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「パンパカパーンパパパパパパーン」
と、けたたましい音楽が鳴り響く中少年は眠っている。
「パンパカパーンパパパパパンパカパーン」
「パンパカパーンパパパパパンパカパーン」
「パンパカパーンパパ…あぁうるせぇ!!」
「 静かにしろやぁ!」"バコーン!!"
っとあろう事か目覚まし時計に頭突きした。いや、そこは投げるか、たたくでしょ?
目覚まし時計もビックリの理不尽さである。そもそも目覚ましの音楽がどこかの遊園地にありそうな曲のチョイス自体おかしいだろ。
朝から目覚まし時計に頭突きした少年はまたすやすやと眠ろうとしたが、
「八尾~おきなさい!!朝よ!」
とフライパンとお玉を1回からカンカン鳴らしてる。女性は少年の母だ。
「ん~、んん、」
しかし少年は目覚めない。少年の母親の顔に青筋が入る。カンカンカンカンカンカンカンカンと、お玉と、フライパンが変形しそうなくらいたたく。朝から大合奏だ。これでも起きない少年は耳が腐ってるのか…
さすがに我慢の限界が母親に来たのだろう。少年の部屋を開け、
「おきなさい!朝よ!」ボコッ
と殴りながら少年を起こした
「母ちゃん。なんでもっとはやくおこしてくれなかったのさぁ!」
頭にものすごくおっきいたんこぶをつけた少年が母親に文句を言いながら、ご飯を食べている。この家は父母息子の三人家族だ
「何度も起こしたわよ!起きなかったあなたが悪いのよ。」
と呆れ口調で少年と話す
「さ、早く食べたら学校行きな?今日が入学式だろ?はい、これ持って準備しといたから」
「あと、お弁当も」
なんやかんや子供に過保護な母である
「ありがとー」
そんなこんなしてると
「ピーンポーン」
不意にインターホンがなった。確認すると、隣に住む美園麗大だ
「あの、八尾くんいますか?」
「あぁ、すぐ出る」
と言って会話を切った。
「じゃ、母ちゃん行ってくるよ!」
「行ってらっしゃい。気をつけてね」
少年は、あぁと言いながら玄関に走っていった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
出発からしばらくして
「よぉ、麗大お前あいっ変わらずおもしろい顔してんな、お前の顔みてるとバカになりそう」
とゲラゲラ笑いながら八尾は麗大のことを罵っていた。
「はいはい、ごめんなさいね。そんなことより早く歩いてよ。早くしないと遅刻しちゃうよ?」
と、言ってるのに八尾はゲラゲラ笑いながら街中をずっと歩いていた。
「もう、そんな笑ったら僕まで笑ってきちゃうじゃん。そんなに僕の顔面白いの?」
と聞くと彼はゲラゲラ笑いながらスマホを出してきた。んっ?と思い覗くと、
笑うの止めれなくなった。と書いてあった。は?何言ってるのと思ったけど、彼の顔を見ると嘘ではないらしい。いや、まじどうしよ…
早くしないと遅刻する、でも、止めないとやばい。
「んーーーんんんんーん」
とりあえず、息の根を止めてみた。日頃の鬱憤もあったので、思ったよりすぐ停めれたことに誇りを持っている。彼の顔が赤くなってきたので手を離した。するとボコッと殴られた。
「はははぁ、はははは(もっと他のことを思いつけカス)」
はぁ?せっかく僕が考えたのに、もう知らない!と思ってスタスタ走って学校に行った。
アイツめ俺を置いていきやがって!後で覚えとけよ。それはいいとしてこれからどうすっかな、学校行くけど遅刻かなぁ
「ねぇ、あの子大丈夫?ずっと大声で笑ってるけど、、、通報した方がいいのかしら…」
「あ、今こっちみた!」
八尾は奇妙な目で見られていた。当たり前である。街中で少年が1人何も無いのに大声で爆笑しながらあるいているのだから。2人の主婦のそんな会話が聞こえてきたので、
「あははははは!(おれ、やべぇやつじゃん)」
そう笑い(つぶやき)ながら八尾は急いで会場に向かった。
と、けたたましい音楽が鳴り響く中少年は眠っている。
「パンパカパーンパパパパパンパカパーン」
「パンパカパーンパパパパパンパカパーン」
「パンパカパーンパパ…あぁうるせぇ!!」
「 静かにしろやぁ!」"バコーン!!"
っとあろう事か目覚まし時計に頭突きした。いや、そこは投げるか、たたくでしょ?
目覚まし時計もビックリの理不尽さである。そもそも目覚ましの音楽がどこかの遊園地にありそうな曲のチョイス自体おかしいだろ。
朝から目覚まし時計に頭突きした少年はまたすやすやと眠ろうとしたが、
「八尾~おきなさい!!朝よ!」
とフライパンとお玉を1回からカンカン鳴らしてる。女性は少年の母だ。
「ん~、んん、」
しかし少年は目覚めない。少年の母親の顔に青筋が入る。カンカンカンカンカンカンカンカンと、お玉と、フライパンが変形しそうなくらいたたく。朝から大合奏だ。これでも起きない少年は耳が腐ってるのか…
さすがに我慢の限界が母親に来たのだろう。少年の部屋を開け、
「おきなさい!朝よ!」ボコッ
と殴りながら少年を起こした
「母ちゃん。なんでもっとはやくおこしてくれなかったのさぁ!」
頭にものすごくおっきいたんこぶをつけた少年が母親に文句を言いながら、ご飯を食べている。この家は父母息子の三人家族だ
「何度も起こしたわよ!起きなかったあなたが悪いのよ。」
と呆れ口調で少年と話す
「さ、早く食べたら学校行きな?今日が入学式だろ?はい、これ持って準備しといたから」
「あと、お弁当も」
なんやかんや子供に過保護な母である
「ありがとー」
そんなこんなしてると
「ピーンポーン」
不意にインターホンがなった。確認すると、隣に住む美園麗大だ
「あの、八尾くんいますか?」
「あぁ、すぐ出る」
と言って会話を切った。
「じゃ、母ちゃん行ってくるよ!」
「行ってらっしゃい。気をつけてね」
少年は、あぁと言いながら玄関に走っていった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
出発からしばらくして
「よぉ、麗大お前あいっ変わらずおもしろい顔してんな、お前の顔みてるとバカになりそう」
とゲラゲラ笑いながら八尾は麗大のことを罵っていた。
「はいはい、ごめんなさいね。そんなことより早く歩いてよ。早くしないと遅刻しちゃうよ?」
と、言ってるのに八尾はゲラゲラ笑いながら街中をずっと歩いていた。
「もう、そんな笑ったら僕まで笑ってきちゃうじゃん。そんなに僕の顔面白いの?」
と聞くと彼はゲラゲラ笑いながらスマホを出してきた。んっ?と思い覗くと、
笑うの止めれなくなった。と書いてあった。は?何言ってるのと思ったけど、彼の顔を見ると嘘ではないらしい。いや、まじどうしよ…
早くしないと遅刻する、でも、止めないとやばい。
「んーーーんんんんーん」
とりあえず、息の根を止めてみた。日頃の鬱憤もあったので、思ったよりすぐ停めれたことに誇りを持っている。彼の顔が赤くなってきたので手を離した。するとボコッと殴られた。
「はははぁ、はははは(もっと他のことを思いつけカス)」
はぁ?せっかく僕が考えたのに、もう知らない!と思ってスタスタ走って学校に行った。
アイツめ俺を置いていきやがって!後で覚えとけよ。それはいいとしてこれからどうすっかな、学校行くけど遅刻かなぁ
「ねぇ、あの子大丈夫?ずっと大声で笑ってるけど、、、通報した方がいいのかしら…」
「あ、今こっちみた!」
八尾は奇妙な目で見られていた。当たり前である。街中で少年が1人何も無いのに大声で爆笑しながらあるいているのだから。2人の主婦のそんな会話が聞こえてきたので、
「あははははは!(おれ、やべぇやつじゃん)」
そう笑い(つぶやき)ながら八尾は急いで会場に向かった。
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