19 / 52
第2章~ヴァルキリーを連れ出せ~
レッドラグーンもいよいよ危機に気がついたようです
しおりを挟む
ユミネのクエスト、庭園の移動については攻略の活路を見出せなかった。
ここは一度直接会って話をする必要があるだろう。
生憎の曇り空の下を、翼をはためかせて駆けていく。第6支社の庭園は目前だ。ほっとして速度を緩めたその瞬間、俺は取り囲まれた。
空を駆ける5頭の天馬。クランレッドラグーンの誇る騎空隊だ。
「どうして第6支社がここにいる」
って、聞くまでもなかったか。俺を止めに来たに決まっている。インベントリがなくなるのは困るのだろう。
庭園の周りには他にも5人ほどの天馬が飛んでいて、地上には火の魔術師部隊が待機している。
「そこまで本気ってわけでもなさそうか」
見知った顔は一人もいない。リーダー格は別のところにいるようだ。
うーん…インベントリは重要ではない?ってそうか、どのヴァルキリーにどんな加護があるのか知らないのか。
火や風魔法だったら見た目にもわかりやすいが、ユミネは補助魔法の加護と特性がインベントリだ。見た目にはどんな力があるのかわかりにくい。
それじゃあありがたく、ユミネを連れて帰りますか。
一気に下に降下すると、待ち受けていた天馬の間を通り抜ける。慌てて追いかけてきているが、勝負にならない。
「撃ち落とせ!ファイアボール!!」
飛んでくる火の弾も大したことがない。避ける必要すら感じなかったが、一応旋回して避けておくと、そのまま庭園に降り立った。
「ようユミネ、久しぶり」
「ふむ、来たのか」
俺の迎撃部隊も、庭園の中までは入ってきていなかった。今日もユミネは足を組み、優雅に紅茶を飲んでいる。
「外が騒がしいようだが」
「ヴァルキリー様がいなくなると困るようだぞ」
「そんなことか。それで、戻ってきたと言うことは僕のクエストは攻略できそうなのかい?」
「それが、全くのお手上げだ。まずは移動先のスペースの確保をしようと思ったんだが見つからず。あったとしても移動方法すらわからん。ラガナにはノーって言われちまったしな」
両手を上げておどけて見せると、ユミネはカップを置いて目を伏せた。
「俺は本気だぞ?てことで攻略のヒントを教えてくれ」
「はなから冗談だ」
「あ、やっぱりか」
俺の勘は当たっていた。それならもっと早く気づけよ!ってのは、なしだぞ?
「だったら一緒に来てくれるか」
「そうだね、まあいいよ。どのみちここからは離れることになりそうだからね」
複数の足音が近づいて来て、俺たちは取り囲まれた。
「君たち、ヴァルキリーの領域には立ち入るなと教わらなかったかい?」
「我々は貴方様を守るためにここに来ました。ご無礼を許し下さい」
「守る?僕を?それは誰からだい?」
ユミネは眉をひそめると、ゆっくりと立ち上がった。彼女の周囲に新緑のような鮮やかな色の魔力が取り巻いていることを、俺以外は気が付いていない。
言葉こそ穏やかだったが、ユミネは怒っている。
「ですからヴァルキリー様を、その男から…」
「それこそ彼に対して無礼だと思わないかい。すぐに謝り給え」
静かな言葉にも、分かりやすいぐらいに怒りがこもった。いくら鈍感でも、さすがに気が付いたようだ。
俺たちの包囲網は少し広くなった。
「僕は見ての通りとても機嫌が悪い。今すぐに君たちを地の底に落としてしまいたいぐらいさ。だから選択肢をあげよう。今すぐここから立ち去るか、必死に逃げまどうか。どちらがいい」
「我々は貴方様を守りに来ました。引くわけにはいきません」
ヴァルキリーの守護がかれらに与えられたクエストだとすれば、個人の判断で撤退することは出来ない。クエストの失敗は、クランの除名に直結するからだ。
そこまでしてレッドラグーンに居座る理由は、もうすぐ無くなるんだけどな。ならば命を大切にすべきだ。俺としては逃げるのがおすすめだ。
「そうだ、ひとつ良いことを思いついたよ」
ユミネは白い歯を見せるとにやっと笑った。どう見ても悪い顔だ。
「君たちに試練を与えよう。成功すれば加護が得られる。ああ、安心して、失敗しても加護をあげるから。その場合は呪いと呼ばれるものになるがね」
とても分かりやすい説明に、騎空隊も火の魔術師部隊も、みるみるうちに青ざめていき、顔を見合わせて他人の様子を探る。
だがここには、統率力のある者はいない。慌てるだけで、誰も動こうとはしない。
「それでは試練を始める」
庭園全体に光が満ち、足元には巨大な魔法陣が展開される。
「試練の達成条件はヤマトから僕を奪うこと」
「俺もやるのかよ!?」
「敗北条件は…面倒だから制限時間10分で」
「今面倒とか言ったよな!?」
クスクスと、ユミネは不敵に笑うだけだ。
「それではカウントスタート」
俺の言葉は無視して、試練は強制的に開始された。
「さて君はどうやって僕を守ってくれるのかな?」
完全にゲーム感覚だ。俺はともかく、試験を強いられた連中にとっては死活問題だ。
呪いの内容は分からないが、下手すれば冒険者生命が断たれることだってあり得る。
「う、うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
誰かが叫んだのきっかけに、天馬が追いかけてくる。俺はとっさにユミネの脇から腕を通すと、後ろから抱きつくような格好で庭園の中を飛ぶ。
「もう少し女の子と扱いしてくれないだろうか」
「そんなこと言ってる場合かよ!?」
おかげで意識しちまったじゃねえか。脇から差し込んだ腕にわずかに当たる、控えめだけど柔らかいものと、落ちないようにお腹に回した手に触れる細いくびれの感触に。どれだけ同性の友人みたいと思っていても、どっからどう見ても可愛い乙女だ。
「悪くない反応だね」
「お前なあ…とと」
急に出てきた天馬に道を塞がれ、一気に曲がった。すると、追いかけてきていた天馬は曲がり切れず、道を塞いだ奴らにそのまま突っ込んだ。
クランの加護ではこんなものか。
まずは騎空隊脱落だ。
前を向くと、今度は魔術師部隊が待ち受けていた。
「ファイアボール!!」
嘘だろ!?こんな植物だらけのところでそんなもん使ったら燃えちまうぞ!
「アクアシールド!!」
魔法を避けながら、軌道上にあった植物の前に水の盾を作り出す。読み通りに火魔法は水に飲まれ、蒸発した。
「まだだ。ファイアボー…うおっ!?」
魔法の使おうとして、腕が燃え出した。ユミネがなにかした…わけではなさそうだ。ユミネも驚いている。
「アクアフォール」
頭の上から滝を降らし、体ごと水びだしにしてやる。間に合った。見たことろ大きな外傷はなさそうだ。
「何してんだ!!」
「わ、分からない。勝手に魔法が暴れだして…」
「何を言って…って、前らもかよ!?」
他の魔術師の腕も同時に燃え出した。どうなってんだ?
考えるのは後にして、俺はひたすらに水魔法を使い続けた。
それから10分。俺は試練に勝利(?)した。
「ユミネ。さっきのは魔法の暴走だよな?」
「そうだね。火ということは、グリムゲルデの身に何かあったのかもしれないね」
「うげ、まじか」
本当だったら最悪だ。グリムゲルデのアンナは感情によって魔力が高まる。特に怒り状態になると、暴れだして手が付けられない。
「直行していいか」
「僕は構わないよ」
ユミネをを抱えたまま、第3支社へと向かうのだった。
ここは一度直接会って話をする必要があるだろう。
生憎の曇り空の下を、翼をはためかせて駆けていく。第6支社の庭園は目前だ。ほっとして速度を緩めたその瞬間、俺は取り囲まれた。
空を駆ける5頭の天馬。クランレッドラグーンの誇る騎空隊だ。
「どうして第6支社がここにいる」
って、聞くまでもなかったか。俺を止めに来たに決まっている。インベントリがなくなるのは困るのだろう。
庭園の周りには他にも5人ほどの天馬が飛んでいて、地上には火の魔術師部隊が待機している。
「そこまで本気ってわけでもなさそうか」
見知った顔は一人もいない。リーダー格は別のところにいるようだ。
うーん…インベントリは重要ではない?ってそうか、どのヴァルキリーにどんな加護があるのか知らないのか。
火や風魔法だったら見た目にもわかりやすいが、ユミネは補助魔法の加護と特性がインベントリだ。見た目にはどんな力があるのかわかりにくい。
それじゃあありがたく、ユミネを連れて帰りますか。
一気に下に降下すると、待ち受けていた天馬の間を通り抜ける。慌てて追いかけてきているが、勝負にならない。
「撃ち落とせ!ファイアボール!!」
飛んでくる火の弾も大したことがない。避ける必要すら感じなかったが、一応旋回して避けておくと、そのまま庭園に降り立った。
「ようユミネ、久しぶり」
「ふむ、来たのか」
俺の迎撃部隊も、庭園の中までは入ってきていなかった。今日もユミネは足を組み、優雅に紅茶を飲んでいる。
「外が騒がしいようだが」
「ヴァルキリー様がいなくなると困るようだぞ」
「そんなことか。それで、戻ってきたと言うことは僕のクエストは攻略できそうなのかい?」
「それが、全くのお手上げだ。まずは移動先のスペースの確保をしようと思ったんだが見つからず。あったとしても移動方法すらわからん。ラガナにはノーって言われちまったしな」
両手を上げておどけて見せると、ユミネはカップを置いて目を伏せた。
「俺は本気だぞ?てことで攻略のヒントを教えてくれ」
「はなから冗談だ」
「あ、やっぱりか」
俺の勘は当たっていた。それならもっと早く気づけよ!ってのは、なしだぞ?
「だったら一緒に来てくれるか」
「そうだね、まあいいよ。どのみちここからは離れることになりそうだからね」
複数の足音が近づいて来て、俺たちは取り囲まれた。
「君たち、ヴァルキリーの領域には立ち入るなと教わらなかったかい?」
「我々は貴方様を守るためにここに来ました。ご無礼を許し下さい」
「守る?僕を?それは誰からだい?」
ユミネは眉をひそめると、ゆっくりと立ち上がった。彼女の周囲に新緑のような鮮やかな色の魔力が取り巻いていることを、俺以外は気が付いていない。
言葉こそ穏やかだったが、ユミネは怒っている。
「ですからヴァルキリー様を、その男から…」
「それこそ彼に対して無礼だと思わないかい。すぐに謝り給え」
静かな言葉にも、分かりやすいぐらいに怒りがこもった。いくら鈍感でも、さすがに気が付いたようだ。
俺たちの包囲網は少し広くなった。
「僕は見ての通りとても機嫌が悪い。今すぐに君たちを地の底に落としてしまいたいぐらいさ。だから選択肢をあげよう。今すぐここから立ち去るか、必死に逃げまどうか。どちらがいい」
「我々は貴方様を守りに来ました。引くわけにはいきません」
ヴァルキリーの守護がかれらに与えられたクエストだとすれば、個人の判断で撤退することは出来ない。クエストの失敗は、クランの除名に直結するからだ。
そこまでしてレッドラグーンに居座る理由は、もうすぐ無くなるんだけどな。ならば命を大切にすべきだ。俺としては逃げるのがおすすめだ。
「そうだ、ひとつ良いことを思いついたよ」
ユミネは白い歯を見せるとにやっと笑った。どう見ても悪い顔だ。
「君たちに試練を与えよう。成功すれば加護が得られる。ああ、安心して、失敗しても加護をあげるから。その場合は呪いと呼ばれるものになるがね」
とても分かりやすい説明に、騎空隊も火の魔術師部隊も、みるみるうちに青ざめていき、顔を見合わせて他人の様子を探る。
だがここには、統率力のある者はいない。慌てるだけで、誰も動こうとはしない。
「それでは試練を始める」
庭園全体に光が満ち、足元には巨大な魔法陣が展開される。
「試練の達成条件はヤマトから僕を奪うこと」
「俺もやるのかよ!?」
「敗北条件は…面倒だから制限時間10分で」
「今面倒とか言ったよな!?」
クスクスと、ユミネは不敵に笑うだけだ。
「それではカウントスタート」
俺の言葉は無視して、試練は強制的に開始された。
「さて君はどうやって僕を守ってくれるのかな?」
完全にゲーム感覚だ。俺はともかく、試験を強いられた連中にとっては死活問題だ。
呪いの内容は分からないが、下手すれば冒険者生命が断たれることだってあり得る。
「う、うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
誰かが叫んだのきっかけに、天馬が追いかけてくる。俺はとっさにユミネの脇から腕を通すと、後ろから抱きつくような格好で庭園の中を飛ぶ。
「もう少し女の子と扱いしてくれないだろうか」
「そんなこと言ってる場合かよ!?」
おかげで意識しちまったじゃねえか。脇から差し込んだ腕にわずかに当たる、控えめだけど柔らかいものと、落ちないようにお腹に回した手に触れる細いくびれの感触に。どれだけ同性の友人みたいと思っていても、どっからどう見ても可愛い乙女だ。
「悪くない反応だね」
「お前なあ…とと」
急に出てきた天馬に道を塞がれ、一気に曲がった。すると、追いかけてきていた天馬は曲がり切れず、道を塞いだ奴らにそのまま突っ込んだ。
クランの加護ではこんなものか。
まずは騎空隊脱落だ。
前を向くと、今度は魔術師部隊が待ち受けていた。
「ファイアボール!!」
嘘だろ!?こんな植物だらけのところでそんなもん使ったら燃えちまうぞ!
「アクアシールド!!」
魔法を避けながら、軌道上にあった植物の前に水の盾を作り出す。読み通りに火魔法は水に飲まれ、蒸発した。
「まだだ。ファイアボー…うおっ!?」
魔法の使おうとして、腕が燃え出した。ユミネがなにかした…わけではなさそうだ。ユミネも驚いている。
「アクアフォール」
頭の上から滝を降らし、体ごと水びだしにしてやる。間に合った。見たことろ大きな外傷はなさそうだ。
「何してんだ!!」
「わ、分からない。勝手に魔法が暴れだして…」
「何を言って…って、前らもかよ!?」
他の魔術師の腕も同時に燃え出した。どうなってんだ?
考えるのは後にして、俺はひたすらに水魔法を使い続けた。
それから10分。俺は試練に勝利(?)した。
「ユミネ。さっきのは魔法の暴走だよな?」
「そうだね。火ということは、グリムゲルデの身に何かあったのかもしれないね」
「うげ、まじか」
本当だったら最悪だ。グリムゲルデのアンナは感情によって魔力が高まる。特に怒り状態になると、暴れだして手が付けられない。
「直行していいか」
「僕は構わないよ」
ユミネをを抱えたまま、第3支社へと向かうのだった。
2
あなたにおすすめの小説
(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います
しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。
復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜
サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」
孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。
淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。
だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。
1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。
スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。
それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。
それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。
増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。
一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。
冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。
これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。
【完結】帝国から追放された最強のチーム、リミッター外して無双する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
スペイゴール大陸最強の帝国、ユハ帝国。
帝国に仕え、最強の戦力を誇っていたチーム、『デイブレイク』は、突然議会から追放を言い渡される。
しかし帝国は気づいていなかった。彼らの力が帝国を拡大し、恐るべき戦力を誇示していたことに。
自由になった『デイブレイク』のメンバー、エルフのクリス、バランス型のアキラ、強大な魔力を宿すジャック、杖さばきの達人ランラン、絶世の美女シエナは、今まで抑えていた実力を完全開放し、ゼロからユハ帝国を超える国を建国していく。
※この世界では、杖と魔法を使って戦闘を行います。しかし、あの稲妻型の傷を持つメガネの少年のように戦うわけではありません。どうやって戦うのかは、本文を読んでのお楽しみです。杖で戦う戦士のことを、本文では杖士(ブレイカー)と描写しています。
※舞台の雰囲気は中世ヨーロッパ〜近世ヨーロッパに近いです。
〜『デイブレイク』のメンバー紹介〜
・クリス(男・エルフ・570歳)
チームのリーダー。もともとはエルフの貴族の家系だったため、上品で高潔。白く透明感のある肌に、整った顔立ちである。エルフ特有のとがった耳も特徴的。メンバーからも信頼されているが……
・アキラ(男・人間・29歳)
杖術、身体能力、頭脳、魔力など、あらゆる面のバランスが取れたチームの主力。独特なユーモアのセンスがあり、ムードメーカーでもある。唯一の弱点が……
・ジャック(男・人間・34歳)
怪物級の魔力を持つ杖士。その魔力が強大すぎるがゆえに、普段はその魔力を抑え込んでいるため、感情をあまり出さない。チームで唯一の黒人で、ドレッドヘアが特徴的。戦闘で右腕を失って以来義手を装着しているが……
・ランラン(女・人間・25歳)
優れた杖の腕前を持ち、チームを支える杖士。陽気でチャレンジャーな一面もあり、可愛さも武器である。性格の共通点から、アキラと親しく、親友である。しかし実は……
・シエナ(女・人間・28歳)
絶世の美女。とはいっても杖士としての実力も高く、アキラと同じくバランス型である。誰もが羨む美貌をもっているが、本人はあまり自信がないらしく、相手の反応を確認しながら静かに話す。あるメンバーのことが……
防御力ゼロと追放された盾使い、実は受けたダメージを100倍で反射する最強スキルを持ってました
黒崎隼人
ファンタジー
どんな攻撃も防げない【盾使い】のアッシュは、仲間から「歩く的」と罵られ、理不尽の限りを尽くされてパーティーを追放される。長年想いを寄せた少女にも裏切られ、全てを失った彼が死の淵で目覚めたのは、受けたダメージを百倍にして反射する攻防一体の最強スキルだった!
これは、無能と蔑まれた心優しき盾使いが、真の力に目覚め、最高の仲間と出会い、自分を虐げた者たちに鮮やかな鉄槌を下す、痛快な成り上がり英雄譚! 「もうお前たちの壁にはならない」――絶望の底から這い上がった男の、爽快な逆転劇が今、始まる。
【収納∞】スキルがゴミだと追放された俺、実は次元収納に加えて“経験値貯蓄”も可能でした~追放先で出会ったもふもふスライムと伝説の竜を育成〜
あーる
ファンタジー
「役立たずの荷物持ちはもういらない」
貢献してきた勇者パーティーから、スキル【収納∞】を「大した量も入らないゴミスキル」だと誤解されたまま追放されたレント。
しかし、彼のスキルは文字通り『無限』の容量を持つ次元収納に加え、得た経験値を貯蓄し、仲間へ『分配』できる超チート能力だった!
失意の中、追放先の森で出会ったのは、もふもふで可愛いスライムの「プル」と、古代の祭壇で孵化した伝説の竜の幼体「リンド」。レントは隠していたスキルを解放し、唯一無二の仲間たちを最強へと育成することを決意する!
辺境の村を拠点に、薬草採取から魔物討伐まで、スキルを駆使して依頼をこなし、着実に経験値と信頼を稼いでいくレントたち。プルは多彩なスキルを覚え、リンドは驚異的な速度で成長を遂げる。
これは、ゴミスキルだと蔑まれた少年が、最強の仲間たちと共にどん底から成り上がり、やがて自分を捨てたパーティーや国に「もう遅い」と告げることになる、追放から始まる育成&ざまぁファンタジー!
追放された無能鑑定士、実は世界最強の万物解析スキル持ち。パーティーと国が泣きついてももう遅い。辺境で美少女とスローライフ(?)を送る
夏見ナイ
ファンタジー
貴族の三男に転生したカイトは、【鑑定】スキルしか持てず家からも勇者パーティーからも無能扱いされ、ついには追放されてしまう。全てを失い辺境に流れ着いた彼だが、そこで自身のスキルが万物の情報を読み解く最強スキル【万物解析】だと覚醒する! 隠された才能を見抜いて助けた美少女エルフや獣人と共に、カイトは辺境の村を豊かにし、古代遺跡の謎を解き明かし、強力な魔物を従え、着実に力をつけていく。一方、カイトを切り捨てた元パーティーと王国は凋落の一途を辿り、彼の築いた豊かさに気づくが……もう遅い! 不遇から成り上がる、痛快な逆転劇と辺境スローライフ(?)が今、始まる!
パーティーの役立たずとして追放された魔力タンク、世界でただ一人の自動人形『ドール』使いになる
日之影ソラ
ファンタジー
「ラスト、今日でお前はクビだ」
冒険者パーティで魔力タンク兼雑用係をしていたラストは、ある日突然リーダーから追放を宣告されてしまった。追放の理由は戦闘で役に立たないから。戦闘中に『コネクト』スキルで仲間と繋がり、仲間たちに自信の魔力を分け与えていたのだが……。それしかやっていないことを責められ、戦える人間のほうがマシだと仲間たちから言い放たれてしまう。
一人になり途方にくれるラストだったが、そこへ行方不明だった冒険者の祖父から送り物が届いた。贈り物と一緒に入れられた手紙には一言。
「ラストよ。彼女たちはお前の力になってくれる。ドール使いとなり、使い熟してみせよ」
そう記され、大きな木箱の中に入っていたのは綺麗な少女だった。
これは無能と言われた一人の冒険者が、自動人形(ドール)と共に成り上がる物語。
7/25男性向けHOTランキング1位
竜騎士の俺は勇者達によって無能者とされて王国から追放されました、俺にこんな事をしてきた勇者達はしっかりお返しをしてやります
しまうま弁当
ファンタジー
ホルキス王家に仕えていた竜騎士のジャンはある日大勇者クレシーと大賢者ラズバーによって追放を言い渡されたのだった。
納得できないジャンは必死に勇者クレシーに訴えたが、ジャンの意見は聞き入れられずにそのまま国外追放となってしまう。
ジャンは必ずクレシーとラズバーにこのお返しをすると誓ったのだった。
そしてジャンは国外にでるために国境の町カリーナに向かったのだが、国境の町カリーナが攻撃されてジャンも巻き込まれてしまったのだった。
竜騎士ジャンの無双活劇が今始まります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる