BLゲームのお助けキャラに転生し壁を満喫していましたが、今回は俺も狙われています。

mana.

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10☆

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___チチチチ…___

朝になってしまった……

「…朝か…ッ…ウヒャア!」

「おはよ、マコ。」

あの後ユキの手に引かれて無言で部屋へと戻り、シャワーも備えてあるのにそのままベッドへと潜った。
すぐに眠れずたまにユキの方を見たら壁側に向いていたので寝ている思っていたんだけど、眠りが浅くうつらうつらとしながら寝返りをうって再びユキを見ようとしたら目の前にいた。
俺…寝たのか…いや、寝たよな…朝だもん。
でも、寝不足の頭にキラキラした瞳をこちらに向けるのは反則だと思う。

「お…おはよ…」

「マコ、昨日の返事……キスを拒まなかったって事は…俺を受け入れてくれたで良いよね?」

「え゛?」

「……え?」

キラキラした朝、俺達は固まった。
昨日は流されてキスしたけど、俺…ユキを恋愛対象として好きなのか?
考えろぉ、俺っ!

主人公ユキから桜の木の下に呼ばれた

告白された

キスされた

今ここ

「マコ…やっぱり…ダメ?」

「グゥッ……ダメじゃ…ない…デスゥ…」

何そのウルウルなワンコ⁉
思わず良いって返事しちゃったよ!
反則じゃね?そんなのゲームにないし今までもなかったよ⁉
推しの好きなんて、恋愛じゃくても好きって返しちゃうじゃん!
あ゛ぁあっ!しかも1年で告白ぅっっ‼
R18 モード突入じゃん!

…あれ、でも待てよ…俺モブじゃん!お助けキャラだよっ‼

「嬉しいっ。」

___ガバッ!___

「んむっ!」

関係あったぁぁ!

「ん…ぅ…や…っ……激…し……ぃんっ…」

いきなり貪ってくるキスって、ユキさんどんだけ溜めてんだよぉっ!
舌まで入って顔を横に向けようにも何度も人生をBLの恋のキューピッドとして捧げてきた腐男子には回避能力がなく、唇が離れた時にはグッタリとしていた。

「ハァ……マコの唇…甘いね。それに、そんなに目を潤ませて…俺を煽ってる?」

「ハァ…ぁ……んな訳…ぁるかぁ…バカァ…」

「……っ…」

「…待っ…てぇえっ!」

息も絶え絶えで返事をしたけど…ヤベェ……今の俺…どっかのBL受そのまんまじゃん。
このままだと、俺の尻がとっても危険!
俺は激しいキスで涙目となっていたのを活かしてユキに訴えた。

「ゴメン…俺…こういうのって慣れてなくてっ……」

「……ハッ…そうだよね。」

頬を染めて興奮気味だったユキが少し冷静になってくれた。
よしよし、このまま行くぞ。

「俺……エッチとかすぐにやるのって……」

えっと…思い出せっ。
遥か昔……転生前に薄い本で読んだチワワ系男子が言ってたやつ………

「……俺……エッチしちゃったらなし崩しにそればかりになりそうで……付き合うならたくさん他の事を楽しんで……したいなっ……その……イチャイチャ…とか…」

「…っ!」

良しっ、食いついた!
俺は身体を起こしてユキの目を見て言った。

「ユキとはたくさん幼馴染として楽しんだけどさ……そのっ…幼馴染以上の…俺とさっ…イチャイチャ……しない?」

頑張れ俺の眼力!寝不足だけど、瞳は淀んでるかもしれないけど、今のユキには誤魔化せると思う!

「……マコと…イチャイチャ…」

「…ん……それに俺…勉強しときたいからさ…」

どうしたらエッチを先延ばしに出来るのかを!

「…勉強…」

「うん!だから……この先は、お預けなっ。」

「うん、分かった。俺も、マコにもっと好きになってもらうように……しておくねっ!」

その後、ユキからキスは毎日したいと懇願され、朝は学校に支障が出るので夜なら良いと返事をした。


*****************


そこからユキの猛アピールが始まった。

「…ユキ…」

「何?」

テレビを観ようとソファーに座ったらイチャイチャしたいと引き寄せられ、膝の上に乗せられた。

「…テレビに集中出来ないんだけど…」

「ん…俺も…テレビに集中出来ない…チュ。」

いや、そこはしようよ。

「…っ…あのさ……んっ…」

「チュ…何…?」

「…エッチ…しないって…言った…んん…」

後ろから首筋にキスをされて変な声が出る。

「エッチじゃないよ?これは………チュ。」

「ぁんっ。」

……ぁん?

待て待て待てぃ!俺、なんて声出してやがる!

「フフッ、可愛い。」

「可愛くないっ。ユキ、離れろっ!」

「ヤダ。」

___ドサッ___

「わっ。」

「だって、こういうのもイチャイチャだよ?他のクラスのヤツだってこんな風に過ごしてるって聞いたもん。」

もん…じゃねぇ。どんなヤツだよっ!

「こんな風にさ…額にキスしたり…チュ…頬にキス……チュ……そして……唇にも……」

「んん…」

額からのキスが擽ったくて身を捩っていたら唇に来た時には俺は頭が真っ白になって受け入れてしまう。

「マコ……大好き……」

「ふぁ……っ……ん………っっ……」

受にも攻にもなれる主人公ユキなせいか最初からあちこちキスをし始めたので頑張って抵抗してるんだけど即陥落され…ハッ…違う違う、今も抵抗してるっ!頑張れ俺っっ‼

「マコ…俺をもっと…好きになって……」

「ヒャッ!」

___ピクンッ!___

ユキの指が俺の下半身へと手が伸びる。

「ここ…反応してる…」

ズボン越しに触られる股間の膨らみに俺は微かに反応した。

「…ゃ…触るな……」

「じゃあ…こっちは?」

いつの間にか捲られたTシャツから俺の胸が露になっている。
ユキの指が俺の乳首を摘み、刺激を与えた。

「やぁっ!」

___ビクンッ!___

「マコ……」

___クチュ……カリッ___

「んんっ……ぁあっ!」

ユキの顔が俺の胸へと落ちていき、その唇は俺の乳首を弄ぶ。
舌で軽く転がされ、歯を立てて齧られて俺は声を抑える事が出来なかった。

「マコ…もっと…声を聞かせて…」

ユキがウットリとした顔で俺の首筋に顔を埋める。

「あっ…ん……もっ…ん………こ…の……ぉっ!」

___ゴンッ!___

「痛ぁっ!」

力を振り絞って両手で首元から引き離し、思い切り頭突いてやった。

「いい加減にしろぉっ!このっ…おバカァ‼」

キスだけはどこ行ったぁ!
普通は頬とか口だろうがよっ‼

俺はその後、頭突きの痛みでフラフラしながらユキを正座させて説教した。
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