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第1章

6話 ダメ王子との最悪な邂逅

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 その後、私とシアはひとまず村長の家へ行き、諸事情あって村を離れる事になったという話と、その理由を掻い摘んで説明し、これまでお世話になった挨拶をしてから、荷造りと片付けをする為に急いで家へ戻った。
 思った以上に慌ただしい出発になりそうで、シアにも周囲の人達にもちょっと申し訳ない気分になる。

 どうしてこんな事になってるのかって?
 それはクラニアさん達に、できれば明日の朝には村を発ちたいのです、と頼まれたから。

 何でも王都を出る前、ここと王都を往復するに当たって必要となる日数を教皇に申告しているので、できるだけその日数内に旅程を収めなければならないのだとか。
 それはまた随分と窮屈な旅だなあ、と思ったが、やむを得ない事らしい。

 聖教会に御使いとして仕えているのは、半数以上が貴族の子女。
 しかもその貴族の子女のうち、女性の御使いはほぼ未婚のご令嬢で占められているのだと言う。
 そんな貴族のご令嬢が、幾ら教皇の命とはいえ少数で王都を出て、親兄弟などと長く離れて過ごすとなると、どれだけ御使いという立場が名誉なものであっても、やはり親御さんはいい顔をしてくれないそうなのだ。
 出先で物盗りや誘拐などの危険に遭うのも怖いけど、未婚の貴族令嬢としては、不貞の疑いがかかるのが一番怖いから、と。
 こんな風に気を回さねばならないって事は、あっちこっちである事ない事吹いて回る下品な噂雀が、この世界の貴族社会にもいるという事なのだろう。

 そういう事情から、未婚のお嬢様が御使いをしていて、どこぞへ派遣される事になった場合には、出立前に予定を立て、私達はその範疇に収まるように行動しますよ、やましい事はしませんよ、と予め教皇様にお伝えし、実際その通りに行動する事で、噂雀のさえずりや、それによる実害を未然に防いでいるのだそうな。

 しゅん、と身体を小さくしたクラニアさんに上記のような説明をされ、心底申し訳なさそうな顔で、そういった事情がありまして、大変恐縮なのですが、なんて言われてしまった日には、流石の私も、「あ、ちょっと挨拶回りとか色々したいし、数日村を出るの待ってもらえません?」 …なんて事は言えなくなってしまった訳で。

 正直、前世の私より一回り以上若いお嬢さんが、よその阿呆にあらぬ噂を立てられて苦しむ所なんて、見たくないしねぇ……。
 この事は当然シアにも説明して、一応理解は得てるけど、様子からして、あんまり納得できてないみたいだ。
 ごめんよ、シア。
 でもこの先、王都の大聖堂とやらで円滑な人間関係を築く為にも、ここは譲歩しておいた方がいい。
 そうすれば彼女達も、私に大なり小なり好感を持ってくれるはず。
 なんせ私、人の名前と顔をなかなか覚えられないっていう欠点のせいで、昔から人付き合いとか社交とか、非常に苦手だったから。
 関わり合いを持つ人数が少ない今のうちに、いざという時味方してくれる人をきちんと作っておかないと、後でにっちもさっちもいかなくなるような気がするのだ。

 決して、困り顔をしているお嬢さんを見ているうち、却って申し訳ないような気持ちになって、とか、良心の痛みに耐えられなくなって、とか、そんな理由で可愛い妹に無茶振りをした訳ではない。
 ある種の処世術なんです。いやホントマジで。

◆◆◆

 どうか大聖堂に嫌な人がいませんように、とか思いつつ、家で眠った翌日。
 朝っぱらだと言うのに総出で見送りに来てくれた、人の好過ぎる村のみんなとしばし別れを惜しんだのち、私とシアはいよいよ故郷から旅立った。
 村のみんなとの別れが辛くて大泣きするシアに釣られ、いい歳した私までつい涙ぐんでしまったのはここだけの話だ。

 思いの外速度が出る魔動車に内心驚きながらも、泣き疲れて寝てしまったシアの頭を膝に乗せ、私は無言で車窓から外の景色を眺めていた。
 きちんと整備されていない、荒れ地を踏み固める事で作ったあぜ道のような場所を、かなりの速度で走り抜けていく魔動車。
 体感だけど、多分60キロ近く出ているのではないだろうか。
 でも、ソファの材質がいいお陰で、ガタゴト揺れる道を長く走っていても、大して疲れないしお尻が痛くなる事もない。大助かりだ。
 出発前にメリッサさんは、「旅程は当初から時間に余裕を持たせ、できるだけお身体に負担のかからない進み方をするよう決めてありますが、ここから王都までは、魔動車を使えばそう遠い距離ではございません。
 この途中にある宿場町で一泊しても、翌日の朝から魔動車を走らせれば、昼を待たずに王都へ到着しますわ」…と言っていた。
 という事は、王都がある場所は、村から何千キロと離れているほど、遠方という訳でもないのだろう。

 ああでも本当に、新しい環境に移る前って言うのは、毎度とんでもなく緊張するし、不安になる。
 小さな妹を守る為にも私がちゃんとしてなくちゃいけないが、前にも言った通り、人付き合いド下手くそな私がどこまで頑張れるやら未知数過ぎて、頭と胃が同時に痛くなりそうだ。
 確かに覚悟はしたけれど、そういう一念発起だけで、苦手なモンに対する積極性がドカンと生まれるくらいなら、誰も苦労はしやしない。
 ああ……。意味不明な理由で絡んでくる酔っ払いとか、カツアゲ紛いの事をしようと突っかかってくるバカを、シバいて伸すのは得意なんだけどな……。
 ちょっと憂鬱になりながら窓の外を眺めていると、遠目ながら民家っぽい建造物がちらほら見えてくる。
 どうやらあそこが、本日の宿がある宿場町のようだ。


 室内の環境や食べる物はいいけど、風呂やそれに準ずるものがない、個人的にはちょっと残念な宿場町の宿を早朝から出発し、3時間ほど経った頃。
 物凄くデカい白壁に周囲を囲まれた、とんでもなくデカい街が見えてきた。
 ちなみに、なんで今になって時間が分かるようになったのかと言うと、それはクラニアさんの護衛の人が、懐中時計持ってたから。
 持ってるんなら持ってるって、最初に言って欲しかったよね……。

 ともあれ、目の前に広がっているこの街こそが、王の居城を頂くノイヤール王国の中枢・王都アイウォーラ。
 何でも、元の王都の資源が枯渇してきた事を理由に、150年ほど前、この街への遷都が行われたらしい。
 かつて、広大な農地を有した一大農業都市として周囲へ名を知らしめていた、この大都市の直径はおよそ300キロにも及び、王侯貴族と平民、総数約5万の人々が、日々の生活を営んでいるとの事。
 遷都が成された今も、あの白い外壁の内側には住民達が暮らす街だけでなく、王から土地を賜った農家さん達の保有する、広大な農地が幾つもあるのだとか。
 成程、だから余計にデカいんだ。この街。

 この街の威容には、シアもすっかり目を奪われているようで、フロントガラスの向こう側を、目をキラキラさせながら眺めている。
「お二方共、お疲れ様でした。これより、正面に見える第1正門をくぐって平民街を真っ直ぐ進み、続いて平民街と貴族街を隔てる第2正門、貴族街と王城を隔てる第3正門をくぐった先、王城の裏手に張り付くように建てられているのが、創世聖教会の総本山、教皇猊下の在す大聖堂を擁する、サンクトシルト大神殿でございますわ」
 アルマさんが、まるで観光ガイドみたいな説明をしてくれるけど、神殿の名前とか教えてもらっても、この先すぐに忘れてしまいそうな予感がヒシヒシと。余計に不安が募ってくる。
「出立前にお話しした通り、お二方にはこれより当面の間、大聖堂にお住まい頂く事となります。自然豊かであったご郷里と比べて、窮屈に感じられる事も多々あろうかと存じますが、どうぞご容赦下さいませ」
「……はい。分かりました」
 クラニアさんの言葉に改めて覚悟を決め、うなづく。
 うう。でも私達、あそこで一体何やらされるんだろ。
 客寄せパンダみたいな事、させられなきゃいいけど……。
 私が内心でウダウダしている間にも、白い塗料で染めた金属板で補強されている、巨大な木製の門扉――第1正門が眼前に迫って来ていた。

◆◆◆

 王都へ入る直前、アルマさんが教えてくれたサンなんとか大神殿(やっぱり忘れてる……)は、間近で見ると一層巨大な建物だった。
 ただ、飾り気はほとんどない。
 どこもかしこもシンプルな造りをしていて、インテリアも質素。
 まさにザ・神殿! って感じ。

 クラニアさん達に先導される格好で大神殿の大扉を抜け、中へ入ると、建物の規模と釣り合わない、妙にこぢんまりしたエントランスに出た。
 訪れた者へ行く先を示す為か、真っ直ぐT字になるよう床に敷かれているのは鮮やかな青の絨毯。絨毯の左右には、金糸の縫い取りで形作ったとおぼしき、5センチ程度の線が入っている。
 シンプルだけど、なんかお洒落だ。

 エントランスの左右には、白く塗装されてるちょっと大き目な正方形の扉があった。
 クラニアさん達の後ろにくっついて、右側の扉を通り抜けると、幅を広く取ってある立派な廊下に出る。廊下は緩やかなカーブを描くような形で、奥へ奥へと続いていた。
 そのまま廊下を進んで行くと、途中にまた幾つか扉があり、扉の向こうにはそれぞれ、2階に上がる為の階段がある部屋や、食堂、談話室などがある。
 それらを通り抜け、カーブしっぱなしの通路を更に奥へ向かって進む事しばし。
 今度は一層大きな扉の前に着く。
 扉の向こうにあったのは、ミサや祭事を行う為の大広間。
 よく結婚式とかをやる、教会の礼拝堂を物凄くだだっ広くして、ベンチの数をめっちゃ増やしたような場所だと思ってもらえると、分かりやすいかも知れない。

 大広間へ入ってしばらく進み、室内の真ん中あたりで左側を見れば、5、6段程度の階段と、壇上に設えられた立派な白い机が見えた。
 机の後ろには、天を仰ぎながら祈りを捧げている聖母っぽい女性の石像があり、更にその上には、ユリの花を描いたステンドグラスがある。荘厳な雰囲気に満ちた部屋だ。
 大広間の右側には、これまた大きな白い扉が。
 一度私とシアの方へ顔を向け、「こちらです」と微笑むクラニアさん達に導かれ、右手側の扉へ足を向ける。
 扉の外にあったのは中庭だった。
 美しく整えられた低木と、花の咲き乱れる花壇を配した、広大な円形の庭。
 その中央に立っている大きな建造物こそが、代々の教皇が住居とする大聖堂なのだと、クラニアさんは笑顔で言った。


 庭に敷かれた石畳の通路を通り、大聖堂に足を踏み入れた私とシアを迎えてくれたのは、教皇様とその側付きをしている人達だった。
 教皇様も含め、みんな穏やかで優しい人達ばかりで、言っちゃなんだけど拍子抜け。
 どうやら、思考回路がマイナス方面に偏り過ぎてたみたいだ。

 それから、教皇様は女性でした。
 前世の記憶があるせいか、教皇=おじいさんみたいなイメージがあったので、勝手ながら、こっちの教皇様の事もそんな風に想像してたんだけど、実際にはグレイヘアをシニヨンにした、上品なおばあさんだったという。
 全体的にほんわりした雰囲気の人で、凄く話しかけやすそうな感じ。

「ようこそお出で下さいました。わたくしはディアノエ5世。代々の教皇猊下方のご遺志を継ぎ、創世聖教会とその信徒達を見守る栄誉を戴く者でございます。聖女様方におかれましては、どうぞお気軽にディアとお呼び下さいませ」
「ありがとうございます、ディア様。私はアルエットと申します。こちらは妹のオルテンシア。できれば私達の事は、名前で呼んで頂ければと思います。
 これから妹共々お世話になりますが、あまりみなさんの手を煩わせないよう努めますので、どうぞよろしくお願いします」
 顔立ちと雰囲気に相応しい、柔らかな声で自己紹介と挨拶の言葉を述べ、深々と頭を下げるディア様に、私も簡単な自己紹介と挨拶を述べて、頭を下げる。
「ご丁寧にありがとうございます、アルエット様。流石は、遥かに高き天上より降誕された聖女様、教養に満ちた素晴らしいお言葉を賜りました事、恐悦至極にございます」
「そ、そうですか? 恐縮です……」

 恐縮って言うか、只今絶賛委縮中です。
 いや、そんな教養深い喋り方なんてしてないよ!
 聖女だからって無条件に持ち上げるのやめて!
 て言うか、私の中身は何の専門知識も技術もない、ただの四十路に片足突っ込んだオタク女なんです!
 そんな過大評価されても、出せるモンなんてなんもないんですってば!

「本来ならば、あなた様へお話しすべき事や、お教えすべき事などが数多くあるのですが、わたくし共にもこの後、数日の間は、為さねばならない仕事がございまして……。
 こちらの都合で大変申し訳ないのですが、今後の事に関しましては、数日後に改めてお話をさせて頂きたく存じます」
「数日後、ですか? 分かりました。ではその時になりましたら、改めてお話を聞かせて下さい」
「ご理解を賜りました事、重ねてお礼申し上げます。では、まずはわたくし共が用意したお部屋で、長旅の疲れをお取り下さい。側仕えの者に案内させましょう」
 ディア様がそう言いながら、軽く2回手を叩くと、ディア様の後ろに控えていた女性が2人、前へ出てくる。
 私とシアは、彼女達2人の案内で、宛がわれている自室へと向かう事になった。

 取り敢えず、用意されていた部屋が、大聖堂の5階にある物凄く綺麗で広い部屋だった事と、着替えとして渡された、濃紺のシンプルなワンピースが、実は100パーセントシルク製だったという事だけ、明記させて頂こうと思います。

◆◆◆

 翌日の昼前。私は1人、大聖堂の2階部分をさまよっていた。
 お恥ずかしながら、大聖堂の構造を把握しようとして、あちこち軽く探索をしていたつもりが、見事にシアとはぐれまして。今、慌ててシアを探している所だったりします。
 本当、不注意だったと猛省中。勝手に部屋の中に入らなければ、あちこちうろついてもそう迷う事はないだろう、なんて高括ってたらこのザマだよ。

 この建物ときたら、屋上含めて6階まである上、どの階にも部屋が沢山あるんですよねえ!
 なんか廊下も入り組んでるし、よく分からない場所に、よく分からない場所に続いてる階段とかが幾つもあるし! お陰様で私も、自分の現在位置が分からなくなりかけてます。
 あああ、ホントにやっちまった。
 今頃シアは心細くて泣いてるに違いない。ごめんよぉおお!

 こんな事になってしまった以上、誰かに声をかけて、シアを探すのを手伝ってもらった方がいい、とは思うんだけど、昨日ディア様が言ってた通り、今日は急ぎの仕事があるようで、今の大聖堂内部はあちこち人が早足で歩き回っている。とても忙しそうな雰囲気だ。
 ぶっちゃけ、「探検してたら妹が迷子になっちゃったので、一緒に探して下さい。てへっ」…なんて、とてもじゃないが言えそうにない。
 つか、言えない。
 だって下手したら、私どころかシアの立場まで悪くなってしまうじゃないか!
 ここはまだ私達にとって、『ホーム』だとは言い難い。
 昨日越してきたばかりの『アウェー』なのだ。
 できるだけ騒ぎは起さない方が賢明である。

 ……ええ分かってます。
 そう理解していながらこんな事になっちゃって、自分の不甲斐なさに涙が出そうですよ、私は……。

 内心しょぼくれながら3階に上がり、廊下を歩いていると、子供の声が聞こえてきた。
 声は高いけど、多分男だな。
 なんか、誰かを責め立ててるみたいな――あっ! まさかっ!

 なんだか嫌な予感がして、甲高い少年の声が聞こえてくる方へ向かって駆けていく――廊下を走ってごめんなさい――と、廊下の突き当りにある部屋の前に着く。
 部屋のドアは半開きになっていて、問題の声はそこから聞こえて来ていた。
 こっそりドアの隙間から部屋の中を覗き込む。
 貴賓室とおぼしき立派な内装の室内には、仁王立ちになってなにやら怒鳴っている、小3くらいの金髪のお坊ちゃんと――その数歩前で座り込んで泣いてるシアの姿が!? なんだこれ!?

「おい! 何とか言ったらどうなんだ!」
 何も言えずに泣いてるだけのシアに業を煮やしたか、ついにはシアの傍に近づいて、胸倉掴もうとしてくるお坊ちゃん!
 このクソガキ、か弱い女の子に何をするか! 断じて許すまじ!!
「ちょっと! 何してんのよ!」
「うおっ!?」
 急いで室内に駆け込んで、クソガキを押し退けるような恰好でシアとの間に割って入り、クソガキを睨み付ける。ツラと身なりだけはやたらといいが、そんなモン私にはどうでもいい事だ。
 庇う為とはいえ、シアに背を向ける格好になってしまうけど、今はこのクソガキの動きに注意を払うのが最優先。様子からして、こっちに何してくるか分からんし。
 ホントごめん、シア。

「お、おね……ちゃ……。ひっく。わ、私……。ご、ごめ、なさ……っ」
「いいのよシア。私こそごめん。あなたの事はお姉ちゃんが守るからね!」
 背中越しに振り返れば、シアは可愛い顔をくしゃくしゃにして、泣きじゃくりながら私に謝ろうとしてくる。
 私が気を付けてなかったせいで、こんな酷い目に遭ったってのに、なんて優しくて健気な子なんだ……!
 あまりの尊さに私まで泣きそうになるが、ここはグッと我慢。

「よくも私の妹を泣かしたわね! あんたどこの誰よ!」
 気を取り直し、キッ、と睨みながら怒鳴りつけると、クソガキが笑みを浮かべる。
 いじめっ子がいじめられっ子に笑いかける時のような、凄く嫌な笑い方だ。
 折角の端正なお顔が台無しですよ? クソガキ。
「ふん、俺が誰かだと? まあいい、分からんと言うなら教えてやろう! 俺はエドガー・レイナ・リーベリー・ノイヤーエンデ! この国の第1王子だ! 
 しかし、神殿の関係者の分際で、先日国を挙げて行われた、俺の10歳の誕生式典の事すら全く覚えていないとは、つくづく頭が悪いのだな、貴様らは。
 さあ、分かったならさっさと謝れ! 薄汚い平民らしく、這いつくばって許しを請うがいい!」
「………………」

 お父さん、お母さん。ヤバいです。
 この国の第1王子、クズ野郎です。
 思わず私は心の中で、今は亡き両親にしょうもない報告をしてしまった。
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