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第二十話「新パーティー結成」③
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その夜、レキは夢を見た。
どこかの街をそっと一人で抜け出し、郊外の街道を歩く夢。
郊外にまばらに生えている木々の中、その一つの木陰に黒いドレスを着た一人の女が佇んでいた。
その女の姿を見つけるなり、レキはそこへ嬉しそうに駆け寄っていく。レキが近づくと女は微笑んで、さらにレキを手招きした。
そしてレキがその女の元へ辿り着くなり、二人は惹かれ合うように抱き合った。そして同時に熱い口付けを交わす。
二人はそうやっていつまでも一緒にいた。
—————
「!!?」
レキはガバッとベッドから飛び起きた。
そこは昨日みんなでパーティーをしたキャンディールの宿屋の一室だった。
今はまだ夜中のようで、隣のベッドにはクローレンがむにゃむにゃと何か寝言を言いながら寝ていた。
「……変な夢」
レキはボソッと呟く。
木陰に隠れて女性と抱き合いキスする夢。
別にそんなことをしたいと思っているつもりはないのだが、なぜこんな夢を見るのだろうか。自分では自覚はないが深層心理というものなのだろうか。
それとも昨日の変なチョコの効果がまだ続いているのだろうか。
だが夢の中の相手はリオーネではなかったような気もする。鮮明ではなく、なんだかぼんやりしていてあまり思い出せなかった。
「……もう一回寝よ……」
まだ起きるには早過ぎる。レキはもう一度ベッドに横になった。
結局、あれからはあまりよく眠れなかった。
宿屋一階の食堂でクローレンと朝食をとりながらレキは大きな欠伸をする。
「なんだ? よく眠れなかったのか? めずらしーな」
クローレンがパンを齧りつつ、眠そうなレキの様子を気にして聞いた。
「うん……なんか変な夢見ちゃって」
レキはぼんやりとした目を擦りながら答える。
ちょうどそこにリオーネとフォンもやって来てレキ達と同じテーブルについた。
「お……おはよ~。レキ、クローレン」
リオーネは少しだけ緊張したような様子で挨拶した。昨日はあれからレキとは気まずくなったまま解散したのだった。
「………おはよ」
「お~っす。今日はこの街で聞き込みするんだろ? 早く飯くえよー」
レキとクローレンはそれぞれ挨拶を返したが、レキのほうは少し間があり、最低限の返事だけだった。そしてそれ以上は何も言わず、朝食のスープに視線を戻し、食べ始める。
「レキ……まだ怒ってる?」
レキの隣に座ったリオーネが、レキの顔をそーっと覗き込みながらおそるおそる聞く。
「怒ってないよ」
そうは言ってくれたがリオーネのほうを見てはくれなかった。
それから四人はキャンディールの街でフォースについての情報やこの街近辺で不思議な封印や噂がないかなどの聞き込みを行うことにした。
全員で行くよりはそれぞれで回ったほうが効率がいいため、夕方にまた同じ宿屋で落ち合うこととして別行動をすることになった。
ただ、いくら街の中とはいっても荒くれ者の旅人も少なくはないため、リオーネだけは一人では危ない。いつものようにフォンがつき、三手に別れて情報収集に行こうとしたところでリオーネはレキのほうへ駆けていった。
「今日はレキと一緒に回るわ。だからフォン大丈夫よ」
リオーネの突然の行動にレキもフォンも驚く。
「……えっ、なんで」
「姫……?」
「たまにはいいじゃない。レキと私で回るから、フォンとクローレンもそれぞれ情報収集お願いね」
結局リオーネに押し切られ、そのご要望のまま三手に別れることになった。
まぁ別にいいかと取り敢えずレキはリオーネと一緒に街並みを歩く。
「……ねぇレキ、昨日は本当にごめんなさい。あなたの信頼を裏切ることをしたわ。……反省してる」
二人になるとリオーネはもう一度改めてレキに謝った。レキともっとちゃんと話したかったため、リオーネはレキについてきたのだった。
あまりにも一生懸命謝るその姿に、レキもなんだか毒気を抜かれてしまった。
「うん……もういいよその話は。もう怒ってないから。……昨日はオレのためにたくさんお菓子を買ってくれてありがとう」
レキはようやくにこっとリオーネに笑いかける。いつもの笑顔だった。
レキの対応が戻ったことでリオーネは心底安心した。
「う~~……。よかった……。このまま嫌われちゃって、レキがどっか行っちゃうかもって思ったわ」
「そんなことないよ」
半分冗談ではあったが昨日クローレンに二人旅のほうがいいかなと聞いていたレキは内心ギクっとしていた。……バレてるなぁ。
そんなことを思っているレキの横でリオーネはさらに喋り続ける。
「言い訳かもしれないけど……フィルデラから出発する時も置いていかれるかと思ったし、今も無理矢理レキの旅にくっついてるんじゃないかなって思ってて……。だから少しでも早く、もっと仲良くなってそんな心配しなくてすむようになれば……! って思っちゃって……」
でもちょっと焦り過ぎたし、やり方が悪かったわ、とリオーネはしょんぼりしながら言った。
確かに、そう思わせていた部分はあるだろう。実際にフィルデラから出発する時、最初はクローレンと二人で行こうとしていたレキには耳が痛かった。
「そうだね……確かに。……ごめんね、オレが悪かったよ」
リオーネが言うことはもっともだとレキも思ったので素直に謝った。そして少し考えた後、真剣な表情をしてリオーネの目を見る。
「ごめん、もう絶対に置いていこうなんて思わないって約束する。オレにとって、リオーネもフォンも必要だよ。危険な旅だけど……一緒に来て欲しい。……これが、オレの本心だよ」
「……! も、もちろん! わかったわ!」
リオーネは突然のレキの真剣な表情と言葉に、少しドキリとしながらもコクコクと頷く。ようやくレキから「必要」「一緒に来て欲しい」という言葉を聞けて安心した。最初からこうやってちゃんと話せば良かったとリオーネは思う。
リオーネが承諾したことで、レキも嬉しそうだった。本音を言えたことで少しスッキリしたのかもしれない。見たこともないような優しい笑みを浮かべ、大事なものを見るような目でリオーネを見る。
「…………ッ」
なんだかリオーネは急に顔が熱くなってくるような感覚を覚えた。昨夜レキに迫られた時のことを瞬時に思い出す。
あの時のように紅潮してリオーネに惹かれていた時の表情とはまた違うが、今の表情もリオーネのことを大切に思ってくれているのが十分わかる表情だった。
——もう……、これだからいけないのよね。レキは……。
レキに媚薬とまじないのこもったお菓子を食べさせたのは、やっぱりほんのちょっとだけは、シンプルにレキの気を引きたい気持ちがあった。
初めて会った時からレキには何故か心を惹かれたし、知っていくうちにどんどん気になっていってしまう不思議な少年だった。
しばらく離れた時は想像以上に寂しくなったし、婚約するはずだったレクシス皇子だったとわかった時も、何か運命的な思いを感じた。
そしてレキがグランドフォースだったこと、危険に巻き込みたくないという優しさで自分達を遠ざけていたその思い、そして何より……リオーネが最大のピンチだった時に駆けつけ、ボロボロになりながらも助けてくれたこと。
そんなことをされてしまっては、前よりももっと……本当の意味で惹かれてしまう。
レキにも、リオーネのことを少しでも好きになってほしいという気持ちが出てしまった。
こんな怪しげなまじない、誰にでもするわけない。レキにだから……した。
二人は再び歩き始めた。さっきよりも心なしか距離が近くなったような気がする。
キャンディールの街並みは相変わらずお菓子を売っている店ばかりで、若い男女が色めき立ちながら異性に渡すと思われるお菓子を選んでいた。
「結構危ないよね、この街のお菓子……。リオーネはもう誰かにあげたり貰ったりしたらダメだよ」
レキが店に並ぶたくさんのお菓子を遠くから眺めながらふと言った。
昨日食べたチョコの効果はすごかった。
急に頭がぼんやりしてモヤがかかったようになり、見るもの全てが魅力的に美しく映った——ような気がする。正直、その先のことははっきりとは覚えていない。ただ、リオーネを抱き締めたくてたまらなくなった感覚はわずかに覚えている。
もしもあのまま誰も止めてくれる人がいなかったら一体何をしていただろうか。
「……クローレンがすぐ止めてくれて良かったよ。オレとしてはみんなに変なところを見られて恥ずかしかったけど……まぁそれだけで済む話だけどさ、リオーネは女の子だしお姫様なんだから、もっと気をつけないと」
なんだかフォンみたいなことを言うなとリオーネは思った。
というか、もしも誰も止める人がいないところでレキに食べさせていたら、何か危なかったというのか? そう思うとなんだかソワソワした。
ちょっとくらい危なくてもよかったんだけど……と不埒なことを考える。
「別に誰にでもあんなことするわけじゃないわ。レキは婚約者だし……ちょっと気持ちが緩んだっていうか……」
「…………。その“婚約者”ってやつなんだけど……婚約はまだしてなかったと思うんだけどな。仮に婚約が成立してたとしても、オレはもう皇子じゃないから無効だよ」
レキは、ハハと少し自嘲気味に笑う。
「リオーネにはもっと相応しい人がいると思うよ」
その言葉に、リオーネは楽しかった気持ちが急激に萎んでいくかのように悲しくなった。
レキ以外に相応しい人というのは全くピンとこなかった。
「……相応しい人なんて、他にいないわ。婚約話が出たあの時よりも……今のほうがもっと、私はあなたと婚約したいと思ってるわ」
かなりストレートな物言いになってしまった。
レキは一瞬えっ、となる。
もうここまで言ってしまった以上、恥ずかしいがリオーネは自分の思っていることを全部言うことにした。
「エレメキアが亡国だろうと関係ないわ。元々は私がエレメキアに行くはずだったけど、こうなったならあなたがセルフォードに来て私と結婚すればいいだけの話よ」
「!? な、なに言ってるの……」
唐突なリオーネの提案にレキはぽかんとした。
「それはないでしょ。オレにはもう何もないのに……」
「資格はあるわ。亡国とは言ってもちゃんと皇族の血筋を持ってるし。それにあなたはグランドフォースだわ。グランドフォースとの結婚を許さない国はないと思うけど」
人々の希望であるグランドフォース。そんなグランドフォースが自分達の国の人間、さらには上に立って人々を導く立場になれば国民の士気はかなり高まるだろう。そういった意味ではどこかの国の王子という肩書きよりも余程貴重な存在だ。
「……でも忘れたの? グランドフォースがいるって知れ渡ったらセルフォードだって滅ぼされちゃうよ。ただの災いでしかないんだよ」
レキが居たせいでエレメキアは滅んだ。そのことをレキは絶対に忘れることはできない。あんな惨事はもう二度とゴメンだ。自分のせいで次はリオーネの国セルフォードが滅んだらと思うと、恐ろしくてたまらない。
するとリオーネは、そうね~それなら……と少し考える動作をした。
「なら、“世界を破滅へといざなう者”を倒して全て終わった後ならいいでしょ。あなたの旅に私はついて行くって決めたんだし、もう私達は一連托生よ。もしも二人とも無事に帰ってこれたら……セルフォードで結婚式! これでどう?」
「…………えっ……いや、でも……」
なんだか承諾していないうちにどんどん勝手に話が進められている気がする。
それに全てが終わったらなんて、まだ何もやり遂げられていないうちからそんなこと、想像の範疇を越え過ぎていて全く現実感が湧かない。
そんなことを約束も何もできない。
「……やっぱりそれはないよ」
レキはきっぱりと言った。
「じゃあレキ、あなたは全てが終わったらどうするつもりなの……? 帰る場所は……?」
「…………え?」
リオーネのその問いに、レキはすぐに答えることが出来なかった。そして同時に、自分でも驚くほど動揺する。
確かに、今まであまり深く考えたことはなかった。
この瞬間を生きるのに必死で、グランドフォースとしての使命を全うすることにも必死で、その後のことなんて……何もなかった。
——確かに、オレはどうするんだろ……。全てをやり遂げて終わった時……。
エレメキアはもうないのだ。レキには帰る場所なんてない……。
「……ね、今すぐ決めろなんて言わないから……考えておいて。全部終わった後、あなたが一人ぼっちだなんて、私も悲しいわ」
「…………」
リオーネは、そっと優しく言ってくれたが、レキは何と返していいかわからなかった。
全てをやり遂げたとしも、大事なものは何一つ戻っては来ない。
最近の旅が楽しかったのでその現実を少し忘れかけていた。他のみんなにはちゃんと帰る場所があるし、旅が終わればやがてバラバラにそれぞれの場所へと戻って行くのだろう。
だが、レキには帰る場所がないままだということに、改めて気づかされた。
「レ、レキ……?」
黙り込んでしまったレキに、リオーネは遠慮がちに呼びかける。
レキの今後を心配して言ったことだったが、逆にレキに現実を思い知らせてしまったような気がして焦る。
「………ごめん、ありがとうリオーネ。オレのこといっぱい考えてくれて」
レキはにこっと笑った。いつもより元気はないが精一杯の笑顔だった。
「ううん……。だから、ね。そういう道もあるわよってことを、あなたに知っておいて貰いたくて。まだ先は長いから……ゆっくり考えてみて」
なんだかレキの寂しさにつけ込んでしまっているような気もしたが、だが心配する気持ちは本物だ。
「………うん。ありがとう」
レキはもう一度笑った。なんだかこっちまで切なくなるような笑顔で、リオーネは胸の奥がキュウとなるような気がした。
少ししんみりと沈んでしまった空気が二人の間を流れる。
「え~と……」
リオーネはしばらく何と言おうか考えたが、やがて、しんみりとした空気を吹き飛ばすようにわざとちょっと元気な声を出した。
「じゃ、それまでは私達は今までどおり“婚約者(仮)”ってことで……! そろそろ真面目に情報収集を始めましょうか」
リオーネはニコッと笑いかけるとレキの手を引いて駆け出した。
「わ! ちょっと、リオーネ!」
レキはびっくりしながらも、笑顔で笑いかけてくるリオーネを見ていると、なんだか少しだけ元気が出て来た。
手を繋ぎ二人並んで駆けていく姿は、確実に二人の距離が縮まったことを物語っていた。
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