45 / 49
2章
友達でありライバルだから
しおりを挟む
「テストの総合成績1位を目指して今週からもっと頑張らないと!」
「リリーナ様なら今回も1位取れます!!」
「気を抜かず頑張ってください!」
とうとう大きなテスト期間まであと一カ月となり勉強への意気込みを言うと付き合ってマリアとミレーヌも応援してくれた。今のところテストに向けての勉強は順調だ。私はこのまま1位を目指し頑張らなくてはいけない。それは今後において物語通りリリーナルチアモンスルトの1位が必須なのだ。クラブのない今日は最後の授業が終わりマリアは寮でミレーヌは家で私はグレイエのクラブ活動が終わるまで学校の空き教室に向かう為廊下で挨拶をしてそれぞれの目的地に向かう。
クラブ活動がある日はその後もマリアとミレーヌと学校で勉強会を開くこともある。
「リリーナ様。学校でもかなり勉強されて途中の馬車の中でも!?」
「やはり1位を目指すにはそれぐらい必要なのですのね」
と二人が引くほど力を入れている。
他にもジスともクラブがない日は勉強会をしているライバルではあるがお互いに苦手教科は助け合いながらやっている。
今日はジスと二人で放課後学校でその勉強会をする日なのだが、
その約束の場所にいるのはローゼマレー!?最近おとなしいと思ったがそんなことはなかったか。
なにか私にふっかけるつもりなのだろう。喧嘩?水?
「あなた達!!私に隠れて最近こそこそと何をしているのかしら!」
隠れてないしそもそもいきなり怒らないでよと思いながらも後ろからきたジスは突然のことでびっくりして状況がわかっていないので私が言うしかない。
「ローゼマレー様突然こちらにいらしたので驚きましたわ。こそこそはしていませんよ。私達はただこちらで勉強を一緒にしているだけです」
「おかしいのよ!!私もあなたもジャスン様もライバルなのよ?仲良くするなんてありえないわ!ここで集まって私をふたりでどうにかこの候補者の中から落とす作戦でも企ていたのでしょ?」
「そんな時間ありませんわ。私達は来月のテストに向けて勉強しているのですよ」淡々と私が答えると
「それこそこの作戦のひとつなんでしょ?」とまぁ聞く耳を持たない。
「違います!作戦でもなんでもないです!私達は友達だから…ライバルであり友達だから一緒にわからないところがあったら教えあってるだけです!」
ジスが頑張って反撃してくれたおかげでやっとわかってくれたのか静かになった。
「あなた達が友達ですって?」
「「はい」」
「私は…」ローゼマレーは私達の返事を聞くと突然黙り込んだ。
「ではローゼマレー様も私達とお友達になりませんか?」
「私が?あなたと?」本当は同じ悪役令嬢同士気が合うかもしれないのに関係が関係なだけに拗れてお互い何年も嫌いあっている。ローゼマレーは黙って下を向いてしまった。
「ローゼマレー様私も友達になりたいです」
ローゼマレーの沈黙を破るようにジスが言うと泣きそうな声で
「あなた達が私と友達になったとしても何の意味があるの?利益にならないのよ。私が王妃になると信じて仲良くしている方はいらっしゃるけど、あなた達は違うでしょ?」と言う。
確かに利益なんてないかもしれない。現状婚約者候補の私達の中から1人だけが王妃になる。そんな座の奪い合いの中交友したところで家の助けになるなんて思わないし、自分が王妃になると信じて頑張っているのに他の候補者に媚びるのはおかしい。
それでも 「私は利益になることだけが友達になる理由ではないと思っていますよ。もちろんローゼマレー様は私の髪色に嫌味を言ってくるし魔法で嫌がらせしてくる嫌な人ではありますが、もしお互い婚約者候補じゃなかったら仲良くなってたかもしれないと思うこともあったので」
「そんなこと…」
「わかります。ローゼマレー様って私達に敵意ある発言されますからもし私が婚約者候補でなかったら仲良くなっていたのかなって」
ジスも漸くそう発するとローゼマレーもタジタジになって
「だってあなた達が私より殿下に認められてしまいそうで悔しいもの」
「負けず嫌いなのはいいけどもう髪を濡らすのは勘弁して欲しいな」私が我慢できずに本音をぼそっと言ってしまった。
「なんですって!?もとはと言えばあなたが私の話しを無視したからでしょ?いつも私を格下だと嘲笑っていたじゃない」
「いやそれはごめんなさいだけど」記憶が戻ってからはそんなことしていないがやってしまったことなら謝らなくてはならないしもう大分公爵令嬢としての言葉遣いが疲れてしまい素の話し方になってしまっている。
「じゃあみんなで謝って仲直りしましょうか。はい、ローゼマレー様も謝ってください」ジスがニコニコしながら言う。
「なんで私が……申し訳ございません。これでよろしくて⁈」
「はい、私もいろいろと配慮できず申し訳なかったです」
「みなさん、ごめんなさい。よしこれで今までのことは水に流して仲良くするってことで!」
「あなた!?水に流して仲良くって」
「ローゼマレー様の水属性魔法にかけられたのですね流石リリーナ様!」
「関心しているのではくてよジャスン様」
「ジスで良いですよ。お友達ですもの」
「だから私とお友達など…」
「何か問題があるかな?利益がなくても一緒にいて楽しかったらそれで利益以上でしょ?ローゼ?」
「いきなり馴れ馴れしくローゼ呼びをするなんて!リリーナ!本当にあなたは!」
「私もローゼ様とお呼びしますね」
「ジスさんもう、お好きになさい。ただ私がこの国の王妃になる時にはこの関係になったことを悔いるでしょう」
「悔いなんてないわよ。だって王妃になるのは戦友でしょ?今までもこれからも私達はライバルで、今から更に友達にもなるのよ?友達が王妃になれたら応援するでしょ!」
「そうですね、自分が負けた相手がいちばん近くで切磋琢磨して頑張ってきたライバルなら私はより応援できますわ」
「あなた達……」
「私はね。私が王妃になれたら私のように属性魔法が使えない人間や魔力がない人間が今より胸を張って生きられる国にしたいの」私は本物のリリーナルチアではないので王妃になることはできないが物語のヒロインが王妃になる時に叶えたいと言っていたことでもあり私の願いでもある。
「素敵ですね。私は自信がなかった私に勇気を与えてくれた殿下を支えたいと思い、女性だからこそ見れる視点で国の発展に貢献したいです。そして祖父に褒められた観察力とおもなし作法を活かして他国との関係を円満に取り持ちこの国の平和を守りたいです」ジスの王妃になることについての意思はゲームでは明かされていなかったので知ることでより彼女の魅力がわかった。誰よりも平和を求めている彼女はきっと王妃に相応しいだろう。
「私は殿下を誰よりも尊敬しており愛しております。なのでどんな決断を下すことになっても私はあの方と全てを共にして、一番の理解者になりたいのです。この国を統治する者の重みを一緒に背負わせて頂くことが私の夢です」ローゼは殿下のことを本当に愛しているのだとわかった。
「じゃあそれぞれのお気持ち表明もしたことですしこれで晴れてお友達ですわね」
「お気持ち表明は必要だったのかしら?」
「私はリリーナ様とローゼ様の告白聞けて嬉しかったですよ」
「だって誰かひとりしか王妃にはなれないのだからなれなかった人の気持ちや願いや思いも忘れずに持っていてほしいし、それにこんなみんなの気持ち聞いたら益々来月のテスト頑張るしかないでしょ?」
「そうね。リリーナ変わったのね」ローゼは私の目を見て私が今までの私と違うことを確信したように言った。
「かもね」私は笑顔でそう返した。
「リリーナ様なら今回も1位取れます!!」
「気を抜かず頑張ってください!」
とうとう大きなテスト期間まであと一カ月となり勉強への意気込みを言うと付き合ってマリアとミレーヌも応援してくれた。今のところテストに向けての勉強は順調だ。私はこのまま1位を目指し頑張らなくてはいけない。それは今後において物語通りリリーナルチアモンスルトの1位が必須なのだ。クラブのない今日は最後の授業が終わりマリアは寮でミレーヌは家で私はグレイエのクラブ活動が終わるまで学校の空き教室に向かう為廊下で挨拶をしてそれぞれの目的地に向かう。
クラブ活動がある日はその後もマリアとミレーヌと学校で勉強会を開くこともある。
「リリーナ様。学校でもかなり勉強されて途中の馬車の中でも!?」
「やはり1位を目指すにはそれぐらい必要なのですのね」
と二人が引くほど力を入れている。
他にもジスともクラブがない日は勉強会をしているライバルではあるがお互いに苦手教科は助け合いながらやっている。
今日はジスと二人で放課後学校でその勉強会をする日なのだが、
その約束の場所にいるのはローゼマレー!?最近おとなしいと思ったがそんなことはなかったか。
なにか私にふっかけるつもりなのだろう。喧嘩?水?
「あなた達!!私に隠れて最近こそこそと何をしているのかしら!」
隠れてないしそもそもいきなり怒らないでよと思いながらも後ろからきたジスは突然のことでびっくりして状況がわかっていないので私が言うしかない。
「ローゼマレー様突然こちらにいらしたので驚きましたわ。こそこそはしていませんよ。私達はただこちらで勉強を一緒にしているだけです」
「おかしいのよ!!私もあなたもジャスン様もライバルなのよ?仲良くするなんてありえないわ!ここで集まって私をふたりでどうにかこの候補者の中から落とす作戦でも企ていたのでしょ?」
「そんな時間ありませんわ。私達は来月のテストに向けて勉強しているのですよ」淡々と私が答えると
「それこそこの作戦のひとつなんでしょ?」とまぁ聞く耳を持たない。
「違います!作戦でもなんでもないです!私達は友達だから…ライバルであり友達だから一緒にわからないところがあったら教えあってるだけです!」
ジスが頑張って反撃してくれたおかげでやっとわかってくれたのか静かになった。
「あなた達が友達ですって?」
「「はい」」
「私は…」ローゼマレーは私達の返事を聞くと突然黙り込んだ。
「ではローゼマレー様も私達とお友達になりませんか?」
「私が?あなたと?」本当は同じ悪役令嬢同士気が合うかもしれないのに関係が関係なだけに拗れてお互い何年も嫌いあっている。ローゼマレーは黙って下を向いてしまった。
「ローゼマレー様私も友達になりたいです」
ローゼマレーの沈黙を破るようにジスが言うと泣きそうな声で
「あなた達が私と友達になったとしても何の意味があるの?利益にならないのよ。私が王妃になると信じて仲良くしている方はいらっしゃるけど、あなた達は違うでしょ?」と言う。
確かに利益なんてないかもしれない。現状婚約者候補の私達の中から1人だけが王妃になる。そんな座の奪い合いの中交友したところで家の助けになるなんて思わないし、自分が王妃になると信じて頑張っているのに他の候補者に媚びるのはおかしい。
それでも 「私は利益になることだけが友達になる理由ではないと思っていますよ。もちろんローゼマレー様は私の髪色に嫌味を言ってくるし魔法で嫌がらせしてくる嫌な人ではありますが、もしお互い婚約者候補じゃなかったら仲良くなってたかもしれないと思うこともあったので」
「そんなこと…」
「わかります。ローゼマレー様って私達に敵意ある発言されますからもし私が婚約者候補でなかったら仲良くなっていたのかなって」
ジスも漸くそう発するとローゼマレーもタジタジになって
「だってあなた達が私より殿下に認められてしまいそうで悔しいもの」
「負けず嫌いなのはいいけどもう髪を濡らすのは勘弁して欲しいな」私が我慢できずに本音をぼそっと言ってしまった。
「なんですって!?もとはと言えばあなたが私の話しを無視したからでしょ?いつも私を格下だと嘲笑っていたじゃない」
「いやそれはごめんなさいだけど」記憶が戻ってからはそんなことしていないがやってしまったことなら謝らなくてはならないしもう大分公爵令嬢としての言葉遣いが疲れてしまい素の話し方になってしまっている。
「じゃあみんなで謝って仲直りしましょうか。はい、ローゼマレー様も謝ってください」ジスがニコニコしながら言う。
「なんで私が……申し訳ございません。これでよろしくて⁈」
「はい、私もいろいろと配慮できず申し訳なかったです」
「みなさん、ごめんなさい。よしこれで今までのことは水に流して仲良くするってことで!」
「あなた!?水に流して仲良くって」
「ローゼマレー様の水属性魔法にかけられたのですね流石リリーナ様!」
「関心しているのではくてよジャスン様」
「ジスで良いですよ。お友達ですもの」
「だから私とお友達など…」
「何か問題があるかな?利益がなくても一緒にいて楽しかったらそれで利益以上でしょ?ローゼ?」
「いきなり馴れ馴れしくローゼ呼びをするなんて!リリーナ!本当にあなたは!」
「私もローゼ様とお呼びしますね」
「ジスさんもう、お好きになさい。ただ私がこの国の王妃になる時にはこの関係になったことを悔いるでしょう」
「悔いなんてないわよ。だって王妃になるのは戦友でしょ?今までもこれからも私達はライバルで、今から更に友達にもなるのよ?友達が王妃になれたら応援するでしょ!」
「そうですね、自分が負けた相手がいちばん近くで切磋琢磨して頑張ってきたライバルなら私はより応援できますわ」
「あなた達……」
「私はね。私が王妃になれたら私のように属性魔法が使えない人間や魔力がない人間が今より胸を張って生きられる国にしたいの」私は本物のリリーナルチアではないので王妃になることはできないが物語のヒロインが王妃になる時に叶えたいと言っていたことでもあり私の願いでもある。
「素敵ですね。私は自信がなかった私に勇気を与えてくれた殿下を支えたいと思い、女性だからこそ見れる視点で国の発展に貢献したいです。そして祖父に褒められた観察力とおもなし作法を活かして他国との関係を円満に取り持ちこの国の平和を守りたいです」ジスの王妃になることについての意思はゲームでは明かされていなかったので知ることでより彼女の魅力がわかった。誰よりも平和を求めている彼女はきっと王妃に相応しいだろう。
「私は殿下を誰よりも尊敬しており愛しております。なのでどんな決断を下すことになっても私はあの方と全てを共にして、一番の理解者になりたいのです。この国を統治する者の重みを一緒に背負わせて頂くことが私の夢です」ローゼは殿下のことを本当に愛しているのだとわかった。
「じゃあそれぞれのお気持ち表明もしたことですしこれで晴れてお友達ですわね」
「お気持ち表明は必要だったのかしら?」
「私はリリーナ様とローゼ様の告白聞けて嬉しかったですよ」
「だって誰かひとりしか王妃にはなれないのだからなれなかった人の気持ちや願いや思いも忘れずに持っていてほしいし、それにこんなみんなの気持ち聞いたら益々来月のテスト頑張るしかないでしょ?」
「そうね。リリーナ変わったのね」ローゼは私の目を見て私が今までの私と違うことを確信したように言った。
「かもね」私は笑顔でそう返した。
1
あなたにおすすめの小説
完璧(変態)王子は悪役(天然)令嬢を今日も愛でたい
咲桜りおな
恋愛
オルプルート王国第一王子アルスト殿下の婚約者である公爵令嬢のティアナ・ローゼンは、自分の事を何故か初対面から溺愛してくる殿下が苦手。
見た目は完璧な美少年王子様なのに匂いをクンカクンカ嗅がれたり、ティアナの使用済み食器を欲しがったりと何だか変態ちっく!
殿下を好きだというピンク髪の男爵令嬢から恋のキューピッド役を頼まれてしまい、自分も殿下をお慕いしていたと気付くが時既に遅し。不本意ながらも婚約破棄を目指す事となってしまう。
※糖度甘め。イチャコラしております。
第一章は完結しております。只今第二章を更新中。
本作のスピンオフ作品「モブ令嬢はシスコン騎士様にロックオンされたようです~妹が悪役令嬢なんて困ります~」も公開しています。宜しければご一緒にどうぞ。
本作とスピンオフ作品の番外編集も別にUPしてます。
「小説家になろう」でも公開しています。
悪役令嬢になりたくないので、攻略対象をヒロインに捧げます
久乃り
恋愛
乙女ゲームの世界に転生していた。
その記憶は突然降りてきて、記憶と現実のすり合わせに毎日苦労する羽目になる元日本の女子高校生佐藤美和。
1周回ったばかりで、2週目のターゲットを考えていたところだったため、乙女ゲームの世界に入り込んで嬉しい!とは思ったものの、自分はヒロインではなく、ライバルキャラ。ルート次第では悪役令嬢にもなってしまう公爵令嬢アンネローゼだった。
しかも、もう学校に通っているので、ゲームは進行中!ヒロインがどのルートに進んでいるのか確認しなくては、自分の立ち位置が分からない。いわゆる破滅エンドを回避するべきか?それとも、、勝手に動いて自分がヒロインになってしまうか?
自分の死に方からいって、他にも転生者がいる気がする。そのひとを探し出さないと!
自分の運命は、悪役令嬢か?破滅エンドか?ヒロインか?それともモブ?
ゲーム修正が入らないことを祈りつつ、転生仲間を探し出し、この乙女ゲームの世界を生き抜くのだ!
他サイトにて別名義で掲載していた作品です。
悪役令嬢に転生しましたが、全部諦めて弟を愛でることにしました
下菊みこと
恋愛
悪役令嬢に転生したものの、知識チートとかないし回避方法も思いつかないため全部諦めて弟を愛でることにしたら…何故か教養を身につけてしまったお話。
なお理由は悪役令嬢の「脳」と「身体」のスペックが前世と違いめちゃくちゃ高いため。
超ご都合主義のハッピーエンド。
誰も不幸にならない大団円です。
少しでも楽しんでいただければ幸いです。
小説家になろう様でも投稿しています。
【完結】転生したら悪役令嬢だった腐女子、推し課金金策してたら無双でざまぁで愛されキャラ?いえいえ私は見守りたいだけですわ
鏑木 うりこ
恋愛
毒親から逃げ出してブラック企業で働いていた私の箱推し乙女ゲーム「トランプる!」超重課金兵だった私はどうやらその世界に転生してしまったらしい。
圧倒的ご褒美かつ感謝なのだが、如何せん推しに課金するお金がない!推しがいるのに課金が出来ないなんてトラ畜(トランプる重課金者の総称)として失格も良い所だわ!
なりふり構わず、我が道を邁進していると……おや?キング達の様子が?……おや?クイーン達も??
「クラブ・クイーン」マリエル・クラブの廃オタク課金生活が始まったのですわ。
*ハイパーご都合主義&ネット用語、オタ用語が飛び交う大変に頭の悪い作品となっております。
*ご照覧いただけたら幸いです。
*深く考えないでいただけるともっと幸いです。
*作者阿呆やな~楽しいだけで書いとるやろ、しょーがねーなーと思っていただけるともっと幸いです。
*あと、なんだろう……怒らないでね……(*‘ω‘ *)えへへ……。
マリエルが腐女子ですが、腐女子っぽい発言はあまりしないようにしています。BLは起こりません(笑)
2022年1月2日から公開して3月16日で本編が終了致しました。長い間たくさん見ていただいて本当にありがとうございました(*‘ω‘ *)
恋愛大賞は35位と健闘させて頂きました!応援、感想、お気に入りなどたくさんありがとうございました!
悪役令嬢に転生したので地味令嬢に変装したら、婚約者が離れてくれないのですが。
槙村まき
恋愛
スマホ向け乙女ゲーム『時戻りの少女~ささやかな日々をあなたと共に~』の悪役令嬢、リシェリア・オゼリエに転生した主人公は、処刑される未来を変えるために地味に地味で地味な令嬢に変装して生きていくことを決意した。
それなのに学園に入学しても婚約者である王太子ルーカスは付きまとってくるし、ゲームのヒロインからはなぜか「私の代わりにヒロインになって!」とお願いされるし……。
挙句の果てには、ある日隠れていた図書室で、ルーカスに唇を奪われてしまう。
そんな感じで悪役令嬢がヤンデレ気味な王子から逃げようとしながらも、ヒロインと共に攻略対象者たちを助ける? 話になるはず……!
第二章以降は、11時と23時に更新予定です。
他サイトにも掲載しています。
よろしくお願いします。
25.4.25 HOTランキング(女性向け)四位、ありがとうございます!
転生しましたが悪役令嬢な気がするんですけど⁉︎
水月華
恋愛
ヘンリエッタ・スタンホープは8歳の時に前世の記憶を思い出す。最初は混乱したが、じきに貴族生活に順応し始める。・・・が、ある時気づく。
もしかして‘’私‘’って悪役令嬢ポジションでは?整った容姿。申し分ない身分。・・・だけなら疑わなかったが、ある時ふと言われたのである。「昔のヘンリエッタは我儘だったのにこんなに立派になって」と。
振り返れば記憶が戻る前は嫌いな食べ物が出ると癇癪を起こし、着たいドレスがないと癇癪を起こし…。私めっちゃ性格悪かった!!
え?記憶戻らなかったらそのままだった=悪役令嬢!?いやいや確かに前世では転生して悪役令嬢とか流行ってたけどまさか自分が!?
でもヘンリエッタ・スタンホープなんて知らないし、私どうすればいいのー!?
と、とにかく攻略対象者候補たちには必要以上に近づかない様にしよう!
前世の記憶のせいで恋愛なんて面倒くさいし、政略結婚じゃないなら出来れば避けたい!
だからこっちに熱い眼差しを送らないで!
答えられないんです!
これは悪役令嬢(?)の侯爵令嬢があるかもしれない破滅フラグを手探りで回避しようとするお話。
または前世の記憶から臆病になっている彼女が再び大切な人を見つけるお話。
小説家になろうでも投稿してます。
こちらは全話投稿してますので、先を読みたいと思ってくださればそちらからもよろしくお願いします。
逃げたい悪役令嬢と、逃がさない王子
ねむたん
恋愛
セレスティーナ・エヴァンジェリンは今日も王宮の廊下を静かに歩きながら、ちらりと視線を横に流した。白いドレスを揺らし、愛らしく微笑むアリシア・ローゼンベルクの姿を目にするたび、彼女の胸はわずかに弾む。
(その調子よ、アリシア。もっと頑張って! あなたがしっかり王子を誘惑してくれれば、私は自由になれるのだから!)
期待に満ちた瞳で、影からこっそり彼女の奮闘を見守る。今日こそレオナルトがアリシアの魅力に落ちるかもしれない——いや、落ちてほしい。
困りました。縦ロールにさよならしたら、逆ハーになりそうです。
新 星緒
恋愛
乙女ゲームの悪役令嬢アニエス(悪質ストーカー)に転生したと気づいたけれど、心配ないよね。だってフラグ折りまくってハピエンが定番だもの。
趣味の悪い縦ロールはやめて性格改善して、ストーカーしなければ楽勝楽勝!
……って、あれ?
楽勝ではあるけれど、なんだか思っていたのとは違うような。
想定外の逆ハーレムを解消するため、イケメンモブの大公令息リュシアンと協力関係を結んでみた。だけどリュシアンは、「惚れた」と言ったり「からかっただけ」と言ったり、意地悪ばかり。嫌なヤツ!
でも実はリュシアンは訳ありらしく……
(第18回恋愛大賞で奨励賞をいただきました。応援してくださった皆様、ありがとうございました!)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる