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「キレナ公爵家令嬢レオルナ!
この淫売がぁ!
私の婚約者だというのに、神官と不義密通を犯すなど断じて許さん!
本来なら斬首にしても飽き足らないが、キレナ公爵家の長年の忠勤に免じ、自殺する事を許してやる。
記録には病死としてやるから、ありがたく思え!」
「茶番もたいがいにしてもらいましょうか!
母上に続いて私まで殺すおつもりですか?!
私は不義密通など犯しておりません。
私を殺したいのなら、偽りの証言ではなく、確かな証拠をだしてください」
そう簡単に殺されるわけにはいきません!
母上を殺されて以来、報復の機会を待ち続けてきたのです。
王侯貴族の介入を拒む清廉潔白な諸神殿の逃げ込み、隠忍自重してきたのです。
この場で憎いコンスとエラーモを討ち果たして見せます。
「おのれ、おのれ、おのれ!
王太子の私に逆らうなど、不遜にもほどがある!
断じて許さん!
近衛の者どもよ、この腐れ女を殺してしまえ!」
「待て!
この愚か者が!
ラゼル大公国と戦争をする心算か!」
「なにを言われているのです、父王陛下。
なぜレオルナを殺した程度でラゼル大公国と戦争になるのです?」
「この大バカ者が!
貴族の婚姻関係を覚えろと、何度言ったら分かるのだ!」
「そんな面倒な事などせずとも、私は王太子で、父王陛下は国王ではありませんか。
国内での事は、父王陛下と王太子の私が絶対権力者ではありませんか」
「大バカ者!
コンスの淫売が、キレナ公爵家の正室になりたくて、レオルナ嬢の実母を暗殺した疑いがあるのだ!
レオルナ嬢の実母ウェイラ夫人は、ラゼル大公ヨレナス殿の妹だ!
あの事件以降、ラゼル大公国とは国交が断絶している。
ラゼル大公国でしか作れない、治療神アスクレーピオス様の治療薬が、一切我が国に入ってこなくなった。
迂回輸入した治療薬も、我が国の民には全く効果が現れなかった。
お前も病で死にかけたであろうが!」
「そんな……
それは酷いではありませんか。
抗議しましょう。
必要なら攻め込んで」
「大バカ者!
治療神アスクレーピオス様が守護される国に攻め込む準備をしたとたん、周辺国から袋叩きにあうわ!
ラゼル大公国に何かあれば、この世界から治療神アスクレーピオス様の治療薬が消えてしまうのだぞ!
それでなくとも、コンスの淫売がウェイラ夫人を毒殺して以来、我が国は周辺国から睨まれているのだ。
守護神ロキ様の助けがなければ、我が国はとうに滅んでおるわ」
イルレクのバカが、ようやくこの国の状況を理解したようです。
国王がここまで理解しているのに、母上を毒殺したコンスを処罰できない理由。
それが全ての元凶です。
この淫売がぁ!
私の婚約者だというのに、神官と不義密通を犯すなど断じて許さん!
本来なら斬首にしても飽き足らないが、キレナ公爵家の長年の忠勤に免じ、自殺する事を許してやる。
記録には病死としてやるから、ありがたく思え!」
「茶番もたいがいにしてもらいましょうか!
母上に続いて私まで殺すおつもりですか?!
私は不義密通など犯しておりません。
私を殺したいのなら、偽りの証言ではなく、確かな証拠をだしてください」
そう簡単に殺されるわけにはいきません!
母上を殺されて以来、報復の機会を待ち続けてきたのです。
王侯貴族の介入を拒む清廉潔白な諸神殿の逃げ込み、隠忍自重してきたのです。
この場で憎いコンスとエラーモを討ち果たして見せます。
「おのれ、おのれ、おのれ!
王太子の私に逆らうなど、不遜にもほどがある!
断じて許さん!
近衛の者どもよ、この腐れ女を殺してしまえ!」
「待て!
この愚か者が!
ラゼル大公国と戦争をする心算か!」
「なにを言われているのです、父王陛下。
なぜレオルナを殺した程度でラゼル大公国と戦争になるのです?」
「この大バカ者が!
貴族の婚姻関係を覚えろと、何度言ったら分かるのだ!」
「そんな面倒な事などせずとも、私は王太子で、父王陛下は国王ではありませんか。
国内での事は、父王陛下と王太子の私が絶対権力者ではありませんか」
「大バカ者!
コンスの淫売が、キレナ公爵家の正室になりたくて、レオルナ嬢の実母を暗殺した疑いがあるのだ!
レオルナ嬢の実母ウェイラ夫人は、ラゼル大公ヨレナス殿の妹だ!
あの事件以降、ラゼル大公国とは国交が断絶している。
ラゼル大公国でしか作れない、治療神アスクレーピオス様の治療薬が、一切我が国に入ってこなくなった。
迂回輸入した治療薬も、我が国の民には全く効果が現れなかった。
お前も病で死にかけたであろうが!」
「そんな……
それは酷いではありませんか。
抗議しましょう。
必要なら攻め込んで」
「大バカ者!
治療神アスクレーピオス様が守護される国に攻め込む準備をしたとたん、周辺国から袋叩きにあうわ!
ラゼル大公国に何かあれば、この世界から治療神アスクレーピオス様の治療薬が消えてしまうのだぞ!
それでなくとも、コンスの淫売がウェイラ夫人を毒殺して以来、我が国は周辺国から睨まれているのだ。
守護神ロキ様の助けがなければ、我が国はとうに滅んでおるわ」
イルレクのバカが、ようやくこの国の状況を理解したようです。
国王がここまで理解しているのに、母上を毒殺したコンスを処罰できない理由。
それが全ての元凶です。
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