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1章
訓練、そして迷宮へ
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「全員確認できたようですね。では説明させて頂きます。
先ず、STRは筋力・攻撃力を表します。次に、VITは耐久力・持久力を表し、INTは知力を表します。AGIは敏捷性、DEXは技量・器用さ、LUKは運の良さを表します。この世界の人間の平均ステータスは20~30程度です。魔法・スキルは無い人が多く、あって1つですが、後天的に獲得することも出来ます。反対に固有能力は後天的に獲得することはできません。」
と、ここで宵波さんが手をあげた。
「すみません、質問しても良いですか?」
「なんでしょう?宵波様」
「先程出てきた魔王や魔物とは何でしょうか?」
「はい。魔王はこの大陸とは別の大陸を支配している魔族の王です。魔物とは魔族が使役する魔力を持った危険な生物です。人間を無差別に襲って来ます。」
「ありがとうございます。」
「いえ、必要なことなのでどうか気にしないでください。
ところで、勇者様方には明日から訓練を受けて頂きます。今から訓練を監督させていただく我が国の騎士団長を紹介します。───おい。」
国王が部屋の隅にいた騎士甲冑に身を包んだ男を呼んだ。
「俺はアイザー・クロードだ。敬語は苦手なので許して欲しい。明日から戦闘術を教えるよろしく頼む。」
「はい。よろしくお願いします。アイザーさん。」
生徒を代表して進藤が言った。
そして次の日。
朝から戦闘の訓練が始まった。
筋トレや素振り、走り込みなど様々な事をした。最初はみんな文句を言っていたが、体が強化されて身体能力が上がっているとわかると、それなりに真面目に取り組んでいた。
だが、どこにもいるものだ、不良とは。
「こんな事やりたくねぇよ!」
一人の男子が叫んだ。彼は山内 剛。我がクラスの不良だ。
すると、側に控えていたメイドさんが、
「山内様。貴方は選ばれし者です。貴方が世界を救うのです。」
「お、おう。俺、人気者になれるかな?」
「はい!なれますよ、絶対!国の民は貴方に感謝します。だから頑張ってください!」
「わ、わかった。もう少しやってみようかな。」
「はい、応援してます!」
そう言ってメイドさんはまた部屋の隅に戻った。俺の横を通ったとき、こちらを向いて一瞬ウィンクしたような気がしたのは気のせいだろうか?
長々話していたがその間俺は真面目に素振りをしていた。ステータスが勇者より高いから全然疲れない。異世界最高だな。
そんなこんなで一週間が過ぎた。
ある日、アイザーさんが
「明日は迷宮に行こうと思う。みんな力が付いてきたから上層の魔物なら倒せるだろう。」
その日の夜、ある部屋で二人の男が話していた。一人は山内、もう一人は彼の友人の細井 芯だ。彼らはあまり仲が良いわけではない。だが、ある目的でよく話していた。それは、早見と相原、宵波の事だ。山内は相原が、細井は宵波が好きなのだ。だから、早見が二人と話している事が気にくわないのだ。
「明日のダンジョンで、早見を殺るぞ。」
「わかってる。前から鬱陶しかったんだ、アイツ。」
そうして朝が来た。
「今日は頑張ろうね、早見くん!」
「命を最優先にしましょう。」
「ああ。よろしく、二人とも───ッ!?」
「?どうしたの?」
「何かあった?」
「ッ いや、何でもない。」
気のせいか?誰かの悪意を感じたような気がしたんだが。
「よし、全員揃ったな。では説明するぞ。
魔物は魔石というものを持っている。これが魔物の核にあたりこれを原動力として活動している。魔石を壊せば魔物は死ぬが、魔石は換金素材になるから普通に倒しても良いぞ。
それと、迷宮内にはトラップもあるので気を付けること。殺らなければ殺られる事を念頭に置け。命が最優先だ。以上!」
さぁ、行こうか。迷宮攻略へ!
___________________
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
次回から戦闘シーンの予定です。
それと、ステータスは新しいものだけを書こうと思っています。
先ず、STRは筋力・攻撃力を表します。次に、VITは耐久力・持久力を表し、INTは知力を表します。AGIは敏捷性、DEXは技量・器用さ、LUKは運の良さを表します。この世界の人間の平均ステータスは20~30程度です。魔法・スキルは無い人が多く、あって1つですが、後天的に獲得することも出来ます。反対に固有能力は後天的に獲得することはできません。」
と、ここで宵波さんが手をあげた。
「すみません、質問しても良いですか?」
「なんでしょう?宵波様」
「先程出てきた魔王や魔物とは何でしょうか?」
「はい。魔王はこの大陸とは別の大陸を支配している魔族の王です。魔物とは魔族が使役する魔力を持った危険な生物です。人間を無差別に襲って来ます。」
「ありがとうございます。」
「いえ、必要なことなのでどうか気にしないでください。
ところで、勇者様方には明日から訓練を受けて頂きます。今から訓練を監督させていただく我が国の騎士団長を紹介します。───おい。」
国王が部屋の隅にいた騎士甲冑に身を包んだ男を呼んだ。
「俺はアイザー・クロードだ。敬語は苦手なので許して欲しい。明日から戦闘術を教えるよろしく頼む。」
「はい。よろしくお願いします。アイザーさん。」
生徒を代表して進藤が言った。
そして次の日。
朝から戦闘の訓練が始まった。
筋トレや素振り、走り込みなど様々な事をした。最初はみんな文句を言っていたが、体が強化されて身体能力が上がっているとわかると、それなりに真面目に取り組んでいた。
だが、どこにもいるものだ、不良とは。
「こんな事やりたくねぇよ!」
一人の男子が叫んだ。彼は山内 剛。我がクラスの不良だ。
すると、側に控えていたメイドさんが、
「山内様。貴方は選ばれし者です。貴方が世界を救うのです。」
「お、おう。俺、人気者になれるかな?」
「はい!なれますよ、絶対!国の民は貴方に感謝します。だから頑張ってください!」
「わ、わかった。もう少しやってみようかな。」
「はい、応援してます!」
そう言ってメイドさんはまた部屋の隅に戻った。俺の横を通ったとき、こちらを向いて一瞬ウィンクしたような気がしたのは気のせいだろうか?
長々話していたがその間俺は真面目に素振りをしていた。ステータスが勇者より高いから全然疲れない。異世界最高だな。
そんなこんなで一週間が過ぎた。
ある日、アイザーさんが
「明日は迷宮に行こうと思う。みんな力が付いてきたから上層の魔物なら倒せるだろう。」
その日の夜、ある部屋で二人の男が話していた。一人は山内、もう一人は彼の友人の細井 芯だ。彼らはあまり仲が良いわけではない。だが、ある目的でよく話していた。それは、早見と相原、宵波の事だ。山内は相原が、細井は宵波が好きなのだ。だから、早見が二人と話している事が気にくわないのだ。
「明日のダンジョンで、早見を殺るぞ。」
「わかってる。前から鬱陶しかったんだ、アイツ。」
そうして朝が来た。
「今日は頑張ろうね、早見くん!」
「命を最優先にしましょう。」
「ああ。よろしく、二人とも───ッ!?」
「?どうしたの?」
「何かあった?」
「ッ いや、何でもない。」
気のせいか?誰かの悪意を感じたような気がしたんだが。
「よし、全員揃ったな。では説明するぞ。
魔物は魔石というものを持っている。これが魔物の核にあたりこれを原動力として活動している。魔石を壊せば魔物は死ぬが、魔石は換金素材になるから普通に倒しても良いぞ。
それと、迷宮内にはトラップもあるので気を付けること。殺らなければ殺られる事を念頭に置け。命が最優先だ。以上!」
さぁ、行こうか。迷宮攻略へ!
___________________
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
次回から戦闘シーンの予定です。
それと、ステータスは新しいものだけを書こうと思っています。
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本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
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