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第一章
第9話:逆転
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「僕も早く冒険者になりたい。
ポルトス様やショウ様のような強い冒険者になって、憧れの麦粥をお腹一杯食べるんだ!」
狩りが楽勝なので、二度一緒に飯を喰って仲良くなった子供と話すようになった。
性格が悪いかもしれないが、子供は嘘がつけないから、真実を聞きたければ子供と話すに限るのだ。
ポルトスや女達が隠している事を知る事ができるかもしれないので、積極的に俺から話しかけるようにしていたら、多くの子が打ち解けてくれた。
「憧れの麦粥?
特別美味しい麦でもあるのか?」
地下十一階の魔獣を狩りながら話をする。
灰魔兎という名の100kgくらいの魔獣だが、相手にならない。
ドロップは三キロくらいの肉塊だ。
「特別美味しい?
何を言っているのだ?
俺達のような孤児が、麦のような高い物を食べられるわけないじゃないか」
サクサクと進むが、群で出てこない。
必ず一頭で出てくる。
だからサクラではなく俺が剣で首を刎ね飛ばす。
「麦がそんなに高いのか?」
「何言っているのさ?
麦が高いのは当たり前じゃないか!」
なるほど、この世界は俺が考えていた小説の設定と同じなんだ。
魔獣や猛獣が闊歩しているような世界で、農業などできるはずがない。
特に鳥類に集団で来られたら、麦も米も瞬く間に喰い尽くされてしまうだろう。
「俺の住んでいた村では、結構みんな強くてな。
昼夜交代で見張ったら、作物が喰い荒らされる事がなかったんだ。
ここでは麦や米を作る事ができないのか?」
「はい、代々の領主様が何度も麦作りに挑まれたのですが、失敗しました。
私の旦那も、今の領主様の命令で森を開拓しようとして……」
よく話してくれる女ではない、別の女が話してくれた。
「止めておけ」
「あ、はい!」
ポルトスが哀れみと忠告の混じったような声色で止めた。
領主批判ととられるような事を口にするのは危険なのだろう。
この地の領主は良い人間だと思っていたのだが、違うようだ。
本当に良い領主なら、自分の政策で一家の柱を失った女子供を放置したりしない。
いや、日本の常識を押し付けてはいけないな。
この世界は弱肉強食で、剣と魔法のファンタジー世界だ。
弱い者が豊かになろうとして死ぬのは当然で、助ける必要がないのかもしれない。
そもそも助けられるだけの余力がないのかもしれない。
「もし俺が、故郷から麦を持ち込んだら高値で買ってもらえるのか?」
「はい、もちろんです。
ただ、領主様や有力者に目をつけられてしまいます」
なるほど、大きな利益にはハイエナやハゲタカが集まるのか。
こういう事は、日本もこちらも変わりがないのだな。
「金級だ」
俺と女の話を聞いていたポルトスが大きな声で言った。
俺には意味が分かるが、人によったら単語だけの会話は理解できないぞ。
「それは、金級になったら領主様も有力者の手出しできないという事か?」
「そうだ」
「金級は貴族待遇なのか?」
「しらん」
ポルトスは自分の身分を気にしたりしないのか?
「ショウ様、ポルトス様は本当の貴族になりたいのですよ。
領主様もポルトス様には気を使われているようですが、国王陛下でないと貴族にする事ができませんから」
「ここの領主様の爵位はなんなのだ?」
「辺境伯だ」
ポルトスが直ぐに答えてくれた。
地獄の王達が日本語とこの世界の言葉を変換してくれているから、大雑把な事は理解できるけど、細かな条件が日本と違う可能性がある。
「辺境伯閣下は、騎士や徒士なら取立てられるのか?」
「ええ、と、領主様は騎士団や徒士団をお持ちです」
ポルトスではなく女が答えてくれた。
「ポルトスは騎士や徒士の言う事を聞いているのか?」
「いえ、逆です、騎士様や徒士様がポルトス様の指示通りにされています。
そのお陰で私達も安心して暮らせるのです」
「それは、ポルトスだけか?
それとも、他の金級冒険者も同じなのか?」
「他の金級冒険者の方々の言う事も、騎士や徒士はいう事を聞きます」
「金級冒険者同士で言う事が違う場合はどうなる?
ポルトスの言う事を優先するのか?
それとも、他の金級冒険者の言う事を優先するのか?」
俺と話している女だけでなく、他の女もチラチラとポルトスを見ている。
この話題は何か問題があるのか?
「ポルトス様はマスターの信望が厚いので、今のところはポルトス様の言う事が優先されるのですが……」
「他の冒険者がポルトスより強くなったり、他の冒険者達が手を組んでポルトスやマスターに逆らったりしたら、立場が逆転するのか?」
「……はい、領主様の家臣の間にも争いがあるようで……」
「辺境伯閣下の家臣間で主導権争いがあり、マスターのやり方が手緩いと感じている連中が、ポルトス以外の金級冒険者達を味方につけたのか?」
「噂ですが……」
「ポルトスは王家直轄のダンジョンや魔境に行く気はないのか?
女子供は一緒に連れて行けばいいだろう?
それに、その方が王家の目に止まる可能性が高いだろう」
「故郷だ」
「ここがポルトスの故郷なのか?
それとも、女子供に故郷を捨てさせたくないのか?」
「ふん!」
明確に返事をしない気か?
女子供のために王家直轄領に移動しないと口にしたら、女子供が負い目を感じてしまうとでも思っているのか?
「ポルトス、率直に聞きたいのだが、俺が金級冒険者になったら、女子供が安心して暮らせるのか?」
「マスターはそう言っている」
「ポルトスはどう思っている?」
「分からん」
「ポルトスはどうしたいんだ?」
「貴族だ、立派な貴族になる」
「だったら、ここにいるよりも王家直轄領に行った方が良いだろう?」
「うるさい!」
自分のやりたいことよりも女子供の生活を優先するとは、好い奴だな。
俺は基本他人の事などどうでもいい性格なのだが、地獄の王達にこの世界で功徳を積むと言った手前、ある程度は善行を積まなければいけない。
ここでポルトスや女子供と出会ったのも何かの縁だ。
地獄の王達が段取りした事かもしれないが、別にかまわない。
その程度の事でへそを曲げるほど、俺は天邪鬼じゃない。
「うるさいと言って俺を黙らせても、何も変わらなぞ。
ちゃんと計画を立てて、叙爵の夢と女子供の現実を考えないと、両立させるのはとても難しいぞ」
「ショウ様、もっと言ってください。
私達もポルトス様に迷惑かけているのは分かっているんです。
ポルトス様の足手纏いにはなりたくないのです。
連れて行ってくださるのなら、よろこんで王家直轄領にもついて行きます」
「うるさい!」
おや、おや、おや、ポルトスの顔が少し赤くなっている。
この女の事が好きなのか?
それとも、女子供にここまで慕われているとは思っていなかったのか?
「ポルトス様がお貴族様になってくだされば、私達も領民や家臣使用人としての身分が手に入るのです。
そうなれば、ここにいるよりも安心して暮らす事ができます」
やはり女という生き物は強かだ。
いや、男が女に比べて馬鹿なだけなのか?
それとも、俺の周りにいた男女が偏っていただけなのか?
「分かった」
ポルトスは分かったと言っているが、本当に分かっているのか気になる。
「分かったというのは、王家直轄領に行くという事か?
それとも、話しは聞いたが王家直轄領には行かないという事か?」
「マスターに聞く」
なるほど、難しい判断はギルドのマスターに丸投げしているのか。
マスターにいいように利用されている可能性もあるが、俺が話した時の印象から考えると、領地の為にも本人のためにもなるように考えているのだろう。
「そうか、だったら俺も同席させてくれ。
これからの事を考えると、マスターとは腹を割って話したい」
「好きにしろ、十二階だ」
ポルトスは次の階段を前にして、ぶっきらぼうに地下十二階に下りると言った。
ポルトス様やショウ様のような強い冒険者になって、憧れの麦粥をお腹一杯食べるんだ!」
狩りが楽勝なので、二度一緒に飯を喰って仲良くなった子供と話すようになった。
性格が悪いかもしれないが、子供は嘘がつけないから、真実を聞きたければ子供と話すに限るのだ。
ポルトスや女達が隠している事を知る事ができるかもしれないので、積極的に俺から話しかけるようにしていたら、多くの子が打ち解けてくれた。
「憧れの麦粥?
特別美味しい麦でもあるのか?」
地下十一階の魔獣を狩りながら話をする。
灰魔兎という名の100kgくらいの魔獣だが、相手にならない。
ドロップは三キロくらいの肉塊だ。
「特別美味しい?
何を言っているのだ?
俺達のような孤児が、麦のような高い物を食べられるわけないじゃないか」
サクサクと進むが、群で出てこない。
必ず一頭で出てくる。
だからサクラではなく俺が剣で首を刎ね飛ばす。
「麦がそんなに高いのか?」
「何言っているのさ?
麦が高いのは当たり前じゃないか!」
なるほど、この世界は俺が考えていた小説の設定と同じなんだ。
魔獣や猛獣が闊歩しているような世界で、農業などできるはずがない。
特に鳥類に集団で来られたら、麦も米も瞬く間に喰い尽くされてしまうだろう。
「俺の住んでいた村では、結構みんな強くてな。
昼夜交代で見張ったら、作物が喰い荒らされる事がなかったんだ。
ここでは麦や米を作る事ができないのか?」
「はい、代々の領主様が何度も麦作りに挑まれたのですが、失敗しました。
私の旦那も、今の領主様の命令で森を開拓しようとして……」
よく話してくれる女ではない、別の女が話してくれた。
「止めておけ」
「あ、はい!」
ポルトスが哀れみと忠告の混じったような声色で止めた。
領主批判ととられるような事を口にするのは危険なのだろう。
この地の領主は良い人間だと思っていたのだが、違うようだ。
本当に良い領主なら、自分の政策で一家の柱を失った女子供を放置したりしない。
いや、日本の常識を押し付けてはいけないな。
この世界は弱肉強食で、剣と魔法のファンタジー世界だ。
弱い者が豊かになろうとして死ぬのは当然で、助ける必要がないのかもしれない。
そもそも助けられるだけの余力がないのかもしれない。
「もし俺が、故郷から麦を持ち込んだら高値で買ってもらえるのか?」
「はい、もちろんです。
ただ、領主様や有力者に目をつけられてしまいます」
なるほど、大きな利益にはハイエナやハゲタカが集まるのか。
こういう事は、日本もこちらも変わりがないのだな。
「金級だ」
俺と女の話を聞いていたポルトスが大きな声で言った。
俺には意味が分かるが、人によったら単語だけの会話は理解できないぞ。
「それは、金級になったら領主様も有力者の手出しできないという事か?」
「そうだ」
「金級は貴族待遇なのか?」
「しらん」
ポルトスは自分の身分を気にしたりしないのか?
「ショウ様、ポルトス様は本当の貴族になりたいのですよ。
領主様もポルトス様には気を使われているようですが、国王陛下でないと貴族にする事ができませんから」
「ここの領主様の爵位はなんなのだ?」
「辺境伯だ」
ポルトスが直ぐに答えてくれた。
地獄の王達が日本語とこの世界の言葉を変換してくれているから、大雑把な事は理解できるけど、細かな条件が日本と違う可能性がある。
「辺境伯閣下は、騎士や徒士なら取立てられるのか?」
「ええ、と、領主様は騎士団や徒士団をお持ちです」
ポルトスではなく女が答えてくれた。
「ポルトスは騎士や徒士の言う事を聞いているのか?」
「いえ、逆です、騎士様や徒士様がポルトス様の指示通りにされています。
そのお陰で私達も安心して暮らせるのです」
「それは、ポルトスだけか?
それとも、他の金級冒険者も同じなのか?」
「他の金級冒険者の方々の言う事も、騎士や徒士はいう事を聞きます」
「金級冒険者同士で言う事が違う場合はどうなる?
ポルトスの言う事を優先するのか?
それとも、他の金級冒険者の言う事を優先するのか?」
俺と話している女だけでなく、他の女もチラチラとポルトスを見ている。
この話題は何か問題があるのか?
「ポルトス様はマスターの信望が厚いので、今のところはポルトス様の言う事が優先されるのですが……」
「他の冒険者がポルトスより強くなったり、他の冒険者達が手を組んでポルトスやマスターに逆らったりしたら、立場が逆転するのか?」
「……はい、領主様の家臣の間にも争いがあるようで……」
「辺境伯閣下の家臣間で主導権争いがあり、マスターのやり方が手緩いと感じている連中が、ポルトス以外の金級冒険者達を味方につけたのか?」
「噂ですが……」
「ポルトスは王家直轄のダンジョンや魔境に行く気はないのか?
女子供は一緒に連れて行けばいいだろう?
それに、その方が王家の目に止まる可能性が高いだろう」
「故郷だ」
「ここがポルトスの故郷なのか?
それとも、女子供に故郷を捨てさせたくないのか?」
「ふん!」
明確に返事をしない気か?
女子供のために王家直轄領に移動しないと口にしたら、女子供が負い目を感じてしまうとでも思っているのか?
「ポルトス、率直に聞きたいのだが、俺が金級冒険者になったら、女子供が安心して暮らせるのか?」
「マスターはそう言っている」
「ポルトスはどう思っている?」
「分からん」
「ポルトスはどうしたいんだ?」
「貴族だ、立派な貴族になる」
「だったら、ここにいるよりも王家直轄領に行った方が良いだろう?」
「うるさい!」
自分のやりたいことよりも女子供の生活を優先するとは、好い奴だな。
俺は基本他人の事などどうでもいい性格なのだが、地獄の王達にこの世界で功徳を積むと言った手前、ある程度は善行を積まなければいけない。
ここでポルトスや女子供と出会ったのも何かの縁だ。
地獄の王達が段取りした事かもしれないが、別にかまわない。
その程度の事でへそを曲げるほど、俺は天邪鬼じゃない。
「うるさいと言って俺を黙らせても、何も変わらなぞ。
ちゃんと計画を立てて、叙爵の夢と女子供の現実を考えないと、両立させるのはとても難しいぞ」
「ショウ様、もっと言ってください。
私達もポルトス様に迷惑かけているのは分かっているんです。
ポルトス様の足手纏いにはなりたくないのです。
連れて行ってくださるのなら、よろこんで王家直轄領にもついて行きます」
「うるさい!」
おや、おや、おや、ポルトスの顔が少し赤くなっている。
この女の事が好きなのか?
それとも、女子供にここまで慕われているとは思っていなかったのか?
「ポルトス様がお貴族様になってくだされば、私達も領民や家臣使用人としての身分が手に入るのです。
そうなれば、ここにいるよりも安心して暮らす事ができます」
やはり女という生き物は強かだ。
いや、男が女に比べて馬鹿なだけなのか?
それとも、俺の周りにいた男女が偏っていただけなのか?
「分かった」
ポルトスは分かったと言っているが、本当に分かっているのか気になる。
「分かったというのは、王家直轄領に行くという事か?
それとも、話しは聞いたが王家直轄領には行かないという事か?」
「マスターに聞く」
なるほど、難しい判断はギルドのマスターに丸投げしているのか。
マスターにいいように利用されている可能性もあるが、俺が話した時の印象から考えると、領地の為にも本人のためにもなるように考えているのだろう。
「そうか、だったら俺も同席させてくれ。
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