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再会~敵か味方か~
彼女の真意
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昔のことを思い出していると、エリカの笑顔が飛び込んできた。
幼い頃の純粋で、楽しげだった笑顔はそこにはない。
あるのは俺と同じ、恨みや憎しみの感情だ。
「あの後、影をなくした私を見て両親は狼狽え、そして見放した。エリスは死んだの」
皮肉な話だ。
俺はエリスを助けようとして、その後の人生を奪ってしまったわけか。
「気にしないで。別にカケルを恨んではないない。恨むべきは、助けてくれたアンタを前に逃げ出した私自身なんだから。私はわたしを許さない。そしてカケルをこんな目に合わせた償いをする」
「償い?」
「そう、私の手でアンタを殺す。ねえ、教えてよカケル。どうやったら死ぬの?」
ウキウキとしながら、好きな食べ物を聞くようなノリで聞かれた。
狂っている。俺もだが、こいつも大概だ。
「さあな。俺も知りたいぐらいだ」
「いけずぅ」
ほっぺたを膨らませて、「ぶう」とか言っている。
咲もよくこの顔をするが、流行っているのか?
「そういうのはもっと可愛い女の子が言うから効果があるんだ」
「あら、私は可愛くない?」
きょとんとした顔を浮かべると、じっと考え込む。その表情は、教室にいる時そのまんまだ。
世間的には可愛いんだろう。そのくらいのことは俺にも分かる。
けれど俺はエリカの本性を知ってしまっている。どうしても、色眼鏡による下降補正は消えないのだ。
「性格をまともにしてから帰ってこい」
「それをカケルが言っちゃう?」
ちっ、めんどくせえ…。
意地悪く言われても言い返せない。
「ふふふ、カケルとの再会も出来たことだし…私の気持ち、聞いてくれない?」
「告白かなにかか?それならもっとロマンチックなシチュエーションを用意してくれよ」
「夕日が差し込む保健室で女の子と二人っきり。最高のシチュエーションじゃない?」
くすくすと笑うエリカは、一見すると普通の女の子だ。
体の前で手を組み、頬を赤く染め、目をうるませ、まっすぐに見つめてくる。
俺が言ったからそうしているのか?
これはまるで、告白シーンじゃないか。
「頑張ってカケルを殺すから。覚えておいて」
熱烈な告白だった。
国民的アイドルもびっくりで、涙を流すぐらいのな。
「私に影はない。カケルは私の存在に気がつくことは出来ないの。夜道にはご用心…ってねっ」
頭に手を当ててポーズを取ると、「てへっ」っと舌を出してくる。
こいつ…煽っているのか?
「もし俺が、影を返すと言ったらどうするんだ?」
「そんなことが出来るの?」
「無理だな。どれがどいつのものなのかわからないし。特にエリカのなんて最初の最初だ。俺と深く結びついているだろうな」
「深く結びつくだなんて、そんな…恥ずかしい…」
今度は体をうねうねさせだした。
めんどくせえ…どこまでが本気か分からない分、余計にタチが悪い。
赤かった二つの目も、今は右だけ青い。
何か意味があるのか?
「そういえばその目はどうしたんだ。昔は一色だっただろ」
「へーそれは覚えているんだ。私の力は後天的なもの。魔術を得る過程で変化したのよ」
エリカはそう言うと、青い右目に触れた。
魔術師には2種類ある。
生まれながらにして力を使える者と努力して力を得る者だ。
割合は圧倒的に前者が多い。成長していく過程で力も成長し、自然と使えるようになっていくのだ。
だがエリカは後者ー後天的なものと言った。過度の恐怖や憎しみから、急に魔術を使えるようになるのだ。
俺の影もこっちだ。
「それじゃあ私はこれで。明日からもよろしくね、カケル」
「待て。最後に一つ聞かせてくれ」
「もー結構暴露したと思うんだけどなー、流石にちょっと恥ずかしいよ…告白までしちゃったし…」
「キャー」とか言って、また体をモジモジさせ出した。
何をしたいんだよまったく…。
「エリカ、お前は俺の敵か?」
「違うよ。少なくとも今は。私はカケルを解放するためにここに来た。闇ギルドのことだってばらしたりはしないし、情報が必要ならば教えてあげる。手土産はさっきあげたでしょ?エンジェルセンス。カケル、知りたそうだったよね」
咲にやけに食いついたのはそのせいか。
「必要なら犬にでもなんでもなってあげる。ああでも、最後は殺すけどね。魔術師として活動できないように」
「それはまた、とんだ狂犬だな」
「噛まれないように優しくしてね…ご主人さま」
エリカは扉の前まで走っていくと、ポニーテールを揺らし、昔のように振り返った。
「私のこ・く・は・くは本気だからね!じゃあねっ!」
やけに告白の部分を強調させながら、走り去っていった。
なんだよ一体…って、うそ、だろ…。
エリカに注意を向けすぎて、警戒を怠っていた。
保健室の前に2つ、影がある。
もしかして話を聞かれたか!?
慌てて廊下に飛び出すと、知った顔があった。
徹矢と渉だ。気まずそうな顔をしながらも、徹矢は手を上げた。
「よう、カケル」
「気になって来てみたんだが…その、まさかあんな現場に居合わせるとは…」
いつからいた。
まさか全部聞いていたのか?
いや、それならば真崎が何か言ったはずだ。
それにエリカも、バラすつもりはないと言っていた。
落ち着け。落ち着いて情報を探るんだ。
「非常に聞きにくいんだが…」
「隠される方が気になるだろ」
「それもそうか…そうだよな。えっと、その…カケルは早乙女さんと付き合っているのか?」
「は?」
俺が付き合っている?
エリカと?
どうしたらそんなことに…。
「昨日の実技の時も仲良さそうにしてたしさ、お互い名前で呼び合っているし、そうなのかなーって…」
「告白とも言っていたしな…」
なるほど…エリカはこいつらに気が付いてあんな演技をしたのか。
「昔からの知り合いってだけだ。気になるなら紹介するぞ」
「そ、そうか…違うのか…って、紹介とかいいからっ!?」
ツンツン頭の奇抜な見た目に反して、心は純粋らしい。
今度本気で紹介してやろうか。
真崎は廊下に出てくると、俺達に笑いかける。
「黒沢、女の子とイチャイチャするのはいいけど、今度から保健室はやめてくれよ。他の生徒も来るんだから」
「だから違うって…徹矢、渉、とっとと帰るぞ」
面倒な教師から逃げるように立ち去る図。
これなら自然だ。
流石だな、真崎。
幼い頃の純粋で、楽しげだった笑顔はそこにはない。
あるのは俺と同じ、恨みや憎しみの感情だ。
「あの後、影をなくした私を見て両親は狼狽え、そして見放した。エリスは死んだの」
皮肉な話だ。
俺はエリスを助けようとして、その後の人生を奪ってしまったわけか。
「気にしないで。別にカケルを恨んではないない。恨むべきは、助けてくれたアンタを前に逃げ出した私自身なんだから。私はわたしを許さない。そしてカケルをこんな目に合わせた償いをする」
「償い?」
「そう、私の手でアンタを殺す。ねえ、教えてよカケル。どうやったら死ぬの?」
ウキウキとしながら、好きな食べ物を聞くようなノリで聞かれた。
狂っている。俺もだが、こいつも大概だ。
「さあな。俺も知りたいぐらいだ」
「いけずぅ」
ほっぺたを膨らませて、「ぶう」とか言っている。
咲もよくこの顔をするが、流行っているのか?
「そういうのはもっと可愛い女の子が言うから効果があるんだ」
「あら、私は可愛くない?」
きょとんとした顔を浮かべると、じっと考え込む。その表情は、教室にいる時そのまんまだ。
世間的には可愛いんだろう。そのくらいのことは俺にも分かる。
けれど俺はエリカの本性を知ってしまっている。どうしても、色眼鏡による下降補正は消えないのだ。
「性格をまともにしてから帰ってこい」
「それをカケルが言っちゃう?」
ちっ、めんどくせえ…。
意地悪く言われても言い返せない。
「ふふふ、カケルとの再会も出来たことだし…私の気持ち、聞いてくれない?」
「告白かなにかか?それならもっとロマンチックなシチュエーションを用意してくれよ」
「夕日が差し込む保健室で女の子と二人っきり。最高のシチュエーションじゃない?」
くすくすと笑うエリカは、一見すると普通の女の子だ。
体の前で手を組み、頬を赤く染め、目をうるませ、まっすぐに見つめてくる。
俺が言ったからそうしているのか?
これはまるで、告白シーンじゃないか。
「頑張ってカケルを殺すから。覚えておいて」
熱烈な告白だった。
国民的アイドルもびっくりで、涙を流すぐらいのな。
「私に影はない。カケルは私の存在に気がつくことは出来ないの。夜道にはご用心…ってねっ」
頭に手を当ててポーズを取ると、「てへっ」っと舌を出してくる。
こいつ…煽っているのか?
「もし俺が、影を返すと言ったらどうするんだ?」
「そんなことが出来るの?」
「無理だな。どれがどいつのものなのかわからないし。特にエリカのなんて最初の最初だ。俺と深く結びついているだろうな」
「深く結びつくだなんて、そんな…恥ずかしい…」
今度は体をうねうねさせだした。
めんどくせえ…どこまでが本気か分からない分、余計にタチが悪い。
赤かった二つの目も、今は右だけ青い。
何か意味があるのか?
「そういえばその目はどうしたんだ。昔は一色だっただろ」
「へーそれは覚えているんだ。私の力は後天的なもの。魔術を得る過程で変化したのよ」
エリカはそう言うと、青い右目に触れた。
魔術師には2種類ある。
生まれながらにして力を使える者と努力して力を得る者だ。
割合は圧倒的に前者が多い。成長していく過程で力も成長し、自然と使えるようになっていくのだ。
だがエリカは後者ー後天的なものと言った。過度の恐怖や憎しみから、急に魔術を使えるようになるのだ。
俺の影もこっちだ。
「それじゃあ私はこれで。明日からもよろしくね、カケル」
「待て。最後に一つ聞かせてくれ」
「もー結構暴露したと思うんだけどなー、流石にちょっと恥ずかしいよ…告白までしちゃったし…」
「キャー」とか言って、また体をモジモジさせ出した。
何をしたいんだよまったく…。
「エリカ、お前は俺の敵か?」
「違うよ。少なくとも今は。私はカケルを解放するためにここに来た。闇ギルドのことだってばらしたりはしないし、情報が必要ならば教えてあげる。手土産はさっきあげたでしょ?エンジェルセンス。カケル、知りたそうだったよね」
咲にやけに食いついたのはそのせいか。
「必要なら犬にでもなんでもなってあげる。ああでも、最後は殺すけどね。魔術師として活動できないように」
「それはまた、とんだ狂犬だな」
「噛まれないように優しくしてね…ご主人さま」
エリカは扉の前まで走っていくと、ポニーテールを揺らし、昔のように振り返った。
「私のこ・く・は・くは本気だからね!じゃあねっ!」
やけに告白の部分を強調させながら、走り去っていった。
なんだよ一体…って、うそ、だろ…。
エリカに注意を向けすぎて、警戒を怠っていた。
保健室の前に2つ、影がある。
もしかして話を聞かれたか!?
慌てて廊下に飛び出すと、知った顔があった。
徹矢と渉だ。気まずそうな顔をしながらも、徹矢は手を上げた。
「よう、カケル」
「気になって来てみたんだが…その、まさかあんな現場に居合わせるとは…」
いつからいた。
まさか全部聞いていたのか?
いや、それならば真崎が何か言ったはずだ。
それにエリカも、バラすつもりはないと言っていた。
落ち着け。落ち着いて情報を探るんだ。
「非常に聞きにくいんだが…」
「隠される方が気になるだろ」
「それもそうか…そうだよな。えっと、その…カケルは早乙女さんと付き合っているのか?」
「は?」
俺が付き合っている?
エリカと?
どうしたらそんなことに…。
「昨日の実技の時も仲良さそうにしてたしさ、お互い名前で呼び合っているし、そうなのかなーって…」
「告白とも言っていたしな…」
なるほど…エリカはこいつらに気が付いてあんな演技をしたのか。
「昔からの知り合いってだけだ。気になるなら紹介するぞ」
「そ、そうか…違うのか…って、紹介とかいいからっ!?」
ツンツン頭の奇抜な見た目に反して、心は純粋らしい。
今度本気で紹介してやろうか。
真崎は廊下に出てくると、俺達に笑いかける。
「黒沢、女の子とイチャイチャするのはいいけど、今度から保健室はやめてくれよ。他の生徒も来るんだから」
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