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第一章
第28話:推戴
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教会歴五六二年九月(十三歳)
「俺が囮になる、敵が俺を追っているスキに生き残りと遺体を回収しろ。
それを証拠に黒幕の氏族を皆殺しにするのだ。
父上さえ生き残っておられたら、他の全氏族を敵に回しても勝てる。
中立の氏族は必ず味方になる、だから俺を見殺しにする事をためらうな」
俺は生きて逃げ延びるためにハッタリをかました。
俺の言葉に惑わされた敵の指揮官は、全軍で俺を追えなかった。
負傷した味方だけでなく、遺体すら置いていけなくなった。
後で回収しようとしているスキに、遺体を一つでも奪われたら、十五万の奴隷徒士軍団に自国を攻められ、族滅する事になるのだ。
だから敵の指揮官は俺を追う前に生き残りと遺体を回収する事になった。
その時間を有効に使って俺は敵から逃げ延びた。
アルプスインダ王太女とロザムンダ王妃に合流する事にも成功した。
二人との合流に成功しただけではなく、騎馬軍団を率いてアルボイーノ王を助けに来た父上との合流にも成功した。
これで敵はもう手出しできなくなった。
父上と合流した俺にアルボイーノ王殺しの罪を擦り付ける事などできない。
俺は実行犯のヘルミキスを射殺し、共犯のロザムンダ王妃を確保しているのだ。
人質にされていたアルプスインダ王太女まで確保しているのだ。
罪を擦り付けようとした時点で、自分達が黒幕だと自供しているのと同じだ。
だから彼らにできる事は、小さくなっている事だけだと思っていた。
少しでも知恵があるのなら、断罪される可能性のある事などしないと思っていた。
だが俺が考えていた以上に彼らは愚かだった。
彼らは全公王を王都に集めて次期国王を決めようと使者を送ってきたのだ。
しかも自分達に都合がいい、アルボイーノ王殺しに加担した族長を王に推薦した。
あまりの愚かさと恥知らずさに吐き気がした。
「アルボイーノ王はアルプスインダ王女を次期国王に立てていたが、流石に女を王に推戴するのは無理があるのではないか。
我らランゴバルド人は騎馬民族で、王は常に最前線で戦わなければならない。
だから儂は、氏族長の中でも常に先頭に立って戦い、勇猛果敢で評判のクレーフィ殿が次期国王に相応しいと思うのだ。
それにベレオス氏族には数多く勇猛な戦士を抱えている。
クレーフィ殿は、きっといい国王になってくれると思うのだが、諸公はどう思う」
トレント公エウィンの言葉を吐き気を堪えながら聞く。
今日は族長会議ではあるが、次期国王のアルプスインダ王太女殿下と父上の強い推薦を受けて、俺も国王弑逆の証人として参加しているのだ。
「そうか、ではクレーフィ殿が次期国王になることに賛成の者は挙手してくれ。
中立の者はそのまま着席していてくれ。
アルプスインダ王太女殿下にこのまま戴冠してもらいたい者は起立してくれ」
俺は父上と一緒に椅子から立った。
玉座の横に座っているアルプスインダ王太女殿下とロザムンダ王妃も立った。
俺達にすり寄っていた中小の氏族四家が、俺達の後を追うように席を立った。
少し考えていたが、ジェノバ公フェデリコが席を立った。
ジェノバ公の派閥に属している中小の氏族三家が直ぐに席を立った。
南部の両巨頭、ベネヴェント公ゾットーネとスポレート公ファロアルドは中立のようで、手をあげずに椅子に座ったままだ。
彼らに注視していた南部の中小氏族は、そのまま手を挙げずに座っている。
その数は両巨頭を併せて十二家にも及ぶ。
つまり、残った十五家もの氏族がアルボイーノ陛下弑逆に加わっていた事になる。
いや、今中立を宣言している氏族の中にも謀叛人がいるかもしれない。
「これでアルボイーノ陛下弑逆に加担した者がはっきりしたな。
自分達の手でアルボイーノ陛下を弑逆しておいて、次の王になるだと。
そのような恥知らずを許す我ではないわ。
お前達が手を組んでアルボイーノ陛下を弑逆した事は、ロザムンダ王妃と我が息子の証言で明らかだ。
氏族皆殺しにして、根絶やしにしてやるから覚悟していろ」
「何を言っているストレーザ公。
アルボイーノ陛下を弑逆したのは近衛のヘルミキスとロザムンダだ。
そもそも犯人のロザムンダを玉座の横に座らせていることがおかしいのだ。
我らは次期国王に相応しい男を選んだだけだ。
犯人と子供の戯言を証拠に誇り高い我らの名誉を傷つけるというのなら、この場で斬り殺すが、その覚悟ができているのか、ストレーザ公」
「ふん、お前達のような卑怯な謀叛人と一緒にするな。
ふん、常に先頭に立って戦ってきただと、笑わせるな。
クレーフィが一度でも我の前で戦ったことがあるのか、嘘つきの臆病者が。
我はクレーフィのような臆病者の後塵を拝した事など一度もない。
エウィン、それはお前もだぞ。
我はお前の背中など一度も見た事がないぞ、臆病者の嘘つきが。
それに、我をこの場で斬り殺すだと、笑わせるな。
我はいついかなる場所であろうと、常に戦場と同じ覚悟でいるのだ。
戦士の陰に隠れてまともに戦った事もない憶病者に殺される我ではないわ。
ロザムンダ王妃殿下の証言を嘘と言い、疫病を撃退したランゴバルドの神の使いをガキと言い切って、その言葉を否定しなければならない。
それこそがお前達のやった悪事の証拠だ。
もはや言い逃れなど聞かぬ、軍勢を持って族滅させるのみ」
「殺せ、こいつこそロザムンダと手を組んでアルボイーノ陛下を弑逆した犯人だ。
今この場で皆殺しにするのだ、やれ、やってしまえ」
ベレオス氏族のクレーフィが慌てふためいて味方の族長達に命令した。
まだ正式に国王にも推戴されていないのに、居丈高な態度と言葉だ。
アルプスインダ王太女派の氏族長だけでなく、中立派の南部氏族長達も眉をひそめてクレーフィを睨んでいる。
だがクレーフィ派の氏族長達にはここが正念場だから仕方がない。
ここで父上や俺を殺せなければ、彼らに待っているのは族滅だ。
「「「「「ウォオオオオオ」」」」」
彼らなりに入念な準備をしていたのだろう。
ガウシ王家に仕えていたはずの近衛戦士が父上に襲いかかる。
クレーフィ派の氏族長達が送り込んでいた戦士なのだろう。
彼らの協力があったから、ロザムンダ王妃とヘルミキスは、アルボイーノ陛下を弑逆する事ができたのだ。
「「「「「ギャアアアアア」」」」」
愚かだったな、クレーフィ、フリウーリ公ギスルフ、トレント公エウィン、チェネーダ公ヤコポ、お前達のやっていた事など先刻承知していたのだよ。
アルボイーノ王の近衛にスパイや刺客を送り込んでいたのはお前達だけではない。
もっと正々堂々と、俺や父上の反対派戦士を大量に送り込んでいたのだよ。
王家近衛戦士の七割は元ストレーザ公国の戦士なのだ。
そして王家近衛の指揮を執っているのはリッカルド叔父のだよ。
だから、お前達の送り込んだ連中を背後から斬り殺す事など簡単なのだ
同志だ味方だと思っていた同じ近衛戦士に背後から斬り殺される無念。
それは信じていた近衛戦士に裏切られて殺されたアルボイーノ王と同じだ。
お前達に俺達を恨む資格などないのだよ。
「リッカルド叔父上、神からの御命令です。
ランゴバルド人を裏切った氏族を皆殺しにしてください」
「俺が囮になる、敵が俺を追っているスキに生き残りと遺体を回収しろ。
それを証拠に黒幕の氏族を皆殺しにするのだ。
父上さえ生き残っておられたら、他の全氏族を敵に回しても勝てる。
中立の氏族は必ず味方になる、だから俺を見殺しにする事をためらうな」
俺は生きて逃げ延びるためにハッタリをかました。
俺の言葉に惑わされた敵の指揮官は、全軍で俺を追えなかった。
負傷した味方だけでなく、遺体すら置いていけなくなった。
後で回収しようとしているスキに、遺体を一つでも奪われたら、十五万の奴隷徒士軍団に自国を攻められ、族滅する事になるのだ。
だから敵の指揮官は俺を追う前に生き残りと遺体を回収する事になった。
その時間を有効に使って俺は敵から逃げ延びた。
アルプスインダ王太女とロザムンダ王妃に合流する事にも成功した。
二人との合流に成功しただけではなく、騎馬軍団を率いてアルボイーノ王を助けに来た父上との合流にも成功した。
これで敵はもう手出しできなくなった。
父上と合流した俺にアルボイーノ王殺しの罪を擦り付ける事などできない。
俺は実行犯のヘルミキスを射殺し、共犯のロザムンダ王妃を確保しているのだ。
人質にされていたアルプスインダ王太女まで確保しているのだ。
罪を擦り付けようとした時点で、自分達が黒幕だと自供しているのと同じだ。
だから彼らにできる事は、小さくなっている事だけだと思っていた。
少しでも知恵があるのなら、断罪される可能性のある事などしないと思っていた。
だが俺が考えていた以上に彼らは愚かだった。
彼らは全公王を王都に集めて次期国王を決めようと使者を送ってきたのだ。
しかも自分達に都合がいい、アルボイーノ王殺しに加担した族長を王に推薦した。
あまりの愚かさと恥知らずさに吐き気がした。
「アルボイーノ王はアルプスインダ王女を次期国王に立てていたが、流石に女を王に推戴するのは無理があるのではないか。
我らランゴバルド人は騎馬民族で、王は常に最前線で戦わなければならない。
だから儂は、氏族長の中でも常に先頭に立って戦い、勇猛果敢で評判のクレーフィ殿が次期国王に相応しいと思うのだ。
それにベレオス氏族には数多く勇猛な戦士を抱えている。
クレーフィ殿は、きっといい国王になってくれると思うのだが、諸公はどう思う」
トレント公エウィンの言葉を吐き気を堪えながら聞く。
今日は族長会議ではあるが、次期国王のアルプスインダ王太女殿下と父上の強い推薦を受けて、俺も国王弑逆の証人として参加しているのだ。
「そうか、ではクレーフィ殿が次期国王になることに賛成の者は挙手してくれ。
中立の者はそのまま着席していてくれ。
アルプスインダ王太女殿下にこのまま戴冠してもらいたい者は起立してくれ」
俺は父上と一緒に椅子から立った。
玉座の横に座っているアルプスインダ王太女殿下とロザムンダ王妃も立った。
俺達にすり寄っていた中小の氏族四家が、俺達の後を追うように席を立った。
少し考えていたが、ジェノバ公フェデリコが席を立った。
ジェノバ公の派閥に属している中小の氏族三家が直ぐに席を立った。
南部の両巨頭、ベネヴェント公ゾットーネとスポレート公ファロアルドは中立のようで、手をあげずに椅子に座ったままだ。
彼らに注視していた南部の中小氏族は、そのまま手を挙げずに座っている。
その数は両巨頭を併せて十二家にも及ぶ。
つまり、残った十五家もの氏族がアルボイーノ陛下弑逆に加わっていた事になる。
いや、今中立を宣言している氏族の中にも謀叛人がいるかもしれない。
「これでアルボイーノ陛下弑逆に加担した者がはっきりしたな。
自分達の手でアルボイーノ陛下を弑逆しておいて、次の王になるだと。
そのような恥知らずを許す我ではないわ。
お前達が手を組んでアルボイーノ陛下を弑逆した事は、ロザムンダ王妃と我が息子の証言で明らかだ。
氏族皆殺しにして、根絶やしにしてやるから覚悟していろ」
「何を言っているストレーザ公。
アルボイーノ陛下を弑逆したのは近衛のヘルミキスとロザムンダだ。
そもそも犯人のロザムンダを玉座の横に座らせていることがおかしいのだ。
我らは次期国王に相応しい男を選んだだけだ。
犯人と子供の戯言を証拠に誇り高い我らの名誉を傷つけるというのなら、この場で斬り殺すが、その覚悟ができているのか、ストレーザ公」
「ふん、お前達のような卑怯な謀叛人と一緒にするな。
ふん、常に先頭に立って戦ってきただと、笑わせるな。
クレーフィが一度でも我の前で戦ったことがあるのか、嘘つきの臆病者が。
我はクレーフィのような臆病者の後塵を拝した事など一度もない。
エウィン、それはお前もだぞ。
我はお前の背中など一度も見た事がないぞ、臆病者の嘘つきが。
それに、我をこの場で斬り殺すだと、笑わせるな。
我はいついかなる場所であろうと、常に戦場と同じ覚悟でいるのだ。
戦士の陰に隠れてまともに戦った事もない憶病者に殺される我ではないわ。
ロザムンダ王妃殿下の証言を嘘と言い、疫病を撃退したランゴバルドの神の使いをガキと言い切って、その言葉を否定しなければならない。
それこそがお前達のやった悪事の証拠だ。
もはや言い逃れなど聞かぬ、軍勢を持って族滅させるのみ」
「殺せ、こいつこそロザムンダと手を組んでアルボイーノ陛下を弑逆した犯人だ。
今この場で皆殺しにするのだ、やれ、やってしまえ」
ベレオス氏族のクレーフィが慌てふためいて味方の族長達に命令した。
まだ正式に国王にも推戴されていないのに、居丈高な態度と言葉だ。
アルプスインダ王太女派の氏族長だけでなく、中立派の南部氏族長達も眉をひそめてクレーフィを睨んでいる。
だがクレーフィ派の氏族長達にはここが正念場だから仕方がない。
ここで父上や俺を殺せなければ、彼らに待っているのは族滅だ。
「「「「「ウォオオオオオ」」」」」
彼らなりに入念な準備をしていたのだろう。
ガウシ王家に仕えていたはずの近衛戦士が父上に襲いかかる。
クレーフィ派の氏族長達が送り込んでいた戦士なのだろう。
彼らの協力があったから、ロザムンダ王妃とヘルミキスは、アルボイーノ陛下を弑逆する事ができたのだ。
「「「「「ギャアアアアア」」」」」
愚かだったな、クレーフィ、フリウーリ公ギスルフ、トレント公エウィン、チェネーダ公ヤコポ、お前達のやっていた事など先刻承知していたのだよ。
アルボイーノ王の近衛にスパイや刺客を送り込んでいたのはお前達だけではない。
もっと正々堂々と、俺や父上の反対派戦士を大量に送り込んでいたのだよ。
王家近衛戦士の七割は元ストレーザ公国の戦士なのだ。
そして王家近衛の指揮を執っているのはリッカルド叔父のだよ。
だから、お前達の送り込んだ連中を背後から斬り殺す事など簡単なのだ
同志だ味方だと思っていた同じ近衛戦士に背後から斬り殺される無念。
それは信じていた近衛戦士に裏切られて殺されたアルボイーノ王と同じだ。
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