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第一章
祝!初の友達できるかな?
しおりを挟む屋根裏部屋の窓から本邸を見張る。
恐らく今日辺り商隊が来るはずなんだ。
目的は、商人の中に私と同じ歳くらいの息子か見習いらしい男の子が一緒にいるはずなんだよね。
こっそり仲良くなって友達になれたら良いなぁ。
そして、外の様子を聞き出してあわよくば一緒に連れて行って貰う!
かなり難易度が高いけど、同じ子供同士だから何とかなるんじゃないかな。うしし
とりあえず、使用人の子供に見られる容姿に近づけるよう子供用お仕着せと靴を別邸からお借りして、髪は小さい手で頑張ってお下げにしてみた。
眼の色を隠すためガラスが歪んだレンズの眼鏡をこれまた別邸で見つけたため拝借した。
何だかスパイや探偵の張り込みみたいで、ワクワクしてきた。
朝から気合い入れ過ぎて、厨房に行きそびれたから本日は食にありつけないかもなぁ。
とりあえず水だけは確保してるから飲んで紛らわしてます。トホホ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お昼前に馬車1台て荷馬車数台がやってきた。
いたいた。居ました。例の男の子。
商人が邸に入っていき、荷馬車に馭者と一緒に男の子が待機してるみたい。
いくしかないでしょう!
「こんにちは」
男の子にこっそり挨拶してみた。
「えっと…こんにちは」
「突然、声掛けてごめんね。
いつも邸に来てるよね。」
「うん。今は見習いとしてきてるんだ
君は、仕事中?」
「私は、この邸の使用人の子供でね
今はまだ仕事はしてないんだ。
年齢が近い子が居ないから友達が出来たら良いなって声掛けてみたの」
「そうなんだ。僕でもいいの?」
「是非!友達になりたい。お願いします!」
ちょっと喰い気味になったかな?
「ふふふ。こちらこそお願いします。」
「私は、リアだよ!
あなたのお名前教えてくれる?」
「僕は、アランだよ。」
「アランね!アランは私と同じ歳くらいに見えるのにしっかりしてるね。尊敬するよ
もしよければ外の事とか色々教えてほしいな
生まれた時から邸から出た事なくて何も知らないの」
「僕は、見習いで勉強中だから今は言葉遣いとか気をつけてるんだ。しっかりしてるように見えてるなら良かった。
リアは邸から出た事が無いんだね。
僕で良ければ分かる範囲で教えるよ」
そして、邸から商人が出てくるまで外の状況や特色など出来るだけたくさん教えて貰い次も会う約束をして帰っていった。
アランは、私の1つ上の6歳。
栗色の髪色に薄茶な目の色の物腰柔らかで少し少年らしさに欠ける男の子でした。
私より1つしか違わないのに!?
前世の記憶がある私がお姉さんぶるつもりが何だか負けた気分。
アランには「リア」と名乗ったけど
本当の名前はビクトリアなんだけどね。
どうせいつかは平民になるんだしいいんだよね
て言うかビクトリアって、名前だけは強そう。
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