神を越えたその先へ

blaster

文字の大きさ
9 / 38
1章

お泊まりイベント2 そして旅立ち

しおりを挟む
「ここよ!」
「おお!でかいな!」
「そんなこと無いわよ。さ、入りましょ。
  ただいま~!」
「「「お帰りなさいませ、お嬢様。」」」

  うわっ!?何十人いるんだよ、、、。

「おや、その方は?」
「私の命の恩人のレンよ!」
「レン・ハヤミです。」
「フム、私はセバスチャンと申します。よろしくお願いいたします。」
「こちらこそよろしくお願いします。」
「私はママの所に行ってくるわ。セバスチャンはレンをベッドがある部屋に案内して。」
「了解しました。お嬢様。ではハヤミ様、こちらへ。」


  そして通された部屋でまったりしてると、

──コンコン──

「ハヤミ様。夕食の準備が出来ました。」
「わかりました。すぐに行きます。」

「こちらでございます。」

  セバスチャンさんが丁寧な動作でドアを開けてくれた。

「ようこそ、エリアル家へ、ハヤミ君。そして、我が娘の命を救ってくれてありがとう。」

  部屋に入ると、アクアのお父さんが話しかけてきた。

「人として当然の事をしたまでです。お礼もしてもらいましたし、どうか気にしないでください。」

  すみません、嘘です。ちょっとだけこういうことを期待してました。

「あなたは人格も優れているようだ。」
「ありがとうございます。」
「娘から話は聞いた。今夜は是非我が家に泊まっていってほしい。」
「はい。お言葉に甘えさせて頂きます。ありがとうございます。」

  そこで、最初から黙って聞いていたアクアのお母さんが、パンッ と柏手を打って、

「はい、真面目な話は一度終わり。
  ねぇねえハヤミ君。アクアの事はどう思う?」
「どう、とは?」
「だから、アクアはかわいいと思う?」
「ちょっとママ!」

  アクアが遮ろうとするが、俺はあえて答える。

「はい、とても容姿が良く、優しい性格でとても魅力的な女性だと思います。」
「まあ!ですって、アクア。」
「も、もう。何言ってるのよママ、、、。」

  アクアが照れてる。かわいいな。

「ところでハヤミ君?アクアが優しいと言っていたけれど、どんなところにそう思ったの?」
「何言ってるのよママぁ!」
「えっと、アクアさんはお礼とはいえ、貴族が絶対にしないような道案内を自分からしてくれる様なところです。」
「あら、アクアはそんなことをしたのね。あのやんちゃ娘だったアクアが人に道案内を、、、。アクアにも春が来たのねぇ。」
「もうやめて!」
「ハイハイ。」
「おやすみ!」

──バタン!──

  アクアが勢いよくドアを閉めて出ていった。

「ハヤミ君。」
「はい。」
「あの子はあの通りプライドが少し高いから色々難儀するけれどよろしくね。」
「いえ、俺は旅に出るのであまり関わる機会は少ないかと。」
「あら、ならあの子も連れていっても良いのよ?」
「それは本人が決めることです。」

  その瞬間アクアママがニヤッと笑った。不味いと思ったが、もう発言は取り消せない。

「言質、取ったわよ?」
「、、、はい。もしアクアが望むなら旅に連れていかせてもらいます。ですが、アクアのお父さんはいいんですか?」
「別に大丈夫よ。もし文句があっても黙らせるわ。でも、たまには顔を見せてね。」
「はい。では、おやすみなさい。」
「また明日ね。」


──コンコン──

「おはようございます、ハヤミ様。朝食の準備が出来ています。」
「あ、はい。すぐ行きます。」


「おはようございます。昨日は泊めてもらってありがとうございました。」
「いいんだ、気にしないでくれ。」
「それで、俺は旅に出ようと思います。」
「そうか。改めて、アクアを助けてくれて感謝する。旅にはもう出るのか?」
「はい。」
「あの、、、パパ。その、私もレンと一緒に行きたい!」
「わかった、行ってきなさい。」
「レンと一緒に世界を見てみたい───って、良いの?」
「ああ。男に二言はない。」
「ホント!?ありがとう!」
「ただし、たまには顔を見せに来なさい。
  そして、ハヤミ君、娘を不幸にしたら全エリアル家を敵にまわすと思ってくれ。」
「は、はい。わかりました。」

  なんかこれから結婚しますみたいな会話だな。


「では、行ってきます。」
「行ってきまーす。」
「はーい、気を付けてねー。」
「うむ、気を付けて。」

「じゃ、行くか。」
「うん!」

こうしてアクアは旅に出て、俺は旅を再開した。



  ___________________
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


  今回みたいなものを書くのは苦手なのでより読みづらかったと思います。すいません。

  あ、なろう様では爆風という名前でやらせてもらってます。
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~

松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。 異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。 「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。 だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。 牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。 やがて彼は知らされる。 その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。 金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、 戦闘より掃除が多い異世界ライフ。 ──これは、汚れと戦いながら世界を救う、 笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜

KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞 ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。 諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。 そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。 捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。 腕には、守るべきメイドの少女。 眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。 ―――それは、ただの不運な落下のはずだった。 崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。 その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。 死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。 だが、その力の代償は、あまりにも大きい。 彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”―― つまり平和で自堕落な生活そのものだった。 これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、 守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、 いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。 ―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。

神様、ちょっとチートがすぎませんか?

ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】 未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。 本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!  おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!  僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?  ◇◆◇◆◇◆◇◆◇  ――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。  しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。  自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――  ◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。 へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/ --------------- ※カクヨムとなろうにも投稿しています

世界一簡単にレベルアップ ~魔物を倒すだけでレベルが上がる能力を得た俺は、弱小の魔物を倒しまくって異世界でハーレム作る事にしました~

きよらかなこころ
ファンタジー
 シンゴはある日、事故で死んだ。  どうやら、神の手違いで間違って死んでしまったシンゴは異世界に転生することになる。  転生する際にオマケに『魔物を倒すだけでレベルが上がる』能力を貰ったシンゴ。  弱小の魔物を倒してレベルを上げ、異世界でハーレムを作る事を企むのだった。

転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする

ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。 リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。 これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。

どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜

サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。 〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。 だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。 〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。 危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。 『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』 いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。 すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。 これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。

『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』

チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。 気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。 「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」 「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」 最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク! 本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった! 「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」 そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく! 神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ! ◆ガチャ転生×最強×スローライフ! 無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!

処理中です...