武田義信に転生したので、父親の武田信玄に殺されないように、努力してみた。

克全

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武田義信

飛騨信濃侵食

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 信玄は略奪対策に乗り出した、先ずは被害を受けた村々に対して日々の食料を貸し付けた、これで次の収穫時期まで生きて行けるようにした、村ごと逃散されては年貢が入らなくなる、しかも信玄は利息分儲かることになる。次に生活は不便になるが、周辺の山城内に住居を変えさせた、再度の襲撃を防ぎ信玄への信頼と忠誠心を維持する為だ。最後に敵馬廻り衆対策に、武田の騎馬武者だけで編成した迎撃部隊を最前線城砦に配備した。


4月25日『犬甘城』

 犬甘政徳と息子の時定、政信、久知 は決断を迫られていた。元々犬甘城の防御力は並みの丘城だ、4500兵で籠城しているから守り切れてはいるものの、その分兵糧が必要に成る。年貢が激減している為、神田将監が略奪して来てくれる兵糧に頼っていたが、武田の包囲が厳重になり、徐々に城内持ち込みが厳しくなっている。犬甘城に持ち込めなかった兵糧は、平瀬城と中塔城に運び入れ、引き続き籠城が出来る体制を整えているが。秋の収穫まで持ちこたえられるかどうか?


5月1日『桜洞城 武田義信』

 俺は飛騨制圧の為出陣した。率いる軍勢は、騎馬隊3500兵・工夫兵4000兵・足軽槍隊1000兵、飛騨を平定するには十二分と言っていい兵力だった。昔から受け入れていた難民が徐々に戦力として投入できるようになってきたのだ。形的には、飛騨守護・武田義信と、飛騨守護代兼飛騨国司・姉小路信綱の御国入りだ。小笠原の抑えは、扶持武士団と足軽弓組に任せた。

 最初に花岡城を出陣、伊奈郡に入り天竜川を下り松尾城で地域の政務をこなす。次いで木曽路を通り妻籠城に入り政務をこなし、その後飛騨に向かい昨年落とした桜洞城に入った。桜洞城では臣従を誓った地侍や国衆と交流し、兵農分離の為に扶持武士団に組み入れた。

 その後飛騨川沿いを上り牛伏山城に入った。牛伏山城には、三木直頼の家老だった三仏城主・平野右衛門尉と、息子で鍋山城主・平野安室をはじめとする、飛騨の国衆・地侍が臣従を誓うためにやって来ていた。支配下に入った城砦は、久々野城・切手城・柳島城・臼越城・山下城居館・山下城・坂下城・飯山城の飯山保貞・松倉城屋敷・松倉城・のぞき城・石光山砦・畑館の畑安高・天神山城の高山外記・山田城・畑佐城・牛首城・中山城・冬頭城・三枝城・中切城・鮎崎城の鮎崎新兵衛尉・尾崎城の塩谷秋貞・古川城の塩屋筑前守・甲城・青屋和田城・中島城・岩井城・森ヶ城・笠根城・板殿城・和田原城・入道洞城・五味原城・広瀬氏居館・高堂城の広瀬利治・須代山砦・右寺洞砦・左寺洞砦・上寺洞砦・下寺洞砦・広瀬城の田中与左衛門は広瀬利治の城代・光寿庵砦・陣ヶ平砦・境の峰城・中山城・山崎城・牛追砦・蓑輪城・蓑輪黒洞城・甲山城・小島城・梨打城・大洞砦・平城・下北城。

 3万石程度の飛騨国の半分でこの城砦数だ! 1城平均1000石未満、軍役でいえば30兵程度だろう、籠城時は老若男女の領民全てで守る。これは扶持武士化するだけ損だ、本領安堵と族滅させた三木一族の領地だけ直轄化だな。後これに姉小路信綱叔父さんの直轄城砦が小鷹利城(黒川城) ・百足城(垣内山城) 本堂山城・城見寺城・池之山城・向小島城(信包城)・野口城の吉川左衛門尉・ 岡前館・小島城・姉小路氏・下北城・落岩城・古川城(蛤城・高野城 )古川二郎・岩田城が加わる、これに今回は討伐対象外だった江馬一族と内ヶ島一族がいる。

 江馬一族・内ヶ島一族に圧力を加える意味も有り、姉小路信綱叔父さんの居城となる小鷹利城(黒川城)に入った。すると白川郷を支配下に置いている帰雲城の内ヶ島氏理の使いがやって来た。俺が信濃と違って飛騨では本領安堵政策をしていると聞き、討滅に政策変換する前に逸早く降伏する気になったのだろう。しかしこの内ヶ島一族って、天正大地震で城も村も土砂崩れの下敷きに成って族滅していないか?

 この御蔭で江馬一族以外の飛騨は臣従した。

『内ヶ島氏理の支配城砦』
帰雲城の内ヶ島氏理
向牧戸城の川尻氏信
牧戸城の川尾刑部・川尾右近・川尾氏倍
荻町城の山下時慶・山下氏勝
日崎城 の尾上氏綱
芋井谷城の内ヶ島信氏・内ヶ島氏詮
赤谷城の内ヶ島氏信・内ヶ島氏直
新渕城の内ヶ島氏赦・内ヶ島氏輝

 京から届く伝書鳩の知らせは悪い物ばかりだった。4月3日に細川晴元伯父上は、近江の六角定頼の所へ行って欠郡への援軍を出してもらわれたようだ。晴元伯父上は三好政長と同じ道を通り丹波から北摂津、猪名川へと進軍され、4月26日に塩川城に入城された。その後28日に武庫郡に出陣され西宮一帯を後方撹乱の為に放火された。29日には伊丹城の三好政長と伊丹親興軍も城から出陣し尼崎一帯を放火したそうだ。

 5月1日には富松城も攻められたが落城させることが出来ずに退却された。晴元伯父上の狙いは越水城と中嶋城の三好長慶軍を分断し、榎並城にいる三好政勝を援護されることだった。5月2日に晴元伯父上は三宅城の香西元成に命じられた、味方の六角軍の来援に備えて、摂津北東に有り山城と摂津の国境付近に位置する重要拠点・芥川山城を攻めろと。芥川山城主の芥川孫十郎が三好長慶に味方していたため、晴元伯父上と三好政長は迂回行軍するしかなかったからだ。だが味方の香西元成の軍勢が惣持寺の西川原で敵の三好長逸の軍勢に阻止されてしまった。そこで5月5日に三好政長が伊丹城から三宅城へ入城、5月28日には晴元伯父上が三好政長を支援する為に塩川城から三宅城に入られた。

 晴元伯父上は摂津の城を転々としながら戦場へ接近されているが、それは兵力が三好長慶軍より少なく、単独で対抗できない為、ゲリラ戦で三好長慶軍を牽制しながら六角定頼軍の援軍を待たれていたのだろう。

 だが三好長慶軍は、晴元伯父上のゲリラ戦法を無視し、十七箇所近辺を平定しつつ榎並城を包囲していた、だが榎並城が用意を整えていたため、5月の時点でも落とすことが出来ず、晴元伯父上も長慶も決め手が無く長期化していった。

 6月11日に三好政長は三宅城を出て要害堅固な江口城に入った。江口城は淀川と神崎川によって三方を囲まれ、北中島の東北端に位置する要害の地だ。江口城は中嶋城と柴島城の北東・榎並城の北・三宅城の南に位置する重要拠点だ。政長の戦略は、中嶋城と榎並城の中間に有る江口城に入る事で敵軍の妨害を図るとともに、味方の三宅城と榎並城の連絡交流を確保すること。その上で近江の六角定頼の援軍を待つことだった。

 しかし江口城には致命的な弱点があった。北・東・南が川に囲まれた要害堅固な城であるが、逆に水路を封鎖されると逃げ出せなくなるという地理的欠点もあったのだ。江口城の欠点を知る三好長慶は城を包囲して糧道を断った、そして、弟の安宅冬康と十河一存らの別隊を江口城北側・神崎川の支流別府川河畔の別府村に布陣させた、これによって三宅城にあって江口城を支援していた晴元伯父上は連絡を遮断されてしまわれた。つまり江口城の三好政長は退路が断たれ孤立してしまったのだ。

 6月12日に三好長慶軍が攻勢を開始、晴元伯父上に味方すべく、近江朝妻城から参陣してくれていた新庄直昌が江口城を守って戦死してしまわれた。晴元伯父上と三好政長は、近江の六角定頼の援軍を期待して守勢を通された。六角定頼殿は更なる増援を決定してくれ、子の義賢に近江軍1万を与えて援軍に送り出してくれた。6月24日には江口城まで半日の距離の山崎に到着される見込みだったそうだ。

 しかし三好長慶は、六角軍の到着日時を物見か忍びの報告で知っていたのだろう。六角軍が江口城に到着する前の24日に、三好長慶と弟・十河一存は東西から江口城の急襲してきた。既に長陣で疲弊していた三好政長軍は江口城を守り切ることができず、政長をはじめ高畠長直・平井新左衛門・田井源介・波々伯部左衛門尉ら800兵ほどが討ち死にしてしまった。

 晴元伯父上は、江口城落城・三好政長戦死で負けを悟られたようだ。翌25日に三宅城を放棄され戦わずして帰京されたが、三好長慶の追撃を恐れられて、前将軍足利義晴様・13代将軍足利義藤様らと近江の坂本まで避難されたようだ。付き従われたのは細川晴賢殿・細川元常殿、御二人の領国の和泉は長慶の手中に落ちたそうだ。佞臣三好政長の息子政勝は榎並城を逃げ出し瓦林城まで撤退した、残った反長慶の伊丹親興は居城・伊丹城を三好軍に包囲されている。最早晴元伯父上に逆転の目は無いだろう。

 7月9日に三好長慶と細川氏綱は上洛、事実上京都を手中に収めたようだ。晴元伯父上と足利義晴前将軍は、坂本と京都東山を根城とされ長慶に抵抗されているようだ。晴元伯父上は合流してきた三好政勝と香西元成を軍に加えて京都への出陣を繰り返しておられているとの事だが、三好長慶に迎撃され思うような成果が出ておられないようだ。

 さて俺はどうすべきか? このまま三好長慶が覇者となる様に動かない方が好いのか、想定している歴史転換点が起こらないリスクを取ってでも晴元伯父上を支援すべきか。歴史通りなら晴元伯父上が殺される事だけは無い、ならば今回は見過ごすべきだな。


8月1日『桜洞城 武田義信』

 姉小路信綱叔父が小鷹利城(黒川城)に残り、俺は小八賀川沿いを上り安房峠を越え、櫛置一族が城代を務める、波多山城・櫛木城・淡路城方面に出た。これは同時に北条城の西牧信道を何時でも高所から攻めれることを意味した。圧倒的な不利を悟った西牧一族の大半が降伏して来た。だがここまで抵抗した上に、稲作の収穫が見込める信濃で本領安堵は認められない、全員扶持武士団に組み込んだ。

『西牧信道の支配城砦』
城日影砦・鞠子山砦・長坂上砦・中村館・田屋城の滋野貞兼・荒海渡砦・柳坂上砦・亀山城・北条城・桜坂上砦・於田屋館・西林砦・伊藤坂上砦・城の上砦

 次いで大妻・岩岡・長尾・飯田・成相・吉野・熊倉・堀金・細萱・熊倉・等々力などの諸氏が雪崩を打って降伏して来た。だが全て者が降伏した訳では無く、真々部盛幸・岩岡石見の様に犬甘城に合流する者や二木重信の様に中塔城を死守する者、真々部真光・堀金広盛・等々力定厚の様に城砦を明け渡す者に分かれた。俺が侵攻した事で梓川・犀川手前の城砦群が降伏したのだった。


8月5日『犬甘城 小笠原長時』

 「御屋形様、如何に致しましょう?」
 犬甘政徳が小笠原長時に話しかけた。

 「政徳殿、三方を武田に囲まれた、最早これまでだ。平瀬城に拠点を移そう。」

 「承りました。」

 犬甘政徳は息子の時定・政信・久知と共に、小笠原長時を奉じてに犬甘城を逃げ出した。付き従うは3500兵とその家族、兵力が減っているのは1500の雑兵が籠城中に逃亡してしまったからだ。この1500兵は義信の軍に加わっている。平瀬城主の平瀬義兼は暖かく小笠原主従を迎えた。


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