目が覚めたらBLゲームの悪役令息になったけど、山に引き籠もりたいので全力で主人公を応援しますっ!

mana.

文字の大きさ
39 / 145
【16歳】

【16歳】13☆

しおりを挟む
夕食はユズはそのまま疲れて寝たとかで、今までにない少人数の食事だ。

今回オークと2人なんだが………なんなの?これ、お見合い?
クロバイは給仕に回ってるし。

「なぁ……お前、クロバイに……聞いたのか……?」

「……聞いた……」

「………今日…カヤが謹慎だから…さ…」

「………分かった…」

……何だろ……

『今日は子どもがお泊り保育だし……♡』
『久々に……ヤるか……♡』

……みたいな……?

…夫婦の会話か…これ…?

「クロバイ。」

「かしこまりました。ご用意致します。」

オークに言われてクロバイが頷いて部屋を出た。
変わりに別の使用人が給仕をして俺達の食事は終わった。

部屋に戻るとクロバイがベッドの準備を終わらせて風呂の準備もしていた。

「シオン様、今日はオーク様との閨ですが……嫌な思いをされたらすぐにお呼び下さい。」

「うん、ありがとう。」

風呂に入ってクロバイに着替えも手伝ってもらった後、クロバイは念の為近くの部屋に控えると言って下がった。

___コンコン___

「お…俺だ……」

「はい…どうぞ。」

扉が開くと少し緊張したオークが入って来た。
カヤと同じ閨の時の服を着ている。

……そして俺も……

「今日は……オークが…先生…なんだよね?」

俺はベッドの端に座っていたが立ち上がり、オークの元へと歩く。

「………『先生』…じゃねぇ……」


___愛する者としてだ___


………ん?……声小さくて分かんなかった。何言った?
扉を締めたオークがこちらに来て俺を抱き締めた。

オークの匂い……大きな樹の下の時とは違う……

「シオン……」

オークの手が俺の頬に添えてオークの方に向かされる。

「…ぁ……」

唇が軽く触れる程度から徐々に深く重なり、息をしようと咄嗟に口を開けたらオークの舌が入ってきた。

「ふっ……んぅ………ん………ぁ……」

前の紐を解かれてスルリと服が落ちる。
俺も負けじとオークの紐を解いて服を脱がし、オークの首に腕を回した。

「………っ………んっ………」

キスをしながら俺はお姫様抱っこをされてベッドへ運ばれ唇が離れた後、優しくベッドに横たわされた。
初めて見るオークの身体はカヤとはまた違う、服からは感じられなかった男らしい体格だ。
今まで言動が子どもだったので忘れていたが…もうコイツも…大人なんだ……

覆い被され、オークの割れた腹筋を触る。
するとピクッと、反応し……下を見ると………
更にピクピク……いや……違うな………

……ビクビクしてる……そして……太い………

いやいや……自分以外はカヤしか知らないし……長さはカヤよりほんの少し短そう?…カヤは太いと思ってたけど……オークのは…更に………太い……入るのか…これ……?

え~、俺だって転生前を考えたら普通より少し大きいくらいのサイズだぞ?
マジで自信無くしそうだ……

「………っん……シ…オン……ぅっ…」

思わず凝視しながらオークのペニスをあちこち触っていたらしい。

「あっ!ゴメ…ンぅっ!!」

オークが深く唇を合わせて来た。

「んぅぅっ!………ん………ぁっ………んんんっ!」

舌を入れられて歯列をなぞられながら乳首を摘まれてビクビクと身体が震える。

「んんっ!………ふ……ぅ……」

そのまま唇を離れ、身体中にキスをされながら脚の付け根を思い切り吸われて身体が反り返った。

ジュッ!

「ひゃぁっ!」

「………可愛い………んむ……」

「あぁぁっ!オークっ!!そこっ!汚っ…ぃからっ!!」

いやぁぁんっ!王子っ!アンタ王子でしょぉぉ?!
何咥えてんのっ?!

「ん………む………ぅ…………」

ジュプジュプとペニスを口で扱かれ、強く吸われて更に身体が撓る。
頭がボ~ッと、してしまった。

「やっ……オーク……っん………んんんぅっ!」

スルリと尻を揉んでいた片方の指がいつの間にローションを付けたのかすんなりと入って来た。
すらりと伸びたカヤの指とは違い、剣ダコの出来た少しゴツゴツとした指で擦られ、いつもと違う快感の波が襲う。
そうして気が付けば指が3本になり口でしている音と違うタイミングでこちらも音を立てる。

同時に…ヤバい……イきそう……

「んぅっ!………オークッ!やぁっ………イくから…んっ…離してっ……!」

ひゃだやだ………」

更に加速していく。

「んぅぅぅっ!やぁぁぁあっ!!」

ビクンビクンッ!!と、オークの口に精を放ってしまった。

ジュッ…ジュッ!!

オークが残りも全て吸うつもりなのか、扱きながら吸い上げる。

「ひゃ…っ!んんんぅ………出ないってぇっ!」

「…………んく………フッ……お前の中…キュッと締まって……熱い…な……」

「………バカァ………ん……」

俺は…顔を上げたオークの顔を引き寄せてキスをする。
舌を絡めた後に上顎を舐めてみるとオークはピクッと、反応した。

「ん………ぅ……入れて……良ぃ……か……?」

「………ぅん………良ぃよ………」

オークは俺の言葉を聞いてペニスを俺の後孔にあて、そのままズズズ…と入れていく。

「んんんぅっ!」

カヤより少し大きいオークのペニスは初めて入れるせいかローションを付けても圧迫感が半端ない。

「大っ丈夫…か…?」

「…くっ………んぅっ………まだ…全部じゃ…ない……のっ?」

「……まだ…だっ!………くっ……締…まるっ!!」

「んんっ………」

「……じゃあ…」

そう言うと少し引いたかと思うとズンッ!と、少し勢いを付けて突いてきた。

「あぁんっ!」

「………ちょっと…行ったな…」

そして何度か突かれて全部入る頃に……

ズンッ!!

「ひゃぁああっ!」

「……くぅっ!!」

俺のシコリに当たり、ビクンッ!と、反応する。

「シオン…ふっ……全部っ…入った……」

「……ぁっ………んんぅぅっ………」

カヤみたいに最奥を突き抜けるわけではないが、みっちりと入ってシコリを圧迫し快楽が身体を巡って頭が蕩けていく。

「動く…ぞ…っ…」

ズル……ッと、ギリギリまで引かれてズンッ!と入ってくる。
そこからズチュズチュと抽送がされて俺は快楽に溺れていった。

「あっあっあっあっあっ!やぁっ!!オークッ…そんな…突い…たらっ…っ!」

「突いたら…っ……何だよっ……んっ…!」

ズヂュン!!

「ひゃぁあっ!」

中のシコリが、ゴリュンッ!!と、頭の中で音がする。

何度もシコリを潰される様に圧迫され、快楽を逃がそうと、頭を振るが気休めにしかならない。

「……シオ…ン…起こす……ぞっ!」

「あぁぁああっっ!」

ガバッ!……っと、身体を起こされて対面座位になり更に深くオークのペニスが刺さり俺はイッたが、オークは更に身体を揺すっていった。

「やだぁっ!オークッ!!俺っ…イッてるっ……イッてるからっ…あぁぁあっ!!」

「んんんぅっ!!」
「ひゃぁああんっ!」

ドクドクとオークの精が勢い良く放たれた快楽にビクビクと身体が撓り、ベッドに倒れた。

「…………ハァ…ハァ………シオン………」

「ハァ………ハァ………んっ………オー……ク…」

………あれ……また……

「あぁぁあんっ!大きっ……おまっ……抜けっ…よっっ!」

「……念願の…お前との閨なんだ………寝かせねぇ……♡」

「………ん……んぅっ!」

更にデカくなった?!

…………そして宣言通り………朝まで寝かせてもらえなかった…………
しおりを挟む
感想 33

あなたにおすすめの小説

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました

まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。 性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。 (ムーンライトノベルにも掲載しています)

公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜

上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。 体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。 両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。 せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない? しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……? どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに? 偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも? ……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない?? ――― 病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。 ※別名義で連載していた作品になります。 (名義を統合しこちらに移動することになりました)

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

BL世界に転生したけど主人公の弟で悪役だったのでほっといてください

わさび
BL
前世、妹から聞いていたBL世界に転生してしまった主人公。 まだ転生したのはいいとして、何故よりにもよって悪役である弟に転生してしまったのか…!? 悪役の弟が抱えていたであろう嫉妬に抗いつつ転生生活を過ごす物語。

なぜ処刑予定の悪役子息の俺が溺愛されている?

詩河とんぼ
BL
 前世では過労死し、バース性があるBLゲームに転生した俺は、なる方が珍しいバットエンド以外は全て処刑されるというの世界の悪役子息・カイラントになっていた。処刑されるのはもちろん嫌だし、知識を付けてそれなりのところで働くか婿入りできたらいいな……と思っていたのだが、攻略対象者で王太子のアルスタから猛アプローチを受ける。……どうしてこうなった?

超絶美形な悪役として生まれ変わりました

みるきぃ
BL
転生したのは人気アニメの序盤で消える超絶美形の悪役でした。

悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?

  *  ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。 悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう! せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー? ユィリと皆の動画をつくりました! インスタ @yuruyu0 絵も皆の小話もあがります。 Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新! プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら! 名前が  *   ゆるゆ  になりましたー! 中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー! ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!

推しの完璧超人お兄様になっちゃった

紫 もくれん
BL
『君の心臓にたどりつけたら』というゲーム。体が弱くて一生の大半をベットの上で過ごした僕が命を賭けてやり込んだゲーム。 そのクラウス・フォン・シルヴェスターという推しの大好きな完璧超人兄貴に成り代わってしまった。 ずっと好きで好きでたまらなかった推し。その推しに好かれるためならなんだってできるよ。 そんなBLゲーム世界で生きる僕のお話。

処理中です...