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出会いと復讐
6話マッシモ視点
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エドアルド殿下は行儀がよすぎます。
王子であるにもかかわらず、二十五歳まで女性との関係がなかったのですから、怖気づいてしまっておらえるのか?
いえ、これは不遜な思考です。
臣下として許されない考え方です!
神様の祝福を受けたお方ですから、強引に迫るような行儀の悪いことは思いもよらないのでしょう。
そんなことよりも、問題は殿下とパオラ様の守護です。
オートヴィル王家の刺客ごときに、殿下にもパオラ様にも傷一つつけさせません!
ですがそれだけではなく、送り込んできた大元を断たねばなりません!
神様がマネル王国に贈ってくださった聖人と聖女を護るのが、我ら近衛騎士の務めです!
密かに刺客を送って殺してしまえば簡単なのですが、聖人であられるエドアルド殿下の名を汚すわけにも、御指示に逆らう訳にいもいきません。
アンドレアとミーアという悪魔の手先には、正々堂々報復を宣言する国使を送らなければいけませんが、問題は決死の使者であることと、国使を内密で殺して全てを闇の葬ろうとする可能性が高いことです。
最初の国使はオートヴィル王国のマッティーア王に対して送りましょう。
マネル王国のフィリッポ国王陛下から、オートヴィル王国のマッティーア国王陛下に対する正式な国書です。
王太子といえどアンドレアに握る潰すことはできないでしょう。
エドアルド殿下が、ご自身の手でアンドレアとミーアを殺したいと望んでおられるのは理解していますが、聖者、聖騎士になっていただかねばならない殿下の手を、穢れた血で汚させるわけにはいきません。
そのような汚れ仕事は臣下の役目です。
その役目を果たすべく、生まれた時から鍛錬している者達がいるのです。
「アリーチェ、フラヴィオ。
呼ばれた理由は分かっているか?」
「オートヴィル王国のアンドレア王太子殿下と、デック伯爵家のミーア嬢を殺せという事でしょうか」
暗殺隊の男頭目フラヴィオが、わざわざ狙う相手の地位を口にするという事は、地位に応じた困難が伴うという事だな。
だが諦めるという選択肢はない!
「難しいと言いたいのは分かったが、必ず殺してもらいたい。
敵が態勢を整える前、国書が届いた直後に殺す事は可能か?」
「国使が到着する前の方が、警戒が緩くて暗殺はやりやすいです。
特にアンドレア王太子は女狂いが激しく、国書が届く前なら確実に殺せます」
暗殺隊の女頭目アリーチェが断言するのなら、普段から送り込んでいる女刺客がアンドレアの側近くに入りこんでいるという事だろう。
確実を期すのなら、抗議前に殺すべきだな。
だが、エドアルド殿下の名を汚すわけにもいかない。
どうするべきか?
王子であるにもかかわらず、二十五歳まで女性との関係がなかったのですから、怖気づいてしまっておらえるのか?
いえ、これは不遜な思考です。
臣下として許されない考え方です!
神様の祝福を受けたお方ですから、強引に迫るような行儀の悪いことは思いもよらないのでしょう。
そんなことよりも、問題は殿下とパオラ様の守護です。
オートヴィル王家の刺客ごときに、殿下にもパオラ様にも傷一つつけさせません!
ですがそれだけではなく、送り込んできた大元を断たねばなりません!
神様がマネル王国に贈ってくださった聖人と聖女を護るのが、我ら近衛騎士の務めです!
密かに刺客を送って殺してしまえば簡単なのですが、聖人であられるエドアルド殿下の名を汚すわけにも、御指示に逆らう訳にいもいきません。
アンドレアとミーアという悪魔の手先には、正々堂々報復を宣言する国使を送らなければいけませんが、問題は決死の使者であることと、国使を内密で殺して全てを闇の葬ろうとする可能性が高いことです。
最初の国使はオートヴィル王国のマッティーア王に対して送りましょう。
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王太子といえどアンドレアに握る潰すことはできないでしょう。
エドアルド殿下が、ご自身の手でアンドレアとミーアを殺したいと望んでおられるのは理解していますが、聖者、聖騎士になっていただかねばならない殿下の手を、穢れた血で汚させるわけにはいきません。
そのような汚れ仕事は臣下の役目です。
その役目を果たすべく、生まれた時から鍛錬している者達がいるのです。
「アリーチェ、フラヴィオ。
呼ばれた理由は分かっているか?」
「オートヴィル王国のアンドレア王太子殿下と、デック伯爵家のミーア嬢を殺せという事でしょうか」
暗殺隊の男頭目フラヴィオが、わざわざ狙う相手の地位を口にするという事は、地位に応じた困難が伴うという事だな。
だが諦めるという選択肢はない!
「難しいと言いたいのは分かったが、必ず殺してもらいたい。
敵が態勢を整える前、国書が届いた直後に殺す事は可能か?」
「国使が到着する前の方が、警戒が緩くて暗殺はやりやすいです。
特にアンドレア王太子は女狂いが激しく、国書が届く前なら確実に殺せます」
暗殺隊の女頭目アリーチェが断言するのなら、普段から送り込んでいる女刺客がアンドレアの側近くに入りこんでいるという事だろう。
確実を期すのなら、抗議前に殺すべきだな。
だが、エドアルド殿下の名を汚すわけにもいかない。
どうするべきか?
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