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やっぱり貴方が好き
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小日向side
小日向「櫻ちゃんの気持ちには応えられない…」
松本「それくらい有島先輩が好きなんですね」
小日向「ごめん、告白してくれたのに」
松本「大丈夫です。気持ち伝えられてスッキリしました」
櫻ちゃんは悲しそうに笑う。そこからは観覧車が終わるまで何も喋れなかった。
松本「先輩、家まで送ります」
小日向「…ううん大丈夫、ちょっと寄るところがあるから」
松本「わかりました。これからも後輩として仲良くしてください。では、また学校で」
そう言って櫻ちゃんと別れる。櫻ちゃんの姿が見えなくなたところで私はメッセージアプリを開き、有島悠貴の欄を押す。
小日向(悠貴くんに会いたい…)
一度呼吸を整えてスマホを耳に近づける。
何コールかなるが電話には出ない。
小日向(もう、ダメなのかな)
有島「もしもし?どうかしました?」
小日向「悠貴くん…!」
有島「何かありました?」
小日向「会いたい…」
私は今の思いをこの一言に全て注ぎ込んだ。すると少し間を置いて悠貴くんが
有島「今どこに居ますか?僕も、会いたい…!」
小日向「!!い、今駅前にいる!」
有島「じゃあすぐ近くにある公園で待ち合わせしましょう!」
小日向「わかった!待ってるから!」
有島「すぐに向かいます!」
そう言って電話が切れる。やっとちゃんと話せる。
私はすぐに指定された公園に向かった。
________
私の方が早く着いたみたいで公園には誰も居なかった。この時間帯だし子供も遊んでおらず辺りはシーンとしていた。
特にする事もなくベンチに座る。
小日向「早く会いたい…」
気づけば声に出して言っていた。すると公園の入り口から
有島「七海さん!」
息を切らしながらこっちに向かってくる悠貴くん。私は思わず悠貴くんに向かって走り出した。
小日向「悠貴くん!」
有島「ごめん、遅くなった!」
小日向「走ってきたの?ゆっくりでよかったのに…」
有島「早く、七海さんに会いたかった。それに電話の時泣きそうな声してたから」
だから走ってきてくれたんだ…。私のために。
小日向「会いたかった…!」
私がそう言うと悠貴くんが私を抱きしめた。初めて彼から抱きしめてくれたのでびっくりしながらも、それに応える。
有島「七海さん、このまま聞いて。僕の不注意や一方的に突き放して本当にごめんなさい。佐藤さんともちゃんと話し合った。もう何もしないって約束してくれた。さっきの電話を受けてやっぱり僕には七海さんが必要だし、七海さんのことを支えたいと再確認できた。」
小日向「うん…」
有島「もう一回僕にチャンスをください。僕を貰ってください…」
悠貴くんは優しく抱きしめながら言った。私の答えはもう決まってる。
小日向「…いいよ、貰ってあげる」
有島「な、七海さん!」
私たちはで抱きしめ合いながら2人で静かに涙を流す。今の涙は前と違い、嬉し涙だ。しばらく経つとお互い笑顔になり手を繋いで帰り道を歩く。
辺りは暗かったが星空がスポットライトとなり私達を照らし祝福してくれた。
有島「七海さん」
小日向「ん?何?」
有島「好きです」
小日向「ふふっ、私も大好きだよ」
小日向「櫻ちゃんの気持ちには応えられない…」
松本「それくらい有島先輩が好きなんですね」
小日向「ごめん、告白してくれたのに」
松本「大丈夫です。気持ち伝えられてスッキリしました」
櫻ちゃんは悲しそうに笑う。そこからは観覧車が終わるまで何も喋れなかった。
松本「先輩、家まで送ります」
小日向「…ううん大丈夫、ちょっと寄るところがあるから」
松本「わかりました。これからも後輩として仲良くしてください。では、また学校で」
そう言って櫻ちゃんと別れる。櫻ちゃんの姿が見えなくなたところで私はメッセージアプリを開き、有島悠貴の欄を押す。
小日向(悠貴くんに会いたい…)
一度呼吸を整えてスマホを耳に近づける。
何コールかなるが電話には出ない。
小日向(もう、ダメなのかな)
有島「もしもし?どうかしました?」
小日向「悠貴くん…!」
有島「何かありました?」
小日向「会いたい…」
私は今の思いをこの一言に全て注ぎ込んだ。すると少し間を置いて悠貴くんが
有島「今どこに居ますか?僕も、会いたい…!」
小日向「!!い、今駅前にいる!」
有島「じゃあすぐ近くにある公園で待ち合わせしましょう!」
小日向「わかった!待ってるから!」
有島「すぐに向かいます!」
そう言って電話が切れる。やっとちゃんと話せる。
私はすぐに指定された公園に向かった。
________
私の方が早く着いたみたいで公園には誰も居なかった。この時間帯だし子供も遊んでおらず辺りはシーンとしていた。
特にする事もなくベンチに座る。
小日向「早く会いたい…」
気づけば声に出して言っていた。すると公園の入り口から
有島「七海さん!」
息を切らしながらこっちに向かってくる悠貴くん。私は思わず悠貴くんに向かって走り出した。
小日向「悠貴くん!」
有島「ごめん、遅くなった!」
小日向「走ってきたの?ゆっくりでよかったのに…」
有島「早く、七海さんに会いたかった。それに電話の時泣きそうな声してたから」
だから走ってきてくれたんだ…。私のために。
小日向「会いたかった…!」
私がそう言うと悠貴くんが私を抱きしめた。初めて彼から抱きしめてくれたのでびっくりしながらも、それに応える。
有島「七海さん、このまま聞いて。僕の不注意や一方的に突き放して本当にごめんなさい。佐藤さんともちゃんと話し合った。もう何もしないって約束してくれた。さっきの電話を受けてやっぱり僕には七海さんが必要だし、七海さんのことを支えたいと再確認できた。」
小日向「うん…」
有島「もう一回僕にチャンスをください。僕を貰ってください…」
悠貴くんは優しく抱きしめながら言った。私の答えはもう決まってる。
小日向「…いいよ、貰ってあげる」
有島「な、七海さん!」
私たちはで抱きしめ合いながら2人で静かに涙を流す。今の涙は前と違い、嬉し涙だ。しばらく経つとお互い笑顔になり手を繋いで帰り道を歩く。
辺りは暗かったが星空がスポットライトとなり私達を照らし祝福してくれた。
有島「七海さん」
小日向「ん?何?」
有島「好きです」
小日向「ふふっ、私も大好きだよ」
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