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第五部 異世界建築士と子供たちの楽園
第519話:生きる拠り所を得るために
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「先ほども申し上げた通り、私の仕事はウジ虫を狩り取ることです。そしてこれはヒトに寄生するウジ虫です。お間違えの無きよう」
「や、やめろ、やめ……!」
「安心したまえ。しくじることなどない。これでも多少は詳しいのだよ、人体の破壊について」
「ヒィッ⁉」
さきほどまでの怒りに満ちた調子とは打って変わって、わずかに微笑みすら感じられる穏やかなハルトマン氏の表情から発せられる物騒な言葉に、ミュールマンが逃れようともがく。
――が、ハルトマン氏の手はびくともしない。それどころか、彼の手には血管が浮かび上がり……
「ヒッ――だ、だずげ……!」
明らかに、ミュールマンの首が、不自然に傾けられた、その時だった。
「こっ……この子も神が大いなる御心の元に世に送り出し、不出来な私を拠り所に預けてくださった子供です!」
ダムハイト院長の、体当たりだった。
それまで、ミュールマンがもがいてもピクリとも動かなかったハルトマン氏が、院長の体当たりに体を揺らす。
あっけなく手を離したハルトマン氏から少年の体を奪い取るようにした院長は、ミュールマンと共に、無様に床に倒れ伏した。だが、彼を腕に抱き、声も体も震えさせ、ずれた眼鏡も直せないまま、それでもダムハイト院長は言い切った。
「いくらナリクァン夫人の名代であろうと、ここは我が神の止まり木、『恩寵の家』! 子供を傷つけるような狼藉、これ以上は許しません!」
ダムハイト院長の体当たりで一瞬だけふらついたハルトマン氏は、ほんの少し乱れた服を整えた。
「……院長先生に感謝をするのですな、少年」
涙と鼻水でぐしゃぐしゃのミュールマンに、ハルトマン氏は刃物のように鋭い目で見下ろしながら続けた。
「ただし、あなたは許されていないということをお忘れなきよう。あなたが最後です。あなたはこの孤児院を巣立つまで、どのように生きるのか。さあ、言いなさい」
「……ムラタ、ホントにあれでよかったのかよ?」
「分からない。お前が言った通り、結局のところ、力でねじ伏せるのが手っ取り早かったってことか?」
リファルに問われ、俺は苦笑いを返す。
あれで良かったのか――問われても、俺自身、なにをどうすれば正解だったのかなんて分からない。
物腰柔らかな紳士だと思っていたハルトマン氏が、あんなひとだったというのも全く見抜けなかったしな。
そう。いま、目の前で、穏やかな表情で優雅にお茶を飲んでいるハルトマン氏。ロマンスグレーの渋い初老の男性が、十五歳の少年を軽々とつかみ上げ、聞くに堪えない下品な罵詈雑言を機関銃のようにぶちまけるなんて、いったい誰が想像できるだろう。
「……あれは分からなくて当然だ。ま、あのナリクァン夫人の懐刀を務めるなら、あれくらいできて当然なのかもしれねぇけどさ」
声を潜めてそう言ったリファルに、ハルトマン氏が薄く笑った。
「いえ、お恥ずかしい限りです。あの少年たちがもう少しだけ素直でいてくれたならば、あのように力に訴えるまではいかなかったのでございますが」
「いっ……いや、その……」
同じくらいの身長の人間を、ああも鮮やかに床に叩きつけたハルトマン。片手一本で立たせ、しかも首根っこをつかんで微動だにしなかったのもすさまじい。人は見かけに寄らぬものだ。
というかハルトマンさんは、ダムハイト院長がああやって行動するようにけしかけていたのかもしれない。院長先生が奮起させることで、あのミュールマンが変わるきっかけにするのを、期待して。
卑屈なほど慇懃な姿、鼻っ柱をへし折る勢いの罵詈雑言で殴りつける姿――そうした姿の裏で、彼なりに、この孤児院を何とかしようと考えてくれていたのだろう。
「しかし、これで一応、関わったすべての少年に、更生案を提出させることができました。ありがとうございました」
「はて、なにに対する感謝ですかな?」
俺の謝意に、ハルトマンさんが笑顔のまま、首をかしげてみせる。
「まだ、なにも解決していませんよ? あの子供たちは、契約を交わしただけにすぎません。契約は、果たされてこその契約です。これからが肝心ですよ?」
……さすが商人。確かにその通りだ。そうした業務からすっかり遠ざかってしまっていたから、つい忘れていた。いや、日本で働いていた時にも、当たり前すぎてその重みをつい忘れてしまうことがあったか。でも、全ては契約で動いていた。
契約とは、なにも施主だけと結ぶわけじゃない。高度に分業化された日本の建築現場では、大工が全ての作業をやるわけじゃない。
大工が家を建てる――それは当然のことだ。だが、基礎打ち、足場、鳶、左官、内装、電気工事――様々な職人が入れ代わり立ち代わり現場にやってきて、それぞれの専門性を活かして一つの建物を作る。そのすべて、一つ一つが、契約の積み重ねだ。
少年たちは、孤児院を出て独立するまでの生活を改めるという形で、リノの心を傷つけたことに対する償いをしてもらうことになった。
だがハルトマンさんが言う通り、まだ約束をしただけだ。これからの彼らの行動を見届けることが、本当に大切なことなのだ。
「見届けるって……お前、連中全員が孤児院を出る日まで、監視するつもりか?」
リファルが顔をしかめる。
……確かにそうだ。見届けるって簡単に言うけれど、誰がどうやって、少年たちの行動を見届けるんだ?
契約だけして見届けをしなかったら、何もしなかったも同じじゃないか! ハルトマンさんの言う「これからが肝心」の意味が、今さら重くのしかかってくる!
「そう、深刻にお考えにならずとも大丈夫でございますよ」
俺の顔色を見て察したか、ハルトマンさんが微笑んだ。
「商会で働くことを選んだ少年たちは、こちらで責任をもって指導いたします。またこちらに残って子守をすることを選んだ少年たちについても、元会長夫人からは、すでに一名、子守女中の派遣が決まっておりますから、そちらで指導いたします。ムラタ様のお手を煩わせることはありません」
時々、こちらに来られて様子を確かめること、商会の者に話を聞くことをしていただければ十分ですよ――そう言うハルトマンさんに、俺は安堵のため息を漏らす。
「子守女中とはいいましても、我が商会で働く女性の子供を預かる経験を積んだ者でございます。そこらの屋敷の乳母が務まる程度には経験豊富でございますから、少年たちへの指導も十分に務まるでしょう」
託児所みたいなものがあるのか。さすがは大商会、福利厚生策が進んでいる、と思ったら、「有能な人間が子育てにかかりきりになって使えないのは損失ですからな。働かせる代わりに子育てを肩代わりする、それだけです」という、実に身も蓋もない理由だった。
でもそのおかげで、こちらに人材を派遣してもらえるのだ。ありがたい話だ。
「なんの。これもムラタ様への投資の一つにございます。我々も、遊びでこのようなことをしているわけではございませんからな」
微笑みの中に、ギラリと鋭い眼光を感じて、思わず背筋が寒くなる。
そりゃそうだろうな。彼らは商人、慈善事業でこんなことをするわけがない。
「そう固くならず。我々は、期待しているのですよ。『人は、拠り所を持てば強くなれる』――ムラタ様、あなたの言葉ですよ? あの少年たちが、どう変わるか――私も、実は期待をしておるのでございます」
今回問題を起こした九名の少年たちは、最終的に次のように自分たちの今後を決めた。
「幸せの鐘塔」の現場で働くのが、ミュールマン一名。
ナリクァン商会で働くことになったのが、シュラウトを含む五名。
そして孤児院で子守として働くことにしたのが、残る三名。
ミュールマンが「幸せの鐘塔」で働くことにした理由は、シュラウトがナリクァン商会で働くことに決めていたから、らしい。奴ら、本当に仲が悪かったんだな。
ただ、もともと現場で働いていて、今は腕を骨折する事故に巻き込まれたために休養をとらせているリヒテルに対し、ミュールマンがカツアゲをしようとしていたところを俺は見ている。
だからリヒテルとミュールマンを一緒にしたくはなかったが、リヒテルはしばらく現場に来ないし、様子を見ることにした。
リノの心を傷つけたクソ野郎どもだが、単純に罰したところで、彼らの生き方が変わるとは思えない。だからこそ生きる術を身につけさせることで更生を図る――その考え方を、ナリクァン夫人は半信半疑ながらも受け入れてくれた。
正直に言うと、俺はシュラウトとミュールマンの二人がそう簡単に更生するとは思っていない。だが、その二人にくっついていた金魚のフンのような七人が自立できる技術を身に付ければ、奴らにフラフラくっつこうとは思わなくなるはずだ。
『自分はできる』
この自信というものは、苦しいときほど、自身を支えてくれる。俺が、二級建築士の資格を拠り所にして生きてきた――この世界に放りだされても、その誇りをもち、歯を食いしばって渡り歩いてこれたように。
「拠り所」がある人間は、強くなれるんだ。
今は金魚のフンのあの連中も、「自分はできる」という生きる拠り所、自信を得ることができれば、きっと変わるはずだ。
……もっとも俺の場合、この世界で存在しない「二級建築士」という誇りをしっかりと支えて、俺に揺るぎない愛を注いでくれたリトリィの存在が、本当は一番大きな「拠り所」になってるんだけどな。
「や、やめろ、やめ……!」
「安心したまえ。しくじることなどない。これでも多少は詳しいのだよ、人体の破壊について」
「ヒィッ⁉」
さきほどまでの怒りに満ちた調子とは打って変わって、わずかに微笑みすら感じられる穏やかなハルトマン氏の表情から発せられる物騒な言葉に、ミュールマンが逃れようともがく。
――が、ハルトマン氏の手はびくともしない。それどころか、彼の手には血管が浮かび上がり……
「ヒッ――だ、だずげ……!」
明らかに、ミュールマンの首が、不自然に傾けられた、その時だった。
「こっ……この子も神が大いなる御心の元に世に送り出し、不出来な私を拠り所に預けてくださった子供です!」
ダムハイト院長の、体当たりだった。
それまで、ミュールマンがもがいてもピクリとも動かなかったハルトマン氏が、院長の体当たりに体を揺らす。
あっけなく手を離したハルトマン氏から少年の体を奪い取るようにした院長は、ミュールマンと共に、無様に床に倒れ伏した。だが、彼を腕に抱き、声も体も震えさせ、ずれた眼鏡も直せないまま、それでもダムハイト院長は言い切った。
「いくらナリクァン夫人の名代であろうと、ここは我が神の止まり木、『恩寵の家』! 子供を傷つけるような狼藉、これ以上は許しません!」
ダムハイト院長の体当たりで一瞬だけふらついたハルトマン氏は、ほんの少し乱れた服を整えた。
「……院長先生に感謝をするのですな、少年」
涙と鼻水でぐしゃぐしゃのミュールマンに、ハルトマン氏は刃物のように鋭い目で見下ろしながら続けた。
「ただし、あなたは許されていないということをお忘れなきよう。あなたが最後です。あなたはこの孤児院を巣立つまで、どのように生きるのか。さあ、言いなさい」
「……ムラタ、ホントにあれでよかったのかよ?」
「分からない。お前が言った通り、結局のところ、力でねじ伏せるのが手っ取り早かったってことか?」
リファルに問われ、俺は苦笑いを返す。
あれで良かったのか――問われても、俺自身、なにをどうすれば正解だったのかなんて分からない。
物腰柔らかな紳士だと思っていたハルトマン氏が、あんなひとだったというのも全く見抜けなかったしな。
そう。いま、目の前で、穏やかな表情で優雅にお茶を飲んでいるハルトマン氏。ロマンスグレーの渋い初老の男性が、十五歳の少年を軽々とつかみ上げ、聞くに堪えない下品な罵詈雑言を機関銃のようにぶちまけるなんて、いったい誰が想像できるだろう。
「……あれは分からなくて当然だ。ま、あのナリクァン夫人の懐刀を務めるなら、あれくらいできて当然なのかもしれねぇけどさ」
声を潜めてそう言ったリファルに、ハルトマン氏が薄く笑った。
「いえ、お恥ずかしい限りです。あの少年たちがもう少しだけ素直でいてくれたならば、あのように力に訴えるまではいかなかったのでございますが」
「いっ……いや、その……」
同じくらいの身長の人間を、ああも鮮やかに床に叩きつけたハルトマン。片手一本で立たせ、しかも首根っこをつかんで微動だにしなかったのもすさまじい。人は見かけに寄らぬものだ。
というかハルトマンさんは、ダムハイト院長がああやって行動するようにけしかけていたのかもしれない。院長先生が奮起させることで、あのミュールマンが変わるきっかけにするのを、期待して。
卑屈なほど慇懃な姿、鼻っ柱をへし折る勢いの罵詈雑言で殴りつける姿――そうした姿の裏で、彼なりに、この孤児院を何とかしようと考えてくれていたのだろう。
「しかし、これで一応、関わったすべての少年に、更生案を提出させることができました。ありがとうございました」
「はて、なにに対する感謝ですかな?」
俺の謝意に、ハルトマンさんが笑顔のまま、首をかしげてみせる。
「まだ、なにも解決していませんよ? あの子供たちは、契約を交わしただけにすぎません。契約は、果たされてこその契約です。これからが肝心ですよ?」
……さすが商人。確かにその通りだ。そうした業務からすっかり遠ざかってしまっていたから、つい忘れていた。いや、日本で働いていた時にも、当たり前すぎてその重みをつい忘れてしまうことがあったか。でも、全ては契約で動いていた。
契約とは、なにも施主だけと結ぶわけじゃない。高度に分業化された日本の建築現場では、大工が全ての作業をやるわけじゃない。
大工が家を建てる――それは当然のことだ。だが、基礎打ち、足場、鳶、左官、内装、電気工事――様々な職人が入れ代わり立ち代わり現場にやってきて、それぞれの専門性を活かして一つの建物を作る。そのすべて、一つ一つが、契約の積み重ねだ。
少年たちは、孤児院を出て独立するまでの生活を改めるという形で、リノの心を傷つけたことに対する償いをしてもらうことになった。
だがハルトマンさんが言う通り、まだ約束をしただけだ。これからの彼らの行動を見届けることが、本当に大切なことなのだ。
「見届けるって……お前、連中全員が孤児院を出る日まで、監視するつもりか?」
リファルが顔をしかめる。
……確かにそうだ。見届けるって簡単に言うけれど、誰がどうやって、少年たちの行動を見届けるんだ?
契約だけして見届けをしなかったら、何もしなかったも同じじゃないか! ハルトマンさんの言う「これからが肝心」の意味が、今さら重くのしかかってくる!
「そう、深刻にお考えにならずとも大丈夫でございますよ」
俺の顔色を見て察したか、ハルトマンさんが微笑んだ。
「商会で働くことを選んだ少年たちは、こちらで責任をもって指導いたします。またこちらに残って子守をすることを選んだ少年たちについても、元会長夫人からは、すでに一名、子守女中の派遣が決まっておりますから、そちらで指導いたします。ムラタ様のお手を煩わせることはありません」
時々、こちらに来られて様子を確かめること、商会の者に話を聞くことをしていただければ十分ですよ――そう言うハルトマンさんに、俺は安堵のため息を漏らす。
「子守女中とはいいましても、我が商会で働く女性の子供を預かる経験を積んだ者でございます。そこらの屋敷の乳母が務まる程度には経験豊富でございますから、少年たちへの指導も十分に務まるでしょう」
託児所みたいなものがあるのか。さすがは大商会、福利厚生策が進んでいる、と思ったら、「有能な人間が子育てにかかりきりになって使えないのは損失ですからな。働かせる代わりに子育てを肩代わりする、それだけです」という、実に身も蓋もない理由だった。
でもそのおかげで、こちらに人材を派遣してもらえるのだ。ありがたい話だ。
「なんの。これもムラタ様への投資の一つにございます。我々も、遊びでこのようなことをしているわけではございませんからな」
微笑みの中に、ギラリと鋭い眼光を感じて、思わず背筋が寒くなる。
そりゃそうだろうな。彼らは商人、慈善事業でこんなことをするわけがない。
「そう固くならず。我々は、期待しているのですよ。『人は、拠り所を持てば強くなれる』――ムラタ様、あなたの言葉ですよ? あの少年たちが、どう変わるか――私も、実は期待をしておるのでございます」
今回問題を起こした九名の少年たちは、最終的に次のように自分たちの今後を決めた。
「幸せの鐘塔」の現場で働くのが、ミュールマン一名。
ナリクァン商会で働くことになったのが、シュラウトを含む五名。
そして孤児院で子守として働くことにしたのが、残る三名。
ミュールマンが「幸せの鐘塔」で働くことにした理由は、シュラウトがナリクァン商会で働くことに決めていたから、らしい。奴ら、本当に仲が悪かったんだな。
ただ、もともと現場で働いていて、今は腕を骨折する事故に巻き込まれたために休養をとらせているリヒテルに対し、ミュールマンがカツアゲをしようとしていたところを俺は見ている。
だからリヒテルとミュールマンを一緒にしたくはなかったが、リヒテルはしばらく現場に来ないし、様子を見ることにした。
リノの心を傷つけたクソ野郎どもだが、単純に罰したところで、彼らの生き方が変わるとは思えない。だからこそ生きる術を身につけさせることで更生を図る――その考え方を、ナリクァン夫人は半信半疑ながらも受け入れてくれた。
正直に言うと、俺はシュラウトとミュールマンの二人がそう簡単に更生するとは思っていない。だが、その二人にくっついていた金魚のフンのような七人が自立できる技術を身に付ければ、奴らにフラフラくっつこうとは思わなくなるはずだ。
『自分はできる』
この自信というものは、苦しいときほど、自身を支えてくれる。俺が、二級建築士の資格を拠り所にして生きてきた――この世界に放りだされても、その誇りをもち、歯を食いしばって渡り歩いてこれたように。
「拠り所」がある人間は、強くなれるんだ。
今は金魚のフンのあの連中も、「自分はできる」という生きる拠り所、自信を得ることができれば、きっと変わるはずだ。
……もっとも俺の場合、この世界で存在しない「二級建築士」という誇りをしっかりと支えて、俺に揺るぎない愛を注いでくれたリトリィの存在が、本当は一番大きな「拠り所」になってるんだけどな。
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