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「私がやらせました。
王太子を誑し込み、この国を実権を奪うのに邪魔だったからです」
「許し難い反逆である。
国内にいるゴア一族は全員逮捕して皆殺しにしろ。
財産は騎士家商家にかかわらず接収しろ。
近隣諸国にも連絡を入れ、王家に対する反逆と王太子の婚約者を殺そうとした罪で逮捕を依頼しろ」
「「「「「は!」」」」」
国王陛下が激怒しています。
隣に立つ王太子殿下も身体をふるわせて怒りを露にしています。
まあそれもそうでしょう。
私は知りませんでしたが、王太子殿下はゾーイに籠絡されていたのです。
特殊な媚薬と魅了の魔法に囚われていたのです。
ゾーイが焦って私を暗殺しようとしていなければ、私は王太子殿下に殺されていたかもしれません。
いえ、その時は逃げ出していたでしょう。
保険をかけて、複数の手段を講じたゾーイの悪手です。
父上が暗殺仲介商家を襲い、私が秘孔術を駆使して全てを自白させました。
それを繰り返せば、ゾーイにたどり着くのは簡単でした。
ゾーイやゴア家の者たちに、嘘がつけなくなる秘孔を事前に突いておけば、私の技を知られることなく自白させることは簡単でした。
「アイリス嬢。
ネイサンの事を許してやってはくれないか?
其方を殺せと命じたのは、全て薬と魔術の影響だ。
ネイサンが悪いわけではない。
ゾーイが捕らえられたから、もうそのような事は二度とない」
「国王陛下のお願いとは申せ、それだけはお断りさせていただきます。
薬と魔術の影響とは言え、私を殺そうとした方を夫にはできません。
それにゾーイの自白を信じるのなら、異世界から転生する者が他にも数多くいるかもしれません。
そのようなモノが、また殿下を誑かして私を殺そうとするかもしれません。
そのような事を恐れて暮らすのは辛過ぎます。
どうか辺境で静かに暮らさせてください」
「うぬぬぬぬ!
この、軟弱者め!
易々と女狐に誑し込まれおって!」
国王陛下が王太子を睨みつけて小言を言っています。
王太子が下を向いて両手をワナワナさせています。
そちらの事はそちらで片づけてください。
早く無罪放免してください。
私は自分を殺そうとしたモノを夫にできるような、豪胆な性格ではないのです。
「ええええい!
ゾーイは八つ裂きの刑にしろ!
いや、その前に奴隷の与えて慰み者にしろ!
爪を剥ぎ、舌を抜き、眼を潰してしまえ!
苦しめて、苦しめて、苦しませてから八つ裂きにしろ!」
怒鳴り散らした国王陛下が、ゼエゼエと激しく息をしています。
よほど怒りに任せて怒鳴り散らしたのでしょう。
「認める……
ネイサンとアイリス嬢との婚約解消を認める」
とても小さな声でしたが、婚約解消が認められました。
色々と予定外の事もありましたし、便利な王都から離れるのも辛いです。
まあ、でも、死なずにすんだのですから、よしとしましょう。
それに、これで自分の夫を自分で探せます。
何なら自分で好みの男に育て上げる事もできます。
私の人生はこれからです!
王太子を誑し込み、この国を実権を奪うのに邪魔だったからです」
「許し難い反逆である。
国内にいるゴア一族は全員逮捕して皆殺しにしろ。
財産は騎士家商家にかかわらず接収しろ。
近隣諸国にも連絡を入れ、王家に対する反逆と王太子の婚約者を殺そうとした罪で逮捕を依頼しろ」
「「「「「は!」」」」」
国王陛下が激怒しています。
隣に立つ王太子殿下も身体をふるわせて怒りを露にしています。
まあそれもそうでしょう。
私は知りませんでしたが、王太子殿下はゾーイに籠絡されていたのです。
特殊な媚薬と魅了の魔法に囚われていたのです。
ゾーイが焦って私を暗殺しようとしていなければ、私は王太子殿下に殺されていたかもしれません。
いえ、その時は逃げ出していたでしょう。
保険をかけて、複数の手段を講じたゾーイの悪手です。
父上が暗殺仲介商家を襲い、私が秘孔術を駆使して全てを自白させました。
それを繰り返せば、ゾーイにたどり着くのは簡単でした。
ゾーイやゴア家の者たちに、嘘がつけなくなる秘孔を事前に突いておけば、私の技を知られることなく自白させることは簡単でした。
「アイリス嬢。
ネイサンの事を許してやってはくれないか?
其方を殺せと命じたのは、全て薬と魔術の影響だ。
ネイサンが悪いわけではない。
ゾーイが捕らえられたから、もうそのような事は二度とない」
「国王陛下のお願いとは申せ、それだけはお断りさせていただきます。
薬と魔術の影響とは言え、私を殺そうとした方を夫にはできません。
それにゾーイの自白を信じるのなら、異世界から転生する者が他にも数多くいるかもしれません。
そのようなモノが、また殿下を誑かして私を殺そうとするかもしれません。
そのような事を恐れて暮らすのは辛過ぎます。
どうか辺境で静かに暮らさせてください」
「うぬぬぬぬ!
この、軟弱者め!
易々と女狐に誑し込まれおって!」
国王陛下が王太子を睨みつけて小言を言っています。
王太子が下を向いて両手をワナワナさせています。
そちらの事はそちらで片づけてください。
早く無罪放免してください。
私は自分を殺そうとしたモノを夫にできるような、豪胆な性格ではないのです。
「ええええい!
ゾーイは八つ裂きの刑にしろ!
いや、その前に奴隷の与えて慰み者にしろ!
爪を剥ぎ、舌を抜き、眼を潰してしまえ!
苦しめて、苦しめて、苦しませてから八つ裂きにしろ!」
怒鳴り散らした国王陛下が、ゼエゼエと激しく息をしています。
よほど怒りに任せて怒鳴り散らしたのでしょう。
「認める……
ネイサンとアイリス嬢との婚約解消を認める」
とても小さな声でしたが、婚約解消が認められました。
色々と予定外の事もありましたし、便利な王都から離れるのも辛いです。
まあ、でも、死なずにすんだのですから、よしとしましょう。
それに、これで自分の夫を自分で探せます。
何なら自分で好みの男に育て上げる事もできます。
私の人生はこれからです!
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