポケットを示す。抱き上げられた状態でもバランスは悪くなるが届くはずで。
パンツのポケットに手を入れるのを躊躇ってから、目を逸らしながら思い切ったように手を動かす絢佳の仕草と表情を観察しながら天羽はさらに、目を逸らしたことで天羽の前に晒された首筋をちろ、と舐めた。
「ひゃぇ?」
情けない声を出して身を竦めた瞬間に手を引っ込める絢佳を表情を変えずに見る。
「早くしろ。それとも誰かに見られたくてのんびりしてるのか?」
このフロアには、他の住人がいないことを知らない絢佳を意地悪く急かせば、先ほどより思い切ったようにポケットを探り、鍵を取り出す。一瞬、不思議そうな顔をしたものの首を傾げるにとどまったのを見て、天羽はふん、とつまらないのと面白いの半々、と言った顔になる。
「?」
不思議そうな顔をする絢佳を促して鍵を開けさせ、二重ロックの番号をさらりと教えれば、目食らった顔でまじまじと見られる。
「何、教えてるんですか」
「教えないと開けられないだろうが」
「は?」
ぽかんと顔を顰めた後で、何を勝手に納得したのか絢佳がさらに眉間にしわを寄せる。
「女の人連れてくる度に、番号変えてるんですか?まあわたし、数字覚えるの苦手ですからどうでもいいですけど」
「は?めんどくせぇ。一度で覚えろよ」
「なんで覚える必要が」
「お前が入る度に教えるのなんて面倒だろう」
「なんで、またわたし、来る前提の話を?」
まだ何か言おうとするのが面倒で、絢佳を抱え上げ直して強引に天羽自身がセキュリティを解除して玄関を開け、無言で家の中に入るとそのままリビングまで進み、適当な場所にあやかの荷物を置いてから部屋の中で存在感のあるソファに絢佳をおろした。
「あのさ」
それで開放されるかと一瞬ほっとした顔をした絢佳は、ぎりぎり触れない距離で絢佳を囲うように両腕をソファにつく天羽に面食らって逃げ場を探して目を彷徨わせる。
「自分のテリトリーに女入れるなんて、面倒なことするわけないだろう?鍵触らせたことも、番号教えたこともない」
「は?」
いや、この状況はじゃあ、なんなんだ、と言いたげな絢佳の顔はこの状況で色気もなく、あからさまに顔をしかめる。
「まあ、よく言われますけど、初対面で女に入らないような扱いをされるのは…」
「は?これだけ女扱いしてるだろ?」
顔を寄せれば、さすがに危機感を体に刷り込まれているのか逃げようとするけれど、逃げる余地は、ほぼ皆無。
言葉もなくしてうろたえる絢佳を見下ろして、天羽は人の悪い笑みを浮かべる。ソファに下ろされたまま固まっている絢佳の両足の間に片膝をつき、距離を縮めた。
身を固くしてソファに張り付き、少しでも距離を取ろうと悪足掻きするのを見れば、嗜虐心が刺激される。
「絢佳」
耳許で名前を呼ばれ、絢佳はびくりと、自分でも恥ずかしいくらいに体が震えるのがわかった。
慣れていないのだから、やめてほしい。揶揄うにもほどがある。ただ、揶揄いにしても、身の危険は伴っている気がして仕方ない。ただ、1人で飲んでいただけなのに。なんでこんなことに、と。
「合コン、結果的に邪魔しちゃったから、仕返しですか?」
「は?あれは、綾部が借りを作っちゃった女の子から言われて断れなかっただけ。だから綾部も渡りに船だったろうし。第一、邪魔なんかしてないだろう?」
全くの無関係。
聞き流そうと、聞こえなかったことにしようとした別テーブルの悪意ある聞こえよがしな声を、遮った凛とした声と、今目の前で挙動不審になるのが同一人物とは。
面白がるように、話の続きを待っていた雰囲気。自分のいたテーブルでも、顔を顰めながらも好奇心に塗れた目をしていた女たち。
フラットな感情で向き合い、こうも自分から逃げようとする絢佳に湧いてくる征服欲は、自分に靡かない相手を組したいという感情なのか。
「なあ、そんなに警戒して。それで誘っているつもり?それとも、彼氏とか、好きな男でも気にしてるの?」
「は?」
言っている意味を取りかねる間に、近かった天羽の顔が絢佳の首筋に埋もれる。
「な、ちょ」
押し戻そうとする両手をまとめて天羽は片方の手だけで絢佳の両手首を拘束し、気にも留めない。
絢佳にしてみれば、この状況はもちろん、今の言葉の意味もわからない。
誘うわけもないし。というか、ここまで強引に連れてきておいて。彼氏とか好きな人でもいれば、気にするのが当たり前で、なぜそんな、気にすることをバカにするような言い方をするのか。考え方が、違いすぎる。
その間にも、随分と早い段階で絢佳の足の間についていた天羽の膝が押し付けられ、あいている片手が服の裾から入り込んでくる。
身をよじりながら抵抗を試みるけれど、手慣れすぎていて経験値が違いすぎるのか。逃げ方がわからない。
驚きや色々なもので喉が締めつけられて出なかった声が、ようやく出た。
「や、ほんと、やめて下さいっ。無駄毛とか、処理してないしっ!」
「は?」
さすがに、想定外の斜め上をいく拒絶理由に、天羽の動きが止まった。
しばらくまじまじと絢佳を見下ろした後、肩を震わせて絢佳の肩口に額を押しつけ、さすがに絢佳にもこの男が笑っているのがわかる。
「お前、この状況でそんな理由?」
「いや、あの。してれば良いとかじゃないんですけど。ああ、もう」
もうやだ、と言いながら逃げようとするけれど、逃すわけもない。
なんだこいつ、面白すぎる。
「気にしないから、安心しろ」
「だから、じゃあいいわけじゃ」
「ちょっと黙れ?」
「いや、わたしが黙るとかの前に、ほんと、やめて下さいって。それにほんと、わたしは気にしますっ」
一度声が出れば口は動くのか、逃れようと悪あがき。
「なんで気にすんのに処理してないんだよ」
「見る人なんて、いないからですっ」
「つまり、男はなし、ね」
「いや、そこは放っておいて下さい。だから、もう、やめて…ぇ」
入り込んだ手が胸をふわりと下着の上から触れれば、もう、絢佳はどこかに隠れたくて仕方ない。
「気にしない気にしない」
「ほんと、あの。見られたくないんですっ。こ、濃い、からっ」
言いたくないことを言わされるような形になれば、耐えきれないように、また天羽は笑い出した。それでも逃げられないって、どういうことだと諦めずに隙を窺いながら、もう、恥ずかしいことを白状してしまったのでいっそとついつい言わずとも良いことを続けてしまう。
「どうせ見る人もいないし、面倒だし、見えない服を着ていればいいだけだから、放っているんですっ。だから、わたしのことは放っておいて下さいってば」
「だからの意味がわからない」
楽しげに笑いながら、天羽は容赦なく絢佳をソファに押し倒し、のし掛かる。
「オレ、この部屋に女を入れる気になったのも初めてだし、こんなとこで余裕なくこんなことするつもりは最初はなかったんだけど。お前、コレ、さっき、無視したろ。それとも本気で気づかなかった?」
そう、太ももにあたる硬さに気づいて絢佳は一瞬、驚いた顔をしてから目を逸らす。
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