21 / 52
第2章~ヴァルキリーを連れ出せ~
いよいよ因縁の相手との直接対決です
しおりを挟む
「この火災の原因はアンタね。許さないわ!」
どの口が言うんだよ…。どう考えても部屋に勝手に押しかけてアンナを怒らせたのが原因じゃねえか。
「さすがマヤ様。犯人は現場に戻るとはお見事です!」
取り巻きまでアホだったー!?それもそうか、まともな奴がいたら俺は追放なんてされてないか。
「何か言い残すことはあるかしら?一応聞いておいてあげるわ。右から左にね」
「聞くつもりねえじゃないか…そもそもなんもないけど」
「そう、じゃあ死になさい!」
殺人予告を合図に、魔術師一行は呪文を唱え始める。
「炎よ、巨大な紅蓮の業火となりて、焼き払え」
連携魔法だ。全員の魔力を一つにして、大きな炎を作り出している。
そういえば俺たちはまだクランの魔法陣の上にいたな。
「アンナ、その魔法陣に力を供給しなくていいぞ」
「あ、そうなんだ」
あっさりと答えると、地面の魔法陣から光が失わていく。それに呼応するように、大きな炎もしぼんでいく。
「なにをしているの!?」
マヤはただただ叫ぶ。火魔法の加護が失われたことにも気が付かず。
その間にも炎は小さくなっていき、空気中ではじけて消えていき、おとりまき様達は肩で息をしながら膝をついた。
「帰っていいか?」
「まだよ!まだ私たちは負けてはいない…闇よ、帳を下ろし、かの者の命を食らえ!」
闇魔法、シャドウイート。対象の魔力を奪い、時には命の危機にさえ陥らせる精神魔法だ。
だが残念。俺にはラガナから与えられた鈍感、精神魔法への耐性がある。
「さあ、苦しみなさい!」
「うわー、やられたー」
可愛そうなので、両手をあげて前に倒れてみた。大根役者なんてレベルじゃない。小学生でももっとましな演技をしそうだ。
「さすがですマヤ様!」
「素晴らしいですマヤ様!」
嘘だろ!?とりまきは歓声を上げると、元気を取り戻し、立ち上がった。
これにはアンナも呆れている。
「ふっふふ、私は最強なのよ!さあ、ひれ伏せ!泣いて罪を償いなさい!」
腰に手を当てると、高笑いを始める。うーん……小者臭が半端ないな。
一応これでも巨大クランレッドラグーンで二番目に偉いんだけどな。
「飽きたんだけど」
アンナに言われて俺も立ち上がる。うん、飽きたな。
「帰るか……」
「そうね」
立ち去ろうとすると、叫び声がした。
「ちょっと、何勝手に立ち上がってんのよ!土下座なさい!」
「断る」
俺は野球盤ゲームで負けたわけ覚えはない。再戦を申し込んでくるのならばアンナの方からだ。
「ちょっと君たち、遅くないかい?」
瓦礫の上を歩いてきたのは、外で待機していたはずのユミネだった。それもあろうことか、マヤ達側からやってきて、あ、囲まれた。
「彼女はご友人かしら?じゃあこうなったらどうする?」
マヤはナイフを取り出すと、あろうことかユミネの首元に突き付けた。
「最悪だな」
「そうでしょ、そうでしょ、さあ、土下座なさい!」
なぜそこまで土下座に拘るのだろうか。相変わらず高笑いを続けているが、自分の身の心配をした方がいいのではないだろうか?
「君、誰に向かってそのような態度をとっているんだい?」
ユミネはご立腹だ。あまり不機嫌になることはないんだけど、庭園の時から怒ってばかりだ。今日一日で、過去に見た怒りの総量をすでに越えているんじゃなかろうか。
「あら、ご自分の立場が分かっていないようで?」
「ヤマト、バーニングでいいよ」
あ、うん。死んだわ、マヤが。
「ねえ、私の部屋に入ってきたのはアンタの仲間よね?」
「そうね。だったら何かしら?」
「バーニング!!」
マヤが燃えた。一瞬で全身が炎に包まれ、装備が服が燃えていく。
「うがああああああああああああああああああああああああああああああ」
執念からか、燃えながらもユミネを解放する様子はない。必死にナイフで首を切ろうと手を動かすが、頼みの刃物は灰になっている。
「まったく、グリムゲルデに頼んだ覚えはないんだがな。さすがに少し熱いよ」
「これでも手加減してあげてるんだから」
全身から発火するマヤを前にして、ユミネは平然としてる。髪の先が少し焦げはしたが、見たところ無傷だ。
「あまり暴力は好きじゃないんだが、さすがにムカついたよね」
ユミネは頭一個分ぐらいある瓦礫を拾うと、マヤの頭に打ちつけた。
うわぁ…考えるだけでいたいぞそりゃ。
当然マヤが耐えられるはずもなく、気絶した。体中から焦げた臭いと煙を出している。
素っ裸ではあるが、色気もなんもない。とりまきも終始見ていたが、恐怖のあまり声をだすことも出来ずにいる。
「帰るか……」
意図せずとして第2支社を制圧した俺の名は、一瞬でギルドに広まることになった。反逆者として。
どの口が言うんだよ…。どう考えても部屋に勝手に押しかけてアンナを怒らせたのが原因じゃねえか。
「さすがマヤ様。犯人は現場に戻るとはお見事です!」
取り巻きまでアホだったー!?それもそうか、まともな奴がいたら俺は追放なんてされてないか。
「何か言い残すことはあるかしら?一応聞いておいてあげるわ。右から左にね」
「聞くつもりねえじゃないか…そもそもなんもないけど」
「そう、じゃあ死になさい!」
殺人予告を合図に、魔術師一行は呪文を唱え始める。
「炎よ、巨大な紅蓮の業火となりて、焼き払え」
連携魔法だ。全員の魔力を一つにして、大きな炎を作り出している。
そういえば俺たちはまだクランの魔法陣の上にいたな。
「アンナ、その魔法陣に力を供給しなくていいぞ」
「あ、そうなんだ」
あっさりと答えると、地面の魔法陣から光が失わていく。それに呼応するように、大きな炎もしぼんでいく。
「なにをしているの!?」
マヤはただただ叫ぶ。火魔法の加護が失われたことにも気が付かず。
その間にも炎は小さくなっていき、空気中ではじけて消えていき、おとりまき様達は肩で息をしながら膝をついた。
「帰っていいか?」
「まだよ!まだ私たちは負けてはいない…闇よ、帳を下ろし、かの者の命を食らえ!」
闇魔法、シャドウイート。対象の魔力を奪い、時には命の危機にさえ陥らせる精神魔法だ。
だが残念。俺にはラガナから与えられた鈍感、精神魔法への耐性がある。
「さあ、苦しみなさい!」
「うわー、やられたー」
可愛そうなので、両手をあげて前に倒れてみた。大根役者なんてレベルじゃない。小学生でももっとましな演技をしそうだ。
「さすがですマヤ様!」
「素晴らしいですマヤ様!」
嘘だろ!?とりまきは歓声を上げると、元気を取り戻し、立ち上がった。
これにはアンナも呆れている。
「ふっふふ、私は最強なのよ!さあ、ひれ伏せ!泣いて罪を償いなさい!」
腰に手を当てると、高笑いを始める。うーん……小者臭が半端ないな。
一応これでも巨大クランレッドラグーンで二番目に偉いんだけどな。
「飽きたんだけど」
アンナに言われて俺も立ち上がる。うん、飽きたな。
「帰るか……」
「そうね」
立ち去ろうとすると、叫び声がした。
「ちょっと、何勝手に立ち上がってんのよ!土下座なさい!」
「断る」
俺は野球盤ゲームで負けたわけ覚えはない。再戦を申し込んでくるのならばアンナの方からだ。
「ちょっと君たち、遅くないかい?」
瓦礫の上を歩いてきたのは、外で待機していたはずのユミネだった。それもあろうことか、マヤ達側からやってきて、あ、囲まれた。
「彼女はご友人かしら?じゃあこうなったらどうする?」
マヤはナイフを取り出すと、あろうことかユミネの首元に突き付けた。
「最悪だな」
「そうでしょ、そうでしょ、さあ、土下座なさい!」
なぜそこまで土下座に拘るのだろうか。相変わらず高笑いを続けているが、自分の身の心配をした方がいいのではないだろうか?
「君、誰に向かってそのような態度をとっているんだい?」
ユミネはご立腹だ。あまり不機嫌になることはないんだけど、庭園の時から怒ってばかりだ。今日一日で、過去に見た怒りの総量をすでに越えているんじゃなかろうか。
「あら、ご自分の立場が分かっていないようで?」
「ヤマト、バーニングでいいよ」
あ、うん。死んだわ、マヤが。
「ねえ、私の部屋に入ってきたのはアンタの仲間よね?」
「そうね。だったら何かしら?」
「バーニング!!」
マヤが燃えた。一瞬で全身が炎に包まれ、装備が服が燃えていく。
「うがああああああああああああああああああああああああああああああ」
執念からか、燃えながらもユミネを解放する様子はない。必死にナイフで首を切ろうと手を動かすが、頼みの刃物は灰になっている。
「まったく、グリムゲルデに頼んだ覚えはないんだがな。さすがに少し熱いよ」
「これでも手加減してあげてるんだから」
全身から発火するマヤを前にして、ユミネは平然としてる。髪の先が少し焦げはしたが、見たところ無傷だ。
「あまり暴力は好きじゃないんだが、さすがにムカついたよね」
ユミネは頭一個分ぐらいある瓦礫を拾うと、マヤの頭に打ちつけた。
うわぁ…考えるだけでいたいぞそりゃ。
当然マヤが耐えられるはずもなく、気絶した。体中から焦げた臭いと煙を出している。
素っ裸ではあるが、色気もなんもない。とりまきも終始見ていたが、恐怖のあまり声をだすことも出来ずにいる。
「帰るか……」
意図せずとして第2支社を制圧した俺の名は、一瞬でギルドに広まることになった。反逆者として。
3
あなたにおすすめの小説
(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います
しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜
サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」
孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。
淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。
だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。
1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。
スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。
それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。
それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。
増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。
一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。
冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。
これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。
【完結】帝国から追放された最強のチーム、リミッター外して無双する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
スペイゴール大陸最強の帝国、ユハ帝国。
帝国に仕え、最強の戦力を誇っていたチーム、『デイブレイク』は、突然議会から追放を言い渡される。
しかし帝国は気づいていなかった。彼らの力が帝国を拡大し、恐るべき戦力を誇示していたことに。
自由になった『デイブレイク』のメンバー、エルフのクリス、バランス型のアキラ、強大な魔力を宿すジャック、杖さばきの達人ランラン、絶世の美女シエナは、今まで抑えていた実力を完全開放し、ゼロからユハ帝国を超える国を建国していく。
※この世界では、杖と魔法を使って戦闘を行います。しかし、あの稲妻型の傷を持つメガネの少年のように戦うわけではありません。どうやって戦うのかは、本文を読んでのお楽しみです。杖で戦う戦士のことを、本文では杖士(ブレイカー)と描写しています。
※舞台の雰囲気は中世ヨーロッパ〜近世ヨーロッパに近いです。
〜『デイブレイク』のメンバー紹介〜
・クリス(男・エルフ・570歳)
チームのリーダー。もともとはエルフの貴族の家系だったため、上品で高潔。白く透明感のある肌に、整った顔立ちである。エルフ特有のとがった耳も特徴的。メンバーからも信頼されているが……
・アキラ(男・人間・29歳)
杖術、身体能力、頭脳、魔力など、あらゆる面のバランスが取れたチームの主力。独特なユーモアのセンスがあり、ムードメーカーでもある。唯一の弱点が……
・ジャック(男・人間・34歳)
怪物級の魔力を持つ杖士。その魔力が強大すぎるがゆえに、普段はその魔力を抑え込んでいるため、感情をあまり出さない。チームで唯一の黒人で、ドレッドヘアが特徴的。戦闘で右腕を失って以来義手を装着しているが……
・ランラン(女・人間・25歳)
優れた杖の腕前を持ち、チームを支える杖士。陽気でチャレンジャーな一面もあり、可愛さも武器である。性格の共通点から、アキラと親しく、親友である。しかし実は……
・シエナ(女・人間・28歳)
絶世の美女。とはいっても杖士としての実力も高く、アキラと同じくバランス型である。誰もが羨む美貌をもっているが、本人はあまり自信がないらしく、相手の反応を確認しながら静かに話す。あるメンバーのことが……
劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?
はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。
大器晩成エンチャンター~Sランク冒険者パーティから追放されてしまったが、追放後の成長度合いが凄くて世界最強になる
遠野紫
ファンタジー
「な、なんでだよ……今まで一緒に頑張って来たろ……?」
「頑張って来たのは俺たちだよ……お前はお荷物だ。サザン、お前にはパーティから抜けてもらう」
S級冒険者パーティのエンチャンターであるサザンは或る時、パーティリーダーから追放を言い渡されてしまう。
村の仲良し四人で結成したパーティだったが、サザンだけはなぜか実力が伸びなかったのだ。他のメンバーに追いつくために日々努力を重ねたサザンだったが結局報われることは無く追放されてしまった。
しかしサザンはレアスキル『大器晩成』を持っていたため、ある時突然その強さが解放されたのだった。
とてつもない成長率を手にしたサザンの最強エンチャンターへの道が今始まる。
【収納∞】スキルがゴミだと追放された俺、実は次元収納に加えて“経験値貯蓄”も可能でした~追放先で出会ったもふもふスライムと伝説の竜を育成〜
あーる
ファンタジー
「役立たずの荷物持ちはもういらない」
貢献してきた勇者パーティーから、スキル【収納∞】を「大した量も入らないゴミスキル」だと誤解されたまま追放されたレント。
しかし、彼のスキルは文字通り『無限』の容量を持つ次元収納に加え、得た経験値を貯蓄し、仲間へ『分配』できる超チート能力だった!
失意の中、追放先の森で出会ったのは、もふもふで可愛いスライムの「プル」と、古代の祭壇で孵化した伝説の竜の幼体「リンド」。レントは隠していたスキルを解放し、唯一無二の仲間たちを最強へと育成することを決意する!
辺境の村を拠点に、薬草採取から魔物討伐まで、スキルを駆使して依頼をこなし、着実に経験値と信頼を稼いでいくレントたち。プルは多彩なスキルを覚え、リンドは驚異的な速度で成長を遂げる。
これは、ゴミスキルだと蔑まれた少年が、最強の仲間たちと共にどん底から成り上がり、やがて自分を捨てたパーティーや国に「もう遅い」と告げることになる、追放から始まる育成&ざまぁファンタジー!
嫁に来た転生悪役令嬢「破滅します!」 俺「大丈夫だ、問題ない(ドラゴン殴りながら)」~ゲームの常識が通用しない辺境領主の無自覚成り上がり~
ちくでん
ファンタジー
「なぜあなたは、私のゲーム知識をことごとく上回ってしまうのですか!?」
魔物だらけの辺境で暮らす主人公ギリアムのもとに、公爵家令嬢ミューゼアが嫁として追放されてきた。実はこのお嫁さん、ゲーム世界に転生してきた転生悪役令嬢だったのです。
本来のゲームでは外道の悪役貴族だったはずのギリアム。ミューゼアは外道貴族に蹂躙される破滅エンドだったはずなのに、なぜかこの世界線では彼ギリアムは想定外に頑張り屋の好青年。彼はミューゼアのゲーム知識をことごとく超えて彼女を仰天させるイレギュラー、『ゲーム世界のルールブレイカー』でした。
ギリアムとミューゼアは、破滅回避のために力を合わせて領地開拓をしていきます。
スローライフ+悪役転生+領地開拓。これは、ゆったりと生活しながらもだんだんと世の中に(意図せず)影響力を発揮していってしまう二人の物語です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる