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旅立ち
自己紹介
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「じゃあハク君から自己紹介お願いします」
最初に自己紹介を提案したバーチがそのまま司会となってことを進める。ちなみに皆その場で円状になって座っていた。
「え、僕ですか? えーと、はじめまして、ハクと言います。世の中の情勢から自分のことまで幅広くわかりません。なので自己紹介も良く出来ないのですが、皆さんと仲良くしたいなと思っています。まだ先のことは分からないけど、僕がこの場所にいる間はお世話になると思います。よろしくお願いします」
「はい、ありがとうございました。質問などがある方は手を上げてお願いします」
(やけにしっかりとした進行役だな。というかここにいるのは俺以外全員女性だぞ、大丈夫かな? 変な喋り方してたらやだな。例に漏れず皆美人さんだし)
「はいはーい」
「ではクリプトメリアさん」
「彼女とか、いたことありますか~」
「ないですよ。ここ4、5年異性がいない環境でしたから。実はあなたたちが家族以外の異性と話す、最初の人たちです」
「あら、ハジメテを貰っちゃったのね。光栄だわ~
あ、私のことはメリアと呼んでね」
(大人っぽいお姉さんをかき集めた様な人がクリプトメリアさん、メリアと呼ばれることを所望。ちなみに痴女。よし、痴女がメリア、覚えたぞ)
「分かりました、メリアさん」
「ん~やだなぁ~、みんなの前ではメリアさんでいいけど、2人っきりの時はメリア、ね。分かった?」
白は彼女ほど痴女っぽい痴女を見たのは初めてであり、少々刺激が強すぎた様で、ただ頰を赤らめ頷くことしかできなかった。しかしこの仕草がメリアに火をつけることになるとは思ってもいなかった。
「その辺でいいわね? じゃあ次の質問はある?」
「はい」
「ではトーチさんどうぞ」
「白さん、あなたは今までどこにいたんですか? 様々な記憶が抜けているのに、対応がしっかりしているのでチグハグな印象を受けます。もし良ければ教えてもらえないでしょうか」
「いいですよ、信じてもらえるかどうかは別ですが。えっとその前に確認なんですが、トーチさんはお引越しなどします?」
「えぇ、我々エルフは誰かと結婚する際に親の家から出て、違う家へ引越しする風習があります。ただ私はまだ経験がありませんけど」
トーチがそう言った途端隣にいたメリアが白へ顔を近づけてきた。反応できないことに驚きつつ、痴女と言え美人な顔が近づいてきたことに恥ずかしさを覚える白にメリアはそこそこ大きな声で話し始める。
「経験がないですって。ハク、誘われているわよ?」
「クリプトメリア、あなたそろそろやめないと、痛い目見るわよ?」
「そういうプレイはお断りね」
メリアがからかい、トーチが怒る。それをひらりと躱すメリア。こうして始まった喧嘩を誰も止めることがないまま自己紹介は続行された。
「で、引越しを世界単位でやってしまったといえば分かりますか?」
「華麗にスルーしたわね。まぁ良いわ。想像できないけど大変だったでしょうね」
バーチがトーチの代わりに引き継ぎ白と話す。
「いや、この世界に来て早々独房行きでしたから、結局一回も寝る場所に困りませんでした」
「あ、そう……」
(トーチはまともそう。お姉さんっぽさを前面に出そうとしてる妹みたいな印象だな。だけどああいうのは挑発したら怒り、褒めたら照れる、いわゆるチョロいタイプだ。トーチはチョロい、よし、覚えた。
次はバーチだな。今のところは特にそれと言って特徴は無いな。冷静というか落ち着いている、というか。だけどトーチとバーチ、似ているから間違えない様に注意しないと)
「はい、じゃあ次はツグちゃん、自己紹介をどうぞ」
「ツグです。ワンドの妹です。13歳です。よろしくお願いします」
(独房から連れ出してくれた子だな。活発だけどちょっとシャイ、そんな感じだな。あと確か、あの時はあまり気にする暇はなかったが、ハクって呼ばれると嬉しいって言ったら、そのままハクって呼んでくれたんだよな、この子。ツグは素直な子。よし、これでこの場の全員は覚えた!)
「はい、ありがとうございます。何か質問がある方は手を上げてください」
そう言いながらバーチが白を見る。喧嘩が終わった2人も白を見ている。
(俺が何か質問しろと? もしかしてツグ以外の全員にも質問しなければならない感じか?)
無言の圧力を感じた白が手をあげる。
「はい」
「ではハクさん、どうぞ」
「えっと、好きな食べ物とかある?しばらくツグちゃんの家に泊まらせてくれることになったから、お礼に何か作れたらなって思うんだけど」
白は小さい頃から母子家庭だったので、母親が仕事から戻れない日は自分でご飯を作っていた過去がある。そのため料理は一通りそこそこ高いレベルまで修めていた。
「えっ、じゃあ素材に好き嫌いはないので、ハクさんが1番美味しいと思う料理を作ってくれれば嬉しいです」
「そう? わかった。早速今日作ってみるね」
「それ私にもいい~?」
「クリプトメリア! やめなさい」
(トーチとメリア、なんやかんやで仲良いよな絶対)
「別にいいですよ」
「じゃあ私もいいですか?」
(バーチさんもか、意外だな。乗っかってくるとは思わなかった)
「ええ、どうぞどうぞ」
「えぇ⁈ バーチも食べるの⁈ じゃあ私1人だけ仲間はずれ? じ、じゃあ、その、私もいいですか?」
トーチの消え入る様な声にメリアがまたしてもからかう。
「え? なに? 聞こえなーい(棒)」
「クリプトメリア! あなたに聞いてません!」
「大丈夫ですよ。じゃあみんなで食べましょうか」
「は、はい!」
「ゴホンっ、じゃあ次にトーチ、自己紹介をどうぞ」
「あ、そうか。私はトーチ。エルフの内政を任されているわ。アスパラガスは嫌いよ」
(お、おう。そんなに料理が楽しみなのか。まぁ楽しみにしてくれているのは嬉しいけど)
「じゃあ次はクリプトメリアの自己紹介ね。どうぞ」
「待って! 私への質問時間は? まだ名前とアスパラガスが嫌いってことしか言ってないわ」
「特にないわ」
「なんでよ! ハク、そう、ハクは⁈ なんか質問とかない⁈」
(必死だな……)
「え、じゃあ質問でもなんでもないですけど、トーチさんが美味しく食べられるよう、アスパラガスは抜いておきますね」
「あ、ありがとう……」
この場の全員がトーチのチョロさに感心してしまう瞬間だった。
「じゃあ次は私ね~、さっきも言ったけどメリアと呼んでほしいわ。なぜかトーチからはクリプトメリアってそのまま呼ばれているけど。ちなみに財政担当よ」
自業自得よ!というトーチの言葉を無視してバーチが進行を続ける。
「じゃあハクさん、質問はありますか?」
(ついに名指しで来たか)
「参考までに、メリアさんも嫌いな食べ物とかあります?」
「特にないわね」
「そうですか。好き嫌いのない人は素敵ですね。別に誰が素敵ではない、なんてことはないですが。」
「ちょっ、それどういう意味よ!」
白もまたからかい、煽るのが好きな性格だった。
「いえ別に」
ムキーと言うトーチを尻目にバーチが自己紹介を始める。
「私はバーチです。外交を担当しています。私もハクさんとは仲良くしたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。ちなみに食べ物の好き嫌いはありません。また、長と一緒に出ていった男性はウィルと言います。基本的に無口ですが、優しく穏やかな性格ですよ。基本的には」
(好き嫌いないってわざわざ言うあたり、わかりやすい人だな。表情に出ないだけで。あと、重要なことなので二回言いました風に「基本的に」を付け加えたことを鑑みると、ウィルって人は訓練中は厳しい、そんな感じなんだろうな)
「これで自己紹介も一通り終わりました。それで1つ、私から提案なのですが」
そしてバーチが話を切り出す。
—————————————————————
Dです。
諸事情により小説家になろう様に投稿させていただくことになりました。それにさしあたりアルファポリス様での投稿をやめさせていただきます。読んでくださっている方々の貴重な時間を無に帰す様な真似をしてすいません。小説家になろう様では、今投稿させていただいてる物語よりも多少グレードアップできればと思います。
最初に自己紹介を提案したバーチがそのまま司会となってことを進める。ちなみに皆その場で円状になって座っていた。
「え、僕ですか? えーと、はじめまして、ハクと言います。世の中の情勢から自分のことまで幅広くわかりません。なので自己紹介も良く出来ないのですが、皆さんと仲良くしたいなと思っています。まだ先のことは分からないけど、僕がこの場所にいる間はお世話になると思います。よろしくお願いします」
「はい、ありがとうございました。質問などがある方は手を上げてお願いします」
(やけにしっかりとした進行役だな。というかここにいるのは俺以外全員女性だぞ、大丈夫かな? 変な喋り方してたらやだな。例に漏れず皆美人さんだし)
「はいはーい」
「ではクリプトメリアさん」
「彼女とか、いたことありますか~」
「ないですよ。ここ4、5年異性がいない環境でしたから。実はあなたたちが家族以外の異性と話す、最初の人たちです」
「あら、ハジメテを貰っちゃったのね。光栄だわ~
あ、私のことはメリアと呼んでね」
(大人っぽいお姉さんをかき集めた様な人がクリプトメリアさん、メリアと呼ばれることを所望。ちなみに痴女。よし、痴女がメリア、覚えたぞ)
「分かりました、メリアさん」
「ん~やだなぁ~、みんなの前ではメリアさんでいいけど、2人っきりの時はメリア、ね。分かった?」
白は彼女ほど痴女っぽい痴女を見たのは初めてであり、少々刺激が強すぎた様で、ただ頰を赤らめ頷くことしかできなかった。しかしこの仕草がメリアに火をつけることになるとは思ってもいなかった。
「その辺でいいわね? じゃあ次の質問はある?」
「はい」
「ではトーチさんどうぞ」
「白さん、あなたは今までどこにいたんですか? 様々な記憶が抜けているのに、対応がしっかりしているのでチグハグな印象を受けます。もし良ければ教えてもらえないでしょうか」
「いいですよ、信じてもらえるかどうかは別ですが。えっとその前に確認なんですが、トーチさんはお引越しなどします?」
「えぇ、我々エルフは誰かと結婚する際に親の家から出て、違う家へ引越しする風習があります。ただ私はまだ経験がありませんけど」
トーチがそう言った途端隣にいたメリアが白へ顔を近づけてきた。反応できないことに驚きつつ、痴女と言え美人な顔が近づいてきたことに恥ずかしさを覚える白にメリアはそこそこ大きな声で話し始める。
「経験がないですって。ハク、誘われているわよ?」
「クリプトメリア、あなたそろそろやめないと、痛い目見るわよ?」
「そういうプレイはお断りね」
メリアがからかい、トーチが怒る。それをひらりと躱すメリア。こうして始まった喧嘩を誰も止めることがないまま自己紹介は続行された。
「で、引越しを世界単位でやってしまったといえば分かりますか?」
「華麗にスルーしたわね。まぁ良いわ。想像できないけど大変だったでしょうね」
バーチがトーチの代わりに引き継ぎ白と話す。
「いや、この世界に来て早々独房行きでしたから、結局一回も寝る場所に困りませんでした」
「あ、そう……」
(トーチはまともそう。お姉さんっぽさを前面に出そうとしてる妹みたいな印象だな。だけどああいうのは挑発したら怒り、褒めたら照れる、いわゆるチョロいタイプだ。トーチはチョロい、よし、覚えた。
次はバーチだな。今のところは特にそれと言って特徴は無いな。冷静というか落ち着いている、というか。だけどトーチとバーチ、似ているから間違えない様に注意しないと)
「はい、じゃあ次はツグちゃん、自己紹介をどうぞ」
「ツグです。ワンドの妹です。13歳です。よろしくお願いします」
(独房から連れ出してくれた子だな。活発だけどちょっとシャイ、そんな感じだな。あと確か、あの時はあまり気にする暇はなかったが、ハクって呼ばれると嬉しいって言ったら、そのままハクって呼んでくれたんだよな、この子。ツグは素直な子。よし、これでこの場の全員は覚えた!)
「はい、ありがとうございます。何か質問がある方は手を上げてください」
そう言いながらバーチが白を見る。喧嘩が終わった2人も白を見ている。
(俺が何か質問しろと? もしかしてツグ以外の全員にも質問しなければならない感じか?)
無言の圧力を感じた白が手をあげる。
「はい」
「ではハクさん、どうぞ」
「えっと、好きな食べ物とかある?しばらくツグちゃんの家に泊まらせてくれることになったから、お礼に何か作れたらなって思うんだけど」
白は小さい頃から母子家庭だったので、母親が仕事から戻れない日は自分でご飯を作っていた過去がある。そのため料理は一通りそこそこ高いレベルまで修めていた。
「えっ、じゃあ素材に好き嫌いはないので、ハクさんが1番美味しいと思う料理を作ってくれれば嬉しいです」
「そう? わかった。早速今日作ってみるね」
「それ私にもいい~?」
「クリプトメリア! やめなさい」
(トーチとメリア、なんやかんやで仲良いよな絶対)
「別にいいですよ」
「じゃあ私もいいですか?」
(バーチさんもか、意外だな。乗っかってくるとは思わなかった)
「ええ、どうぞどうぞ」
「えぇ⁈ バーチも食べるの⁈ じゃあ私1人だけ仲間はずれ? じ、じゃあ、その、私もいいですか?」
トーチの消え入る様な声にメリアがまたしてもからかう。
「え? なに? 聞こえなーい(棒)」
「クリプトメリア! あなたに聞いてません!」
「大丈夫ですよ。じゃあみんなで食べましょうか」
「は、はい!」
「ゴホンっ、じゃあ次にトーチ、自己紹介をどうぞ」
「あ、そうか。私はトーチ。エルフの内政を任されているわ。アスパラガスは嫌いよ」
(お、おう。そんなに料理が楽しみなのか。まぁ楽しみにしてくれているのは嬉しいけど)
「じゃあ次はクリプトメリアの自己紹介ね。どうぞ」
「待って! 私への質問時間は? まだ名前とアスパラガスが嫌いってことしか言ってないわ」
「特にないわ」
「なんでよ! ハク、そう、ハクは⁈ なんか質問とかない⁈」
(必死だな……)
「え、じゃあ質問でもなんでもないですけど、トーチさんが美味しく食べられるよう、アスパラガスは抜いておきますね」
「あ、ありがとう……」
この場の全員がトーチのチョロさに感心してしまう瞬間だった。
「じゃあ次は私ね~、さっきも言ったけどメリアと呼んでほしいわ。なぜかトーチからはクリプトメリアってそのまま呼ばれているけど。ちなみに財政担当よ」
自業自得よ!というトーチの言葉を無視してバーチが進行を続ける。
「じゃあハクさん、質問はありますか?」
(ついに名指しで来たか)
「参考までに、メリアさんも嫌いな食べ物とかあります?」
「特にないわね」
「そうですか。好き嫌いのない人は素敵ですね。別に誰が素敵ではない、なんてことはないですが。」
「ちょっ、それどういう意味よ!」
白もまたからかい、煽るのが好きな性格だった。
「いえ別に」
ムキーと言うトーチを尻目にバーチが自己紹介を始める。
「私はバーチです。外交を担当しています。私もハクさんとは仲良くしたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。ちなみに食べ物の好き嫌いはありません。また、長と一緒に出ていった男性はウィルと言います。基本的に無口ですが、優しく穏やかな性格ですよ。基本的には」
(好き嫌いないってわざわざ言うあたり、わかりやすい人だな。表情に出ないだけで。あと、重要なことなので二回言いました風に「基本的に」を付け加えたことを鑑みると、ウィルって人は訓練中は厳しい、そんな感じなんだろうな)
「これで自己紹介も一通り終わりました。それで1つ、私から提案なのですが」
そしてバーチが話を切り出す。
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Dです。
諸事情により小説家になろう様に投稿させていただくことになりました。それにさしあたりアルファポリス様での投稿をやめさせていただきます。読んでくださっている方々の貴重な時間を無に帰す様な真似をしてすいません。小説家になろう様では、今投稿させていただいてる物語よりも多少グレードアップできればと思います。
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