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3章 学園生活
決闘(謎)
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長々と、お待たせしました、更新再開です!
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「何言ってんだお前、、、。」
「いや、やっぱり力を測るには決闘が一番?みたいな?」
「いや意味わかんねえよ、、、。」
「まあ、取り敢えずやるぞ。やらないなら神界へは決して行けないと思え!」
「面倒くさい………というかお前口調変わってないか?」
「雰囲気作りだよ。あっちの方がかっこいいだろ?それより早く戦おう!」
この手の連中は他人の言うことを聞こうとしない。とっとと終わらせるか。
「わかった、やるよ。」
「本当か!?ならやろう、すぐやろう。」
「、、、お前、本当は戦いたいだけだろ。」
「もちろん!」
……否定せんのかい
こうして俺の力を測る試練(?)が始まった。
~訓練場~
「では私から説明させて頂きます。お二人には決闘をして頂きます。私が合図を出してから始めてください。勝利条件は相手が降参するか、戦闘不能となるか、それに準ずると私が判断した場合のみです。よろしいですか?」
エルフのお姉さんが丁寧に教えてくれた。
「ああ。」
「いつでも大丈夫だよ。」
「それでは……はじめ!」
「はぁっ!」
始まった途端、リュールが突っ込んできた。
「おっと」
ギィンッ!と音が鳴り響く。
へえ、強いな、今まであった奴らの中でもトップレベルだな。洞窟迷宮は例外だ。
「まだだ!」
リュールが連撃を浴びせてくる。
「っ、」
それを俺は避ける。
「よっ!」
俺は隙を見て下段に蹴りを放った。
「ふっ、はっ!」
それをリュールは躱し、更に剣を振るってきた。
「へえ」
「どうした!」
「いや、動きがきれいだなと思っただけだ。」
実際、リュールの体捌きば卓越していた。俺にステータスでは劣っているはずなのに勝負になっている。
「それはありがとう!」
そう言いながらリュールは退いた。
「なあ、このままだと終わらないと思わないか?」
「?俺はまだお前と戦っていたいが?」
「建前を思い出せ建前を。」
「は?俺はまだ物足りないが………」
コイツは戦闘狂決定だな。
「おいおい、お前は俺の力を測るために戦っていたんだろ?それならそろそろ終わらせるべきだ。」
「……ああ!思い出した……!」
「はあ……」
「わかったよ、今から俺が全力の攻撃を撃つからそれを凌げたら合格ってことで。」
「了解。」
「じゃ、行くぞ。」
そういった瞬間、リュールの纏う雰囲気が変わった。
「『魔力強化』、『付与強化』、『魔力纏』、『雷火』!」
成る程、魔法を剣に纒わせて直接撃ち込むのか。『魔斬波』より効率は良さそうだな、不便だけど。ただ避けるだけじゃつまらないな。なら俺は………
「どうした、準備しないのか?」
「大丈夫だ、いいから撃ってこい。」
「死んでも文句言うなよ!」
魔法、スキルを一切使わずに止める!
「ハァァッ!」
俺は凄まじいスピードでリュールに、魔力を全力で放射した。
「グッ!?」
ドンッ!と音が聞こえそうなほど濃密に荒れ狂う魔力が、リュールを襲い、耐えきれずに前のめりに倒れてしまう。
「これが………」
「主様の真の力………?」
アクアとティアが呆然として呟く。まだまだこんなもんじゃないぞ。
「で、どうする?まだやるか?」
リュールははぁ、とため息をつくと、
「やめだやめ。お前は本当に規格外だな。力の底が全く見えない。」
「わかってもらえたようで何よりだ、審判さん。」
ボーッとしていた審判のエルフはハッと我に返ると、
「勝者、ハヤミ・レン!」
審判が言うと、さきほどとは打って変わって拍手をし始めるアクアとティア。
ちなみに紅桜と黒百合は剣の状態で収納されている。
「で、俺の力はしっかり測れたか?」
そう聞くと、リュールはニヤッと笑って
「ああ、もちろんだ。というかたとえお前が負けようと協力は惜しまないつもりだったがな。
それにしても……神越の力か、恐ろしいもんだな。」
「まあな。世界を超えなきゃいけないんだ、一つの世界に収まっていいるような奴に負けてる場合じゃない。」
「一応僕も元異世界人なんだけどね……」
と、その時、バンッ、と音を立てて扉が開けられ、一人の兵士らしきエルフが入ってきた。
「長、報告です!ここに向かって魔物の大群が攻めてきました!」
その知らせにリュールは少し目を見開いてからため息をつき、
「……わかった。前からその兆候はあったけどこんなに早いなんてね。蓮君、緊急事態みたいだ。僕はここで失礼するよ。それと、今日はこの里で泊っていくといい。宿は手配しておくから。」
「約6,000体か……」
「え?」
「攻めてくる魔物の数だ、今索敵した。その数をリュール、お前とその仲間だけでどうにかできるのか?」
リュールは難しい顔で黙り込んだ。そして顔を上げると、
「いや、君たちの手伝いは不要だ。どうにかできるかではなくどうにかするしかない。」
「……そうか、頑張れよ。」
「ああ、心配ありがとう。」
そう言うとリュールは足早に訓練場を出ていった。
「主様、なんとかなりませんか?」
ティアが暗い顔で聞いてくる。
「リュールが大丈夫だと言ったんだ、大丈夫なんだろう。」
「………………」
ティアが顔をうつむかせる。アクアもティアをティアを心配そうに見ている。
俺はそれに気づかないふりをした。
~その夜~
コン、コンと控えめなノックが俺の部屋に響いた。
「ドアを開けると、そこにはアクアとティアがいた。」
夜に美少女と会うなんて心が躍るシチュエーションだが、そこにももいろな雰囲気は一切ない。
「どうした?こんな夜更けに」
すると、ティアが俺に向って、
「お願いします、主様。この里を救ってください。恐らくここの戦力では魔物には勝てません。」
と言ってきた。だが、
「リュールは助けはいらないと言っていたが?」
「承知しております。ですが……」
「同じエルフが心配なんだな。」
「はい、どうかお願いいたします。」
っ、これは反則だ。涙目で見上げられると罪悪感が半端ない。
「はあ、わかったよ。だからそんな顔すんな、俺だって元同郷のやつが殺られるのは嫌だしな。」
「っ!」
ティアが目を見開く。そんなに冷たいやつだと思われてたのかな………
「ありがとうございます!」
「いいよ、これはエルフのためじゃない、ティアのためだ。」
「え?」
「当たり前だろ?ティアは俺の大切な人だ。そんな人が涙を流してまで頼んだことを断るわけがない。」
ティアが顔を赤くしてる。どうしたんだ?ラノベだと主人公に惚れてるヒロインなんだろうけど、そんなわけないな。アクアはなんか不機嫌そうだし、謎だ。
まさにそのとおりなのだが、そんなことは2次元でしかありえないと決めつけている蓮は気づかない。
「じゃ、見栄を張って死にかけているであろう転生エルフとその仲間を助けに行きますか!」
「おー」
「はい、ありがとうございます!」
___________________
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気が付けばお気に入り登録数が増えてる!この前10超えたって喜んでいたのは過去のことになってしまった……(嬉し涙)
少しでも思うことがあったら言ってください、感想待ってます。
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「何言ってんだお前、、、。」
「いや、やっぱり力を測るには決闘が一番?みたいな?」
「いや意味わかんねえよ、、、。」
「まあ、取り敢えずやるぞ。やらないなら神界へは決して行けないと思え!」
「面倒くさい………というかお前口調変わってないか?」
「雰囲気作りだよ。あっちの方がかっこいいだろ?それより早く戦おう!」
この手の連中は他人の言うことを聞こうとしない。とっとと終わらせるか。
「わかった、やるよ。」
「本当か!?ならやろう、すぐやろう。」
「、、、お前、本当は戦いたいだけだろ。」
「もちろん!」
……否定せんのかい
こうして俺の力を測る試練(?)が始まった。
~訓練場~
「では私から説明させて頂きます。お二人には決闘をして頂きます。私が合図を出してから始めてください。勝利条件は相手が降参するか、戦闘不能となるか、それに準ずると私が判断した場合のみです。よろしいですか?」
エルフのお姉さんが丁寧に教えてくれた。
「ああ。」
「いつでも大丈夫だよ。」
「それでは……はじめ!」
「はぁっ!」
始まった途端、リュールが突っ込んできた。
「おっと」
ギィンッ!と音が鳴り響く。
へえ、強いな、今まであった奴らの中でもトップレベルだな。洞窟迷宮は例外だ。
「まだだ!」
リュールが連撃を浴びせてくる。
「っ、」
それを俺は避ける。
「よっ!」
俺は隙を見て下段に蹴りを放った。
「ふっ、はっ!」
それをリュールは躱し、更に剣を振るってきた。
「へえ」
「どうした!」
「いや、動きがきれいだなと思っただけだ。」
実際、リュールの体捌きば卓越していた。俺にステータスでは劣っているはずなのに勝負になっている。
「それはありがとう!」
そう言いながらリュールは退いた。
「なあ、このままだと終わらないと思わないか?」
「?俺はまだお前と戦っていたいが?」
「建前を思い出せ建前を。」
「は?俺はまだ物足りないが………」
コイツは戦闘狂決定だな。
「おいおい、お前は俺の力を測るために戦っていたんだろ?それならそろそろ終わらせるべきだ。」
「……ああ!思い出した……!」
「はあ……」
「わかったよ、今から俺が全力の攻撃を撃つからそれを凌げたら合格ってことで。」
「了解。」
「じゃ、行くぞ。」
そういった瞬間、リュールの纏う雰囲気が変わった。
「『魔力強化』、『付与強化』、『魔力纏』、『雷火』!」
成る程、魔法を剣に纒わせて直接撃ち込むのか。『魔斬波』より効率は良さそうだな、不便だけど。ただ避けるだけじゃつまらないな。なら俺は………
「どうした、準備しないのか?」
「大丈夫だ、いいから撃ってこい。」
「死んでも文句言うなよ!」
魔法、スキルを一切使わずに止める!
「ハァァッ!」
俺は凄まじいスピードでリュールに、魔力を全力で放射した。
「グッ!?」
ドンッ!と音が聞こえそうなほど濃密に荒れ狂う魔力が、リュールを襲い、耐えきれずに前のめりに倒れてしまう。
「これが………」
「主様の真の力………?」
アクアとティアが呆然として呟く。まだまだこんなもんじゃないぞ。
「で、どうする?まだやるか?」
リュールははぁ、とため息をつくと、
「やめだやめ。お前は本当に規格外だな。力の底が全く見えない。」
「わかってもらえたようで何よりだ、審判さん。」
ボーッとしていた審判のエルフはハッと我に返ると、
「勝者、ハヤミ・レン!」
審判が言うと、さきほどとは打って変わって拍手をし始めるアクアとティア。
ちなみに紅桜と黒百合は剣の状態で収納されている。
「で、俺の力はしっかり測れたか?」
そう聞くと、リュールはニヤッと笑って
「ああ、もちろんだ。というかたとえお前が負けようと協力は惜しまないつもりだったがな。
それにしても……神越の力か、恐ろしいもんだな。」
「まあな。世界を超えなきゃいけないんだ、一つの世界に収まっていいるような奴に負けてる場合じゃない。」
「一応僕も元異世界人なんだけどね……」
と、その時、バンッ、と音を立てて扉が開けられ、一人の兵士らしきエルフが入ってきた。
「長、報告です!ここに向かって魔物の大群が攻めてきました!」
その知らせにリュールは少し目を見開いてからため息をつき、
「……わかった。前からその兆候はあったけどこんなに早いなんてね。蓮君、緊急事態みたいだ。僕はここで失礼するよ。それと、今日はこの里で泊っていくといい。宿は手配しておくから。」
「約6,000体か……」
「え?」
「攻めてくる魔物の数だ、今索敵した。その数をリュール、お前とその仲間だけでどうにかできるのか?」
リュールは難しい顔で黙り込んだ。そして顔を上げると、
「いや、君たちの手伝いは不要だ。どうにかできるかではなくどうにかするしかない。」
「……そうか、頑張れよ。」
「ああ、心配ありがとう。」
そう言うとリュールは足早に訓練場を出ていった。
「主様、なんとかなりませんか?」
ティアが暗い顔で聞いてくる。
「リュールが大丈夫だと言ったんだ、大丈夫なんだろう。」
「………………」
ティアが顔をうつむかせる。アクアもティアをティアを心配そうに見ている。
俺はそれに気づかないふりをした。
~その夜~
コン、コンと控えめなノックが俺の部屋に響いた。
「ドアを開けると、そこにはアクアとティアがいた。」
夜に美少女と会うなんて心が躍るシチュエーションだが、そこにももいろな雰囲気は一切ない。
「どうした?こんな夜更けに」
すると、ティアが俺に向って、
「お願いします、主様。この里を救ってください。恐らくここの戦力では魔物には勝てません。」
と言ってきた。だが、
「リュールは助けはいらないと言っていたが?」
「承知しております。ですが……」
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「はい、どうかお願いいたします。」
っ、これは反則だ。涙目で見上げられると罪悪感が半端ない。
「はあ、わかったよ。だからそんな顔すんな、俺だって元同郷のやつが殺られるのは嫌だしな。」
「っ!」
ティアが目を見開く。そんなに冷たいやつだと思われてたのかな………
「ありがとうございます!」
「いいよ、これはエルフのためじゃない、ティアのためだ。」
「え?」
「当たり前だろ?ティアは俺の大切な人だ。そんな人が涙を流してまで頼んだことを断るわけがない。」
ティアが顔を赤くしてる。どうしたんだ?ラノベだと主人公に惚れてるヒロインなんだろうけど、そんなわけないな。アクアはなんか不機嫌そうだし、謎だ。
まさにそのとおりなのだが、そんなことは2次元でしかありえないと決めつけている蓮は気づかない。
「じゃ、見栄を張って死にかけているであろう転生エルフとその仲間を助けに行きますか!」
「おー」
「はい、ありがとうございます!」
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