目が覚めたらBLゲームの悪役令息になったけど、山に引き籠もりたいので全力で主人公を応援しますっ!

mana.

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【番外編】普通な日々 ユズver.

7☆

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「や…ん…んぅ………んっ…ぁ…んぅ。」
「クチュ…ん…むっ……っ…」

クチュクチュと、音を立てながら僕の後孔をオリーブが舌で慣らす。
指でも出来るはずなのに、最後にピリッと身体に刺激が入って舌がゆっくりと抜かれた。

「洗浄の魔法と中が傷付かない様に保護の魔法もかけたから………」

オリーブが少し温めたローションで指を濡らし、ゆっくりと中へと入れる。

___ヌププ……___

「んんっ…」

「大丈夫か…」

「…ん…大丈…夫…」

最近2本まで頑張って増やし、3本も慣れ始めたから大丈夫とは思うんだけど…

「じゃあ……2本大丈夫だったし、3本…頑張ろうなっ。」

「…え?…3本…って、あぁっ!!」

ヌヌッ!っと、指を引いた時に3本に増えて根元まで一気に入れられ、僕はビックリしたのと息が一瞬止まり、目の前に星が飛ぶ。

「…んっ…ユズッ…締まるな…っ……チュ…」

「オリー……つっ…あぁあっ!!」

首筋にキスを落としながら、ゆっくりと指を引いては何かを探す。
ローションでグチュグチュと音をさせながら、僕の身体の力が抜けてきたのか、指が次第に奥へと行ってある場所に着いた。

___コリュ。___

「ひぁっ!……オリー⁈……何っ…これっ…あぁあっ!」

何?これって…講義で聞いた…シコリ?
こんなに気持ち良くなるの⁈

「ん……チュ…ユズ…可愛い…チュク…もっと…見せて……っ…ジュウッ!」

「んぅっ!」

シコリを刺激されて僕はガクガクと身体が快感に震えてオリーにしがみつく。
こんなに…感じてしまったら…っ。

「あぁあっ…オリー…イッちゃう…んっ…からっ……もっ…」

「………っ!」

「………ん…オリー……?」

ピタリとオリーの動きが止まり、真剣な顔で何かを呟いてる?
自分の心臓の音で聞こえないけど…怒ってはないよね?

『落ち着け…俺…落ち着け…っ…オーク兄様みたいに突っ走らない……大丈夫…っ!』

「…オ…リー?」

「ハッ、ごめん!……何でもないっ。ユズがあまりに煽るからっ。」

「煽ってなんかっ……んっ。」

ズルッと、指が抜かれてオリーのペニスの先が僕の後孔に当たる。

「ゆっくり…ゆっくりと入れるから…あ……腰にクッション敷くぞ。」

「ん…」

脚を広げたまま腰が少し上がってオリーの身体に僕の立ち上がったペニスが少し当たる。

「あっ……んぅっ。」

少し刺激があるだけでイってしまいそう。

「………っ…ユズッッ!」

「な……にぃぃっ……あぁあああっ!」

___ズズズッ!___

オリーのペニスが一気に中に入ってくる。

「あっ…ハッ…んんんぅ…っ!」

「くぅっ…ユズッ!」

___ズクンッ!___

「んぅっ…おっきっ…く⁈」

元々大きいと思ってたオリーのペニスが少し膨れた気がした。

「…ユズ…力…抜い…てっ。」

力…抜く…?…どうやって…するんだっけ…?

「…あっ…ん…ぅ…無…理ぃ…」

「くぅっ…」

___ポゥ…___

「「……っ…⁈」」

アロマキャンドルの光から1つ2つと光が増える。
ある程度光ったら消えていくみたいだけど…気付けば僕達の周りを優しく照らす。

「何…オリー…これって…」

「…あぁ…これは多分……」

___大丈夫…ユズ…___

___オリー…やさしくね___

小さな声で、大丈夫だよと、声がする。

「…精霊?」

「…ん…精霊…だな…」

「初めて見た…」

「俺も…」

「……んんっ!」
「んっ!」

そういえば…中に入ってた!

「気になる?」

「…ううん…」

何だろ…温かくて…いても恥ずかしくないかも…それに…

「…んっ…あっ…」

中がジンジンして…熱い…

「動くぞ…」

___ヌチュ…___

「あっ…」

ゆっくりとオリーの腰が動く。

不思議と痛くなくて…むしろ…

「ん…ぃ…あぁあっ……んっ…」

「ユズ…ッ…!」

次第に早くなる抽送に僕も無意識に腰が動いていく。

「あっ…ぁっ…そこ…んんっ…んぅっっ‼︎」

「ユズのここ…凄く…硬くなってる…」

抽送の度にオリーの腹に僕のペニスが当たり、先走りが腹に飛び散っていたものをオリーが握って扱いていく。

「やぁあっ!一緒…やぁっっ!」
「くっ!」

一緒に握られたら…僕…変になっちゃうよ!

「あっ…イっ…っちゃう…んんっ…」
「ん…っ…くっ……ぅ…一緒に……イこ…う…ッ!」

「あっ…あっんんんっ…っっ‼︎」


___ドピュッ!___


「あぁぁぁあああっ!」
「ユズッ!」

僕の中にオリーの精液が流れる。

「…ハァ…ハァ………ユズ…」

ゆっくりとオリーの顔が近付いてくる。

「ん…オリー……」

ゆっくりとキスをした後に、オリーのペニスが抜かれた。

「…っ…」

初めて入れられて…まだ中に入ってる感じがする。

「…大丈夫か?」

「うん。」

___フヨ…___

___大丈夫?___

___ユズ…大丈夫?___

光が僕の周りに集まってくる。

「…君達…精霊?」

___そうだよ___

___ユズ、きれいにしようね~ みんな集まれ~♪___

僕とオリーの周りを光が包み、気付けばサッパリとしていた。

___あっ!みんなっ、ママ怒ってる!___

___あ!姉様もっ‼︎___

___じゃぁね、ユズ!___

___またね、オリー!___

精霊達が『ママ』と『姉様』に怯えて消えていった後は、月明かりの光で2人きりに戻った。

「精霊…だったんだよね?」

「だと思う。」

精霊は小さな頃、シオン兄様の結婚式で見て以来あまり見ることがなかった。
これから沢山会えるようになるんだろうか…
僕達はその後も愛し合い、服も着ずに裸のままで翌朝を迎えた。
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