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第二部 異世界建築士と大工の娘
第101話:ふたりで生きる
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あと一刻ほどで中天に差し掛かるだろう青い月を、二人して眺めていた。
日没からこんな時間まで、休み休みとはいえ、よくもまあ続けたと思う。
もう無理だと思っても、しばらくするとリトリィによって元気にさせられる。
毎晩干からびるのを覚悟せよ、とは、瀧井さんの言葉だったな。
――明日も、こうなるのか?
楽しみでもあり、空恐ろしくもある。
隣を見ると、リトリィも見返してくる。ふふ、と笑って、肩にもたれかかってくる。
そんな彼女が愛おしくて、そっと唇を重ねる。
彼女も心得たもので、そっと目を閉じると舌を伸ばし、俺の舌を迎え入れる。
月明かりの中、しばらく、互いの舌の感触を、髪の、肌の、肉の感触を、再び楽しみ合う。
吐く息の白くなる冬の冷気は、しかし火照って仕方のない体を冷ますにちょうどいい。
月を見ながら、ふと思い出した。
以前にもこんな時があった。
たしかあの時は、俺が日本に帰れないと考えていて、彼女に八つ当たりしたんだったか? 本当に情けない姿をさらしたと思う。
リトリィは、真剣な目で答えた。
「そんなこと、ないです。わたしだって、ひとりぼっちで知らない土地に放り出されたら、どうなったか分かりません」
真っ直ぐ俺を見つめるその瞳が愛おしくて、その髪を撫でると、くすぐったそうに微笑んだ。
彼女がここにいる限り、俺はもう、日本をあきらめるほか、ないのだろう。
正直言って、未練はある。
生まれ、生き、築いてきた二十七年間の足跡。
決して人に誇れるようなカッコいい人生を歩んできたわけじゃないが、間違いなく、俺は日本で生まれ、生き、そして人の夢――「家」という形を残す、その手伝いをしてきたつもりだ。
だが、誰にも別れを告げぬまま、俺の存在がすっぽりと抜け落ちてしまったあの世界で、俺のことを、何人の人が、いつまで覚えていてくれるのだろう。
木村所長は、もう俺を解雇扱いにしただろうか。四カ月も無断欠席した人間を、在籍させておくような酔狂な人間ではないと思うが。
事務の御室さんは、頼んでおいた経費を、どう処理したのだろう。
三洋や京瀬らは、俺の後を引き継いでくれただろうか。そういえば、やつらみたいに、俺が御室さんのことを「お~むろん♪」などと呼べる日は、ついに来なかったな。今なら、おどけながら言えそうなのに。
日本最後の顧客の若夫婦――仁天堂さん夫妻は、俺の案で家を建ててくれているのだろうか。それとも、担当者が行方不明になってしまったような曰く付きの設計は、破棄してしまったのだろうか。
――親父は、俺のことなど忘れて、俺より年下の新しい嫁さんに、もう子供を仕込んだんだろうか。
考えてみれば、俺も親父と同類だ。親父の二十五歳年下、というのには負けるが、俺自身、八歳も年下の女性とこういう関係になった。血は争えないのかもしれない。
俺という人間の痕跡は、たぶんこの先、急速に日本から消えていくのだろう。死体でも上がれば別だが、あいにくここで生きている。
忙しい現代日本、木村設計事務所だって経営は厳しい。行方不明者にいつまでも構っていられるわけじゃない。
親父もそうだ。親父にとって、息子とは、行方不明になった俺なんかより、これから生まれてくる赤子のことを指すようになるに違いない。
学生時代に一緒に馬鹿をやった友人たちは、四カ月間音沙汰なしの俺を、SNSのグループから外しただろうか。
こうやって考えると、今もこうして俺の上にまたがって、切実に俺を求めてくれるリトリィがいるこの世界と、俺がいてもいなくても大して変わらない現代日本では、どちらが俺のいるべき世界かと問われたら――
――悲しいが、こちらの世界、と言わざるを得ないのだろう。
『あなたの代わりはいくらでもいる』
人間があふれる現代日本にとって、俺は、いてもいなくても変わらない存在だった。
これほどみじめなことが、ほかにあるだろうか。
そう結論付けたとき、俺は。
「ムラタ、さん? なにか、悲しいことがあるのですか……?」
気が付くと、リトリィが、首をかしげるようにして、俺を見つめていた。
彼女自身が、悲しそうな顔で。
「……なんで、そう思うんだ?」
「だって、泣いてらっしゃるから――」
言われるまで気づかなかった。
言われて気がついた。
――俺、泣いてるよ。
「は、はは……。あれ、おかしいな、なんでだろう。目にゴミが入ったかな……?」
俺の感傷はともかく、リトリィに悲しい思いをさせるわけにはいかない。
努めて明るく笑い、手のひらで顔を隠すように、涙をぬぐう。
「おか、おかしいな、――あ、あれ、……あれ?」
だめだ、かえって涙があふれてきて止まらない。
腕を顔から離せなくなる。
声が震える。
嗚咽が漏れる。
だめだ、だめだ。
泣いたらリトリィも悲しむに決まっている。
俺のほうがずっと年上なんだ、偉そうに突っ張らなきゃだめなんだ。
俺は泣いている場合じゃ――
「泣いて、いいんですよ?」
ふわりと、彼女が唇を寄せる。
彼女の柔らかな毛並みが、肌が、俺の上にのしかかる。
顔にかかる彼女の髪がくすぐったい。
「ムラタさん、あなたが抱えているもの、わたしでは不十分かもしれませんけど、わたしにも抱えさせてください」
ささやくリトリィの言葉が、胸に空いた穴に吸い込まれるように沁み通る。
「あなたは、わたしにぬくもりを――希望を、未来をくれました」
微笑む彼女の重みが、彼女の存在を、嫌でも実感させる。
「お願いです。わたしにも、あなたのつらさを背負わせてください。わたしでは大してお役に立てないかもしれませんが、それでも、あなたを支えたいんです。
――わたしが、そうしたいんです」
『わたしが、そうしたいんです』
何度、彼女に同じことを言わせているのだろう、俺は。
何度、俺の感傷に付き合わせ、彼女を傷つけてきてしまったのだろう、俺は。
何を迷うことがあったのだろう。
俺には、彼女がいる。
日本にはもう、帰ることなどない。
彼女を守り、彼女と共にこの世界で生きる。
そう、決めたんじゃなかったのか。
俺の首筋に、鎖骨に、胸に、熱い吐息とともに舌を、指を這わせるリトリィは、自分という存在を俺に、必死にアピールするかのようだ。
そんな彼女の背中に腕を回すと、意外にひんやりとしていた。俺を包み込む彼女は、むしろ熱いくらいなのに。
「……寒く、ないか?」
俺の腕に応えるように、リトリィも俺の首の下に腕を差し込み、俺を抱きしめる。彼女の柔らかな胸の圧迫が、いっそう強くなる。
「寒ければ、温めればいいんですよ。お互いを」
――敵わないと思う。
こんな女性が、俺のことを慕ってくれているなんて、なんという巡り合わせなのだろう!
「ムラタさん。わたし、ずっと、ずっと、あなたのことが好きでした」
目を細め、荒い吐息を弾ませ俺の上で跳ねながら、彼女が言う。
「……いつから?」
「あなたが、スープを、美味しいって言ってくれた、そのときからです」
それじゃ、出会ってからほとんどすぐじゃないか。
そう言って笑うと、彼女はそうですよ、と笑った。
「ずっと、ずっと、好きで、好きで――だから今、幸せです」
彼女の言葉に、俺もうなずく。
そこは同じだ。
――いや、ここに至るまでに、本当は何度も、幸せを感じてきた。
ただ、その幸せが本当に俺のものになったのか、それが信じられなかっただけだ。
俺の言葉に、ふふ、と彼女が笑う。
「じゃあ、今は、幸せを感じてくださっているんですね?」
「……今この瞬間を幸せと感じていなかったら、俺はいったい、いつ幸せを感じればいいんだ?」
そう言って体を起こすと、ひしと、彼女の体をかき抱く。
そのぬくもりを確かめるように、俺も彼女を抱きしめる。
彼女も俺の背中に腕を、腰に足を、舌に舌を、吐息を――彼女自身のすべてを絡めてくる。
そうやって、彼女の全てで愛を訴えてくる姿が、なによりも愛おしい。
もう、二度と手放さない。
このぬくもりを。
俺とリトリィ――ふたりで生きる、未来を。
日没からこんな時間まで、休み休みとはいえ、よくもまあ続けたと思う。
もう無理だと思っても、しばらくするとリトリィによって元気にさせられる。
毎晩干からびるのを覚悟せよ、とは、瀧井さんの言葉だったな。
――明日も、こうなるのか?
楽しみでもあり、空恐ろしくもある。
隣を見ると、リトリィも見返してくる。ふふ、と笑って、肩にもたれかかってくる。
そんな彼女が愛おしくて、そっと唇を重ねる。
彼女も心得たもので、そっと目を閉じると舌を伸ばし、俺の舌を迎え入れる。
月明かりの中、しばらく、互いの舌の感触を、髪の、肌の、肉の感触を、再び楽しみ合う。
吐く息の白くなる冬の冷気は、しかし火照って仕方のない体を冷ますにちょうどいい。
月を見ながら、ふと思い出した。
以前にもこんな時があった。
たしかあの時は、俺が日本に帰れないと考えていて、彼女に八つ当たりしたんだったか? 本当に情けない姿をさらしたと思う。
リトリィは、真剣な目で答えた。
「そんなこと、ないです。わたしだって、ひとりぼっちで知らない土地に放り出されたら、どうなったか分かりません」
真っ直ぐ俺を見つめるその瞳が愛おしくて、その髪を撫でると、くすぐったそうに微笑んだ。
彼女がここにいる限り、俺はもう、日本をあきらめるほか、ないのだろう。
正直言って、未練はある。
生まれ、生き、築いてきた二十七年間の足跡。
決して人に誇れるようなカッコいい人生を歩んできたわけじゃないが、間違いなく、俺は日本で生まれ、生き、そして人の夢――「家」という形を残す、その手伝いをしてきたつもりだ。
だが、誰にも別れを告げぬまま、俺の存在がすっぽりと抜け落ちてしまったあの世界で、俺のことを、何人の人が、いつまで覚えていてくれるのだろう。
木村所長は、もう俺を解雇扱いにしただろうか。四カ月も無断欠席した人間を、在籍させておくような酔狂な人間ではないと思うが。
事務の御室さんは、頼んでおいた経費を、どう処理したのだろう。
三洋や京瀬らは、俺の後を引き継いでくれただろうか。そういえば、やつらみたいに、俺が御室さんのことを「お~むろん♪」などと呼べる日は、ついに来なかったな。今なら、おどけながら言えそうなのに。
日本最後の顧客の若夫婦――仁天堂さん夫妻は、俺の案で家を建ててくれているのだろうか。それとも、担当者が行方不明になってしまったような曰く付きの設計は、破棄してしまったのだろうか。
――親父は、俺のことなど忘れて、俺より年下の新しい嫁さんに、もう子供を仕込んだんだろうか。
考えてみれば、俺も親父と同類だ。親父の二十五歳年下、というのには負けるが、俺自身、八歳も年下の女性とこういう関係になった。血は争えないのかもしれない。
俺という人間の痕跡は、たぶんこの先、急速に日本から消えていくのだろう。死体でも上がれば別だが、あいにくここで生きている。
忙しい現代日本、木村設計事務所だって経営は厳しい。行方不明者にいつまでも構っていられるわけじゃない。
親父もそうだ。親父にとって、息子とは、行方不明になった俺なんかより、これから生まれてくる赤子のことを指すようになるに違いない。
学生時代に一緒に馬鹿をやった友人たちは、四カ月間音沙汰なしの俺を、SNSのグループから外しただろうか。
こうやって考えると、今もこうして俺の上にまたがって、切実に俺を求めてくれるリトリィがいるこの世界と、俺がいてもいなくても大して変わらない現代日本では、どちらが俺のいるべき世界かと問われたら――
――悲しいが、こちらの世界、と言わざるを得ないのだろう。
『あなたの代わりはいくらでもいる』
人間があふれる現代日本にとって、俺は、いてもいなくても変わらない存在だった。
これほどみじめなことが、ほかにあるだろうか。
そう結論付けたとき、俺は。
「ムラタ、さん? なにか、悲しいことがあるのですか……?」
気が付くと、リトリィが、首をかしげるようにして、俺を見つめていた。
彼女自身が、悲しそうな顔で。
「……なんで、そう思うんだ?」
「だって、泣いてらっしゃるから――」
言われるまで気づかなかった。
言われて気がついた。
――俺、泣いてるよ。
「は、はは……。あれ、おかしいな、なんでだろう。目にゴミが入ったかな……?」
俺の感傷はともかく、リトリィに悲しい思いをさせるわけにはいかない。
努めて明るく笑い、手のひらで顔を隠すように、涙をぬぐう。
「おか、おかしいな、――あ、あれ、……あれ?」
だめだ、かえって涙があふれてきて止まらない。
腕を顔から離せなくなる。
声が震える。
嗚咽が漏れる。
だめだ、だめだ。
泣いたらリトリィも悲しむに決まっている。
俺のほうがずっと年上なんだ、偉そうに突っ張らなきゃだめなんだ。
俺は泣いている場合じゃ――
「泣いて、いいんですよ?」
ふわりと、彼女が唇を寄せる。
彼女の柔らかな毛並みが、肌が、俺の上にのしかかる。
顔にかかる彼女の髪がくすぐったい。
「ムラタさん、あなたが抱えているもの、わたしでは不十分かもしれませんけど、わたしにも抱えさせてください」
ささやくリトリィの言葉が、胸に空いた穴に吸い込まれるように沁み通る。
「あなたは、わたしにぬくもりを――希望を、未来をくれました」
微笑む彼女の重みが、彼女の存在を、嫌でも実感させる。
「お願いです。わたしにも、あなたのつらさを背負わせてください。わたしでは大してお役に立てないかもしれませんが、それでも、あなたを支えたいんです。
――わたしが、そうしたいんです」
『わたしが、そうしたいんです』
何度、彼女に同じことを言わせているのだろう、俺は。
何度、俺の感傷に付き合わせ、彼女を傷つけてきてしまったのだろう、俺は。
何を迷うことがあったのだろう。
俺には、彼女がいる。
日本にはもう、帰ることなどない。
彼女を守り、彼女と共にこの世界で生きる。
そう、決めたんじゃなかったのか。
俺の首筋に、鎖骨に、胸に、熱い吐息とともに舌を、指を這わせるリトリィは、自分という存在を俺に、必死にアピールするかのようだ。
そんな彼女の背中に腕を回すと、意外にひんやりとしていた。俺を包み込む彼女は、むしろ熱いくらいなのに。
「……寒く、ないか?」
俺の腕に応えるように、リトリィも俺の首の下に腕を差し込み、俺を抱きしめる。彼女の柔らかな胸の圧迫が、いっそう強くなる。
「寒ければ、温めればいいんですよ。お互いを」
――敵わないと思う。
こんな女性が、俺のことを慕ってくれているなんて、なんという巡り合わせなのだろう!
「ムラタさん。わたし、ずっと、ずっと、あなたのことが好きでした」
目を細め、荒い吐息を弾ませ俺の上で跳ねながら、彼女が言う。
「……いつから?」
「あなたが、スープを、美味しいって言ってくれた、そのときからです」
それじゃ、出会ってからほとんどすぐじゃないか。
そう言って笑うと、彼女はそうですよ、と笑った。
「ずっと、ずっと、好きで、好きで――だから今、幸せです」
彼女の言葉に、俺もうなずく。
そこは同じだ。
――いや、ここに至るまでに、本当は何度も、幸せを感じてきた。
ただ、その幸せが本当に俺のものになったのか、それが信じられなかっただけだ。
俺の言葉に、ふふ、と彼女が笑う。
「じゃあ、今は、幸せを感じてくださっているんですね?」
「……今この瞬間を幸せと感じていなかったら、俺はいったい、いつ幸せを感じればいいんだ?」
そう言って体を起こすと、ひしと、彼女の体をかき抱く。
そのぬくもりを確かめるように、俺も彼女を抱きしめる。
彼女も俺の背中に腕を、腰に足を、舌に舌を、吐息を――彼女自身のすべてを絡めてくる。
そうやって、彼女の全てで愛を訴えてくる姿が、なによりも愛おしい。
もう、二度と手放さない。
このぬくもりを。
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