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28話。ヘレナを罠に嵌めて失脚させる
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【ヘレナ視点】
「小憎らしい【水の聖女】によって、ご覧になって下さいませ、この氷漬けの両手を! あの小娘は、私を失脚させ、レオン王子に王位を継がせようと画策しております!」
「……ほう?」
深夜、私は自室で、【薔薇十字団】のトップ、グランド・マスターに通信魔導具の水晶球ごしに助力を訴えていた。
この通信魔導具は、世の中に出回っている物とは異なり、映像まで届けることができる優れモノだった。
私の心を焦がすのは、【水の聖女】への憎悪と、なにより失墜の恐怖。
「どうか、偉大なるグランド・マスターのお力をお貸しくださいませ! このままでは【薔薇十字団】の活動資金も、聖女の死体もご提供することが、できなくなってしまいますわ」
「……ふむ、よかろう。ヘレナよ、そなたのこれまでの貢献を我は高く評価しておる」
水晶球より聞こえて来る声は、子供とも老人とも、女とも男ともつかぬものだった。
グランド・マスターは徹底した秘密主義を貫いており、その正体は私たち【薔薇十字団】の幹部ですら、誰も知らない。
だからこそ、その大いなる神秘性が私たちを魅了してやまなかった。
「では、そなたが欲していた例の霊薬を、援助のために特別に贈ってやろう」
「おおっ! あ、ありがとうございます! 感謝の言葉もございませんわ、グランド・マスター!」
その一言に、私は歓喜に打ち震えた。
この5年あまり、組織のために尽くしてきた苦労が、ようやく、ようやく報われたのだわ。
「その代わり、必ずや【水の聖女】を討ち、その死体を提供するのだ。それほど強い力を持っているなら、我らの悲願とする『計画』に大いに役立つであろうからな」
「ははっ! お任せくださいませ! 必ずや、あの小娘の死体を、グランド・マスターの御前にお届けいたしますわ!」
恭しく頭を垂れると同時に、水晶球の光はフッと消え、通信は途切れた。
私が【薔薇十字団】に与したのは、すべてあの『霊薬』を手に入れるため。
組織が聖女の力を研究する過程で、偶然にも生み出されたまさに奇跡の秘薬。
あれさえ手に入れることができれば、火の力を増幅させるこの【空の指輪】と合わせて、あの憎き【水の聖女】の力を、完全に凌駕することができるわ。
その時だった。
カーテンが揺らぎ、窓から部屋に、音もなく人影が入り込んできた。
「……ご報告いたします。水の聖女アンジェラを討ち取りましてございます」
「な、なんですって!? それは本当なの!?」
「はっ!」
現れたのは、【薔薇十字団】が私の手駒とすべく派遣してきた、殺し屋部隊のリーダー、ジェラルドだった。
同時に、私の両手を覆っていた忌々しい氷が砕け散る。
これは……魔法をかけた術者が死んだ、何よりの証拠!
「騒ぎにならぬよう、聖女の死体は、王宮の地下室に隠しました。ご検分なさいますか?」
「もちろんするわ! これで、グランド・マスターもお喜びになられる!」
労せずして、【水の聖女】を倒せるとは、まさに朗報だった。
「死体を確認したら、そのまま組織に引き渡すわ! 奴は行方不明となったとするのが、一番穏便でしょう」
「はっ!」
レオン王子とユリシアあたりに、私が【水の聖女】を殺した黒幕だと騒がれたら、厄介ですものね。
でも、死体さえ消えてしまえば、証拠不十分でどうとでも言い逃れできるわ。
私はジェラルドの先導で、地下深くへと続く階段を降りる。
地下には、ごく一部の者しか知らぬ隠し部屋が存在していた。そこに、あの小娘の遺体を安置しているらしかった。
カビ臭い室内に入ると、中央に置かれた石棺に、水の聖女アンジェラが横たわっていた。
その妖精のように整った顔は……まさに本物だわ!
「アハハハハッ! これで邪魔者は消えた! 再び、この私の天下よ!」
「……これで、【薔薇十字団】の悲願である聖女の研究がより進みますな。以前、殺した2人の聖女と合わせて、これでサンプルは3体」
「その通り! 私の組織での位階もより上がると……!」
そこまで言って、違和感に気付いた。
このジェラルドは、組織の兵隊。彼は【薔薇十字団】の名は決して口に出してはならないと、強力な魔術的暗示を受けていた。
それなのに、軽々しくその名を口にするとは……!
次の瞬間、私の下半身が急速に感覚を失った。強烈な冷気を浴びせられ、一瞬で氷漬けとなったのよ。
「ぎゃああああっ!? な、何なのこれはぁああ!?」
「……やっぱり、そういうことだったのね?」
まるで悪夢だった。
死んだはずの【水の聖女】が起き上がり、微笑んだのだから。
「ヘレナ殿! いや、ヘレナ! 今の話、聞かせてもらったぞ!」
「観念してください。今のやり取りは、わたくしが開発した魔導録音機に、バッチリ録音いたしましたわ!」
さらに、怒り心頭のレオン王子と大地の聖女ユリシアが、部屋に飛び込んできた。
「おっ、お前たち……! なぜここに!?」
「ふふっ、残念だったわね。あなたの手駒の殺し屋は、全員、私の奴隷にさせてもらったわ。もちろん、【薔薇十字団】に関する記憶はすべて消えてしまったけど。演技をさせれば良いだけだしね」
【水の聖女】が、勝ち誇ったようにクスと笑う。あの砕け散った氷も、私を騙す仕込みだったというの。
こ、この私が、罠に嵌められるとは……!
「まさか、怪しげな秘密結社の研究のために、王国の資金を横流しし、あまつさえ聖女様を殺めてその死体を提供していたとは……! 」
「それでも、かつては【火の聖女】と民に敬われたお方ですか!? その誇りはどこへ捨ててしまわれたのです!?」
レオン王子とユリシアが、私を厳しく糾弾してくる。
「ハハハハッ! 【火の聖女】などと! 私が聖女で無くなった途端、手の平を返し、敬いもしなくなった下民どものために、なぜ聖人君子を気取らなくてはならないの!?」
私は、もはやこれまでと、心の奥底に溜め込んでいた激情をぶちまけた。
「善行などいくら積んでも、何の得にもなりはしないわ! 己の欲望のままに生きて、一体何が悪い!?」
「き、貴様……!」
レオン王子が、正義感に燃える瞳を向けてくる。
「敬われなくなったからだと!? 貴様のために、いったい今まで、どれだけの人が苦しめられたと思っているんだ!?」
「ヘレナ商会で、回復薬の値を吊り上げたことを言っているのかしら? はん。回復薬を売ってやっただけでも、ありがたいと……!」
「悪の組織の手先になってお金儲けをすることが、あなたのやりたいこと、あなたの幸せなの?」
【水の聖女】が、憐れむような眼差しで、私に歩み寄ってきた。
「そんなの利用されて、最後に捨てられるのがお約束でしょう? おバカね。そんなこともわからないの?」
「おのれ、【水の聖女】……! この私を愚弄する気かっ……!」
私は、怒りと屈辱に奥歯をギリギリと噛み締めた。
「貴様もいつか思い知るわ! 聖女では無くなった途端、下民どもは手の平を返す! 私を陛下をたぶらかした悪女などと罵るのよ!」
「ふん、残念だけど、私は名声や感謝のために、人助けなんてしているんじゃないわ。悪女と罵られる? 望むところよ!」
「なっ、なんですって……!?」
私は頭をハンマーで殴られたかのような衝撃を受けた。
め、名声や感謝を求めない……? 悪女と罵られても良い?
「……そ、そんなバカな!」
「どうやら、アンジェラ様とお前とでは、格が違うようだな」
レオン王子が、吐き捨てるように言った。
「はい。見返りを求めず、困っている人に、ただ手を差し伸べる……まさに真の聖女様のお言葉です。心から尊敬いたしますわ」
ユリシアが、うっとりとした表情でアンジェラを見つめる。
「……な、なんで、そうなるの?」
アンジェラは、なにやら非常に困惑していた。
「ま、まさか人助けを、本当に何の見返りもなく、やっているですって!? き、貴様という女は……!」
私は【水の聖女】がまるで理解できなかった。
紛れもなく完璧な聖女! こんな存在がこの世にいるなんて……!
「いや、見返りは求めているわよ。主にお金儲けとか。美味しい料理とか。漫画を世界に広めることとか……」
「アンジェラ様は、本当にご冗談がお上手でいらっしゃいますね。ふふっ」
ユリシアが、優しい微笑みを浮かべた。
そうだ。ただ同然で平民に、高価な【エリクサー】をばら撒いておいて、お金儲けが目的と言われても、笑うしかない。
「いや、本当のことなんだけど……」
「おのれ、認めない! 私はお前を認めないぞ、水の聖女アンジェラ!」
「ヘレナを牢に連れて行け!」
「はっ!」
レオン王子が、やって来た聖騎士たちに命令した。
私は拘束具を付けられて連行される。
まさか、勇者王ディルムッドの寵姫として権勢を振るった私が、罪人として、牢獄に繋がれる日が来るなんて……!
私は屈辱に打ち震えた。
「小憎らしい【水の聖女】によって、ご覧になって下さいませ、この氷漬けの両手を! あの小娘は、私を失脚させ、レオン王子に王位を継がせようと画策しております!」
「……ほう?」
深夜、私は自室で、【薔薇十字団】のトップ、グランド・マスターに通信魔導具の水晶球ごしに助力を訴えていた。
この通信魔導具は、世の中に出回っている物とは異なり、映像まで届けることができる優れモノだった。
私の心を焦がすのは、【水の聖女】への憎悪と、なにより失墜の恐怖。
「どうか、偉大なるグランド・マスターのお力をお貸しくださいませ! このままでは【薔薇十字団】の活動資金も、聖女の死体もご提供することが、できなくなってしまいますわ」
「……ふむ、よかろう。ヘレナよ、そなたのこれまでの貢献を我は高く評価しておる」
水晶球より聞こえて来る声は、子供とも老人とも、女とも男ともつかぬものだった。
グランド・マスターは徹底した秘密主義を貫いており、その正体は私たち【薔薇十字団】の幹部ですら、誰も知らない。
だからこそ、その大いなる神秘性が私たちを魅了してやまなかった。
「では、そなたが欲していた例の霊薬を、援助のために特別に贈ってやろう」
「おおっ! あ、ありがとうございます! 感謝の言葉もございませんわ、グランド・マスター!」
その一言に、私は歓喜に打ち震えた。
この5年あまり、組織のために尽くしてきた苦労が、ようやく、ようやく報われたのだわ。
「その代わり、必ずや【水の聖女】を討ち、その死体を提供するのだ。それほど強い力を持っているなら、我らの悲願とする『計画』に大いに役立つであろうからな」
「ははっ! お任せくださいませ! 必ずや、あの小娘の死体を、グランド・マスターの御前にお届けいたしますわ!」
恭しく頭を垂れると同時に、水晶球の光はフッと消え、通信は途切れた。
私が【薔薇十字団】に与したのは、すべてあの『霊薬』を手に入れるため。
組織が聖女の力を研究する過程で、偶然にも生み出されたまさに奇跡の秘薬。
あれさえ手に入れることができれば、火の力を増幅させるこの【空の指輪】と合わせて、あの憎き【水の聖女】の力を、完全に凌駕することができるわ。
その時だった。
カーテンが揺らぎ、窓から部屋に、音もなく人影が入り込んできた。
「……ご報告いたします。水の聖女アンジェラを討ち取りましてございます」
「な、なんですって!? それは本当なの!?」
「はっ!」
現れたのは、【薔薇十字団】が私の手駒とすべく派遣してきた、殺し屋部隊のリーダー、ジェラルドだった。
同時に、私の両手を覆っていた忌々しい氷が砕け散る。
これは……魔法をかけた術者が死んだ、何よりの証拠!
「騒ぎにならぬよう、聖女の死体は、王宮の地下室に隠しました。ご検分なさいますか?」
「もちろんするわ! これで、グランド・マスターもお喜びになられる!」
労せずして、【水の聖女】を倒せるとは、まさに朗報だった。
「死体を確認したら、そのまま組織に引き渡すわ! 奴は行方不明となったとするのが、一番穏便でしょう」
「はっ!」
レオン王子とユリシアあたりに、私が【水の聖女】を殺した黒幕だと騒がれたら、厄介ですものね。
でも、死体さえ消えてしまえば、証拠不十分でどうとでも言い逃れできるわ。
私はジェラルドの先導で、地下深くへと続く階段を降りる。
地下には、ごく一部の者しか知らぬ隠し部屋が存在していた。そこに、あの小娘の遺体を安置しているらしかった。
カビ臭い室内に入ると、中央に置かれた石棺に、水の聖女アンジェラが横たわっていた。
その妖精のように整った顔は……まさに本物だわ!
「アハハハハッ! これで邪魔者は消えた! 再び、この私の天下よ!」
「……これで、【薔薇十字団】の悲願である聖女の研究がより進みますな。以前、殺した2人の聖女と合わせて、これでサンプルは3体」
「その通り! 私の組織での位階もより上がると……!」
そこまで言って、違和感に気付いた。
このジェラルドは、組織の兵隊。彼は【薔薇十字団】の名は決して口に出してはならないと、強力な魔術的暗示を受けていた。
それなのに、軽々しくその名を口にするとは……!
次の瞬間、私の下半身が急速に感覚を失った。強烈な冷気を浴びせられ、一瞬で氷漬けとなったのよ。
「ぎゃああああっ!? な、何なのこれはぁああ!?」
「……やっぱり、そういうことだったのね?」
まるで悪夢だった。
死んだはずの【水の聖女】が起き上がり、微笑んだのだから。
「ヘレナ殿! いや、ヘレナ! 今の話、聞かせてもらったぞ!」
「観念してください。今のやり取りは、わたくしが開発した魔導録音機に、バッチリ録音いたしましたわ!」
さらに、怒り心頭のレオン王子と大地の聖女ユリシアが、部屋に飛び込んできた。
「おっ、お前たち……! なぜここに!?」
「ふふっ、残念だったわね。あなたの手駒の殺し屋は、全員、私の奴隷にさせてもらったわ。もちろん、【薔薇十字団】に関する記憶はすべて消えてしまったけど。演技をさせれば良いだけだしね」
【水の聖女】が、勝ち誇ったようにクスと笑う。あの砕け散った氷も、私を騙す仕込みだったというの。
こ、この私が、罠に嵌められるとは……!
「まさか、怪しげな秘密結社の研究のために、王国の資金を横流しし、あまつさえ聖女様を殺めてその死体を提供していたとは……! 」
「それでも、かつては【火の聖女】と民に敬われたお方ですか!? その誇りはどこへ捨ててしまわれたのです!?」
レオン王子とユリシアが、私を厳しく糾弾してくる。
「ハハハハッ! 【火の聖女】などと! 私が聖女で無くなった途端、手の平を返し、敬いもしなくなった下民どものために、なぜ聖人君子を気取らなくてはならないの!?」
私は、もはやこれまでと、心の奥底に溜め込んでいた激情をぶちまけた。
「善行などいくら積んでも、何の得にもなりはしないわ! 己の欲望のままに生きて、一体何が悪い!?」
「き、貴様……!」
レオン王子が、正義感に燃える瞳を向けてくる。
「敬われなくなったからだと!? 貴様のために、いったい今まで、どれだけの人が苦しめられたと思っているんだ!?」
「ヘレナ商会で、回復薬の値を吊り上げたことを言っているのかしら? はん。回復薬を売ってやっただけでも、ありがたいと……!」
「悪の組織の手先になってお金儲けをすることが、あなたのやりたいこと、あなたの幸せなの?」
【水の聖女】が、憐れむような眼差しで、私に歩み寄ってきた。
「そんなの利用されて、最後に捨てられるのがお約束でしょう? おバカね。そんなこともわからないの?」
「おのれ、【水の聖女】……! この私を愚弄する気かっ……!」
私は、怒りと屈辱に奥歯をギリギリと噛み締めた。
「貴様もいつか思い知るわ! 聖女では無くなった途端、下民どもは手の平を返す! 私を陛下をたぶらかした悪女などと罵るのよ!」
「ふん、残念だけど、私は名声や感謝のために、人助けなんてしているんじゃないわ。悪女と罵られる? 望むところよ!」
「なっ、なんですって……!?」
私は頭をハンマーで殴られたかのような衝撃を受けた。
め、名声や感謝を求めない……? 悪女と罵られても良い?
「……そ、そんなバカな!」
「どうやら、アンジェラ様とお前とでは、格が違うようだな」
レオン王子が、吐き捨てるように言った。
「はい。見返りを求めず、困っている人に、ただ手を差し伸べる……まさに真の聖女様のお言葉です。心から尊敬いたしますわ」
ユリシアが、うっとりとした表情でアンジェラを見つめる。
「……な、なんで、そうなるの?」
アンジェラは、なにやら非常に困惑していた。
「ま、まさか人助けを、本当に何の見返りもなく、やっているですって!? き、貴様という女は……!」
私は【水の聖女】がまるで理解できなかった。
紛れもなく完璧な聖女! こんな存在がこの世にいるなんて……!
「いや、見返りは求めているわよ。主にお金儲けとか。美味しい料理とか。漫画を世界に広めることとか……」
「アンジェラ様は、本当にご冗談がお上手でいらっしゃいますね。ふふっ」
ユリシアが、優しい微笑みを浮かべた。
そうだ。ただ同然で平民に、高価な【エリクサー】をばら撒いておいて、お金儲けが目的と言われても、笑うしかない。
「いや、本当のことなんだけど……」
「おのれ、認めない! 私はお前を認めないぞ、水の聖女アンジェラ!」
「ヘレナを牢に連れて行け!」
「はっ!」
レオン王子が、やって来た聖騎士たちに命令した。
私は拘束具を付けられて連行される。
まさか、勇者王ディルムッドの寵姫として権勢を振るった私が、罪人として、牢獄に繋がれる日が来るなんて……!
私は屈辱に打ち震えた。
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