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魔法少女誕生
激突☆力対力
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「オンノォーーーーーーーッホッホッホ! そろそろ作戦会議は終わりまして?」
「……わざわざ、話し終えるのを待ってくれたんですか?」
「ええ、無論ですわ。それがあたくしの流儀。それが、あたくしのいまからぶっ殺す相手への敬意ですの。何も考えず何も感じず、ただ相手を死に至らしめるだけでは、獣と何ら変わりません。あたくしは誇りをもって、理性を用いて相手をぐっちゃぐちゃにブチ殺すのです! ──さぁ、もう一度問うて差し上げましょう。準備はよろしくて? 新人魔法少女さん?」
どうやら本当に、私が準備を終えるまで待っていてくれたようだ。こういう律儀なところを見てしまうと、わざわざ戦わず、話し合いで済むんじゃないか……とも思ってしまうけど、目の前にいるのは〝侵略者〟で私たちの敵。相容れるような存在ではない。
だったら、これ以上癇に障る笑いのバリエーションが増える前に、私が引導を渡してあげよう。そもそも勝てるかどうかすら怪しいけど、私は私で全身全霊をもって応えるだけだ。
──コンコン。
私はもういちど、インカムのマイク部分を軽く指でたたいた。
「どうですか。プリン・ア・ラ・モード」
『ひとまずは接続には成功したきゃと。あとは任意のタイミングで、声を放送に乗せることが出来るきゃと』
「ありがとうございます」
『でも、キューティブロッサム。インベーダーの度肝を抜くって、一体何をするつもりきゃと? 超音波による聴覚破壊はもうすでに失敗して──』
「──マイクパフォーマンスです」
『ま、マイク……? あのプロレスでよくある戦う前と後にあるスピーチみたいなものきゃと……?』
「はい。それで合ってます」
『……いちおう策があるみたいだから、今すぐ逃げろ。なんてことは言わないきゃとが、〝危なくなったら逃げる〟これは、絶対遵守してほしいきゃと』
「努めます」
『それ、絶対努めない人のセリフきゃとね。……とにかく、僕からアドバイス出来る事があるとすれば、ミス・ストレンジ・シィムレスの手に注意するきゃと。〝Seamless〟の名前が指し示す通り、掴まれたら継ぎ目がなくなるくらい伸ばされてしまうきゃと。掴み合いになるなんて、もってのほかきゃとよ』
「わかりました」
『さっきから返答が極端に短いきゃとが……もう僕の話はあんまり届いていない感じきゃと?』
「すみません、そろそろお願いしていいですか」
『はぁ……危なくなったら絶対逃げるきゃとよ。じゃあカウントダウン始めるきゃとよ。3──2──1──』
プリン・ア・ラ・モードの声が聞こえなくなる。もうこの状態で話せば、声を拾ってくれるのだろうか? ためしに一言二言話してみるか……。
『あーあー……テステス……』
校舎にあるスピーカーから、グラウンドに備え付けられているスピーカーから、私の声が拡大されて、反響して聞こえてくる。接続は良好。声も透き通ってる。問題はない。
『聞こえてますか……あー……いや、聞こえてっか、レンジ!』
キャラを作る。
今までみたいな普通の感じではなく、出来るだけ大胆不敵なキャラに。
「あら? これは一体、なんの催し物かしら? もしかして、ダイナミックな命乞いでもするつもりなの?」
『あててみなよ』
「フン……無駄でしてよ。命乞いなんてされたら──命乞いなどという、無様な真似をあたくしの目の前で晒されたら──ああンっ! 余計にあなたを掴み殺したくなってしまいますものっ!」
レンジはそう言うと、自分を自分で抱くようにして、くねくねと身をよじらせた。その顔はほんのりと上気しており、恍惚としていた。
変人じゃないか。いや、インベーダーってみんなこうなのかな……?
とはいえ、このままじゃ雰囲気にのまれてしまう……早めにこっちのペースに持ってこよう。
私は呼吸を整えると、インカムをゆっくり外し、胸から45度の角度で持った。
『──レンジィ!! ……おうレンジ、聞こえてるか、大事な時にクソして出遅れた、哀れで、間抜けな、バカインベーダー!』
「ば、バカ……!? もしかして……あたくしに対して仰っているのかしら?」
『ケッ、ここ一番の大事な時に、腹下してクソしてるマヌケなんて、他にいねえだろ』
「な、なんてこと、あたくしに向かって……なんて不遜な……!」
レンジは先ほどまでの余裕たっぷりな表情はすっかり消え、今は肩をわなわなと震わせて私を睨みつけている。
だけど、無視無視。私は気にせず声を発声し続けた。
『おまえらの大将は既に私たちに討たれている! この戦いは、戦争は、すでに人間の勝利で終わっている! ……だのに、バカなインベーダーどもは各地でまだウロチョロウロチョロと目障りに、ゴキブリみてぇに人間様に迷惑をかけ続けている。それをこの国で何て呼ぶかわかるか? 〝未練たらたらの負け犬のクソ野郎〟って言うんだよ! 本気を出したら誰にも負けない? 戦いに参加していたら負けなかった? ──はン! どの口が言ってんだ! 恥知らずにも程があるだろ! これ以上お前の顔面をクソで汚して、何をしようってんだ、ああン!? スカ〇ロ趣味ならそれ相応の場所でやりやがれ!』
「な・ん・で・す・ってェーッ!?」
『……いいか、テメェはインベーダー共の幹部なんかじゃねえ! この国が総力あげても倒しきれなかった難敵でもねえ! ……亡霊だ! 負けているのに、死んでいるのに気づかず、たまたまちょっとだけ強かったからって理由で、増長し続けてこの世に未練を残している、惨めで、惨めで、惨めで惨めで惨めで惨めな負け犬の亡霊だ! いいか、おまえはこれから私に倒されるんじゃない! ……除霊されるんだよ。いまから文字通りこの世から綺麗に切り離してやるから、せいぜい気持ちよく成仏しろや!』
「お……お……お……ゥォオーーーーーーーーーーーーーッホッホッホ!」
『……ゴリラ?』
「あなたのお気持ちは大変よくわかりましたわ! そんなに威勢がいいのでしたら、一切のお遊びはなく、一瞬のうちに縊り殺して、終わらせて差し上げましょう!」
『そいつぁ上等だ。やれるもんならやってみな』
「名乗りなさい、無謀で無策で、無礼な新人魔法少女さん! せいぜい息の根を止める、その刹那までの間は覚えて差し上げますわ!」
『おう、いいか、よく聞いとけ。私の名前は……鈴木さく……じゃなかった。〝キューティブロッサム〟だ!! おまえをブッ飛ばす、魔法少女の名だ!』
「初めましてキューティブロッサム。そして──さようなら! キューティ何某さん!!」
そう言い終えるや否や、レンジがものすごい勢いで、グラウンドの砂を巻き上げながら突進してきた。
「もう忘れてるじゃん……」
私はそう呟くと、持っていたインカムを投げ捨て、レンジの突進を迎え撃つべく、両手を前へ突き出した。
真っ向勝負。
玄間には止められていたが、策を弄さず、正面から叩き潰す。
それが私なりの流儀だ。
「……わざわざ、話し終えるのを待ってくれたんですか?」
「ええ、無論ですわ。それがあたくしの流儀。それが、あたくしのいまからぶっ殺す相手への敬意ですの。何も考えず何も感じず、ただ相手を死に至らしめるだけでは、獣と何ら変わりません。あたくしは誇りをもって、理性を用いて相手をぐっちゃぐちゃにブチ殺すのです! ──さぁ、もう一度問うて差し上げましょう。準備はよろしくて? 新人魔法少女さん?」
どうやら本当に、私が準備を終えるまで待っていてくれたようだ。こういう律儀なところを見てしまうと、わざわざ戦わず、話し合いで済むんじゃないか……とも思ってしまうけど、目の前にいるのは〝侵略者〟で私たちの敵。相容れるような存在ではない。
だったら、これ以上癇に障る笑いのバリエーションが増える前に、私が引導を渡してあげよう。そもそも勝てるかどうかすら怪しいけど、私は私で全身全霊をもって応えるだけだ。
──コンコン。
私はもういちど、インカムのマイク部分を軽く指でたたいた。
「どうですか。プリン・ア・ラ・モード」
『ひとまずは接続には成功したきゃと。あとは任意のタイミングで、声を放送に乗せることが出来るきゃと』
「ありがとうございます」
『でも、キューティブロッサム。インベーダーの度肝を抜くって、一体何をするつもりきゃと? 超音波による聴覚破壊はもうすでに失敗して──』
「──マイクパフォーマンスです」
『ま、マイク……? あのプロレスでよくある戦う前と後にあるスピーチみたいなものきゃと……?』
「はい。それで合ってます」
『……いちおう策があるみたいだから、今すぐ逃げろ。なんてことは言わないきゃとが、〝危なくなったら逃げる〟これは、絶対遵守してほしいきゃと』
「努めます」
『それ、絶対努めない人のセリフきゃとね。……とにかく、僕からアドバイス出来る事があるとすれば、ミス・ストレンジ・シィムレスの手に注意するきゃと。〝Seamless〟の名前が指し示す通り、掴まれたら継ぎ目がなくなるくらい伸ばされてしまうきゃと。掴み合いになるなんて、もってのほかきゃとよ』
「わかりました」
『さっきから返答が極端に短いきゃとが……もう僕の話はあんまり届いていない感じきゃと?』
「すみません、そろそろお願いしていいですか」
『はぁ……危なくなったら絶対逃げるきゃとよ。じゃあカウントダウン始めるきゃとよ。3──2──1──』
プリン・ア・ラ・モードの声が聞こえなくなる。もうこの状態で話せば、声を拾ってくれるのだろうか? ためしに一言二言話してみるか……。
『あーあー……テステス……』
校舎にあるスピーカーから、グラウンドに備え付けられているスピーカーから、私の声が拡大されて、反響して聞こえてくる。接続は良好。声も透き通ってる。問題はない。
『聞こえてますか……あー……いや、聞こえてっか、レンジ!』
キャラを作る。
今までみたいな普通の感じではなく、出来るだけ大胆不敵なキャラに。
「あら? これは一体、なんの催し物かしら? もしかして、ダイナミックな命乞いでもするつもりなの?」
『あててみなよ』
「フン……無駄でしてよ。命乞いなんてされたら──命乞いなどという、無様な真似をあたくしの目の前で晒されたら──ああンっ! 余計にあなたを掴み殺したくなってしまいますものっ!」
レンジはそう言うと、自分を自分で抱くようにして、くねくねと身をよじらせた。その顔はほんのりと上気しており、恍惚としていた。
変人じゃないか。いや、インベーダーってみんなこうなのかな……?
とはいえ、このままじゃ雰囲気にのまれてしまう……早めにこっちのペースに持ってこよう。
私は呼吸を整えると、インカムをゆっくり外し、胸から45度の角度で持った。
『──レンジィ!! ……おうレンジ、聞こえてるか、大事な時にクソして出遅れた、哀れで、間抜けな、バカインベーダー!』
「ば、バカ……!? もしかして……あたくしに対して仰っているのかしら?」
『ケッ、ここ一番の大事な時に、腹下してクソしてるマヌケなんて、他にいねえだろ』
「な、なんてこと、あたくしに向かって……なんて不遜な……!」
レンジは先ほどまでの余裕たっぷりな表情はすっかり消え、今は肩をわなわなと震わせて私を睨みつけている。
だけど、無視無視。私は気にせず声を発声し続けた。
『おまえらの大将は既に私たちに討たれている! この戦いは、戦争は、すでに人間の勝利で終わっている! ……だのに、バカなインベーダーどもは各地でまだウロチョロウロチョロと目障りに、ゴキブリみてぇに人間様に迷惑をかけ続けている。それをこの国で何て呼ぶかわかるか? 〝未練たらたらの負け犬のクソ野郎〟って言うんだよ! 本気を出したら誰にも負けない? 戦いに参加していたら負けなかった? ──はン! どの口が言ってんだ! 恥知らずにも程があるだろ! これ以上お前の顔面をクソで汚して、何をしようってんだ、ああン!? スカ〇ロ趣味ならそれ相応の場所でやりやがれ!』
「な・ん・で・す・ってェーッ!?」
『……いいか、テメェはインベーダー共の幹部なんかじゃねえ! この国が総力あげても倒しきれなかった難敵でもねえ! ……亡霊だ! 負けているのに、死んでいるのに気づかず、たまたまちょっとだけ強かったからって理由で、増長し続けてこの世に未練を残している、惨めで、惨めで、惨めで惨めで惨めで惨めな負け犬の亡霊だ! いいか、おまえはこれから私に倒されるんじゃない! ……除霊されるんだよ。いまから文字通りこの世から綺麗に切り離してやるから、せいぜい気持ちよく成仏しろや!』
「お……お……お……ゥォオーーーーーーーーーーーーーッホッホッホ!」
『……ゴリラ?』
「あなたのお気持ちは大変よくわかりましたわ! そんなに威勢がいいのでしたら、一切のお遊びはなく、一瞬のうちに縊り殺して、終わらせて差し上げましょう!」
『そいつぁ上等だ。やれるもんならやってみな』
「名乗りなさい、無謀で無策で、無礼な新人魔法少女さん! せいぜい息の根を止める、その刹那までの間は覚えて差し上げますわ!」
『おう、いいか、よく聞いとけ。私の名前は……鈴木さく……じゃなかった。〝キューティブロッサム〟だ!! おまえをブッ飛ばす、魔法少女の名だ!』
「初めましてキューティブロッサム。そして──さようなら! キューティ何某さん!!」
そう言い終えるや否や、レンジがものすごい勢いで、グラウンドの砂を巻き上げながら突進してきた。
「もう忘れてるじゃん……」
私はそう呟くと、持っていたインカムを投げ捨て、レンジの突進を迎え撃つべく、両手を前へ突き出した。
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