異世界転生してもチートも何も無いのでヒキニートを目指します

文字の大きさ
5 / 6
第一章

祝!初の友達できるかな?

しおりを挟む



屋根裏部屋の窓から本邸を見張る。



恐らく今日辺り商隊が来るはずなんだ。

目的は、商人の中に私と同じ歳くらいの息子か見習いらしい男の子が一緒にいるはずなんだよね。

こっそり仲良くなって友達になれたら良いなぁ。

そして、外の様子を聞き出してあわよくば一緒に連れて行って貰う!



かなり難易度が高いけど、同じ子供同士だから何とかなるんじゃないかな。うしし



とりあえず、使用人の子供に見られる容姿に近づけるよう子供用お仕着せと靴を別邸からお借りして、髪は小さい手で頑張ってお下げにしてみた。

眼の色を隠すためガラスが歪んだレンズの眼鏡をこれまた別邸で見つけたため拝借した。



何だかスパイや探偵の張り込みみたいで、ワクワクしてきた。



朝から気合い入れ過ぎて、厨房に行きそびれたから本日は食にありつけないかもなぁ。

とりあえず水だけは確保してるから飲んで紛らわしてます。トホホ



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



お昼前に馬車1台て荷馬車数台がやってきた。

いたいた。居ました。例の男の子。
商人が邸に入っていき、荷馬車に馭者と一緒に男の子が待機してるみたい。



いくしかないでしょう!



「こんにちは」
男の子にこっそり挨拶してみた。



「えっと…こんにちは」



「突然、声掛けてごめんね。
いつも邸に来てるよね。」



「うん。今は見習いとしてきてるんだ
君は、仕事中?」



「私は、この邸の使用人の子供でね
今はまだ仕事はしてないんだ。

年齢が近い子が居ないから友達が出来たら良いなって声掛けてみたの」



「そうなんだ。僕でもいいの?」



「是非!友達になりたい。お願いします!」
ちょっと喰い気味になったかな?



「ふふふ。こちらこそお願いします。」



「私は、リアだよ!
あなたのお名前教えてくれる?」



「僕は、アランだよ。」



「アランね!アランは私と同じ歳くらいに見えるのにしっかりしてるね。尊敬するよ

もしよければ外の事とか色々教えてほしいな

生まれた時から邸から出た事なくて何も知らないの」



「僕は、見習いで勉強中だから今は言葉遣いとか気をつけてるんだ。しっかりしてるように見えてるなら良かった。

リアは邸から出た事が無いんだね。

僕で良ければ分かる範囲で教えるよ」



そして、邸から商人が出てくるまで外の状況や特色など出来るだけたくさん教えて貰い次も会う約束をして帰っていった。

アランは、私の1つ上の6歳。

栗色の髪色に薄茶な目の色の物腰柔らかで少し少年らしさに欠ける男の子でした。

私より1つしか違わないのに!?

前世の記憶がある私がお姉さんぶるつもりが何だか負けた気分。




アランには「リア」と名乗ったけど
本当の名前はビクトリアなんだけどね。

どうせいつかは平民になるんだしいいんだよね



て言うかビクトリアって、名前だけは強そう。





しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました

桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。 言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。 しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。 ──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。 その一行が、彼の目に留まった。 「この文字を書いたのは、あなたですか?」 美しく、完璧で、どこか現実離れした男。 日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。 最初はただの好奇心だと思っていた。 けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。 彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。 毎日19時に更新予定です。

悪役令嬢に転生しましたが、全部諦めて弟を愛でることにしました

下菊みこと
恋愛
悪役令嬢に転生したものの、知識チートとかないし回避方法も思いつかないため全部諦めて弟を愛でることにしたら…何故か教養を身につけてしまったお話。 なお理由は悪役令嬢の「脳」と「身体」のスペックが前世と違いめちゃくちゃ高いため。 超ご都合主義のハッピーエンド。 誰も不幸にならない大団円です。 少しでも楽しんでいただければ幸いです。 小説家になろう様でも投稿しています。

貴方なんて大嫌い

ララ愛
恋愛
婚約をして5年目でそろそろ結婚の準備の予定だったのに貴方は最近どこかの令嬢と いつも一緒で私の存在はなんだろう・・・2人はむつまじく愛し合っているとみんなが言っている それなら私はもういいです・・・貴方なんて大嫌い

婚約破棄から50年後

あんど もあ
ファンタジー
王立学園の卒業パーティーで、王子が婚約者に婚約破棄を宣言した。王子は真に愛する女性と結ばれ、めでたしめでたし。 そして50年後、王子の孫の王子は、婚約破棄された女性の孫と婚約する事に。そこで明かされた婚約破棄の真実とは。

婚約破棄を伝えられて居るのは帝国の皇女様ですが…国は大丈夫でしょうか【完結】

恋愛
卒業式の最中、王子が隣国皇帝陛下の娘で有る皇女に婚約破棄を突き付けると言う、前代未聞の所業が行われ阿鼻叫喚の事態に陥り、卒業式どころでは無くなる事から物語は始まる。 果たして王子の国は無事に国を維持できるのか?

私、お母様の言うとおりにお見合いをしただけですわ。

いさき遊雨
恋愛
お母様にお見合いの定石?を教わり、初めてのお見合いに臨んだ私にその方は言いました。 「僕には想い合う相手いる!」 初めてのお見合いのお相手には、真実に愛する人がいるそうです。 小説家になろうさまにも登録しています。

処理中です...