17 / 36
第一章
第17話:奴隷売買
しおりを挟む
教会歴五六九年八月(十歳)
「さあ、金貨五枚はないか、この小娘は美しくなる、それがたった金貨五枚だ。
いないのか、だったら金貨四枚と銀貨六枚でどうだ、そこの旦那、お買い得だよ」
我が公国の首都ストレーザで行われる奴隷市は今日も盛況だった。
理由はランゴバルド王国内の都市で破壊を免れた所がほとんどなかったからだ。
イタリアエルフ王国とロアマ帝国との戦争とその後の圧政と重税。
我らランゴバルド人とロアマ帝国イタリア駐屯軍との戦争とその後に続く破壊と略奪が収まらないうちに、オーク王国軍が侵攻して来て破壊と略奪を行ったのだ。
俺が厳しく監督したストレーザ公国領以外の都市は、古代ロアマ帝国時代の面影が全くないくらい破壊され、廃墟に近い惨状になっていた。
多少の古代ロアマ帝国時代の面影を残しているのは、まだランゴバルド人に略奪されていない、ロアマ帝国から派遣された軍が駐屯している都市だけだ。
アルボイーノ王が攻め落として首都にしようとしていたメディオラヌムもその都市の一つで、オーク王国の侵攻で息を吹き返していた。
ロアマ帝国と争う事を避けたオーク王国は、メディオラヌムを攻めなかった。
その間に援軍が入ったり物資が補給されたりした事で、士気を取り戻していた。
何より女子供や老人を逃がして、戦える者だけが残った事が大きかった。
だから、北イタリアでまともな商業活動を行えるのはストレーザだけだった。
奴隷を購入する資金力があるのもストレーザだけだった。
俺を含めたオーク王国侵攻軍はそれなりの奴隷を手に入れていたが、その全員を喰わしていけるのも、大豊作となったストレーザだけだった。
だからランゴバルド王国内の略奪品が全てストレーザに集まっていた。
その中でも最も数が多かったのが奴隷だった。
オーク王国軍の侵攻で、多くの氏族が持ち運べない財産を失っていた。
だから領地に戻った時に、食べさせていけない奴隷を家畜や金に換えようとした。
特に懲罰を受けたトリノ公達は喰わしていけない奴隷を数多く売りに出していた。
俺と一緒にオーク王国に侵攻した者達は、奴隷を含めた多くの財産を得たが、食糧がなければ奴隷を喰わしていく事などできない。
だから安くても必ず売れるストレーザに奴隷を持ってくるのだ。
良港を持つジェノバ公国は多少豊かだが、それでも余分な奴隷は売ろうとする。
だが今は売りに出される奴隷が多過ぎた。
南に向かった氏族達も新たに手に入れた奴隷を売りに出したので、奴隷相場が暴落してしまっていていたのだ。
俺達ランゴバルド人が侵攻するまでは、ロアマ帝国の首都相場に近い値段だった奴隷が、四分の一から半額くらいにまで値崩れを起こしていた。
そんな安値でも、奴隷を売って貨幣に変えようとする者がとても多かった。
俺達ランゴバルド王国は貨幣を鋳造していないから、他国の貨幣を使っている。
特に重宝しているのはロアマ帝国の貨幣だった。
ロアマ帝国の貨幣は鋳造技術と管理がしっかりされているので、金銀の含有量と重さが統一されて間違いがなかったからだ。
ロアマ帝国周囲の国々がロアマ帝国の貨幣を使っていたのでとても便利なのだ。
七・八グラムのロアマ金貨一枚が三・九グラムのロアマ銀貨一二枚と交換される。
ロアマ銀貨一枚と一二・四グラムのロアマ銅貨と交換された。
ロアマ帝国の奴隷の相場は十歳以下の子供の奴隷が金貨一〇枚
何の技術もない奴隷は男女関係なく金貨二〇枚
多少の技術があるだけの奴隷は男女関係なく金貨三〇枚まで。
速記者くらいの技術がある奴隷で金貨五〇枚
医療や産婆くらいの技術があれば金貨六〇枚
ロアマ帝国の庶民家族が一年間暮らすのに必要な金貨二〇枚だった。
俺が農業改革したストレーザ公国は四〇万人の領民を喰わしていけた。
それが新たな領地を与えられたことで、六〇万人は喰わせられるようになった。
人糞から下肥が作れるようになったので、九〇万人は喰わせていけると思う。
だが、急激に豊かになり過ぎると、王や他の氏族に妬まれる。
最悪の場合は、王都全ての氏族を敵に回してしまう事になり、袋叩きにされて氏族が滅亡してしまうかもしれないのだ。
「お前がこの奴隷達を売っているのか、俺は氏族長の長男レオナルドだ。
ここに来て奴隷を商うのだから、俺の事は調べているだろう」
「はい、よく存じあげさせていただいています」
とても下手糞な敬語を使って揉み手しかねない態度をとっている。
他の氏族の戦士階級ではなく、奴隷売買を任された従属民のようだ。
主人である氏族か戦士は、どこかの酒場で酔いつぶれているのだろう。
氏族や戦士がこの場にいないという事は、多少は余裕のある、俺と一緒にオーク王国に侵攻した連中なのかもしれない。
追い込まれている氏族なら、従属民に奴隷売買を任せたりはしない。
奴隷を少しでも高く売ろうとして売買現場から離れないのだ。
「だったら話は早い、値引きをしてくれるのなら全ての奴隷を買おうではないか」
(なんなら、お前個人に多少の金を渡してやってもいいぞ。
氏族から逃げ出さなければいけなくなった時には、俺が匿ってやる)
俺は従属民を誘惑してみた。
「これはまいりましたね、とても厳しい事を申されます、困りましたね」
「そうか、そんな事はなかろう。
俺はこの市の責任者だから、奴隷の値段は熟知している。
お前が売ろうとしている値段では絶対に売れないぞ。
このまま時間が経てば、どんどん不利になって奴隷の値が下がるだけだぞ。
売れない場合、奴隷を持ち帰る事は許されていないのだろう。
明日売ろうとして奴隷をその辺で寝させるにしても、滞在税が課せられるぞ。
奴隷に飯を喰わせなければ、顔色も悪くなって今日よりも値が下がるぞ。
俺が調べたこの市の奴隷相場を教えてやるから、それを主人に伝えて許しをもらったらどうだ、何なら待っていてやるぞ」
(これはお前個人への褒美だ、どうだ、主人を説得してみろ。
どうせ酔っぱらっていて、ちゃんと奴隷の相場を調べていないのではないか)
小声で誘惑してロアマ金貨を一枚握らせてやると、表情が真剣になった。
俺が本気で言っているのだと理解したようだ。
俺なら弱小公の分家や戦士くらい騙しても許されるのだと理解したようだ。
遊牧民族や騎馬民族と呼ばれている俺達は、普段から信義のある商売などしない。
思ったような値段で売買できない場合は、簡単に強盗に変わるのだ。
目の前の従属民もその事はよく理解しているから、変わり身も早いはずだ。
「分かりました、主人に許可をもらってきます。
おい、レオナルド様に失礼のないように奴隷を見張っていろ、分かったな」
従属民は年若い見習いに厳しく命じて走って行った。
賄賂をもらう事に慣れているのか、見習いに分からないように賄賂を受けとった。
彼のような世慣れた従属民なら、大切な奴隷売買の場を離れて酔いつぶれるような、無責任な主人など簡単に丸め込む事だろう。
以前から主人を欺いて私腹を肥やしていた可能性が高い。
相手によってやり方を変えて、値崩れした奴隷を全て買い取り俺の私兵にする。
今までは高くて手が出なかった若くて丈夫な男性奴隷も買い取り、徒士兵にする。
「さあ、金貨五枚はないか、この小娘は美しくなる、それがたった金貨五枚だ。
いないのか、だったら金貨四枚と銀貨六枚でどうだ、そこの旦那、お買い得だよ」
我が公国の首都ストレーザで行われる奴隷市は今日も盛況だった。
理由はランゴバルド王国内の都市で破壊を免れた所がほとんどなかったからだ。
イタリアエルフ王国とロアマ帝国との戦争とその後の圧政と重税。
我らランゴバルド人とロアマ帝国イタリア駐屯軍との戦争とその後に続く破壊と略奪が収まらないうちに、オーク王国軍が侵攻して来て破壊と略奪を行ったのだ。
俺が厳しく監督したストレーザ公国領以外の都市は、古代ロアマ帝国時代の面影が全くないくらい破壊され、廃墟に近い惨状になっていた。
多少の古代ロアマ帝国時代の面影を残しているのは、まだランゴバルド人に略奪されていない、ロアマ帝国から派遣された軍が駐屯している都市だけだ。
アルボイーノ王が攻め落として首都にしようとしていたメディオラヌムもその都市の一つで、オーク王国の侵攻で息を吹き返していた。
ロアマ帝国と争う事を避けたオーク王国は、メディオラヌムを攻めなかった。
その間に援軍が入ったり物資が補給されたりした事で、士気を取り戻していた。
何より女子供や老人を逃がして、戦える者だけが残った事が大きかった。
だから、北イタリアでまともな商業活動を行えるのはストレーザだけだった。
奴隷を購入する資金力があるのもストレーザだけだった。
俺を含めたオーク王国侵攻軍はそれなりの奴隷を手に入れていたが、その全員を喰わしていけるのも、大豊作となったストレーザだけだった。
だからランゴバルド王国内の略奪品が全てストレーザに集まっていた。
その中でも最も数が多かったのが奴隷だった。
オーク王国軍の侵攻で、多くの氏族が持ち運べない財産を失っていた。
だから領地に戻った時に、食べさせていけない奴隷を家畜や金に換えようとした。
特に懲罰を受けたトリノ公達は喰わしていけない奴隷を数多く売りに出していた。
俺と一緒にオーク王国に侵攻した者達は、奴隷を含めた多くの財産を得たが、食糧がなければ奴隷を喰わしていく事などできない。
だから安くても必ず売れるストレーザに奴隷を持ってくるのだ。
良港を持つジェノバ公国は多少豊かだが、それでも余分な奴隷は売ろうとする。
だが今は売りに出される奴隷が多過ぎた。
南に向かった氏族達も新たに手に入れた奴隷を売りに出したので、奴隷相場が暴落してしまっていていたのだ。
俺達ランゴバルド人が侵攻するまでは、ロアマ帝国の首都相場に近い値段だった奴隷が、四分の一から半額くらいにまで値崩れを起こしていた。
そんな安値でも、奴隷を売って貨幣に変えようとする者がとても多かった。
俺達ランゴバルド王国は貨幣を鋳造していないから、他国の貨幣を使っている。
特に重宝しているのはロアマ帝国の貨幣だった。
ロアマ帝国の貨幣は鋳造技術と管理がしっかりされているので、金銀の含有量と重さが統一されて間違いがなかったからだ。
ロアマ帝国周囲の国々がロアマ帝国の貨幣を使っていたのでとても便利なのだ。
七・八グラムのロアマ金貨一枚が三・九グラムのロアマ銀貨一二枚と交換される。
ロアマ銀貨一枚と一二・四グラムのロアマ銅貨と交換された。
ロアマ帝国の奴隷の相場は十歳以下の子供の奴隷が金貨一〇枚
何の技術もない奴隷は男女関係なく金貨二〇枚
多少の技術があるだけの奴隷は男女関係なく金貨三〇枚まで。
速記者くらいの技術がある奴隷で金貨五〇枚
医療や産婆くらいの技術があれば金貨六〇枚
ロアマ帝国の庶民家族が一年間暮らすのに必要な金貨二〇枚だった。
俺が農業改革したストレーザ公国は四〇万人の領民を喰わしていけた。
それが新たな領地を与えられたことで、六〇万人は喰わせられるようになった。
人糞から下肥が作れるようになったので、九〇万人は喰わせていけると思う。
だが、急激に豊かになり過ぎると、王や他の氏族に妬まれる。
最悪の場合は、王都全ての氏族を敵に回してしまう事になり、袋叩きにされて氏族が滅亡してしまうかもしれないのだ。
「お前がこの奴隷達を売っているのか、俺は氏族長の長男レオナルドだ。
ここに来て奴隷を商うのだから、俺の事は調べているだろう」
「はい、よく存じあげさせていただいています」
とても下手糞な敬語を使って揉み手しかねない態度をとっている。
他の氏族の戦士階級ではなく、奴隷売買を任された従属民のようだ。
主人である氏族か戦士は、どこかの酒場で酔いつぶれているのだろう。
氏族や戦士がこの場にいないという事は、多少は余裕のある、俺と一緒にオーク王国に侵攻した連中なのかもしれない。
追い込まれている氏族なら、従属民に奴隷売買を任せたりはしない。
奴隷を少しでも高く売ろうとして売買現場から離れないのだ。
「だったら話は早い、値引きをしてくれるのなら全ての奴隷を買おうではないか」
(なんなら、お前個人に多少の金を渡してやってもいいぞ。
氏族から逃げ出さなければいけなくなった時には、俺が匿ってやる)
俺は従属民を誘惑してみた。
「これはまいりましたね、とても厳しい事を申されます、困りましたね」
「そうか、そんな事はなかろう。
俺はこの市の責任者だから、奴隷の値段は熟知している。
お前が売ろうとしている値段では絶対に売れないぞ。
このまま時間が経てば、どんどん不利になって奴隷の値が下がるだけだぞ。
売れない場合、奴隷を持ち帰る事は許されていないのだろう。
明日売ろうとして奴隷をその辺で寝させるにしても、滞在税が課せられるぞ。
奴隷に飯を喰わせなければ、顔色も悪くなって今日よりも値が下がるぞ。
俺が調べたこの市の奴隷相場を教えてやるから、それを主人に伝えて許しをもらったらどうだ、何なら待っていてやるぞ」
(これはお前個人への褒美だ、どうだ、主人を説得してみろ。
どうせ酔っぱらっていて、ちゃんと奴隷の相場を調べていないのではないか)
小声で誘惑してロアマ金貨を一枚握らせてやると、表情が真剣になった。
俺が本気で言っているのだと理解したようだ。
俺なら弱小公の分家や戦士くらい騙しても許されるのだと理解したようだ。
遊牧民族や騎馬民族と呼ばれている俺達は、普段から信義のある商売などしない。
思ったような値段で売買できない場合は、簡単に強盗に変わるのだ。
目の前の従属民もその事はよく理解しているから、変わり身も早いはずだ。
「分かりました、主人に許可をもらってきます。
おい、レオナルド様に失礼のないように奴隷を見張っていろ、分かったな」
従属民は年若い見習いに厳しく命じて走って行った。
賄賂をもらう事に慣れているのか、見習いに分からないように賄賂を受けとった。
彼のような世慣れた従属民なら、大切な奴隷売買の場を離れて酔いつぶれるような、無責任な主人など簡単に丸め込む事だろう。
以前から主人を欺いて私腹を肥やしていた可能性が高い。
相手によってやり方を変えて、値崩れした奴隷を全て買い取り俺の私兵にする。
今までは高くて手が出なかった若くて丈夫な男性奴隷も買い取り、徒士兵にする。
0
あなたにおすすめの小説
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
没落ルートの悪役貴族に転生した俺が【鑑定】と【人心掌握】のWスキルで順風満帆な勝ち組ハーレムルートを歩むまで
六志麻あさ
ファンタジー
才能Sランクの逸材たちよ、俺のもとに集え――。
乙女ゲーム『花乙女の誓約』の悪役令息ディオンに転生した俺。
ゲーム内では必ず没落する運命のディオンだが、俺はゲーム知識に加え二つのスキル【鑑定】と【人心掌握】を駆使して領地改革に乗り出す。
有能な人材を発掘・登用し、ヒロインたちとの絆を深めてハーレムを築きつつ領主としても有能ムーブを連発して、領地をみるみる発展させていく。
前世ではロクな思い出がない俺だけど、これからは全てが報われる勝ち組人生が待っている――。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
転生したら王族だった
みみっく
ファンタジー
異世界に転生した若い男の子レイニーは、王族として生まれ変わり、強力なスキルや魔法を持つ。彼の最大の願望は、人間界で種族を問わずに平和に暮らすこと。前世では得られなかった魔法やスキル、さらに不思議な力が宿るアイテムに強い興味を抱き大喜びの日々を送っていた。
レイニーは異種族の友人たちと出会い、共に育つことで異種族との絆を深めていく。しかし……
転生者は冒険者となって教会と国に復讐する!
克全
ファンタジー
東洋医学従事者でアマチュア作家でもあった男が異世界に転生した。リアムと名付けられた赤子は、生まれて直ぐに極貧の両親に捨てられてしまう。捨てられたのはメタトロン教の孤児院だったが、この世界の教会孤児院は神官達が劣情のはけ口にしていた。神官達に襲われるのを嫌ったリアムは、3歳にして孤児院を脱走して大魔境に逃げ込んだ。前世の知識と創造力を駆使したリアムは、スライムを従魔とした。スライムを知識と創造力、魔力を総動員して最強魔獣に育てたリアムは、前世での唯一の後悔、子供を作ろうと10歳にして魔境を出て冒険者ギルドを訪ねた。
アルファポリスオンリー
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる