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【17歳】
【17歳】5☆
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___夜___
今日の閨はオークだ。
「…で…訳を聞こうか…」
「何がだよ。」
不貞腐れたようにオークが答えた。
只今閨の服を着てベッドの上でオークは正座、俺は腕を組み胡座をかいて話をしている。
「フジ先輩だよ。だから会わせたくなかったって、どういう意味だよ?」
「だってフジ先輩…あの顔だしさ…可愛いヤツ見たらあんな感じだし……ライも結構アプローチされてるから…お前も…だと嫌だから……」
ライは主人公だからなぁ。
まぁ、本人はクロバイに目が向いてるし、元は楠本だからあしらいも上手だろうけど。
「……生徒会長のカリン先輩はフジ先輩よりスキンシップ激しいから、俺とカヤで守ろうって思ったんだ。」
ん?あの2人、そんな激しい設定だっけ?
「あのな……俺はお前とカヤ以外、閨だからと言われてもする気はねぇよ。それともお前は俺を信用しないのか?」
「そんな事っ!」
「うわぁっ!」
ガバッ!と膝立ちになり、俺に覆い被さって抱き締めた。
「そんな事無いっ!勿論お前を信用してる‼してるけど、お前……時々俺達の前から消えそうに思える時があるんだよ……っ!不安になるじゃんかよっ‼」
………あぁ、断罪されるかもだしなぁ………
「まぁ…それはお前次第というか……いや、今はねぇよ。安心しな。」
オークがギュッ…っと、子供の様に強く俺を抱き締めて顔を首に擦り付ける。
「……んっ…フフッ…擽ったい…っ……大丈夫だからさ。お前、子どもみたいになってんぞ。」
「………子ども…みたいね……」
オークがそのまま胸の上に移動した。
「……オーク…?」
「昔……小さな頃に怖い夢を見た時…母さんの心臓の音を聞きながら眠ったんだよな…確かに…フフッ…今も安心する……子どもだな……でも…んっ。」
「痛っ!」
「お前に…こんな事する…子ども……いないだろ…?いたら…殴るけど…なっ…」
オークが服の上から乳首を噛んだ。
閨の服は薄いから服の上から強く噛まれる感覚に背筋に甘い痛みが走る。
「ここ…服の上からも分かる……コリコリするよな……硬くなってんじゃん……んぅ……」
「あ…んっ……」
「お前は…自覚が無さ過ぎんだよ……っ……少しは……自覚…しろっ!」
「ゃんっ!」
乳首の周りの服がオークの唾液で濡れる。
最後に強く吸われたと同時にもう片方の乳首も強く摘まれて俺はフルッと、身体が震えた。
「説教タイム…終わりっ……………閨の時間だ……」
オークがそう言いながら上の服を脱いだ。
…あぁ……毎日の鍛錬で鍛え抜かれた身体の筋肉は、初めての閨の時とは違い幼さは全く残っていない。
ゲームのオークとのベッドシーンはそんなに魅力を感じなかったが……靭やかな筋肉はもう大人の男のもので……俺は今のオークの方が……好きだ……
ギラギラとする瞳は主人公に向けられたものだったけど……この世界では俺に向けられている……
「シオン……好きだ……」
「んっ……」
優しくするキスも…こんなに甘い。
舌を絡めると応えてくれて、それ位以上に求めてくれる。
次第に俺を確かめる様に深くなって、ゲームの様にただ突っ込んで終わりでは無い。
「シオン…指…入れるぞ…」
ローションを絡ませた指を入れるのも、普段であれば優しく聞いてくれる。
「…ん…」
俺は分かったと答える変わりにオークの首に腕を回した。
……主人公にも…こうしてくれてたもんな……
「………何………考えてる……?」
「あっ…んぅぅっ!」
オークが上の空だった俺に気付いて指を急に2本入れてきた。
「……俺との閨に考え事か……そんなにつまらなかったか………」
「え…ぃやっ……ごめ……っ…ひゃっ!」
中を馴染ませるために動いていなかった指が、次第に中をワザと掬い揚げ、捏ねるように掻き回される。
「やっ…あぁっ!」
「……今日は…いっぱい…して…良ぃっ…て……言ったよな……っ!」
グジュッ!
「あぁんっ‼」
指が3本に増えた。
「やってみたい体位が……あるんだよな……っ!」
「あぁっ!」
「親父の……こっそり隠してた書物で…閨の書なんだけどさ…チュク…」
「んっんぅっ……」
耳を甘噛みしたり舐ったししながらジュブジュブと音がして頭の中がぼ~っ、としてきた…
「………でさ………試しても…良いか…?」
「……ぁっ………ん……ぅ?」
何言ってるのか理解できない。
「良いよな?……じゃぁ……」
「んんんっ。」
オークの指が引き抜かれた刺激で少し意識がハッキリしてきた。
先程の質問を整理しようとした途端、仰向けに寝かされ両足をV字に開かれて高く持ち上げたかと思うと奥深くまでペニスが入って来た。
「あぁぁぁあっ!深…ぃっ‼」
「あっ…はっ……確かに……お前と繋がってる所……バッチリ見え…る…♪」
「………なっ!恥ずかしい……っっ‼止めろ……ぉっ!」
「嫌だ…ねっ‼」
そう言うとオークは腰を引いてから勢い良く入って来た。
「やぁんっ!足っ…離…せぇっ‼んぅっ!」
身じろいで逃げようとしたら余計にオークのペニスが深く入る。
「くっ!」
「あぁぁぁっっ!」
ピュッ!と刺激に耐えかねて少し自分の精液が腹にかかる。
「ひゃっ…んんっ!」
「締ま…る…な…フフッ……絶景…♡」
そう言いながら抽送が早くなるが、さっきオークも少し中で出たのかバチュバチュと音が変わった。
「……この……変…態ぃっっ!…っ‼…イ…くっんんんっっ‼」
「俺も……これ……気持ち良すぎ…るっ!……んぅっ‼」
最後に思い切り腰を引いて奥まで突いて精を放った。
高い位置からの射精のせいか、いつもより更に勢いを感じて快感にビクビクと身体が反応してしまって目がチカチカする。
そして…一旦ペニスを抜いてくれるかと思ったんだが…
「いっぱい」の宣言通り、抜かずに色々な体位をされた。
王様…アンタ、息子にバレるような所に閨の書なんか置いとくなよなぁぁっっ!
今日の閨はオークだ。
「…で…訳を聞こうか…」
「何がだよ。」
不貞腐れたようにオークが答えた。
只今閨の服を着てベッドの上でオークは正座、俺は腕を組み胡座をかいて話をしている。
「フジ先輩だよ。だから会わせたくなかったって、どういう意味だよ?」
「だってフジ先輩…あの顔だしさ…可愛いヤツ見たらあんな感じだし……ライも結構アプローチされてるから…お前も…だと嫌だから……」
ライは主人公だからなぁ。
まぁ、本人はクロバイに目が向いてるし、元は楠本だからあしらいも上手だろうけど。
「……生徒会長のカリン先輩はフジ先輩よりスキンシップ激しいから、俺とカヤで守ろうって思ったんだ。」
ん?あの2人、そんな激しい設定だっけ?
「あのな……俺はお前とカヤ以外、閨だからと言われてもする気はねぇよ。それともお前は俺を信用しないのか?」
「そんな事っ!」
「うわぁっ!」
ガバッ!と膝立ちになり、俺に覆い被さって抱き締めた。
「そんな事無いっ!勿論お前を信用してる‼してるけど、お前……時々俺達の前から消えそうに思える時があるんだよ……っ!不安になるじゃんかよっ‼」
………あぁ、断罪されるかもだしなぁ………
「まぁ…それはお前次第というか……いや、今はねぇよ。安心しな。」
オークがギュッ…っと、子供の様に強く俺を抱き締めて顔を首に擦り付ける。
「……んっ…フフッ…擽ったい…っ……大丈夫だからさ。お前、子どもみたいになってんぞ。」
「………子ども…みたいね……」
オークがそのまま胸の上に移動した。
「……オーク…?」
「昔……小さな頃に怖い夢を見た時…母さんの心臓の音を聞きながら眠ったんだよな…確かに…フフッ…今も安心する……子どもだな……でも…んっ。」
「痛っ!」
「お前に…こんな事する…子ども……いないだろ…?いたら…殴るけど…なっ…」
オークが服の上から乳首を噛んだ。
閨の服は薄いから服の上から強く噛まれる感覚に背筋に甘い痛みが走る。
「ここ…服の上からも分かる……コリコリするよな……硬くなってんじゃん……んぅ……」
「あ…んっ……」
「お前は…自覚が無さ過ぎんだよ……っ……少しは……自覚…しろっ!」
「ゃんっ!」
乳首の周りの服がオークの唾液で濡れる。
最後に強く吸われたと同時にもう片方の乳首も強く摘まれて俺はフルッと、身体が震えた。
「説教タイム…終わりっ……………閨の時間だ……」
オークがそう言いながら上の服を脱いだ。
…あぁ……毎日の鍛錬で鍛え抜かれた身体の筋肉は、初めての閨の時とは違い幼さは全く残っていない。
ゲームのオークとのベッドシーンはそんなに魅力を感じなかったが……靭やかな筋肉はもう大人の男のもので……俺は今のオークの方が……好きだ……
ギラギラとする瞳は主人公に向けられたものだったけど……この世界では俺に向けられている……
「シオン……好きだ……」
「んっ……」
優しくするキスも…こんなに甘い。
舌を絡めると応えてくれて、それ位以上に求めてくれる。
次第に俺を確かめる様に深くなって、ゲームの様にただ突っ込んで終わりでは無い。
「シオン…指…入れるぞ…」
ローションを絡ませた指を入れるのも、普段であれば優しく聞いてくれる。
「…ん…」
俺は分かったと答える変わりにオークの首に腕を回した。
……主人公にも…こうしてくれてたもんな……
「………何………考えてる……?」
「あっ…んぅぅっ!」
オークが上の空だった俺に気付いて指を急に2本入れてきた。
「……俺との閨に考え事か……そんなにつまらなかったか………」
「え…ぃやっ……ごめ……っ…ひゃっ!」
中を馴染ませるために動いていなかった指が、次第に中をワザと掬い揚げ、捏ねるように掻き回される。
「やっ…あぁっ!」
「……今日は…いっぱい…して…良ぃっ…て……言ったよな……っ!」
グジュッ!
「あぁんっ‼」
指が3本に増えた。
「やってみたい体位が……あるんだよな……っ!」
「あぁっ!」
「親父の……こっそり隠してた書物で…閨の書なんだけどさ…チュク…」
「んっんぅっ……」
耳を甘噛みしたり舐ったししながらジュブジュブと音がして頭の中がぼ~っ、としてきた…
「………でさ………試しても…良いか…?」
「……ぁっ………ん……ぅ?」
何言ってるのか理解できない。
「良いよな?……じゃぁ……」
「んんんっ。」
オークの指が引き抜かれた刺激で少し意識がハッキリしてきた。
先程の質問を整理しようとした途端、仰向けに寝かされ両足をV字に開かれて高く持ち上げたかと思うと奥深くまでペニスが入って来た。
「あぁぁぁあっ!深…ぃっ‼」
「あっ…はっ……確かに……お前と繋がってる所……バッチリ見え…る…♪」
「………なっ!恥ずかしい……っっ‼止めろ……ぉっ!」
「嫌だ…ねっ‼」
そう言うとオークは腰を引いてから勢い良く入って来た。
「やぁんっ!足っ…離…せぇっ‼んぅっ!」
身じろいで逃げようとしたら余計にオークのペニスが深く入る。
「くっ!」
「あぁぁぁっっ!」
ピュッ!と刺激に耐えかねて少し自分の精液が腹にかかる。
「ひゃっ…んんっ!」
「締ま…る…な…フフッ……絶景…♡」
そう言いながら抽送が早くなるが、さっきオークも少し中で出たのかバチュバチュと音が変わった。
「……この……変…態ぃっっ!…っ‼…イ…くっんんんっっ‼」
「俺も……これ……気持ち良すぎ…るっ!……んぅっ‼」
最後に思い切り腰を引いて奥まで突いて精を放った。
高い位置からの射精のせいか、いつもより更に勢いを感じて快感にビクビクと身体が反応してしまって目がチカチカする。
そして…一旦ペニスを抜いてくれるかと思ったんだが…
「いっぱい」の宣言通り、抜かずに色々な体位をされた。
王様…アンタ、息子にバレるような所に閨の書なんか置いとくなよなぁぁっっ!
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