121 / 222
第四章
使い方が間違っている気がしなくもないけど
しおりを挟む
「おおお、人がたくさんですよ!」
「まぁ、観光地だからな」
僕達が今まで暮らしていた迷宮都市メイズも冒険者にとっては観光地だったので人口は多かったのだが、僕達が辿り着いたリブル湖畔の街リブルもずいぶん活気に満ちた街だった。
メイズはダンジョン城に挑戦する冒険者が多かったので街行く人達は厳つい冒険者風の旅人がほとんどだったのだけど、ここリブルは少し観光客の毛色が違うように感じる。
「なんだかメイズより華やかですね」
「ここリブルは美食と宝飾の街と呼ばれていますからね」
「美食と宝飾……」
食事が美味いというのは聞いていたが、この街は宝飾品産業も盛んであるようで、街の露店の半分はアクセサリーショップが並んでいてキラキラしている。宝石はもちろんだが魔石の発掘も盛んなのだそうで、僕が愛用している髪留めに付いている魔石も恐らくリブル産だろうとルーファウスは教えてくれた。
僕の髪留めはロイドが買ってくれたものだ。魔石は本物だけど、なんの魔術付与もされていないその髪留め、宝飾産業が盛んな街なら魔術付与をしてくれる店もあるかもしれないな、と僕は何とはなしに辺りを見回した。
その時、ある一軒の露店の前でオロチが風に靡く布に目を奪われていた。それは猫が揺れ動くカーテンに目を奪われているような感じだったのだろうけれど、僕はオロチの脇に寄り「欲しいのある?」と聞いてみた。
『あ? なんで俺様がこんな布切れを欲しいなどと望むと思うのだ』
「そろそろオロチの目印が欲しいんだよ、首輪は嫌だろうし、ライムの王冠みたいに気に入った物があるならそれが良いと思うんだけど何かないの? 髪飾りとかでもいいんだけど、こういうのどう?」
僕が露店に並ぶ煌びやかな宝石の付いた髪飾りを指差すと、オロチはあからさまに嫌そうな表情で『俺様にはそんなキラキラしい石は必要ない』と一蹴されてしまった。
『そもそもこんな石は寝床にいくらでも転がっている、今更欲しいとも思わんわ』
「え~そうなんだ、困ったなぁ」
ライムのアクセサリー選びもライムの体形のお陰で少し難航したけれど、オロチのアクセサリーはそれ以上に選ぶのが難しい。なにせ亜人の姿からドラゴンの姿に戻った時に普通のアクセサリーだと恐らく壊れてしまうと思うのだ。
首輪に関しては従魔用という事で伸縮性能の付与された物も販売されているけれど、それは絶対嫌だと彼が言うだろう事は僕だって理解している。
そう考えるとオロチが身に付けられるアクセサリーはとても限られてしまい何を選んでいいのか見当もつかない。
『ふむ、そうか、主がどうしても身に付けろというのなら仕方ない、俺様はそこの布で構わんぞ』
それは先程オロチが眺めていた風にたなびく細長い布だった。使用用途としては恐らくリボン? 色々な色の物があり、中には金糸銀糸の刺繍が施された物もあって、なかなかに煌びやかだ。
「え? いいの?」
『主が付けろと言うのならば仕方がない』
あれ? これはもしかして、オロチは最初からこのリボンが気になってた? 自分から欲しいって言うのはプライドが許さなかった的な?
確かにアクセサリーってどちらかと言えば女性の為のものだけど、この世界では男性だって魔術付与されたアクセサリーを普通に身に付けている。オロチはあまり着飾るのを好まないのか普段はシンプルな出で立ちでいるのがデフォルトで逆に言い出しづらかったのかも?
それにしてもリボンか、ワイルド系のオロチにしてはちょっと可愛いチョイスだな。
「色々種類があるけどどれがいい? この金糸の刺繍が入ったのなんかオロチの肌に似合いそう」
『あ? 俺様はキラキラしいのはいらんと言っているだろう、身に付けるならコレだ!』
そう言ってオロチが言い切って指差したのはとてもシンプルで飾り気の何もない深紅のリボンだった。しかも布自体も然程高価ではないのであろうそのリボンは巻きで無造作に置かれていて、ほとんど叩き売り状態。
「この色がいいなら他にももっといい布のもあるよ?」
『これでいい』
何故だ? どんなこだわりだ? ライムと言い、オロチと言い、安上がりが過ぎる。
ライムの王冠だって二束三文の叩き売りだったのをライムが気に入り購入したのだが(正しくは無料で貰った)魔物の価値観というのはやはり人間とは根本的に違うのかもな。
でもオロチがこれで良いというのなら、これにしようかな……
「長さ、どうしようか?」
「坊ちゃん、こっちのは安価だから計り売りはしてないよ」
店主の言葉に僕は驚く。まさかの計り売りなし! いや、でも確かに値段安いもんなぁ……巻かれたリボンに付いている値段は小銅貨5枚。何メートルあるのか分からないけど、お値打ち過ぎだ。
深紅のリボンは買うとして、僕は商品を見渡し何本かの飾りひもを手に取った。自分自身の髪も腰の辺りまで伸びてきているので実は括れる髪ひもを探していたのだ。
そろそろ邪魔な長さなので切ってもいいかなと思わなくもないのだけど『魔力は髪に宿る』などと言われてしまうと、それが迷信だとしてもなんとなく切らない方がいいのかな、と悩んでしまう自分がいる。
はっきり言って僕の魔力量は普通ではあり得ない数値を叩き出しているし、正直髪の長さに意味なんかないと分かっている。それでも何となく伸ばし続けているのは迷信の中にも一掴みの真実があるのではないかと考えてしまうからだ。
『武流、迷信にはそんなのは嘘だと思うような事がいくらもあるが、語り続けられているのにはそれ相応に理由があったりするものなんだよ。夜中に爪を切ってはいけないなんて今となってはおかしな迷信だが、電気が当たり前になかった時代には薄暗がりでは手元が狂って怪我をする事もあった、だから明るい陽のあるうちに切る事が推奨されたとそういう話だ。現代にはそぐわない、だからと言って昔の人の教えを一概に無下にしてはいけないよ』
そう言って僕を膝の中に入れ爪を切ってくれた祖父の記憶が甦る。何だかんだで僕はおじいちゃん子でそんな祖父の語りも大好きだったんだよなぁ……
意味がないと思われている迷信にももしかしたら理由がある(かもしれない)と思うと、そんな祖父の言葉を思い出して踏ん切りがつかない。少し邪魔だと思っても長くて困る事もないので、今は何となく伸ばし続けていこうと思っている。
そしてそんな風に伸ばし続けた髪が小さな髪留めひとつで纏まる訳もなく、纏める手段を探していたので渡りに船だと思い、自分用の髪ひもも購入する事に。
オロチのリボンが長いので分けて使ってお揃いでもいいけれど、僕の青味がかった髪色には赤は反対色であまり合わない気がするんだよね。
「う~ん」
何本かの髪ひも手に取って悩んでいると「買うんですか?」と、ルーファウスに手元を覗き込まれた。
「髪ひもが欲しかったんですけど僕の髪色に合う色って意外と難しいです」
限りなく黒に近い藍色というファンタジー色な僕の髪色、やはり同系色が良いのだろうか? でもせっかくの飾りひもなのであまり地味な色味もどうかと思う。藍色・空色・紫色、ブルー系の色だけでも色々あるけれど、どれもこれもしっくりこない。
「それではこんな感じで如何です?」
僕が手にして悩んでいたのはある程度強度のありそうな太さのある髪ひもだったのだが、ルーファウスが僕に提案してきたのは、この太さの紐で髪を纏められるか? と考えてしまう程に細い飾りひも。それを何本か手に取ってラフに纏めてしまえば、ある程度の太さになる。
色は銀色・藍色・淡い水色で色合わせも悪くない。
「あ、それいい」
僕はルーファウスの提案をそのままにその髪ひもの購入を決めた。オロチのリボンと僕の髪ひもを合わせても銅貨一枚にもならなくてお買い得すぎる。
「後で私に結わせてください」とルーファウスに言われて、髪ひもと一緒に髪を結って貰ったら、藍色の髪の中に所々細い銀色が入っていい感じ。お洒落っぽい! まぁ、今までお洒落と無縁で生きてきたからお洒落の何たるかは分からないけれども。
オロチは僕が買い与えた深紅のリボンを眺めて、何処に付けるのかと思っていたらくるくると角に巻いていた。あまりにも無造作に巻いているのでまるで何かの旗のようで僕は少し笑ってしまう。目印としてはかなり分かりやすいのだけどね。
リボンを巻き終わり、風にたなびかせてドヤっているオロチは本人には言えないけどとても可愛かったよ。
「まぁ、観光地だからな」
僕達が今まで暮らしていた迷宮都市メイズも冒険者にとっては観光地だったので人口は多かったのだが、僕達が辿り着いたリブル湖畔の街リブルもずいぶん活気に満ちた街だった。
メイズはダンジョン城に挑戦する冒険者が多かったので街行く人達は厳つい冒険者風の旅人がほとんどだったのだけど、ここリブルは少し観光客の毛色が違うように感じる。
「なんだかメイズより華やかですね」
「ここリブルは美食と宝飾の街と呼ばれていますからね」
「美食と宝飾……」
食事が美味いというのは聞いていたが、この街は宝飾品産業も盛んであるようで、街の露店の半分はアクセサリーショップが並んでいてキラキラしている。宝石はもちろんだが魔石の発掘も盛んなのだそうで、僕が愛用している髪留めに付いている魔石も恐らくリブル産だろうとルーファウスは教えてくれた。
僕の髪留めはロイドが買ってくれたものだ。魔石は本物だけど、なんの魔術付与もされていないその髪留め、宝飾産業が盛んな街なら魔術付与をしてくれる店もあるかもしれないな、と僕は何とはなしに辺りを見回した。
その時、ある一軒の露店の前でオロチが風に靡く布に目を奪われていた。それは猫が揺れ動くカーテンに目を奪われているような感じだったのだろうけれど、僕はオロチの脇に寄り「欲しいのある?」と聞いてみた。
『あ? なんで俺様がこんな布切れを欲しいなどと望むと思うのだ』
「そろそろオロチの目印が欲しいんだよ、首輪は嫌だろうし、ライムの王冠みたいに気に入った物があるならそれが良いと思うんだけど何かないの? 髪飾りとかでもいいんだけど、こういうのどう?」
僕が露店に並ぶ煌びやかな宝石の付いた髪飾りを指差すと、オロチはあからさまに嫌そうな表情で『俺様にはそんなキラキラしい石は必要ない』と一蹴されてしまった。
『そもそもこんな石は寝床にいくらでも転がっている、今更欲しいとも思わんわ』
「え~そうなんだ、困ったなぁ」
ライムのアクセサリー選びもライムの体形のお陰で少し難航したけれど、オロチのアクセサリーはそれ以上に選ぶのが難しい。なにせ亜人の姿からドラゴンの姿に戻った時に普通のアクセサリーだと恐らく壊れてしまうと思うのだ。
首輪に関しては従魔用という事で伸縮性能の付与された物も販売されているけれど、それは絶対嫌だと彼が言うだろう事は僕だって理解している。
そう考えるとオロチが身に付けられるアクセサリーはとても限られてしまい何を選んでいいのか見当もつかない。
『ふむ、そうか、主がどうしても身に付けろというのなら仕方ない、俺様はそこの布で構わんぞ』
それは先程オロチが眺めていた風にたなびく細長い布だった。使用用途としては恐らくリボン? 色々な色の物があり、中には金糸銀糸の刺繍が施された物もあって、なかなかに煌びやかだ。
「え? いいの?」
『主が付けろと言うのならば仕方がない』
あれ? これはもしかして、オロチは最初からこのリボンが気になってた? 自分から欲しいって言うのはプライドが許さなかった的な?
確かにアクセサリーってどちらかと言えば女性の為のものだけど、この世界では男性だって魔術付与されたアクセサリーを普通に身に付けている。オロチはあまり着飾るのを好まないのか普段はシンプルな出で立ちでいるのがデフォルトで逆に言い出しづらかったのかも?
それにしてもリボンか、ワイルド系のオロチにしてはちょっと可愛いチョイスだな。
「色々種類があるけどどれがいい? この金糸の刺繍が入ったのなんかオロチの肌に似合いそう」
『あ? 俺様はキラキラしいのはいらんと言っているだろう、身に付けるならコレだ!』
そう言ってオロチが言い切って指差したのはとてもシンプルで飾り気の何もない深紅のリボンだった。しかも布自体も然程高価ではないのであろうそのリボンは巻きで無造作に置かれていて、ほとんど叩き売り状態。
「この色がいいなら他にももっといい布のもあるよ?」
『これでいい』
何故だ? どんなこだわりだ? ライムと言い、オロチと言い、安上がりが過ぎる。
ライムの王冠だって二束三文の叩き売りだったのをライムが気に入り購入したのだが(正しくは無料で貰った)魔物の価値観というのはやはり人間とは根本的に違うのかもな。
でもオロチがこれで良いというのなら、これにしようかな……
「長さ、どうしようか?」
「坊ちゃん、こっちのは安価だから計り売りはしてないよ」
店主の言葉に僕は驚く。まさかの計り売りなし! いや、でも確かに値段安いもんなぁ……巻かれたリボンに付いている値段は小銅貨5枚。何メートルあるのか分からないけど、お値打ち過ぎだ。
深紅のリボンは買うとして、僕は商品を見渡し何本かの飾りひもを手に取った。自分自身の髪も腰の辺りまで伸びてきているので実は括れる髪ひもを探していたのだ。
そろそろ邪魔な長さなので切ってもいいかなと思わなくもないのだけど『魔力は髪に宿る』などと言われてしまうと、それが迷信だとしてもなんとなく切らない方がいいのかな、と悩んでしまう自分がいる。
はっきり言って僕の魔力量は普通ではあり得ない数値を叩き出しているし、正直髪の長さに意味なんかないと分かっている。それでも何となく伸ばし続けているのは迷信の中にも一掴みの真実があるのではないかと考えてしまうからだ。
『武流、迷信にはそんなのは嘘だと思うような事がいくらもあるが、語り続けられているのにはそれ相応に理由があったりするものなんだよ。夜中に爪を切ってはいけないなんて今となってはおかしな迷信だが、電気が当たり前になかった時代には薄暗がりでは手元が狂って怪我をする事もあった、だから明るい陽のあるうちに切る事が推奨されたとそういう話だ。現代にはそぐわない、だからと言って昔の人の教えを一概に無下にしてはいけないよ』
そう言って僕を膝の中に入れ爪を切ってくれた祖父の記憶が甦る。何だかんだで僕はおじいちゃん子でそんな祖父の語りも大好きだったんだよなぁ……
意味がないと思われている迷信にももしかしたら理由がある(かもしれない)と思うと、そんな祖父の言葉を思い出して踏ん切りがつかない。少し邪魔だと思っても長くて困る事もないので、今は何となく伸ばし続けていこうと思っている。
そしてそんな風に伸ばし続けた髪が小さな髪留めひとつで纏まる訳もなく、纏める手段を探していたので渡りに船だと思い、自分用の髪ひもも購入する事に。
オロチのリボンが長いので分けて使ってお揃いでもいいけれど、僕の青味がかった髪色には赤は反対色であまり合わない気がするんだよね。
「う~ん」
何本かの髪ひも手に取って悩んでいると「買うんですか?」と、ルーファウスに手元を覗き込まれた。
「髪ひもが欲しかったんですけど僕の髪色に合う色って意外と難しいです」
限りなく黒に近い藍色というファンタジー色な僕の髪色、やはり同系色が良いのだろうか? でもせっかくの飾りひもなのであまり地味な色味もどうかと思う。藍色・空色・紫色、ブルー系の色だけでも色々あるけれど、どれもこれもしっくりこない。
「それではこんな感じで如何です?」
僕が手にして悩んでいたのはある程度強度のありそうな太さのある髪ひもだったのだが、ルーファウスが僕に提案してきたのは、この太さの紐で髪を纏められるか? と考えてしまう程に細い飾りひも。それを何本か手に取ってラフに纏めてしまえば、ある程度の太さになる。
色は銀色・藍色・淡い水色で色合わせも悪くない。
「あ、それいい」
僕はルーファウスの提案をそのままにその髪ひもの購入を決めた。オロチのリボンと僕の髪ひもを合わせても銅貨一枚にもならなくてお買い得すぎる。
「後で私に結わせてください」とルーファウスに言われて、髪ひもと一緒に髪を結って貰ったら、藍色の髪の中に所々細い銀色が入っていい感じ。お洒落っぽい! まぁ、今までお洒落と無縁で生きてきたからお洒落の何たるかは分からないけれども。
オロチは僕が買い与えた深紅のリボンを眺めて、何処に付けるのかと思っていたらくるくると角に巻いていた。あまりにも無造作に巻いているのでまるで何かの旗のようで僕は少し笑ってしまう。目印としてはかなり分かりやすいのだけどね。
リボンを巻き終わり、風にたなびかせてドヤっているオロチは本人には言えないけどとても可愛かったよ。
24
あなたにおすすめの小説
穏やかに生きたい(隠れ)夢魔の俺が、癖強イケメンたちに執着されてます。〜平穏な学園生活はどこにありますか?〜
春凪アラシ
BL
「平穏に生きたい」だけなのに、
癖強イケメンたちが俺を狙ってくるのは、なぜ!?
トラブルを避ける為、夢魔の血を隠して学園生活を送るフレン(2年)。
彼は見た目は天使、でも本人はごく平凡に過ごしたい穏健派。
なのに、登校初日から出会ったのは最凶の邪竜後輩(1年)!?
他にも幼馴染で完璧すぎる優等生騎士(3年)に、不良だけど面倒見のいい悪友ワーウルフ(同級生)まで……なぜか異種族イケメンたちが次々と接近してきて――
運命の2人を繋ぐ「刻印制度」なんて知らない!
恋愛感情もまだわからない!
それでも、騒がしい日々の中で、少しずつ何かが変わっていく。
個性バラバラな異種族イケメンたちに囲まれて、フレンの学園生活は今日も波乱の予感!?
甘くて可笑しい、そして時々執着も見え隠れする
愛され体質な主人公の青春ファンタジー学園BLラブコメディ!
月、水、金、日曜日更新予定!(番外編は更新とは別枠で不定期更新)
基本的にフレン視点、他キャラ視点の話はside〇〇って表記にしてます!
義兄の愛が重すぎて、悪役令息できないのですが…!
ずー子
BL
戦争に負けた貴族の子息であるレイナードは、人質として異国のアドラー家に送り込まれる。彼の使命は内情を探り、敗戦国として奪われたものを取り返すこと。アドラー家が更なる力を付けないように監視を託されたレイナード。まずは好かれようと努力した結果は実を結び、新しい家族から絶大な信頼を得て、特に気難しいと言われている長男ヴィルヘルムからは「右腕」と言われるように。だけど、内心罪悪感が募る日々。正直「もう楽になりたい」と思っているのに。
「安心しろ。結婚なんかしない。僕が一番大切なのはお前だよ」
なんだか義兄の様子がおかしいのですが…?
このままじゃ、スパイも悪役令息も出来そうにないよ!
ファンタジーラブコメBLです。
平日毎日更新を目標に頑張ってます。応援や感想頂けると励みになります。
※(2025/4/20)第一章終わりました。少しお休みして、プロットが出来上がりましたらまた再開しますね。お付き合い頂き、本当にありがとうございました!
えちち話(セルフ二次創作)も反応ありがとうございます。少しお休みするのもあるので、このまま読めるようにしておきますね。
※♡、ブクマ、エールありがとうございます!すごく嬉しいです!
※表紙作りました!絵は描いた。ロゴをスコシプラス様に作って頂きました。可愛すぎてにこにこです♡
【登場人物】
攻→ヴィルヘルム
完璧超人。真面目で自信家。良き跡継ぎ、良き兄、良き息子であろうとし続ける、実直な男だが、興味関心がない相手にはどこまでも無関心で辛辣。当初は異国の使者だと思っていたレイナードを警戒していたが…
受→レイナード
和平交渉の一環で異国のアドラー家に人質として出された。主人公。立ち位置をよく理解しており、計算せずとも人から好かれる。常に兄を立てて陰で支える立場にいる。課せられた使命と現状に悩みつつある上に、義兄の様子もおかしくて、いろんな意味で気苦労の絶えない。
男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人
こじらせた処女
BL
幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。
しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。
「風邪をひくことは悪いこと」
社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。
とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。
それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる