65 / 317
天駆ける1
しおりを挟む
僕が紗国に戻って2週間後……今日は毎年行われる夏のお祭り、それは始祖と言われる九尾の狐を祭るものなんだって。
僕が誘拐されちゃった時のあのお祭りは民衆主体の初夏のお祭りで、信仰の意味合いが無いわけではないけど、どちらかというと彼らの娯楽であるらしい。
だけど、今回のお祭りはご神体が置かれた城の神殿部は開かれ、その日ばかりは国民が参拝して、結婚したものや、子が生まれたものは祝福を受けるのだ。
今年は城下町の祭りが僕の誘拐事件により中止されちゃったから、後味の悪いことになってしまっていたので、この時とばかり国民は大盛り上がりの様相らしいんだ。
……そして、国民の楽しみは祭りだけではない……
その祭りの最終日には、紗国の若き王・蘭紗様と僕の結婚式が行われるのだ。
「ちょっと仙……やりすぎないで?ほんとに!」
僕の声が大きくなるのは仕方ない。
今日は遅れに遅れてしまった王族皆さまへの僕のお披露目があるので、本日の僕の衣装はやたら派手なのです!
「何をおっしゃいますか?……この程度普通でございますよ、お嫁様なんですから」
「……あのね、今回は女装じゃないんだから、その……お化粧はほんとにやめて?」
「ですけど、陛下もお喜びになられるのでは?」
「……ぅ」
僕は街祭りに繰り出す際の蘭紗様を思い出して顔を真っ赤にしてしまった。
お空を抱きかかえられて飛びながら「かわいいかわいい」と耳元でささやいてちゅっちゅされて……って、もうやめて!
「だから!……ちがうって! そういうのは2人の時とかで……」
「え……ああ、そうですよねえ、お二人のお時間の時にでございますね?……ふふ、了解いたしました、承りましょう」
「あ!……ちが!」
やってしまった。
これは絶対にやばいことを口走ったに違いない!
僕は真っ赤な顔で「ぐぬぬ」ってなったけれど、侍女達は全く話を聞いてくれない。
楽しそうに僕を着飾る……
「まあ、では……薫様はお肌がお綺麗だから、おしろいは無しで、ですが紅を少々ぐらいはお許しくださいね。髪型は真野に任せましょう」
仙がすっと横にずれると、鏡に映る自分が見えた。
僕好みだと認識された青系の着物でコーディネイトされている。
ごくごく薄い水色の無地の着物に袴は緑がかった青で、細いプリーツのスリムなシルエット、その上に白いオーガンディーのような長い紗の羽織を羽織っている、羽織を止める留め金は白金で、蘭紗様のように光り輝く細工の細かい物。
どれもよく見ると地模様が花だとわかる程度でシンプルなのに、合わせてみると高級感がすごい。
特に羽織には所々輝くように銀糸が織り込まれ、そして複雑な刺繍が裾にあった。
真野は震える手で僕の髪に油を付け、梳る。
「真野、どうしたの?」
僕は不思議に思って真野を見上げると、真野は目にいっぱいの涙を浮かべその涙を流さまいと必死に我慢していた。
「え?なんで?」
「わ、私が、お支度した際に、あのようなことに……私が調子に乗りすぎ……ただでさえ光り輝く美しい薫様を……さらに目立つようにお支度したためかも……そう思いますと……」
僕はハッとして思わず立ち上がり、真野の櫛を持つ手を握りこんだ。
「違うんだよ、真野のせいじゃないんだよ、皆がそんな風に僕に謝るんだけど、違うんだよ。誰も悪くないんだ」
「でも……」
「真野、それぐらいにしなさい」
侍女長の仙が真野をたしなめた。
その仙も悔しそうな顔で下を向いた。
「それにね、聞いてくれる?これはみんなも」
侍女達は手に持っていた色んな道具を化粧台に戻し、すっと跪いた。
「僕はね、誘拐自体はそりゃあっちゃいけないことだし、許されないことだとも思ってる。残された人が悲しみや罪悪感に苦しむ気持ちだってわかってるつもり。だけどね、今回僕は色んなことを知れたんだ。阿羅国の建国の王が僕のかつての親友だったことや、その彼がどれだけ残酷な目にあっていたかも、誘拐されなければ知り得なかった。……しかも、僕にとっては3年ぶりに、そして彼にとってはおよそ5000年ぶりに、話すことさえできたんだ」
侍女達は神妙な面持ちで静かに聞いてくれている。
真野は流れてしまった涙を手で拭っていたので、そばにあったハンカチサイズの手拭いを渡してあげた。
「その時新人くんは、「幸せになって」って言ってくれたんだ。あんな言葉をもう会えないと覚悟した友からもらったんだ、こんなうれしいことはないよ。……彼は今頃天に召されてきっと真湖紗様と穏やかに過ごしているって僕は思いたいんだ……僕の誘拐事件は、それ自体は許されないことだろうけど、なんていうか……少し感謝もしてるんだ、それぐらいもう一度新人くんに会えたこと、嬉しかった。……きっと新人君もそうだったって信じたい。だからもう、周りの人が責任を感じて苦しむ姿を見たくないんだ。ね、お願いだから泣かないで」
真野はうんうんと何度も頷いて、それから顔を上げてにっこり微笑んだ。
「はい、薫様、もう二度と、このことで泣いたりしません」
他の侍女たちも皆、頭を垂れた。
「ねえ、髪の毛……今日はどんなふうにするの?」
僕は侍女たちにせがんでみせた。
耳の横の髪の毛をすいっと持ち上げてなるべく明るく微笑んで。
侍女たちはその僕を見て、ようやくいつも通りの顔で笑えたようだった。
……どうか……皆が傷ついた心が早く癒えますように。
真野は涙を手拭いでふき取ると、ふふんと鼻息荒く、いつもより丹念に横の髪を編み込みにして後にまとめ、そこに長い鳥の尾を飾り、右肩に垂らした。
僕にはクジャクの尾のように見えたけど、その尾を持つ鳥がどんな鳥なのかはわからない。
そして最後にその結び目に幅が広めの紗のリボンも結ばれた。
鏡の中の僕は……女装ではなくて、まあ男の正装でもアリ?かなと思える出来で、満足だよ!
「ありがとう皆、では行ってくるね」
「いってらっしゃいませ」
真野が障子を開けると、蘭紗様の侍従が控えていてすぐに蘭紗様のお部屋に案内される。
支度を終えた蘭紗様はまたもや執務室で書類を読んでいた。
「蘭紗様」
「ああ、薫……」
蘭紗様は顔を上げてこっちを見て、ほうと溜息をついてこちらに歩いてきた。
「薫、今日もそなたはこんなに美しくして……他の誰にも見せたくなくなるよ」
「えええ?……もう……なんですかそれ」
2人で見つめ合って笑い合って、そして蘭紗様は僕の手に軽くキスをしてその手を自分の腕に絡めた。
腕を組むなんて!
恋人みたいじゃないですか!
っていうか、そうだった、恋人同士なんだった!!
僕が心でむふふってしていると、「何を考えてる?」と覗き込まれ思わず真っ赤になってしまったら、「君は本当に……」と言いながらなぜか廊下で抱きしめられ、キスされてしまった……
なぜ?!
「蘭紗様、皆さまお待ちでございますよ」
侍従長がコホンと咳をして伝えると、嫌そうな顔をした蘭紗様は「わかってる」といってようやく歩き出した。
「今日はお姉さまもいらっしゃるんですよね?」
「ああ、そうだ、我も月に一度しか会う機会がないが……その……聞いているだろうか?」
「ええ……目が見えないのですよね?」
「そうだ、王家には目の見えない女子が生まれやすい、そしてそれらは巫女の素質に恵まれるので、森の神殿で守られ儀式を日々行いながら暮らすのだ」
「喜紗さんからそのお話は伺ったんですが……」
「気に病むことはない、姉は魔力が強いので、物や人の持つ魔力は見えるのだ、だから普通にしてよいぞ」
「……ええ、わかりました」
腕に回した手を優しく撫でてくれて……その感触が嬉しくて、僕の顔はにやけ顔のまま……
ひ、ひきしめなくては!
僕が誘拐されちゃった時のあのお祭りは民衆主体の初夏のお祭りで、信仰の意味合いが無いわけではないけど、どちらかというと彼らの娯楽であるらしい。
だけど、今回のお祭りはご神体が置かれた城の神殿部は開かれ、その日ばかりは国民が参拝して、結婚したものや、子が生まれたものは祝福を受けるのだ。
今年は城下町の祭りが僕の誘拐事件により中止されちゃったから、後味の悪いことになってしまっていたので、この時とばかり国民は大盛り上がりの様相らしいんだ。
……そして、国民の楽しみは祭りだけではない……
その祭りの最終日には、紗国の若き王・蘭紗様と僕の結婚式が行われるのだ。
「ちょっと仙……やりすぎないで?ほんとに!」
僕の声が大きくなるのは仕方ない。
今日は遅れに遅れてしまった王族皆さまへの僕のお披露目があるので、本日の僕の衣装はやたら派手なのです!
「何をおっしゃいますか?……この程度普通でございますよ、お嫁様なんですから」
「……あのね、今回は女装じゃないんだから、その……お化粧はほんとにやめて?」
「ですけど、陛下もお喜びになられるのでは?」
「……ぅ」
僕は街祭りに繰り出す際の蘭紗様を思い出して顔を真っ赤にしてしまった。
お空を抱きかかえられて飛びながら「かわいいかわいい」と耳元でささやいてちゅっちゅされて……って、もうやめて!
「だから!……ちがうって! そういうのは2人の時とかで……」
「え……ああ、そうですよねえ、お二人のお時間の時にでございますね?……ふふ、了解いたしました、承りましょう」
「あ!……ちが!」
やってしまった。
これは絶対にやばいことを口走ったに違いない!
僕は真っ赤な顔で「ぐぬぬ」ってなったけれど、侍女達は全く話を聞いてくれない。
楽しそうに僕を着飾る……
「まあ、では……薫様はお肌がお綺麗だから、おしろいは無しで、ですが紅を少々ぐらいはお許しくださいね。髪型は真野に任せましょう」
仙がすっと横にずれると、鏡に映る自分が見えた。
僕好みだと認識された青系の着物でコーディネイトされている。
ごくごく薄い水色の無地の着物に袴は緑がかった青で、細いプリーツのスリムなシルエット、その上に白いオーガンディーのような長い紗の羽織を羽織っている、羽織を止める留め金は白金で、蘭紗様のように光り輝く細工の細かい物。
どれもよく見ると地模様が花だとわかる程度でシンプルなのに、合わせてみると高級感がすごい。
特に羽織には所々輝くように銀糸が織り込まれ、そして複雑な刺繍が裾にあった。
真野は震える手で僕の髪に油を付け、梳る。
「真野、どうしたの?」
僕は不思議に思って真野を見上げると、真野は目にいっぱいの涙を浮かべその涙を流さまいと必死に我慢していた。
「え?なんで?」
「わ、私が、お支度した際に、あのようなことに……私が調子に乗りすぎ……ただでさえ光り輝く美しい薫様を……さらに目立つようにお支度したためかも……そう思いますと……」
僕はハッとして思わず立ち上がり、真野の櫛を持つ手を握りこんだ。
「違うんだよ、真野のせいじゃないんだよ、皆がそんな風に僕に謝るんだけど、違うんだよ。誰も悪くないんだ」
「でも……」
「真野、それぐらいにしなさい」
侍女長の仙が真野をたしなめた。
その仙も悔しそうな顔で下を向いた。
「それにね、聞いてくれる?これはみんなも」
侍女達は手に持っていた色んな道具を化粧台に戻し、すっと跪いた。
「僕はね、誘拐自体はそりゃあっちゃいけないことだし、許されないことだとも思ってる。残された人が悲しみや罪悪感に苦しむ気持ちだってわかってるつもり。だけどね、今回僕は色んなことを知れたんだ。阿羅国の建国の王が僕のかつての親友だったことや、その彼がどれだけ残酷な目にあっていたかも、誘拐されなければ知り得なかった。……しかも、僕にとっては3年ぶりに、そして彼にとってはおよそ5000年ぶりに、話すことさえできたんだ」
侍女達は神妙な面持ちで静かに聞いてくれている。
真野は流れてしまった涙を手で拭っていたので、そばにあったハンカチサイズの手拭いを渡してあげた。
「その時新人くんは、「幸せになって」って言ってくれたんだ。あんな言葉をもう会えないと覚悟した友からもらったんだ、こんなうれしいことはないよ。……彼は今頃天に召されてきっと真湖紗様と穏やかに過ごしているって僕は思いたいんだ……僕の誘拐事件は、それ自体は許されないことだろうけど、なんていうか……少し感謝もしてるんだ、それぐらいもう一度新人くんに会えたこと、嬉しかった。……きっと新人君もそうだったって信じたい。だからもう、周りの人が責任を感じて苦しむ姿を見たくないんだ。ね、お願いだから泣かないで」
真野はうんうんと何度も頷いて、それから顔を上げてにっこり微笑んだ。
「はい、薫様、もう二度と、このことで泣いたりしません」
他の侍女たちも皆、頭を垂れた。
「ねえ、髪の毛……今日はどんなふうにするの?」
僕は侍女たちにせがんでみせた。
耳の横の髪の毛をすいっと持ち上げてなるべく明るく微笑んで。
侍女たちはその僕を見て、ようやくいつも通りの顔で笑えたようだった。
……どうか……皆が傷ついた心が早く癒えますように。
真野は涙を手拭いでふき取ると、ふふんと鼻息荒く、いつもより丹念に横の髪を編み込みにして後にまとめ、そこに長い鳥の尾を飾り、右肩に垂らした。
僕にはクジャクの尾のように見えたけど、その尾を持つ鳥がどんな鳥なのかはわからない。
そして最後にその結び目に幅が広めの紗のリボンも結ばれた。
鏡の中の僕は……女装ではなくて、まあ男の正装でもアリ?かなと思える出来で、満足だよ!
「ありがとう皆、では行ってくるね」
「いってらっしゃいませ」
真野が障子を開けると、蘭紗様の侍従が控えていてすぐに蘭紗様のお部屋に案内される。
支度を終えた蘭紗様はまたもや執務室で書類を読んでいた。
「蘭紗様」
「ああ、薫……」
蘭紗様は顔を上げてこっちを見て、ほうと溜息をついてこちらに歩いてきた。
「薫、今日もそなたはこんなに美しくして……他の誰にも見せたくなくなるよ」
「えええ?……もう……なんですかそれ」
2人で見つめ合って笑い合って、そして蘭紗様は僕の手に軽くキスをしてその手を自分の腕に絡めた。
腕を組むなんて!
恋人みたいじゃないですか!
っていうか、そうだった、恋人同士なんだった!!
僕が心でむふふってしていると、「何を考えてる?」と覗き込まれ思わず真っ赤になってしまったら、「君は本当に……」と言いながらなぜか廊下で抱きしめられ、キスされてしまった……
なぜ?!
「蘭紗様、皆さまお待ちでございますよ」
侍従長がコホンと咳をして伝えると、嫌そうな顔をした蘭紗様は「わかってる」といってようやく歩き出した。
「今日はお姉さまもいらっしゃるんですよね?」
「ああ、そうだ、我も月に一度しか会う機会がないが……その……聞いているだろうか?」
「ええ……目が見えないのですよね?」
「そうだ、王家には目の見えない女子が生まれやすい、そしてそれらは巫女の素質に恵まれるので、森の神殿で守られ儀式を日々行いながら暮らすのだ」
「喜紗さんからそのお話は伺ったんですが……」
「気に病むことはない、姉は魔力が強いので、物や人の持つ魔力は見えるのだ、だから普通にしてよいぞ」
「……ええ、わかりました」
腕に回した手を優しく撫でてくれて……その感触が嬉しくて、僕の顔はにやけ顔のまま……
ひ、ひきしめなくては!
15
あなたにおすすめの小説
牛獣人の僕のお乳で育った子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!!
ほじにほじほじ
BL
牛獣人のモノアの一族は代々牛乳売りの仕事を生業としてきた。
牛乳には2種類ある、家畜の牛から出る牛乳と牛獣人から出る牛乳だ。
牛獣人の女性は一定の年齢になると自らの意思てお乳を出すことが出来る。
そして、僕たち家族普段は家畜の牛の牛乳を売っているが母と姉達の牛乳は濃厚で喉越しや舌触りが良いお貴族様に高値で売っていた。
ある日僕たち一家を呼んだお貴族様のご子息様がお乳を呑まないと相談を受けたのが全ての始まりー
母や姉達の牛乳を詰めた哺乳瓶を与えてみても、母や姉達のお乳を直接与えてみても飲んでくれない赤子。
そんな時ふと赤子と目が合うと僕を見て何かを訴えてくるー
「え?僕のお乳が飲みたいの?」
「僕はまだ子供でしかも男だからでないよ。」
「え?何言ってるの姉さん達!僕のお乳に牛乳を垂らして飲ませてみろだなんて!そんなの上手くいくわけ…え、飲んでるよ?え?」
そんなこんなで、お乳を呑まない赤子が飲んだ噂は広がり他のお貴族様達にもうちの子がお乳を飲んでくれないの!と言う相談を受けて、他のほとんどの子は母や姉達のお乳で飲んでくれる子だったけど何故か数人には僕のお乳がお気に召したようでー
昔お乳をあたえた子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!!
「僕はお乳を貸しただけで牛乳は母さんと姉さん達のなのに!どうしてこうなった!?」
*
総受けで、固定カプを決めるかはまだまだ不明です。
いいね♡やお気に入り登録☆をしてくださいますと励みになります(><)
誤字脱字、言葉使いが変な所がありましたら脳内変換して頂けますと幸いです。
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
この世界は僕に甘すぎる 〜ちんまい僕(もふもふぬいぐるみ付き)が溺愛される物語〜
COCO
BL
「ミミルがいないの……?」
涙目でそうつぶやいた僕を見て、
騎士団も、魔法団も、王宮も──全員が本気を出した。
前世は政治家の家に生まれたけど、
愛されるどころか、身体目当ての大人ばかり。
最後はストーカーの担任に殺された。
でも今世では……
「ルカは、僕らの宝物だよ」
目を覚ました僕は、
最強の父と美しい母に全力で愛されていた。
全員190cm超えの“男しかいない世界”で、
小柄で可愛い僕(とウサギのぬいぐるみ)は、今日も溺愛されてます。
魔法全属性持ち? 知識チート? でも一番すごいのは──
「ルカ様、可愛すぎて息ができません……!!」
これは、世界一ちんまい天使が、世界一愛されるお話。
[BL]憧れだった初恋相手と偶然再会したら、速攻で抱かれてしまった
ざびえる
BL
エリートリーマン×平凡リーマン
モデル事務所で
メンズモデルのマネージャーをしている牧野 亮(まきの りょう) 25才
中学時代の初恋相手
高瀬 優璃 (たかせ ゆうり)が
突然現れ、再会した初日に強引に抱かれてしまう。
昔、優璃に嫌われていたとばかり思っていた亮は優璃の本当の気持ちに気付いていき…
夏にピッタリな青春ラブストーリー💕
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
助けたドS皇子がヤンデレになって俺を追いかけてきます!
夜刀神さつき
BL
医者である内藤 賢吾は、過労死した。しかし、死んだことに気がつかないまま異世界転生する。転生先で、急性虫垂炎のセドリック皇子を見つけた彼は、手術をしたくてたまらなくなる。「彼を解剖させてください」と告げ、周囲をドン引きさせる。その後、賢吾はセドリックを手術して助ける。命を助けられたセドリックは、賢吾に惹かれていく。賢吾は、セドリックの告白を断るが、セドリックは、諦めの悪いヤンデレ腹黒男だった。セドリックは、賢吾に助ける代わりに何でも言うことを聞くという約束をする。しかし、賢吾は約束を破り逃げ出し……。ほとんどコメディです。 ヤンデレ腹黒ドS皇子×頭のおかしい主人公
あなたの隣で初めての恋を知る
彩矢
BL
5歳のときバス事故で両親を失った四季。足に大怪我を負い車椅子での生活を余儀なくされる。しらさぎが丘養護施設で育ち、高校卒業後、施設を出て一人暮らしをはじめる。
その日暮らしの苦しい生活でも決して明るさを失わない四季。
そんなある日、突然の雷雨に身の危険を感じ、雨宿りするためにあるマンションの駐車場に避難する四季。そこで、運命の出会いをすることに。
一回りも年上の彼に一目惚れされ溺愛される四季。
初めての恋に戸惑いつつも四季は、やがて彼を愛するようになる。
表紙絵は絵師のkaworineさんに描いていただきました。
希少なΩだと隠して生きてきた薬師は、視察に来た冷徹なα騎士団長に一瞬で見抜かれ「お前は俺の番だ」と帝都に連れ去られてしまう
水凪しおん
BL
「君は、今日から俺のものだ」
辺境の村で薬師として静かに暮らす青年カイリ。彼には誰にも言えない秘密があった。それは希少なΩ(オメガ)でありながら、その性を偽りβ(ベータ)として生きていること。
ある日、村を訪れたのは『帝国の氷盾』と畏れられる冷徹な騎士団総長、リアム。彼は最上級のα(アルファ)であり、カイリが必死に隠してきたΩの資質をいとも簡単に見抜いてしまう。
「お前のその特異な力を、帝国のために使え」
強引に帝都へ連れ去られ、リアムの屋敷で“偽りの主従関係”を結ぶことになったカイリ。冷たい命令とは裏腹に、リアムが時折見せる不器用な優しさと孤独を秘めた瞳に、カイリの心は次第に揺らいでいく。
しかし、カイリの持つ特別なフェロモンは帝国の覇権を揺るがす甘美な毒。やがて二人は、宮廷を渦巻く巨大な陰謀に巻き込まれていく――。
運命の番(つがい)に抗う不遇のΩと、愛を知らない最強α騎士。
偽りの関係から始まる、甘く切ない身分差ファンタジー・ラブ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる